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春の章 王子護衛編
16 ルートの壁を越えて
レグルスが呼び出しに応じるのを見送って、いつもの面会時間が半分過ぎた辺りで、とうとうアルカは限界を迎えた。
下衆な感情も否定しない。卑怯でも良い。どうしても見届けたい。
それに何だか、嫌な胸騒ぎがする。
アルカは追い立てられるように、衝動的にロビーへと早足で向かった。
「ねぇ、本当に話通じないね?やっぱシナリオは、変わらないのかなぁ~?」
レイが愛らしい笑みで、下からレグルスを覗き込んでいる。
その笑顔は可愛いらしいのに、そこはかとなく悪意が滲み出ていた。
「レグルス様、好きな食べものは?出身は?好きなタイプ、あ、恋人居たりしますぅ?」
ロビーの一画が異様な雰囲気になっている。
一部の冒険者も様子がおかしいことに気付いて遠巻きにし、あまりの無礼に、職員も剣呑な雰囲気で意識を向けていた。
「……ギルドへのご用件が無いなら」
「は~、またそれか~。ギルドギルドってさあ。プログラムの限界か?ねぇ、ギルドなんて辞めちゃってさあ、一緒に旅に行こうよ!王子も引き立ててくれるって、言ってたじゃん」
辺りを憚らない声が廊下の端まで響いてくる。信じられない酷い侮辱に、辺りがざわりと色めき立つ。
「すごく強いんでしょ?レグルス様の格好イイとこ見てみた~い」
「……私がご一緒しても、お役に立てることはありませんよ」
いい加減にしろ。早く引き離してしまいたい。アルカは殆ど駆け出した。
「そんなはず無いでしょぉ?王宮じゃ皆、あなたのこと化物って呼んでるし、普通じゃない強さだって」
「―――……、」
「レグルス様!」
思わず名前を呼んで、レグルスとレイの間に割って入った。
「代表からの緊急呼び出しです」
勿論方便だ。構わずさり気なく体を割り込ませて、レグルスを背に隠した。
「申し訳ありません、緊急に尽き我々はこちらで失礼致します。行きましょう、局長」
表情を無くしたレグルスの腕を掴んで促す。尚、未だ何か言い募っているレイを放り、さっさと歩き出した。
「すみません、勝手なことをしました」
歩きながら小さな声で謝ると、レグルスは首を振った。
「アルカ君、ごめん、ちょっと出てくるね。仕事は後で埋め合わせするから」
そっと腕を外すと、レグルスは早足で職員用の裏口へ向かっていった。
アルカは躊躇いから1度その背を見送ったものの、やはり急いで後を追った。
裏口に着いた時には、レグルスは路地裏の角に消えて行くところだった。
慌てて追いかけようとしたところで、耳障りな声が聞こえた。
「あーっ、やっぱレグルス様!!え~、どうしよ!?つかこの路地ヤバない~?」
表通りから路地を覗き込んで、うろうろしているレイの姿が見えた。
ギルドの裏口は、路地裏に面していて入り組んでいる。
ここにギルドが建設されてから、長い歴史と共に増えた玄人向けの店や業者がひしめき合っていて、慣れぬ者には近寄り難い雰囲気がある。
「やっぱ開発中止のルートなんて、どうやっても入れないかあ」
馬鹿にした声に最早殺意さえ覚えたが、構っている暇は無い。仮に来ても関係無い。今はそんなことよりも、レグルスだ。
アルカは矢も盾もたまらず走り出した。
入り組んだ路地をレグルスの気配を追って走る。路地の行き止まりの下、レーヴァン川の河川敷を見渡した。
真昼の強い日差しの下で、レグルスは河辺の草やらに座り込んでいた。
ホッとして息を整えながら、土手の階段を降りる。
初夏を迎えて青さを増した草は短く刈り込まれているが、この辺りは屋台や公園が無いので静かなものだ。
時折散歩を楽しむ人が、通り過ぎるくらい。
座り込んだレグルスの美しい紅の髪が風に靡いて、燃えるように輝いている。
深い水流の音と小鳥の囀りだけが聞こえる。
まるでレグルスが、息をしていないかのように思えた。
無言で隣に座ると、レグルスは1度視線を寄越してから、また川面へと戻した。
暫く黙って、流れては消えていく川波に光が反射する様を眺める。
「……君には、変なところばっかり見せてるなあ……」
困ったように、レグルスがぽつりと零した。
「……まあ、情報室のメンバーは大体は変ですから、普通ですよ」
「……ふふ、それもそうかぁ」
レグルスは小石を拾って川面へ投げた。少し離れた場所に落ちて、ぽちゃんと鳴る。
「……少し、……俺の話をしてもいいですか?」
「はい」
川面を見つめたまま頷く。レグルスはまた拾った小石を、手の中で弄びながら口を開いた。
「俺……、昔からずっと、冒険者になりたかったんです」
言い淀んで躊躇いながらも紡がれた言葉は、誰に伝えることも、口に出すことすら避けてきたような重さがあった。
「だけど俺は……、……俺は、色んな事情で、……選べる道が1つしか無かった」
さっきより遠くに投げられた小石が、水面を小さく跳ねる。
「そんな中で、ハンクと俺の師匠に助けてもらって、何とかこの立場に収まったんです。……冒険者にはなれなかったけど、冒険者を支えることは出来るし、不満どころか感謝しかないんですよ。ホラ、この間みたいに任務ですが、冒険ぽいことも出来ますしね。感謝は本当なんです」
アルカは決して、レグルスの顔は見なかった。
誰だってきっとそうだろう。こういう時は顔を見られたくない筈だ。
「俺はね、皆に色々持ってるからいいねって、よく言われるんですけど。実際は、俺の持ってるもんなんて、たかが知れてるんですよ。片手で足りるくらい。欲しいものなんて、殆ど持ってない」
つまんない男なんです、と自嘲気味に言葉が続く。さわっと風が吹いて、草の香りを運ぶ。
「あーあ、……俺だって冒険の旅、してみたかったなぁ……」
心底から零れた言葉は、希望では無く諦念だった。
それも何度も何度も繰り返して、擦り切れたような虚しく寂しい諦め。
誰もが憧れる国1番の魔術師の、偽らざる本音。
何度も他人が、自分自身ですら、踏み躙ってきた願い。
それをプライドを捨て他者に曝け出すことの、どれだけ難しいことか。
そして、他でも無い自分に見せてくれたこと。胸の奥がジンと熱を持つ。
とん、と肩に重みが乗って、ふわりと淡い香が薫る。相手を見なくても判ってしまう香り。
「さっき、庇ってくれて、ありがとう」
頬をレグルスの髪の毛が擽る。肩に乗せられたレグルスの頭をそっと撫でた。
「あ、アルカ君……?」
「……レグルス様」
「はっ、はい……!」
「俺と行きましょう、冒険の旅」
ばっと身を起こしたレグルスが眉を顰めた。
「今年の夏季休暇、俺、個人的にクエスト受注する予定があるんです」
横を向くとレグルスは頬を赤くして、目を真ん丸にしていた。
「俺とパーティー組んで、一緒に行きませんか?……1週間だけの冒険ですけど」
あわあわと口を動かしてから、レグルスは忙しなく表情を変えた。碧い瞳にいつもの光が戻っている。
「ぜっっっ、たい!行きたいです!」
「はい、じゃあ約束です」
子供みたいな返事に吹き出して、笑いながら頷く。
「わ……ぁ……」
目を見開いて耳まで赤くしたレグルスが、よく分からない呻き声を上げた。
「さて、そうと決まれば昼飯でも行きますか。レグルス様の行ってみたいところ、どこでも良いですよ」
アルカが立ち上がると、レグルスもハッとして慌てて立ち上がった。
「サボっちゃってます」
「まだ昼休憩の範疇ですよ。後で働けば良いんで、この際ゆっくりしていきましょう」
迷子の犬のような困った顔で、レグルスが漸く笑った。
「何だか今日は、アルカ君の方が不真面目ですね」
「いや、この後、延長した休憩分は働いてもらいますよ?」
「えっ……、もう少し甘やかしてくれると」
「それとこれと別です。……まあ、俺も今日は最後まで付き合いますんで」
少し調子が出て来たようなレグルスに安堵して、アルカも気安くその背中を叩く。
「んぐぅ……、アルカ君、ちょっと供給過多で死にそう」
レグルスはぎゅっと口を結んで、胸を押さえた。
さくさくと草を踏んで歩く隣のレグルスは、軽くなったように笑っていた。
利己的な感情すら引っくるめて、やっぱりレグルスには傷付いて欲しくない。
あんな能面みたいな笑顔より、こうやって子供っぽくクルクルと楽し気に笑って、目を輝かせていて欲しい。
レグルスが仮に誰とどうなろうと、自分がどんなに醜い感情を抱いても、レグルスの右腕として彼を支えたいことだけは間違いない。
今のアルカに、はっきり解ったのはそれだけ。けれども大きな一歩だった。
間もなく本格的な夏を迎える。今年はきっと、いつもと違う予感がする。
「アルカ君、行きましょう」
少し先を行って振り向いたレグルスは、見惚れるような笑顔で光に照らされていた。
下衆な感情も否定しない。卑怯でも良い。どうしても見届けたい。
それに何だか、嫌な胸騒ぎがする。
アルカは追い立てられるように、衝動的にロビーへと早足で向かった。
「ねぇ、本当に話通じないね?やっぱシナリオは、変わらないのかなぁ~?」
レイが愛らしい笑みで、下からレグルスを覗き込んでいる。
その笑顔は可愛いらしいのに、そこはかとなく悪意が滲み出ていた。
「レグルス様、好きな食べものは?出身は?好きなタイプ、あ、恋人居たりしますぅ?」
ロビーの一画が異様な雰囲気になっている。
一部の冒険者も様子がおかしいことに気付いて遠巻きにし、あまりの無礼に、職員も剣呑な雰囲気で意識を向けていた。
「……ギルドへのご用件が無いなら」
「は~、またそれか~。ギルドギルドってさあ。プログラムの限界か?ねぇ、ギルドなんて辞めちゃってさあ、一緒に旅に行こうよ!王子も引き立ててくれるって、言ってたじゃん」
辺りを憚らない声が廊下の端まで響いてくる。信じられない酷い侮辱に、辺りがざわりと色めき立つ。
「すごく強いんでしょ?レグルス様の格好イイとこ見てみた~い」
「……私がご一緒しても、お役に立てることはありませんよ」
いい加減にしろ。早く引き離してしまいたい。アルカは殆ど駆け出した。
「そんなはず無いでしょぉ?王宮じゃ皆、あなたのこと化物って呼んでるし、普通じゃない強さだって」
「―――……、」
「レグルス様!」
思わず名前を呼んで、レグルスとレイの間に割って入った。
「代表からの緊急呼び出しです」
勿論方便だ。構わずさり気なく体を割り込ませて、レグルスを背に隠した。
「申し訳ありません、緊急に尽き我々はこちらで失礼致します。行きましょう、局長」
表情を無くしたレグルスの腕を掴んで促す。尚、未だ何か言い募っているレイを放り、さっさと歩き出した。
「すみません、勝手なことをしました」
歩きながら小さな声で謝ると、レグルスは首を振った。
「アルカ君、ごめん、ちょっと出てくるね。仕事は後で埋め合わせするから」
そっと腕を外すと、レグルスは早足で職員用の裏口へ向かっていった。
アルカは躊躇いから1度その背を見送ったものの、やはり急いで後を追った。
裏口に着いた時には、レグルスは路地裏の角に消えて行くところだった。
慌てて追いかけようとしたところで、耳障りな声が聞こえた。
「あーっ、やっぱレグルス様!!え~、どうしよ!?つかこの路地ヤバない~?」
表通りから路地を覗き込んで、うろうろしているレイの姿が見えた。
ギルドの裏口は、路地裏に面していて入り組んでいる。
ここにギルドが建設されてから、長い歴史と共に増えた玄人向けの店や業者がひしめき合っていて、慣れぬ者には近寄り難い雰囲気がある。
「やっぱ開発中止のルートなんて、どうやっても入れないかあ」
馬鹿にした声に最早殺意さえ覚えたが、構っている暇は無い。仮に来ても関係無い。今はそんなことよりも、レグルスだ。
アルカは矢も盾もたまらず走り出した。
入り組んだ路地をレグルスの気配を追って走る。路地の行き止まりの下、レーヴァン川の河川敷を見渡した。
真昼の強い日差しの下で、レグルスは河辺の草やらに座り込んでいた。
ホッとして息を整えながら、土手の階段を降りる。
初夏を迎えて青さを増した草は短く刈り込まれているが、この辺りは屋台や公園が無いので静かなものだ。
時折散歩を楽しむ人が、通り過ぎるくらい。
座り込んだレグルスの美しい紅の髪が風に靡いて、燃えるように輝いている。
深い水流の音と小鳥の囀りだけが聞こえる。
まるでレグルスが、息をしていないかのように思えた。
無言で隣に座ると、レグルスは1度視線を寄越してから、また川面へと戻した。
暫く黙って、流れては消えていく川波に光が反射する様を眺める。
「……君には、変なところばっかり見せてるなあ……」
困ったように、レグルスがぽつりと零した。
「……まあ、情報室のメンバーは大体は変ですから、普通ですよ」
「……ふふ、それもそうかぁ」
レグルスは小石を拾って川面へ投げた。少し離れた場所に落ちて、ぽちゃんと鳴る。
「……少し、……俺の話をしてもいいですか?」
「はい」
川面を見つめたまま頷く。レグルスはまた拾った小石を、手の中で弄びながら口を開いた。
「俺……、昔からずっと、冒険者になりたかったんです」
言い淀んで躊躇いながらも紡がれた言葉は、誰に伝えることも、口に出すことすら避けてきたような重さがあった。
「だけど俺は……、……俺は、色んな事情で、……選べる道が1つしか無かった」
さっきより遠くに投げられた小石が、水面を小さく跳ねる。
「そんな中で、ハンクと俺の師匠に助けてもらって、何とかこの立場に収まったんです。……冒険者にはなれなかったけど、冒険者を支えることは出来るし、不満どころか感謝しかないんですよ。ホラ、この間みたいに任務ですが、冒険ぽいことも出来ますしね。感謝は本当なんです」
アルカは決して、レグルスの顔は見なかった。
誰だってきっとそうだろう。こういう時は顔を見られたくない筈だ。
「俺はね、皆に色々持ってるからいいねって、よく言われるんですけど。実際は、俺の持ってるもんなんて、たかが知れてるんですよ。片手で足りるくらい。欲しいものなんて、殆ど持ってない」
つまんない男なんです、と自嘲気味に言葉が続く。さわっと風が吹いて、草の香りを運ぶ。
「あーあ、……俺だって冒険の旅、してみたかったなぁ……」
心底から零れた言葉は、希望では無く諦念だった。
それも何度も何度も繰り返して、擦り切れたような虚しく寂しい諦め。
誰もが憧れる国1番の魔術師の、偽らざる本音。
何度も他人が、自分自身ですら、踏み躙ってきた願い。
それをプライドを捨て他者に曝け出すことの、どれだけ難しいことか。
そして、他でも無い自分に見せてくれたこと。胸の奥がジンと熱を持つ。
とん、と肩に重みが乗って、ふわりと淡い香が薫る。相手を見なくても判ってしまう香り。
「さっき、庇ってくれて、ありがとう」
頬をレグルスの髪の毛が擽る。肩に乗せられたレグルスの頭をそっと撫でた。
「あ、アルカ君……?」
「……レグルス様」
「はっ、はい……!」
「俺と行きましょう、冒険の旅」
ばっと身を起こしたレグルスが眉を顰めた。
「今年の夏季休暇、俺、個人的にクエスト受注する予定があるんです」
横を向くとレグルスは頬を赤くして、目を真ん丸にしていた。
「俺とパーティー組んで、一緒に行きませんか?……1週間だけの冒険ですけど」
あわあわと口を動かしてから、レグルスは忙しなく表情を変えた。碧い瞳にいつもの光が戻っている。
「ぜっっっ、たい!行きたいです!」
「はい、じゃあ約束です」
子供みたいな返事に吹き出して、笑いながら頷く。
「わ……ぁ……」
目を見開いて耳まで赤くしたレグルスが、よく分からない呻き声を上げた。
「さて、そうと決まれば昼飯でも行きますか。レグルス様の行ってみたいところ、どこでも良いですよ」
アルカが立ち上がると、レグルスもハッとして慌てて立ち上がった。
「サボっちゃってます」
「まだ昼休憩の範疇ですよ。後で働けば良いんで、この際ゆっくりしていきましょう」
迷子の犬のような困った顔で、レグルスが漸く笑った。
「何だか今日は、アルカ君の方が不真面目ですね」
「いや、この後、延長した休憩分は働いてもらいますよ?」
「えっ……、もう少し甘やかしてくれると」
「それとこれと別です。……まあ、俺も今日は最後まで付き合いますんで」
少し調子が出て来たようなレグルスに安堵して、アルカも気安くその背中を叩く。
「んぐぅ……、アルカ君、ちょっと供給過多で死にそう」
レグルスはぎゅっと口を結んで、胸を押さえた。
さくさくと草を踏んで歩く隣のレグルスは、軽くなったように笑っていた。
利己的な感情すら引っくるめて、やっぱりレグルスには傷付いて欲しくない。
あんな能面みたいな笑顔より、こうやって子供っぽくクルクルと楽し気に笑って、目を輝かせていて欲しい。
レグルスが仮に誰とどうなろうと、自分がどんなに醜い感情を抱いても、レグルスの右腕として彼を支えたいことだけは間違いない。
今のアルカに、はっきり解ったのはそれだけ。けれども大きな一歩だった。
間もなく本格的な夏を迎える。今年はきっと、いつもと違う予感がする。
「アルカ君、行きましょう」
少し先を行って振り向いたレグルスは、見惚れるような笑顔で光に照らされていた。
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