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春の章 王子護衛編
19 過ち
「う、……んぐ」
一瞬落ちていたところを、口の中に入って来たツル触手の感触で引き戻される。
殆ど抵抗出来ないまま、粘液を飲み込まされた。
順路を外れた大密林の奥。今いる場所の検討が付かないほど、周りには木と草と、オオツルカズラの多数の触手しか見えない。
この末路を知っている。アルカは焦って体を動かそうと身を捩ったが、四肢ががっちりとツルで拘束されている。
このタイプだと大体は、まず麻痺毒を獲物に飲ませる。さっきアルカが飲まされた粘液だ。
そして獲物がすっかり動かなくなったら、本体の袋状になった口部分に入れて、ゆっくり溶かして消化する捕食方法を取る。
ちなみにこの麻痺毒には、お約束の媚薬効果も勿論ある。
が、今はそれどころじゃない。マジで生きながら溶かされる。
そんなことなら、さっきゴーレム戦で死んでいた方が全然楽だった。
1度森林ダンジョンで、捕食されかけている冒険者を助けたことがあるが、あれは本当に悲惨だった。
当時のアルカのヒールだけでは治しきれず、王都の高位治療士が治療しなければ、酷い後遺症が残っただろう。
ある程度毒抵抗スキルがあるため、完全に効くにはまだ時間がかかるはず。
考えろ、考えろ。指先に残りカスの魔力を込めても、小さな冷気が出ただけ。アブゾーブを使う魔力すらない。
いっそもう1回ゴーレムを呼び出すか。寿命を削って暴走覚悟で魔力に変換するか。
どう足掻いても死ぬ。あとは死に方の選択肢しかない。
しつこく口の中を弄っているツルに噛み付くと、漸く出て行った。すう、と息を吸って気力を振り絞る。
「ジーク!!ここだ!助けろ!!」
大声が森に木霊になって響く。大丈夫だ、追ってきているはず。
ジークは必ず、アルカを見つけ出す。これに関しては長年の信頼がある。
「お前!ほんっっと、さっきから人遣いが荒い!」
見慣れた鈍い刃の光が煌めき、一閃。
呼びかけに応えて、頼もしい親友が一息で駆け付けて、アルカを拘束から解き放つ。
ジークは落ちて来たアルカを受け止めて、大きな木の根元に運ぶ。
「待ってろ。取り敢えずアイツを始末する」
獲物を盗られて怒ったオオツルカズラが襲いかかる。だが、ジークなら大丈夫だ。
ホッとしたアルカは木にもたれ、抗えずに目を閉じた。
「……―ルカ、アルカ」
呼びかけに重い目蓋を無理矢理上げる。息が大分浅くなっている。
全身びしょ濡れなのに熱い。それなのに体も震える。
どうやら討伐は終わったようだ。ジークが覗き込んでいる。
「……ポーチ」
掠れた声を出せば、隠し切れない吐息が混ざる。
ジークは頷いて、アルカのベルトから空間収納袋を取り外す。揺れた服の刺激にすら体が跳ねた。
「中、……なにか、薬」
ジークが薬の類を引き当てて、幾つか取り出した。
魔力回復ポーションが2本、解毒薬、それから見慣れぬポーチ。
「……ナン」
「あ?ナン?」
朦朧とした意識にナンと声がした。そうだ、イザベラのポーチだ。
ジークに眼で訴えると、そのポーチをがさごそして薬瓶を取り出した。
「……エリクシールに、万能薬じゃねえか……!」
とんでもない回復薬が出てきた。
どちらも稀少性があり高額なため、滅多にお目にかかることが出来ない代物だ。
エリクシールは誰でも、魔力量を半分まで回復させることが出来るし、万能薬は全ての状態異常解除が可能だ。
「飲めるか?」
浅く息を吐きながら微かに頷いて、指を伸ばそうとするが、上手く動かない。麻痺も強くなってきている。
水で貼り付いた服の感触にさえ煽られて、体がびくびくと跳ねた。
「アルカ」
怖いくらいに、強い眼差しが注がれている。
「……ぃ、ゃ、だ……、っ」
何を言いたいかは、よく理解っている。そのくらいの年月を共に過ごしている。
「……1度も2度も、同じだろ」
「……っ、んん!!」
顎を掴まれて口を開かされ、万能薬を口移された。小分けにして、何度も繰り返される。
それもただ飲まされているのでは無い。合間に何度も舌を絡められる。
「は、ぁ……ん、ふ」
無理矢理に性感が高められ理性が簡単に飛び、アルカの本能が無意識にジークの中に溢れる魔素を吸い上げる。
ジークの魔力にならない豊富な魔素は濃く、飢餓状態のアルカには夢中になるほど美味く感じられる。
「……っ、……アルカ」
抱き寄せられ指が絡まる。密着部分が増えて、余計に魔素が流れて来る。
背中を掻き抱く掌が硬く熱く、アルカの熱を煽る。
アルカとジークは1度だけ、間違いを起こしたことがある。
17歳の頃、学園の森林ダンジョンでの訓練合宿中でのことだ。
その時は2人とも胞子魔物の催淫効果のあるガスを浴びて、どうにもならなくなってしまった。
魔力も体もしっかり交わった2人だったが、互いに平静を保てなくなって、若気の至り、事故として無かったことにした。
親友という立場を手放すことが、2人ともどうしても出来なかったのだ。
だからこの件は禁句というのが、暗黙の了解だったのに。
万能薬が無くなったら、エリクシールを続けて飲まされる。下半身が張り詰めて痛い。
「や、め……、ジーク、っあ」
徐々に収まる麻痺に声が出るようになったが、逆に艶めかしい声が隠し切れない。
大きな掌が顎を押さえ込んで、厚い舌がじっくりと味わうように舌を舐ってくる。濡れた水音が鼓膜を犯す。
熱に溶けたような、凶暴な蒼い瞳から眼が逸らせない。
貼り付いたシャツを捲り上げて侵入してきた手に、正気に返る。
「ジーク!」
漸く戻った力で顔を外して、ジークを押し退ける。
肩で息をしながら睨みつけると、ジークは濡れた唇を見せつけるように舐めた。
「お前、何考えて……!」
「人命救助。局長と同じ」
射すくめるような視線に、思わず喉が詰まった。
「そっ、れは……、助かった、けど」
それだけじゃなかったと、言葉を紡ぐことが出来ない。
「何で局長にはあんなに許したのに、俺は駄目なんだ?」
冴え冴えとしているのにギラついた蒼穹の瞳が、逃さぬとばかりに訴える。
「俺は、どっちも許してなんかない……!」
知ってるだろ、と呟いた声が余りに弱々しく、アルカ自身もハッと口を噤んだ。
「……ごめん、俺が悪かった」
先程までの熱を消した声で、ジークが謝罪した。
その顔は苦々しく、苦しげに歪んでいる。もう1度ごめんと呟く。
「謝らなくていい、……助けてくれてありがとう」
「歩けるか?大丈夫なら、帰ろう」
先に立ち上がったジークが手を差し出した。微かに縋るような表情に、迷わずその手を取る。
ぐっと引っ張って立ち上がらせてくれたジークの顔は、何処か緊張していた。
子供の頃からもう10年以上、共にいるのだ。
口論や殴り合いの喧嘩だって何度もしたし、口も利きたくないような気まずい思いだって何度もしてる。
だけどその度にこうやって互いに不器用に窺いながら、仲直りしてきたのだ。
「帰る前に町に寄ってこう。イザベラさんとナンにお土産買うから」
努めて軽く言うと、今度こそジークはあからさまに安堵した顔になる。
「ついでに何か、美味いもん食って帰ろう」
後はいつも通り、2人は肩を並べて歩き出したのだった。
テスタの街の酒場で、アルカはパラパラと手帳を捲った。そこにあるのは、以前メモしたゲームのシナリオだ。
ピピ=ティティテスタの森が燃えるイベントなんてあったのか、どうしても気になっていた。
情報を確認すると、王宮魔術師ルートで起きるイベントだった。
全ルートで旅の立ち寄る場所は固定だが、こうやって個別イベントが起きる。
今は魔術師ルートに入っているのだろうか。
魔術師が主人公に良いところを見せようとして空回り、王宮で怒られてしばらく謹慎→夏イベ、とメモにト書きが書かれていた。
やっぱあのクソガキぶちのめす。
今回は焼失面積が小さく、1週間程度で植生が戻りそうだったので首が繋がった。
時折暑い日は、自然発生した小さなボヤが起きることもある。
事故でなんとかなりそう、否、してもらう。
だが、あの魔術師には相応の罰が必要だ。後はこちらに、とばっちりが来ないようにしないと。
アルカが息巻いていると、大きな葉に包まれたテスタ名物の蒸し料理が運ばれて来た。ジークと2人で、幾つかの皿の葉を開く。
ほかほかの米の上に乗せられた味付き豚肉と芋、野菜が美味しそうな湯気を立てている。それから魚や果物の蒸し焼きもある。
思わず2人で、感動の声を漏らす。
蒸し焼きには、香味野菜と香辛料がたっぷり入ったライムベースのタレと、魚醤を使った甘辛の別添えのタレが2種類も添えられていた。
どちらも南部らしく唐辛子が使われていて、異国感にわくわくする。
大密林は火気厳禁のため、温かい食事は久し振りだ。
面倒なことは一旦忘れて、アルカとジークは心ゆくまで食事を堪能した。
一瞬落ちていたところを、口の中に入って来たツル触手の感触で引き戻される。
殆ど抵抗出来ないまま、粘液を飲み込まされた。
順路を外れた大密林の奥。今いる場所の検討が付かないほど、周りには木と草と、オオツルカズラの多数の触手しか見えない。
この末路を知っている。アルカは焦って体を動かそうと身を捩ったが、四肢ががっちりとツルで拘束されている。
このタイプだと大体は、まず麻痺毒を獲物に飲ませる。さっきアルカが飲まされた粘液だ。
そして獲物がすっかり動かなくなったら、本体の袋状になった口部分に入れて、ゆっくり溶かして消化する捕食方法を取る。
ちなみにこの麻痺毒には、お約束の媚薬効果も勿論ある。
が、今はそれどころじゃない。マジで生きながら溶かされる。
そんなことなら、さっきゴーレム戦で死んでいた方が全然楽だった。
1度森林ダンジョンで、捕食されかけている冒険者を助けたことがあるが、あれは本当に悲惨だった。
当時のアルカのヒールだけでは治しきれず、王都の高位治療士が治療しなければ、酷い後遺症が残っただろう。
ある程度毒抵抗スキルがあるため、完全に効くにはまだ時間がかかるはず。
考えろ、考えろ。指先に残りカスの魔力を込めても、小さな冷気が出ただけ。アブゾーブを使う魔力すらない。
いっそもう1回ゴーレムを呼び出すか。寿命を削って暴走覚悟で魔力に変換するか。
どう足掻いても死ぬ。あとは死に方の選択肢しかない。
しつこく口の中を弄っているツルに噛み付くと、漸く出て行った。すう、と息を吸って気力を振り絞る。
「ジーク!!ここだ!助けろ!!」
大声が森に木霊になって響く。大丈夫だ、追ってきているはず。
ジークは必ず、アルカを見つけ出す。これに関しては長年の信頼がある。
「お前!ほんっっと、さっきから人遣いが荒い!」
見慣れた鈍い刃の光が煌めき、一閃。
呼びかけに応えて、頼もしい親友が一息で駆け付けて、アルカを拘束から解き放つ。
ジークは落ちて来たアルカを受け止めて、大きな木の根元に運ぶ。
「待ってろ。取り敢えずアイツを始末する」
獲物を盗られて怒ったオオツルカズラが襲いかかる。だが、ジークなら大丈夫だ。
ホッとしたアルカは木にもたれ、抗えずに目を閉じた。
「……―ルカ、アルカ」
呼びかけに重い目蓋を無理矢理上げる。息が大分浅くなっている。
全身びしょ濡れなのに熱い。それなのに体も震える。
どうやら討伐は終わったようだ。ジークが覗き込んでいる。
「……ポーチ」
掠れた声を出せば、隠し切れない吐息が混ざる。
ジークは頷いて、アルカのベルトから空間収納袋を取り外す。揺れた服の刺激にすら体が跳ねた。
「中、……なにか、薬」
ジークが薬の類を引き当てて、幾つか取り出した。
魔力回復ポーションが2本、解毒薬、それから見慣れぬポーチ。
「……ナン」
「あ?ナン?」
朦朧とした意識にナンと声がした。そうだ、イザベラのポーチだ。
ジークに眼で訴えると、そのポーチをがさごそして薬瓶を取り出した。
「……エリクシールに、万能薬じゃねえか……!」
とんでもない回復薬が出てきた。
どちらも稀少性があり高額なため、滅多にお目にかかることが出来ない代物だ。
エリクシールは誰でも、魔力量を半分まで回復させることが出来るし、万能薬は全ての状態異常解除が可能だ。
「飲めるか?」
浅く息を吐きながら微かに頷いて、指を伸ばそうとするが、上手く動かない。麻痺も強くなってきている。
水で貼り付いた服の感触にさえ煽られて、体がびくびくと跳ねた。
「アルカ」
怖いくらいに、強い眼差しが注がれている。
「……ぃ、ゃ、だ……、っ」
何を言いたいかは、よく理解っている。そのくらいの年月を共に過ごしている。
「……1度も2度も、同じだろ」
「……っ、んん!!」
顎を掴まれて口を開かされ、万能薬を口移された。小分けにして、何度も繰り返される。
それもただ飲まされているのでは無い。合間に何度も舌を絡められる。
「は、ぁ……ん、ふ」
無理矢理に性感が高められ理性が簡単に飛び、アルカの本能が無意識にジークの中に溢れる魔素を吸い上げる。
ジークの魔力にならない豊富な魔素は濃く、飢餓状態のアルカには夢中になるほど美味く感じられる。
「……っ、……アルカ」
抱き寄せられ指が絡まる。密着部分が増えて、余計に魔素が流れて来る。
背中を掻き抱く掌が硬く熱く、アルカの熱を煽る。
アルカとジークは1度だけ、間違いを起こしたことがある。
17歳の頃、学園の森林ダンジョンでの訓練合宿中でのことだ。
その時は2人とも胞子魔物の催淫効果のあるガスを浴びて、どうにもならなくなってしまった。
魔力も体もしっかり交わった2人だったが、互いに平静を保てなくなって、若気の至り、事故として無かったことにした。
親友という立場を手放すことが、2人ともどうしても出来なかったのだ。
だからこの件は禁句というのが、暗黙の了解だったのに。
万能薬が無くなったら、エリクシールを続けて飲まされる。下半身が張り詰めて痛い。
「や、め……、ジーク、っあ」
徐々に収まる麻痺に声が出るようになったが、逆に艶めかしい声が隠し切れない。
大きな掌が顎を押さえ込んで、厚い舌がじっくりと味わうように舌を舐ってくる。濡れた水音が鼓膜を犯す。
熱に溶けたような、凶暴な蒼い瞳から眼が逸らせない。
貼り付いたシャツを捲り上げて侵入してきた手に、正気に返る。
「ジーク!」
漸く戻った力で顔を外して、ジークを押し退ける。
肩で息をしながら睨みつけると、ジークは濡れた唇を見せつけるように舐めた。
「お前、何考えて……!」
「人命救助。局長と同じ」
射すくめるような視線に、思わず喉が詰まった。
「そっ、れは……、助かった、けど」
それだけじゃなかったと、言葉を紡ぐことが出来ない。
「何で局長にはあんなに許したのに、俺は駄目なんだ?」
冴え冴えとしているのにギラついた蒼穹の瞳が、逃さぬとばかりに訴える。
「俺は、どっちも許してなんかない……!」
知ってるだろ、と呟いた声が余りに弱々しく、アルカ自身もハッと口を噤んだ。
「……ごめん、俺が悪かった」
先程までの熱を消した声で、ジークが謝罪した。
その顔は苦々しく、苦しげに歪んでいる。もう1度ごめんと呟く。
「謝らなくていい、……助けてくれてありがとう」
「歩けるか?大丈夫なら、帰ろう」
先に立ち上がったジークが手を差し出した。微かに縋るような表情に、迷わずその手を取る。
ぐっと引っ張って立ち上がらせてくれたジークの顔は、何処か緊張していた。
子供の頃からもう10年以上、共にいるのだ。
口論や殴り合いの喧嘩だって何度もしたし、口も利きたくないような気まずい思いだって何度もしてる。
だけどその度にこうやって互いに不器用に窺いながら、仲直りしてきたのだ。
「帰る前に町に寄ってこう。イザベラさんとナンにお土産買うから」
努めて軽く言うと、今度こそジークはあからさまに安堵した顔になる。
「ついでに何か、美味いもん食って帰ろう」
後はいつも通り、2人は肩を並べて歩き出したのだった。
テスタの街の酒場で、アルカはパラパラと手帳を捲った。そこにあるのは、以前メモしたゲームのシナリオだ。
ピピ=ティティテスタの森が燃えるイベントなんてあったのか、どうしても気になっていた。
情報を確認すると、王宮魔術師ルートで起きるイベントだった。
全ルートで旅の立ち寄る場所は固定だが、こうやって個別イベントが起きる。
今は魔術師ルートに入っているのだろうか。
魔術師が主人公に良いところを見せようとして空回り、王宮で怒られてしばらく謹慎→夏イベ、とメモにト書きが書かれていた。
やっぱあのクソガキぶちのめす。
今回は焼失面積が小さく、1週間程度で植生が戻りそうだったので首が繋がった。
時折暑い日は、自然発生した小さなボヤが起きることもある。
事故でなんとかなりそう、否、してもらう。
だが、あの魔術師には相応の罰が必要だ。後はこちらに、とばっちりが来ないようにしないと。
アルカが息巻いていると、大きな葉に包まれたテスタ名物の蒸し料理が運ばれて来た。ジークと2人で、幾つかの皿の葉を開く。
ほかほかの米の上に乗せられた味付き豚肉と芋、野菜が美味しそうな湯気を立てている。それから魚や果物の蒸し焼きもある。
思わず2人で、感動の声を漏らす。
蒸し焼きには、香味野菜と香辛料がたっぷり入ったライムベースのタレと、魚醤を使った甘辛の別添えのタレが2種類も添えられていた。
どちらも南部らしく唐辛子が使われていて、異国感にわくわくする。
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