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秋の章 感謝祭編
66 酔っぱらいアルカ
「えー……、心を込めて焼かせていただきます」
メインの羊鍋を前に、2人がかりでやらかしを叱られたウルクが、涙目で箸を取った。
羊鍋と言っても汁物ではなく、例の鉄鍋で羊肉を野菜と焼くやつである。
「しっかり励めよ」
ジョエルが鷹揚に頷くと、ウルクはいそいそと脂を熱した鍋に塗り、外側へ野菜を敷き詰める。
使い込まれた鉄鍋に染みた、羊脂の匂いがじわりと広がっていく。
野菜から少し水分が滲んできて、跳ねる音が聞こえてくる。
熱せられた脂に煙が立ってきたところで、仔羊の新鮮な赤身を載せると途端に煙が上がり、一気に全員のテンションも上がった。
時折跳ねながら、じゅわじゅわパチパチと脂が焼ける音と匂いが、狭いテラス席に広がり、あちこちで追加注文が入る。
「はい、アルカ様、ジョエル様、こちらお召し上がりくださいませ」
焼き上がった香ばしい肉と、肉汁と旨味を吸った野菜を盛り付けて、ウルクが献上した。
早速一切れ、フルーツベースの豊かな風味のタレに浸けて口に放り込む。
一瞬で、にっこにこになった上司たちから、漸く許しを得たウルクだが、せっせと焼き奉行を続けた。
ざわざわとした喧騒と、美味い肉に気心知れた仲間。知らずの内に酒が進む。
アルカは酒が好きでも嫌いでもないが、付き合いもあって弱い訳ではない。
しかし、ギルド内でも酒豪と有名な2人に付き合うと、どうしても先に酔が回る。
普段ならアルカはそこで止めるのだが、今日は飲み続けていた。明日は休みだし、何より飲みたい気持ちがある。
腹も満ち、盛り上がった3人は近場のバーに梯子した。薄暗いカウンターの奥に、アルカを真ん中に座って酒を頼む。
「アルカさん、今日は飲みますね?ちょっと、ペース落としませんか?」
ジョエルが少し心配そうに、覗き込んできた。だが、首を振り、構わず酒を呑む。
「待って、先輩!なんか面白くなる予感がするから、このまま呑ませよ!」
「ダメだって。……程々にさせといた方が良い」
据わった目で睨んでも、ウルクはにまにましている。別に心配される程、酔ってる訳では無い。
「ねーねー、アルカさん、感謝祭は局長と過ごすんすかぁ?」
「こら!またお前は、人の私生活に!」
「だってこんな堂々と見せつけられたら、イジりたくなるでしょ、ふつー。ギルドのアルカさんガチ勢共の嘆きと言ったら。……飯3杯はイケるほど、面白かったっす!」
アズカンから戻った後、総本部内には衝撃が走り、数日は騒がしかったものだ。
ギルド職員の人気を集めるレグルスと、ガチ勢の多いアルカが、互いの所有印を着けて現れたのである。
推しとして楽しんでいる娯楽勢の黄色い悲鳴と、ずっと機会を窺っていたガチ勢の絶望と、特にアルカに多い信者どもが死屍累々となっていた。
本当に暇な奴らだと頭が痛かったが、それも1週間程度で落ち着いた。
これまでの曖昧さを消し、はっきり意思表示をされると、人の噂なんて落ち着くものだ。
今の暇な職員の新しい娯楽は、銀の貴公子イドになりつつある。
怜悧な見た目とは別に、幼い性格がギャップ萌えらしい。そんなに可愛いものじゃないが。
ウルクとジョエルの楽しそうな掛け合いを見ている間も、淡々と酒を飲み干していく。
「あっ、俺のショット空いちゃってる!?」
「俺のウイスキーもだ、アルカさん?」
1人放って置かれた腹いせではないが、ウルクのテキーラショットも、ジョエルのウイスキーのロックも空けてやった。
「やっぱ酔ってますね!?」
「ぐふふ、俺、アルカさん酔ったの見るの、初めてだ!」
「酔ってない」
自分のグラスのバーボンコークに手を伸ばして、ちびちびと呑む。
「酔っぱらいは、皆そう言うんですよぉ。ふ、ふ、……アルカさん、何かあったんですかぁ?貴方の忠実な下僕の、このウルクが、何でも聞いて差し上げますよぉ~」
「だから、やめろって!アルカさん、マジで酔うと落ちちゃう時あるから……!」
「えっ、めんどくせータイプすか?」
「面倒くさいって言うなよ!だから俺、止めてたのに!」
背後でジョエルがヒソヒソとウルクに言っているが、間に挟まれているので全部聞こえている。
「何だよ、お前らまで、俺のこと面倒くさいって思ってる訳ぇ……?」
口から出た言葉が思いの外、呂律が回っていない。
「うっ、あ、全然!そんなこと、ある訳無いじゃないですか!な!ウルク!?」
「うんうん!最高に後腐れない上司す!」
「言い方!後腐れないは違うだろ!」
人を挟んできゃっきゃっと楽しそうに話す2人に、恨めしく溜息を吐く。
「そうだよー……、俺は面倒くさいのー……」
2人がぴたりと動きを止める。そろそろと両側から、覗き込んでくる気配が鬱陶しい。
「え、これ、大丈夫?俺たち、局長に殺されない?」
「か、可愛い……、超レア先輩だ……」
「ジョエル先輩?アンタほんとブレないな?」
好き勝手言う2人の声も、ふわふわと遠くに聞こえる。
「……可愛い?……俺が?」
「そうです、アルカ先輩は昔から世界一格好良くて、可愛いですよ」
「ねぇ、本当局長に殺されるから、限界化やめて?」
ジョエルが優しく励ましてくれるのに、つい心が緩んでしまう。
「じゃあ、なんで、レグルスは手、出して来な」
「わー!やめてやめて!上司の生々しい話、聞きたくないし殺されちゃう!」
ウルクが心底焦った顔で、アルカの暴露キャンセルをしてきたが、ジョエルが深刻に眉間に皺を寄せた。
「は?そんな失礼なことあります?先輩はこんなに素敵なのに。局長は何考えてんですか」
「モンペやめて!?ややこしくなるから、本当!」
「……俺が面倒くさいのは分かってるけど、……そんなに魅力無い?」
さっきから1人だけ怒鳴っている、ウルクを見上げる。ウルクはがっくり項垂れて、片手で両眼を覆った。
「……いや、魅力は人一倍かと……。だめだ、もう帰そう。ジョエル先輩、アルカさんの家知ってる?」
「知ってるけど、こんな時は局長に引き取ってもらう方が、良くないか?」
眠くなってきた。ぼやっとしながらも、収納袋から事件用に持っている伝令陣を引っ張り出す。
「これ、レグルス、呼んで」
堪らなく眠い。ジョエルが伝令陣を受け取るのを確認すると、アルカはバーカウンターへ突っ伏した。
ふわふわとした浮遊感と、切れ切れに聞こえる会話と流れる景色。
絶対に間違えない腕の中に安堵して、すっかり眠りの世界へ落ちていく。
「アルカ」
柔らかいレグルスの声に、途切れ途切れに意識が浮上する。
「たくさん飲んだ?」
優しい声と手つきに促されて手を伸ばすと、シャツを脱がされた。
「お風呂は、朝にしようか」
さっと浄化魔法の気配がして、幾分さっぱりする。
「……今がいい、……やって、レグ」
「ふふ、酔ってるね。じゃあ、寝てて」
「……う、……起き、る……」
子供のように抱っこされて、よく見知った浴室に入る。
どこまでも優しい指先に甘やかされながら、丁寧に全身洗われる。
心地好く温かな湯に浸かったところで、意識が浮上する。
「起きた……」
「声、寝てるよ」
後から抱かれていたのを、振り返って抱き着く。
時折眠気に引き摺られながらも、レグルスの唇に出鱈目にキスを落とす。
「ん、……む、……しよ、レグ」
キスの合間に囁くと、レグルスは困ったように眉を下げた。
「絶対寝ちゃうでしょ。目が開いてないよ?」
「やだ、……する」
眠くてふわふわするのに、癇癪を起こしたい気持ちになって、レグルスの耳朶をピアスごと齧る。
「……っ、それはずるいって、アルカ」
髪の間に指を差し込まれて、深く口付けされる。敏感な歯の裏や天井を撫でられると、快感で震えた。
「まだ酒の味する」
「ん……、したい、……レグルス」
「誘惑しないで。途中で寝られたら拷問だよ、俺」
レグルスは弱り切った笑顔で、アルカを抱いて浴室から出た。
「……アルカ?」
「レグルスのばーか!」
すっかりいつもの世話を終え、優しくベッドに下ろしたレグルスに、アルカはとうとう癇癪を起こした。
「えぇ―……、俺、何かした?」
「何もしねーから、怒ってんのバカ!インポ!」
「っふふ、ひど、ふふ。はぁ、可愛いなぁ、酔ったアルカ」
ツボに入ったらしいレグルスが、笑いを堪えながら隣に横になって、宥めるように抱き締めてくる。
「明日、早く帰ってくるからね。そしたら、しようね」
「知らねー、……もう寝る」
「うん、おやすみ」
額に唇が触れて、アルカは結局そのまま直ぐに眠りに落ちた。
メインの羊鍋を前に、2人がかりでやらかしを叱られたウルクが、涙目で箸を取った。
羊鍋と言っても汁物ではなく、例の鉄鍋で羊肉を野菜と焼くやつである。
「しっかり励めよ」
ジョエルが鷹揚に頷くと、ウルクはいそいそと脂を熱した鍋に塗り、外側へ野菜を敷き詰める。
使い込まれた鉄鍋に染みた、羊脂の匂いがじわりと広がっていく。
野菜から少し水分が滲んできて、跳ねる音が聞こえてくる。
熱せられた脂に煙が立ってきたところで、仔羊の新鮮な赤身を載せると途端に煙が上がり、一気に全員のテンションも上がった。
時折跳ねながら、じゅわじゅわパチパチと脂が焼ける音と匂いが、狭いテラス席に広がり、あちこちで追加注文が入る。
「はい、アルカ様、ジョエル様、こちらお召し上がりくださいませ」
焼き上がった香ばしい肉と、肉汁と旨味を吸った野菜を盛り付けて、ウルクが献上した。
早速一切れ、フルーツベースの豊かな風味のタレに浸けて口に放り込む。
一瞬で、にっこにこになった上司たちから、漸く許しを得たウルクだが、せっせと焼き奉行を続けた。
ざわざわとした喧騒と、美味い肉に気心知れた仲間。知らずの内に酒が進む。
アルカは酒が好きでも嫌いでもないが、付き合いもあって弱い訳ではない。
しかし、ギルド内でも酒豪と有名な2人に付き合うと、どうしても先に酔が回る。
普段ならアルカはそこで止めるのだが、今日は飲み続けていた。明日は休みだし、何より飲みたい気持ちがある。
腹も満ち、盛り上がった3人は近場のバーに梯子した。薄暗いカウンターの奥に、アルカを真ん中に座って酒を頼む。
「アルカさん、今日は飲みますね?ちょっと、ペース落としませんか?」
ジョエルが少し心配そうに、覗き込んできた。だが、首を振り、構わず酒を呑む。
「待って、先輩!なんか面白くなる予感がするから、このまま呑ませよ!」
「ダメだって。……程々にさせといた方が良い」
据わった目で睨んでも、ウルクはにまにましている。別に心配される程、酔ってる訳では無い。
「ねーねー、アルカさん、感謝祭は局長と過ごすんすかぁ?」
「こら!またお前は、人の私生活に!」
「だってこんな堂々と見せつけられたら、イジりたくなるでしょ、ふつー。ギルドのアルカさんガチ勢共の嘆きと言ったら。……飯3杯はイケるほど、面白かったっす!」
アズカンから戻った後、総本部内には衝撃が走り、数日は騒がしかったものだ。
ギルド職員の人気を集めるレグルスと、ガチ勢の多いアルカが、互いの所有印を着けて現れたのである。
推しとして楽しんでいる娯楽勢の黄色い悲鳴と、ずっと機会を窺っていたガチ勢の絶望と、特にアルカに多い信者どもが死屍累々となっていた。
本当に暇な奴らだと頭が痛かったが、それも1週間程度で落ち着いた。
これまでの曖昧さを消し、はっきり意思表示をされると、人の噂なんて落ち着くものだ。
今の暇な職員の新しい娯楽は、銀の貴公子イドになりつつある。
怜悧な見た目とは別に、幼い性格がギャップ萌えらしい。そんなに可愛いものじゃないが。
ウルクとジョエルの楽しそうな掛け合いを見ている間も、淡々と酒を飲み干していく。
「あっ、俺のショット空いちゃってる!?」
「俺のウイスキーもだ、アルカさん?」
1人放って置かれた腹いせではないが、ウルクのテキーラショットも、ジョエルのウイスキーのロックも空けてやった。
「やっぱ酔ってますね!?」
「ぐふふ、俺、アルカさん酔ったの見るの、初めてだ!」
「酔ってない」
自分のグラスのバーボンコークに手を伸ばして、ちびちびと呑む。
「酔っぱらいは、皆そう言うんですよぉ。ふ、ふ、……アルカさん、何かあったんですかぁ?貴方の忠実な下僕の、このウルクが、何でも聞いて差し上げますよぉ~」
「だから、やめろって!アルカさん、マジで酔うと落ちちゃう時あるから……!」
「えっ、めんどくせータイプすか?」
「面倒くさいって言うなよ!だから俺、止めてたのに!」
背後でジョエルがヒソヒソとウルクに言っているが、間に挟まれているので全部聞こえている。
「何だよ、お前らまで、俺のこと面倒くさいって思ってる訳ぇ……?」
口から出た言葉が思いの外、呂律が回っていない。
「うっ、あ、全然!そんなこと、ある訳無いじゃないですか!な!ウルク!?」
「うんうん!最高に後腐れない上司す!」
「言い方!後腐れないは違うだろ!」
人を挟んできゃっきゃっと楽しそうに話す2人に、恨めしく溜息を吐く。
「そうだよー……、俺は面倒くさいのー……」
2人がぴたりと動きを止める。そろそろと両側から、覗き込んでくる気配が鬱陶しい。
「え、これ、大丈夫?俺たち、局長に殺されない?」
「か、可愛い……、超レア先輩だ……」
「ジョエル先輩?アンタほんとブレないな?」
好き勝手言う2人の声も、ふわふわと遠くに聞こえる。
「……可愛い?……俺が?」
「そうです、アルカ先輩は昔から世界一格好良くて、可愛いですよ」
「ねぇ、本当局長に殺されるから、限界化やめて?」
ジョエルが優しく励ましてくれるのに、つい心が緩んでしまう。
「じゃあ、なんで、レグルスは手、出して来な」
「わー!やめてやめて!上司の生々しい話、聞きたくないし殺されちゃう!」
ウルクが心底焦った顔で、アルカの暴露キャンセルをしてきたが、ジョエルが深刻に眉間に皺を寄せた。
「は?そんな失礼なことあります?先輩はこんなに素敵なのに。局長は何考えてんですか」
「モンペやめて!?ややこしくなるから、本当!」
「……俺が面倒くさいのは分かってるけど、……そんなに魅力無い?」
さっきから1人だけ怒鳴っている、ウルクを見上げる。ウルクはがっくり項垂れて、片手で両眼を覆った。
「……いや、魅力は人一倍かと……。だめだ、もう帰そう。ジョエル先輩、アルカさんの家知ってる?」
「知ってるけど、こんな時は局長に引き取ってもらう方が、良くないか?」
眠くなってきた。ぼやっとしながらも、収納袋から事件用に持っている伝令陣を引っ張り出す。
「これ、レグルス、呼んで」
堪らなく眠い。ジョエルが伝令陣を受け取るのを確認すると、アルカはバーカウンターへ突っ伏した。
ふわふわとした浮遊感と、切れ切れに聞こえる会話と流れる景色。
絶対に間違えない腕の中に安堵して、すっかり眠りの世界へ落ちていく。
「アルカ」
柔らかいレグルスの声に、途切れ途切れに意識が浮上する。
「たくさん飲んだ?」
優しい声と手つきに促されて手を伸ばすと、シャツを脱がされた。
「お風呂は、朝にしようか」
さっと浄化魔法の気配がして、幾分さっぱりする。
「……今がいい、……やって、レグ」
「ふふ、酔ってるね。じゃあ、寝てて」
「……う、……起き、る……」
子供のように抱っこされて、よく見知った浴室に入る。
どこまでも優しい指先に甘やかされながら、丁寧に全身洗われる。
心地好く温かな湯に浸かったところで、意識が浮上する。
「起きた……」
「声、寝てるよ」
後から抱かれていたのを、振り返って抱き着く。
時折眠気に引き摺られながらも、レグルスの唇に出鱈目にキスを落とす。
「ん、……む、……しよ、レグ」
キスの合間に囁くと、レグルスは困ったように眉を下げた。
「絶対寝ちゃうでしょ。目が開いてないよ?」
「やだ、……する」
眠くてふわふわするのに、癇癪を起こしたい気持ちになって、レグルスの耳朶をピアスごと齧る。
「……っ、それはずるいって、アルカ」
髪の間に指を差し込まれて、深く口付けされる。敏感な歯の裏や天井を撫でられると、快感で震えた。
「まだ酒の味する」
「ん……、したい、……レグルス」
「誘惑しないで。途中で寝られたら拷問だよ、俺」
レグルスは弱り切った笑顔で、アルカを抱いて浴室から出た。
「……アルカ?」
「レグルスのばーか!」
すっかりいつもの世話を終え、優しくベッドに下ろしたレグルスに、アルカはとうとう癇癪を起こした。
「えぇ―……、俺、何かした?」
「何もしねーから、怒ってんのバカ!インポ!」
「っふふ、ひど、ふふ。はぁ、可愛いなぁ、酔ったアルカ」
ツボに入ったらしいレグルスが、笑いを堪えながら隣に横になって、宥めるように抱き締めてくる。
「明日、早く帰ってくるからね。そしたら、しようね」
「知らねー、……もう寝る」
「うん、おやすみ」
額に唇が触れて、アルカは結局そのまま直ぐに眠りに落ちた。
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