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秋の章 感謝祭編
77 花火
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目をぼんやり開けると、隣に寝転んでいたレグルスがじっと自分を見つめていた。
無言のまま手が伸びて来て、目元を親指の腹で撫でる。
甘い雰囲気は皆無で、不安や恐れと緊張に加え、僅かに滲む後悔で深刻な瞳をしている。
「……レグ」
声を出そうとして酷く掠れていて、びっくりして覚醒した。
散々啼かされたのだと思い当たり、部屋に入り込んでいるのが西陽だと気付く。
力尽きて眠ったのが明け方で、泥のように眠り込んでしまった。
もう夕方かと唖然としていると、ベッドサイドに置いた水の瓶から、口移しで水を飲まされる。
何度も繰り返されるそれを、拒まずひたすらに受け入れる。嚥下する喉を、その度に確かめるように撫でられた。
ちゅ、と音を立てて濡れた唇が離れた。近い距離で黙って、レグルスの瞳を見つめる。
この期に及んで、拒絶に怯えている。困った男だなと、怠い腕で引き寄せて深く唇を重ねた。
「飯、風呂、用意して」
まだ少し掠れた声で告げると、レグルスは漸く微笑んだ。
いつの間にか身は浄められシーツまで交換されていたが、やはり風呂に入りたいので世話を任せる。
アルカの家の風呂はレグルス邸に比べると小さいが、多少ぎゅうぎゅうでも男2人で入れる。
洗浄から入浴まで、レグルスに怠い体を完全に任せた。
ドライヤーまで済んで漸く身体が復活して来て、アルカはふにゃふにゃした状態から抜け出した。
「……レグ、1回家帰った?」
ふと改めると、レグルスは自宅で着ている部屋着で、ソファに置かれた荷物を見るに早速何着か持ち込んでいる様子だ。
「うん。アルカが寝てる間に」
「ふーん……。仕事早いな?」
「それより、お腹空いてない?食料もちゃんと休み明け分まで用意したよ」
何だか引っ掛かりのある笑顔でレグルスが笑いながら、2人掛けのテーブルに連れていく。
「デートはもう、いいんだ?」
意味を察してにやにやと頬を突くと、レグルスは拗ねたように唇を尖らせた。
「デートは次回。休み明けまでは、ずっと抱くよ」
椅子に座らされて、額にキスを落とされる。珍しくストレートな物言いに驚くが、アルカも遠慮はしない。
「レグルスのえっち」
「そうだよ。俺がどれだけ我慢してたか、分からせようと思ってさ」
雄の顔で笑ってキッチンへ向かう背中に、今度こそ唖然とする。
どうも可愛い子猫が一皮剥けてしまったようだ。
あの赤面を見られないなんて、とショックを受けていると、耳が微かに赤いのを見つけて安堵した。
いつの間にか学んだようで、ちゃんと家電を使って食事の支度をしているレグルスを見守る。
程なく温め直された食事がテーブルに載せられた。
「……これ、どこで買ってきた?」
食料を用意したと言っていたが、てっきり感謝祭の屋台で調達した物だと思っていた。
しかし目の前あるのは、ちゃんとしたパスタやサラダだった。
「……えと、面倒だったから、家から……」
「……ちょっと待て」
まだ苦しい腰と股関節に耐えて、よろよろと空き部屋に向かう。書斎と物置兼来客用として使っている部屋だ。
ドアを開けると、奥の床に見覚えのある魔術陣が敷かれていた。
「やっぱり!なんかおかしいと思ったんだよ!」
転移陣に思わず叫ぶと、後ろから付いて来ていたレグルスがひょいとアルカを抱えた。
「えへへ、俺の部屋と繋いじゃった」
「えへへじゃねーよ!何ご丁寧に魔術塗料まで使ってんだ!イザベラさんに怒られちゃうだろ!」
賃貸なのにとか、そもそも借主の許可も取らずに勝手が過ぎる、そう喚いている間にまた椅子に座らされた。
「だって、こうしたらいつでも会えるし」
「だからって……!ていうか、限りなく黒に近いグレーだからな、無資格者がこんなホイホイ何処にでも転移陣敷くの!」
「はい、あーん」
くるくる巻いたパスタを口に突っ込まれる。食べ慣れたレグルス邸の料理人の味だ。
「……前から気になってたんだけど、レグルスの家用の緊急転移陣って、ちゃんと資格者から買ったやつだよな?」
「はい、あーん」
またパスタを突っ込まれて咀嚼するが、レグルスが表情を変えずに事も無げに言い放った。
「自作だよ」
「違法じゃねーか……!」
正直、知らないままで居たかった。
いやにホイホイ緊急転移陣を使いたがるなとは思っていたし、そもそも今思うと、転移陣をすらすら描いている時点で怪しかった。
「大丈夫だよ、出来る人は皆やってるって」
「いや、お前、局長の立場じゃん……!」
「ハンクにも作ってあげてるし、問題ないよ」
「うわー!聞かせるなよ、それ」
そう言う合間にも餌付けされ、美味いパスタに空腹が満たされていく。
その内にもう諦め半分、どうでも良くなってくる。こういう時のレグルスは、絶対引かないことは知ってる。
「……はぁ、分かった。俺も共犯になる。……から、俺にも緊急転移陣作って。そしたら部屋に勝手に敷いたのチャラにしてやる」
ここまで聞かされれば、もうしょうがない。
それにレグルス邸といつでも行き来出来るのは、アルカだって嫌な訳じゃない。
「そう言うと思って、ここ専用の何本か作ったから、後であげるね」
レグルスはにこーっと笑って、得意気に言った。
そう言えば確かに、こいつは仕事は出来る奴なんだよな、仕事は。
「いつ来てもいいけど、ちゃんと来る前は伝令陣で連絡な。俺もそうするから」
「うん!屋敷にも話は通したから、いつ来ても大丈夫だからね」
あまりに嬉しそうな顔に何も言えなくなって、黙ってパスタを口に運ぶ。
「あ、ナンも借りに来るかも」
「それは構わないけど、ナンが遊びに行ってるの?」
「そう。結構来てる。ここさレーヴァン川沿いでしょ。多分丁度川挟んで、向かいなんだよね。林で見えないけど」
「へえ、猫にしては、随分遠くまで遊びに行ってるんだな」
大橋を通って、貴族街を闊歩するナンを想像する。
ナンは滅多にいないくらい大きいので、よく騒がれずに歩けるもんだと感心する。
「ああ、違うよ、ナンは川を渡って真っ直ぐ来るんだよ。この辺りは結構浅めで岩が多いだろ。でも足が濡れてやだって文句言ってたから。で、その足を俺に拭かせるんだよね。昨日自分でやってた癖にさ」
「さすがナンだな、川まで渡れるなんて……!足は喜んで拭かせてもらえよ」
「……アレだけ他の男に気を許さないでって言ったのに。やっぱり、まだ分からせる必要があるね?」
「いや、ナンはお猫様だから」
急にじっとりした瞳に少し呆れたのに、明け方まで可愛がられた腹が疼いた。
食事が終わると、片付けもそこそこにベッドに運ばれる。引いていないカーテンから灯りが見えた。
「あっ、花火始まっちゃってる!」
「師匠の防音結界、組まれてるもんね。完璧に遮音出来てて流石だなぁ」
「そうそう。だから気兼ね無く、俺の声もこんなんなるわけ」
「ふふ、明後日まで治らないと思うよ」
灯りを点けずに出窓を開け放って、2人で空を見上げる。
ひんやりした風が入って来たが、後から抱き込まれているから平気だ。
窓を開けると打ち上がる花火の尾を引く音に、パッと色とりどりの光が空に散って、ドンと響く大きな音が鳴る。
光が弾けて静かに消える様に目を奪われる。
「綺麗だね」
暫く黙って2人で眺めていると、ポツリとレグルスが呟く。
先ほどからずっと横顔に刺さる視線に、何を指しているのかは知っている。
本当に馬鹿で小心者の男だ。だから、何度でも伝えてやらねばなるまい。
顔だけずらして見上げたレグルスの顔が、赤や青、緑や黄色の光で彩られている。
「好きだよ、レグルス」
夜空に開いた光が消えて、暗闇と静寂が落ちる。
唇がゆっくりと塞がれる。また花火が上がる音がした。
続けて何度も空に響く音が、何かを呟いたレグルスの小さな声を掻き消す。
まあ、それでも構わないのだ。
アルカはレグルスを押し倒して、何度も飽くこと無く深い口付けを交わす。
聞こえない言葉も言えない言葉も、肌を合わせれば分かる。
それだけで十分だ。絡みもつれ合いながら、また長い夜を迎えた。
無言のまま手が伸びて来て、目元を親指の腹で撫でる。
甘い雰囲気は皆無で、不安や恐れと緊張に加え、僅かに滲む後悔で深刻な瞳をしている。
「……レグ」
声を出そうとして酷く掠れていて、びっくりして覚醒した。
散々啼かされたのだと思い当たり、部屋に入り込んでいるのが西陽だと気付く。
力尽きて眠ったのが明け方で、泥のように眠り込んでしまった。
もう夕方かと唖然としていると、ベッドサイドに置いた水の瓶から、口移しで水を飲まされる。
何度も繰り返されるそれを、拒まずひたすらに受け入れる。嚥下する喉を、その度に確かめるように撫でられた。
ちゅ、と音を立てて濡れた唇が離れた。近い距離で黙って、レグルスの瞳を見つめる。
この期に及んで、拒絶に怯えている。困った男だなと、怠い腕で引き寄せて深く唇を重ねた。
「飯、風呂、用意して」
まだ少し掠れた声で告げると、レグルスは漸く微笑んだ。
いつの間にか身は浄められシーツまで交換されていたが、やはり風呂に入りたいので世話を任せる。
アルカの家の風呂はレグルス邸に比べると小さいが、多少ぎゅうぎゅうでも男2人で入れる。
洗浄から入浴まで、レグルスに怠い体を完全に任せた。
ドライヤーまで済んで漸く身体が復活して来て、アルカはふにゃふにゃした状態から抜け出した。
「……レグ、1回家帰った?」
ふと改めると、レグルスは自宅で着ている部屋着で、ソファに置かれた荷物を見るに早速何着か持ち込んでいる様子だ。
「うん。アルカが寝てる間に」
「ふーん……。仕事早いな?」
「それより、お腹空いてない?食料もちゃんと休み明け分まで用意したよ」
何だか引っ掛かりのある笑顔でレグルスが笑いながら、2人掛けのテーブルに連れていく。
「デートはもう、いいんだ?」
意味を察してにやにやと頬を突くと、レグルスは拗ねたように唇を尖らせた。
「デートは次回。休み明けまでは、ずっと抱くよ」
椅子に座らされて、額にキスを落とされる。珍しくストレートな物言いに驚くが、アルカも遠慮はしない。
「レグルスのえっち」
「そうだよ。俺がどれだけ我慢してたか、分からせようと思ってさ」
雄の顔で笑ってキッチンへ向かう背中に、今度こそ唖然とする。
どうも可愛い子猫が一皮剥けてしまったようだ。
あの赤面を見られないなんて、とショックを受けていると、耳が微かに赤いのを見つけて安堵した。
いつの間にか学んだようで、ちゃんと家電を使って食事の支度をしているレグルスを見守る。
程なく温め直された食事がテーブルに載せられた。
「……これ、どこで買ってきた?」
食料を用意したと言っていたが、てっきり感謝祭の屋台で調達した物だと思っていた。
しかし目の前あるのは、ちゃんとしたパスタやサラダだった。
「……えと、面倒だったから、家から……」
「……ちょっと待て」
まだ苦しい腰と股関節に耐えて、よろよろと空き部屋に向かう。書斎と物置兼来客用として使っている部屋だ。
ドアを開けると、奥の床に見覚えのある魔術陣が敷かれていた。
「やっぱり!なんかおかしいと思ったんだよ!」
転移陣に思わず叫ぶと、後ろから付いて来ていたレグルスがひょいとアルカを抱えた。
「えへへ、俺の部屋と繋いじゃった」
「えへへじゃねーよ!何ご丁寧に魔術塗料まで使ってんだ!イザベラさんに怒られちゃうだろ!」
賃貸なのにとか、そもそも借主の許可も取らずに勝手が過ぎる、そう喚いている間にまた椅子に座らされた。
「だって、こうしたらいつでも会えるし」
「だからって……!ていうか、限りなく黒に近いグレーだからな、無資格者がこんなホイホイ何処にでも転移陣敷くの!」
「はい、あーん」
くるくる巻いたパスタを口に突っ込まれる。食べ慣れたレグルス邸の料理人の味だ。
「……前から気になってたんだけど、レグルスの家用の緊急転移陣って、ちゃんと資格者から買ったやつだよな?」
「はい、あーん」
またパスタを突っ込まれて咀嚼するが、レグルスが表情を変えずに事も無げに言い放った。
「自作だよ」
「違法じゃねーか……!」
正直、知らないままで居たかった。
いやにホイホイ緊急転移陣を使いたがるなとは思っていたし、そもそも今思うと、転移陣をすらすら描いている時点で怪しかった。
「大丈夫だよ、出来る人は皆やってるって」
「いや、お前、局長の立場じゃん……!」
「ハンクにも作ってあげてるし、問題ないよ」
「うわー!聞かせるなよ、それ」
そう言う合間にも餌付けされ、美味いパスタに空腹が満たされていく。
その内にもう諦め半分、どうでも良くなってくる。こういう時のレグルスは、絶対引かないことは知ってる。
「……はぁ、分かった。俺も共犯になる。……から、俺にも緊急転移陣作って。そしたら部屋に勝手に敷いたのチャラにしてやる」
ここまで聞かされれば、もうしょうがない。
それにレグルス邸といつでも行き来出来るのは、アルカだって嫌な訳じゃない。
「そう言うと思って、ここ専用の何本か作ったから、後であげるね」
レグルスはにこーっと笑って、得意気に言った。
そう言えば確かに、こいつは仕事は出来る奴なんだよな、仕事は。
「いつ来てもいいけど、ちゃんと来る前は伝令陣で連絡な。俺もそうするから」
「うん!屋敷にも話は通したから、いつ来ても大丈夫だからね」
あまりに嬉しそうな顔に何も言えなくなって、黙ってパスタを口に運ぶ。
「あ、ナンも借りに来るかも」
「それは構わないけど、ナンが遊びに行ってるの?」
「そう。結構来てる。ここさレーヴァン川沿いでしょ。多分丁度川挟んで、向かいなんだよね。林で見えないけど」
「へえ、猫にしては、随分遠くまで遊びに行ってるんだな」
大橋を通って、貴族街を闊歩するナンを想像する。
ナンは滅多にいないくらい大きいので、よく騒がれずに歩けるもんだと感心する。
「ああ、違うよ、ナンは川を渡って真っ直ぐ来るんだよ。この辺りは結構浅めで岩が多いだろ。でも足が濡れてやだって文句言ってたから。で、その足を俺に拭かせるんだよね。昨日自分でやってた癖にさ」
「さすがナンだな、川まで渡れるなんて……!足は喜んで拭かせてもらえよ」
「……アレだけ他の男に気を許さないでって言ったのに。やっぱり、まだ分からせる必要があるね?」
「いや、ナンはお猫様だから」
急にじっとりした瞳に少し呆れたのに、明け方まで可愛がられた腹が疼いた。
食事が終わると、片付けもそこそこにベッドに運ばれる。引いていないカーテンから灯りが見えた。
「あっ、花火始まっちゃってる!」
「師匠の防音結界、組まれてるもんね。完璧に遮音出来てて流石だなぁ」
「そうそう。だから気兼ね無く、俺の声もこんなんなるわけ」
「ふふ、明後日まで治らないと思うよ」
灯りを点けずに出窓を開け放って、2人で空を見上げる。
ひんやりした風が入って来たが、後から抱き込まれているから平気だ。
窓を開けると打ち上がる花火の尾を引く音に、パッと色とりどりの光が空に散って、ドンと響く大きな音が鳴る。
光が弾けて静かに消える様に目を奪われる。
「綺麗だね」
暫く黙って2人で眺めていると、ポツリとレグルスが呟く。
先ほどからずっと横顔に刺さる視線に、何を指しているのかは知っている。
本当に馬鹿で小心者の男だ。だから、何度でも伝えてやらねばなるまい。
顔だけずらして見上げたレグルスの顔が、赤や青、緑や黄色の光で彩られている。
「好きだよ、レグルス」
夜空に開いた光が消えて、暗闇と静寂が落ちる。
唇がゆっくりと塞がれる。また花火が上がる音がした。
続けて何度も空に響く音が、何かを呟いたレグルスの小さな声を掻き消す。
まあ、それでも構わないのだ。
アルカはレグルスを押し倒して、何度も飽くこと無く深い口付けを交わす。
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