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レグルスの章
107 番
時間感覚が曖昧になってきた。どのくらい経ったか。
セドルアから緊急転移した時は日中だった。今は夜なのは分かる。暗いから。
満たされ続ける魔力に酩酊が続いて、飽和しきった多幸感で何も考えられない。
体の輪郭も曖昧だ。どっちがどっちだっただろうか。
だけど、どっちかなんて別にどうでもいい話だ。
誰が誰だったのか、それももう曖昧だが、これはこれで良い気がする。
誰の想いか感情か記憶かすらも曖昧だけど、このまま1つになれば同じことだ。きっとすごく気持ちいい。
だってもう、別に怯えなくていいじゃんね?
「……―カ、……アルカ!」
頬に落ちた冷たい感触に、溺れていた沼から引き上げられた。
何も見えなかった視界がクリアになっていく。漸く焦点が結んだ先に、レグルスの泣き顔があった。
完全に切られた接続に、過剰摂取を起こしていたことを知る。
「……どうした?なんで泣いてるの」
真上から覗き込んでいたレグルスの瞳から、後から後から大きな雫が落ちて来る。
手を伸ばして目元を拭こうとしたが、レグルスは身を引いた。
「お、俺、君をこんな……!こんな風に、した、俺、……ごめ、ごめん……!」
アルカの首の傷と下半身を見て、レグルスは頭を抱えた。
怠い身を起こして確かめると、確かに首周りや下半身、シーツが精液と血で酷い有り様だ。口の端から涎が伝っていたのにも、漸く気付いた。
「別に大したことないよ。どっちかって言うと、やったのは俺だしな」
さっさとヒールで体の傷を治したが、レグルスの目からはまた涙が落ちた。
暗闇でも尚光るエメラルドの雫が美しいと、ぼんやりと見つめた。
初めて見た涙だ。宝石みたいに美しい。左耳に揺れるエメラルドより、実物はもっと綺麗だ。
「君を、こ、殺して、しまったかと……!」
「これくらいで死なないよ」
「そんな訳無い……!俺、君の魔力、全部喰おうとした……!」
「いや、ちゃんと半分に出来てたじゃん。混ざり過ぎて飛ぶくらいに。上手だったよ」
「ふざけないでよ!アルカ、分かってるだろ!?俺は本気で君を喰うところだった!!」
涙を流しながらも、レグルスがキッと眦を吊り上げた。
「もう全部視えただろ……!俺が何なのか!」
「うん」
途中で接続が切られてしまったが、レグルスの過去は粗方視た。同様に自分の過去も、同じくらい視られた筈だ。
時折、魔力調整で深く混ざり過ぎると起きる現象らしいが、よっぽど相性や繋がりが、魂レベルで深くないと出来ない芸当だ。
「俺は本当は化け物なんだよ!見境無く、君を殺そうとした!結局俺は、人になんかなれなかった……!」
アルカの動きにギシリとベッドが軋むと、レグルスは大袈裟に跳ねて壁際に後退った。
処刑を待つ罪人のように目を見開いて、涙を溢している。
その膝の上に乗り上げると、逃げを打ったレグルスの頬を掴んで口付ける。
「っ、やめ……!」
抗えなくなるのは知っているので、大人しくなるまで魔力を流す。
「やめて、もう一緒にいられないのに、これ以上……、もう、触らないで」
「なんで」
唇を離すと、はらはらと涙を流しながらレグルスは俯いた。哀れで愚かな男だと見つめる。
「何度も言わせないでよ……!俺は竜で、いつか君を喰い殺すんだ……!それなのに人のフリをして、君を騙して、ここまで混ぜてしまった!」
「今、生きてるだろ、俺」
「違う!それは結果だろ!たまたま今回は大丈夫だっただけで、俺の本能はアルカを喰い殺そうとした!」
「いや、お前はちゃんと俺の言うことを聞いた。喰いたいってのは分かったよ。でも、お前はちゃんと俺にも魔力をくれて、言いつけ通りに本当に半分にした。覚えてない?」
レグルスを上向かせて顔を見ると、信じられないと言うように首を振った。
「大丈夫。お前が暴走したのだって、死にそうなくらいの魔力枯渇を起こしたからだし。そもそも俺だって魔力暴走した時、並の人なら死んでるくらいお前から吸ったからな。……あれ、そっちのが質悪いな。お前の声なんか聴こえなかったし」
そうなのだ。よく考えれば、アルカの魔力量7割を賄わせるには、かなりの魔力量が必要だ。
レグルスから無意識でかなり魔力を奪ったが、あれは他の魔術師なら死なせていた。
「その点で言うと、お前はお利口さんだな。宣言通りちゃんと俺のこと、無意識でも本能しかなくても守るから」
くすりと笑って頭を撫でると、レグルスの涙が止まる。
「ね、ねえ、他に言うことあるでしょ……!?俺なんかもう、要らないでしょ……!?」
「要らなくないけど」
「お、俺は、竜なんだよ?……それも、大災厄の古代竜の、核が、融合してて」
「うん、視たよ。竜だし、人だろ?」
レグルスは、はくはくと口を動かした。その国家機密は全て視たので、今更説明は要らない。
「俺は、竜の性質が強くて、寿命も違うし、世界を滅ぼすくらい、番への執着が酷くて」
「うん。まあでも、お前はどっかの古代竜じゃなくて、俺の可愛い竜だね」
レグルスが震えながら、指を伸ばしてくる。
「俺の本能は、君を番だと、思ってしまっていて……」
頬に触れた震える冷たい指に、自ら頬擦りをする。
「……嬉しい。俺を番にしてくれるんだな……?」
漸く告げられた言葉に、心からの笑みが溢れた。
多分、ずっと待っていた。言葉なんてなくても良いと思うけれど、言われたい気持ちだってあった。
「わ、分かってるの?……番になるって、意味」
頬に触れた弱い手の平に、手を重ねる。
「お前が一生俺だけを見て、俺だけを愛するって意味だろ?」
「……アルカを、人じゃなくしてしまうんだよ?」
「お前と同じ、世界でたった2人だけになるな」
レグルスの頬を両手で挟んで、額に額を合わせる。
「人より長い間、死ねなくなる」
「じゃあ、お前とずっと一緒に居られるな」
「歳も取れなくて、ずっと同じ姿になる」
「若いままやりたい放題で、最高じゃん」
「竜の執着なんて、呪いだ」
「お前が一生、俺の傍で生きるなら、祝福だ」
「……アルカ、君は馬鹿なの……?」
またボロボロと溢れてきた涙に、1つずつ口付ける。塩っぱい筈の涙は、帯びた魔力のせいか美味く感じる。
「いつか、人の社会にいられなくなるかも知れないんだよ?君から大切な人を、たくさん奪うことになる……!」
いくら新人類が長命で老化速度が遅くても、老いずに数百年生き続けることはない。
「どうにもならなくなったら、2人でプリトーの山にでも行こう。2人だけで暮らせばいいよ。あ、でもナンはどうしようか、彼女いるしな。どっかに転移陣敷けばいいかな?ナンにもいつか相談しないとな」
「アルカ……!」
ぎゅっと抱き締められて、嗚咽する頭を胸に抱いて撫でる。
「あと他に、不安なことはある?全部言えよ。俺が1個ずつ解決してやるから」
ふるふると腕の中の頭が否定したのに、笑みを漏らす。
「レグルス」
顔を上げるように促すと、涙で濡れた瞳でもしっかりと目を合わせてくれた。
「言えよ。ちゃんとお前の口で言え。俺がお前の番だって。俺だけを愛するって誓え。それで、俺のために生きて死ね。お前の生き続ける理由は俺だ。レグルス」
いっそ傲慢だが、清々しい。目の前の震える哀れな男の、たった1つの願いなのだ。
自分に愛されたくて哀れなほど必死な男を、アルカもちょうど愛してしまっている。それなら叶えてやる他あるまい。
アルカの抱いている願いだって、同じ形をしている。
「お、れの……、俺のものになって、俺とずっと一緒に生きて。俺を1人にしないで。俺を愛して、愛させて、ずっと、死ぬまで、死んでも……!」
今では意味が解った縦に開いた瞳孔も、全て愛おしくて微笑みが溢れる。
「俺の、番になって、アルカ……!」
「うん!愛してるよ、レグルス!」
喜びに堪え切れずに、わっと抱き着くと、レグルスが泣きながら笑った。
セドルアから緊急転移した時は日中だった。今は夜なのは分かる。暗いから。
満たされ続ける魔力に酩酊が続いて、飽和しきった多幸感で何も考えられない。
体の輪郭も曖昧だ。どっちがどっちだっただろうか。
だけど、どっちかなんて別にどうでもいい話だ。
誰が誰だったのか、それももう曖昧だが、これはこれで良い気がする。
誰の想いか感情か記憶かすらも曖昧だけど、このまま1つになれば同じことだ。きっとすごく気持ちいい。
だってもう、別に怯えなくていいじゃんね?
「……―カ、……アルカ!」
頬に落ちた冷たい感触に、溺れていた沼から引き上げられた。
何も見えなかった視界がクリアになっていく。漸く焦点が結んだ先に、レグルスの泣き顔があった。
完全に切られた接続に、過剰摂取を起こしていたことを知る。
「……どうした?なんで泣いてるの」
真上から覗き込んでいたレグルスの瞳から、後から後から大きな雫が落ちて来る。
手を伸ばして目元を拭こうとしたが、レグルスは身を引いた。
「お、俺、君をこんな……!こんな風に、した、俺、……ごめ、ごめん……!」
アルカの首の傷と下半身を見て、レグルスは頭を抱えた。
怠い身を起こして確かめると、確かに首周りや下半身、シーツが精液と血で酷い有り様だ。口の端から涎が伝っていたのにも、漸く気付いた。
「別に大したことないよ。どっちかって言うと、やったのは俺だしな」
さっさとヒールで体の傷を治したが、レグルスの目からはまた涙が落ちた。
暗闇でも尚光るエメラルドの雫が美しいと、ぼんやりと見つめた。
初めて見た涙だ。宝石みたいに美しい。左耳に揺れるエメラルドより、実物はもっと綺麗だ。
「君を、こ、殺して、しまったかと……!」
「これくらいで死なないよ」
「そんな訳無い……!俺、君の魔力、全部喰おうとした……!」
「いや、ちゃんと半分に出来てたじゃん。混ざり過ぎて飛ぶくらいに。上手だったよ」
「ふざけないでよ!アルカ、分かってるだろ!?俺は本気で君を喰うところだった!!」
涙を流しながらも、レグルスがキッと眦を吊り上げた。
「もう全部視えただろ……!俺が何なのか!」
「うん」
途中で接続が切られてしまったが、レグルスの過去は粗方視た。同様に自分の過去も、同じくらい視られた筈だ。
時折、魔力調整で深く混ざり過ぎると起きる現象らしいが、よっぽど相性や繋がりが、魂レベルで深くないと出来ない芸当だ。
「俺は本当は化け物なんだよ!見境無く、君を殺そうとした!結局俺は、人になんかなれなかった……!」
アルカの動きにギシリとベッドが軋むと、レグルスは大袈裟に跳ねて壁際に後退った。
処刑を待つ罪人のように目を見開いて、涙を溢している。
その膝の上に乗り上げると、逃げを打ったレグルスの頬を掴んで口付ける。
「っ、やめ……!」
抗えなくなるのは知っているので、大人しくなるまで魔力を流す。
「やめて、もう一緒にいられないのに、これ以上……、もう、触らないで」
「なんで」
唇を離すと、はらはらと涙を流しながらレグルスは俯いた。哀れで愚かな男だと見つめる。
「何度も言わせないでよ……!俺は竜で、いつか君を喰い殺すんだ……!それなのに人のフリをして、君を騙して、ここまで混ぜてしまった!」
「今、生きてるだろ、俺」
「違う!それは結果だろ!たまたま今回は大丈夫だっただけで、俺の本能はアルカを喰い殺そうとした!」
「いや、お前はちゃんと俺の言うことを聞いた。喰いたいってのは分かったよ。でも、お前はちゃんと俺にも魔力をくれて、言いつけ通りに本当に半分にした。覚えてない?」
レグルスを上向かせて顔を見ると、信じられないと言うように首を振った。
「大丈夫。お前が暴走したのだって、死にそうなくらいの魔力枯渇を起こしたからだし。そもそも俺だって魔力暴走した時、並の人なら死んでるくらいお前から吸ったからな。……あれ、そっちのが質悪いな。お前の声なんか聴こえなかったし」
そうなのだ。よく考えれば、アルカの魔力量7割を賄わせるには、かなりの魔力量が必要だ。
レグルスから無意識でかなり魔力を奪ったが、あれは他の魔術師なら死なせていた。
「その点で言うと、お前はお利口さんだな。宣言通りちゃんと俺のこと、無意識でも本能しかなくても守るから」
くすりと笑って頭を撫でると、レグルスの涙が止まる。
「ね、ねえ、他に言うことあるでしょ……!?俺なんかもう、要らないでしょ……!?」
「要らなくないけど」
「お、俺は、竜なんだよ?……それも、大災厄の古代竜の、核が、融合してて」
「うん、視たよ。竜だし、人だろ?」
レグルスは、はくはくと口を動かした。その国家機密は全て視たので、今更説明は要らない。
「俺は、竜の性質が強くて、寿命も違うし、世界を滅ぼすくらい、番への執着が酷くて」
「うん。まあでも、お前はどっかの古代竜じゃなくて、俺の可愛い竜だね」
レグルスが震えながら、指を伸ばしてくる。
「俺の本能は、君を番だと、思ってしまっていて……」
頬に触れた震える冷たい指に、自ら頬擦りをする。
「……嬉しい。俺を番にしてくれるんだな……?」
漸く告げられた言葉に、心からの笑みが溢れた。
多分、ずっと待っていた。言葉なんてなくても良いと思うけれど、言われたい気持ちだってあった。
「わ、分かってるの?……番になるって、意味」
頬に触れた弱い手の平に、手を重ねる。
「お前が一生俺だけを見て、俺だけを愛するって意味だろ?」
「……アルカを、人じゃなくしてしまうんだよ?」
「お前と同じ、世界でたった2人だけになるな」
レグルスの頬を両手で挟んで、額に額を合わせる。
「人より長い間、死ねなくなる」
「じゃあ、お前とずっと一緒に居られるな」
「歳も取れなくて、ずっと同じ姿になる」
「若いままやりたい放題で、最高じゃん」
「竜の執着なんて、呪いだ」
「お前が一生、俺の傍で生きるなら、祝福だ」
「……アルカ、君は馬鹿なの……?」
またボロボロと溢れてきた涙に、1つずつ口付ける。塩っぱい筈の涙は、帯びた魔力のせいか美味く感じる。
「いつか、人の社会にいられなくなるかも知れないんだよ?君から大切な人を、たくさん奪うことになる……!」
いくら新人類が長命で老化速度が遅くても、老いずに数百年生き続けることはない。
「どうにもならなくなったら、2人でプリトーの山にでも行こう。2人だけで暮らせばいいよ。あ、でもナンはどうしようか、彼女いるしな。どっかに転移陣敷けばいいかな?ナンにもいつか相談しないとな」
「アルカ……!」
ぎゅっと抱き締められて、嗚咽する頭を胸に抱いて撫でる。
「あと他に、不安なことはある?全部言えよ。俺が1個ずつ解決してやるから」
ふるふると腕の中の頭が否定したのに、笑みを漏らす。
「レグルス」
顔を上げるように促すと、涙で濡れた瞳でもしっかりと目を合わせてくれた。
「言えよ。ちゃんとお前の口で言え。俺がお前の番だって。俺だけを愛するって誓え。それで、俺のために生きて死ね。お前の生き続ける理由は俺だ。レグルス」
いっそ傲慢だが、清々しい。目の前の震える哀れな男の、たった1つの願いなのだ。
自分に愛されたくて哀れなほど必死な男を、アルカもちょうど愛してしまっている。それなら叶えてやる他あるまい。
アルカの抱いている願いだって、同じ形をしている。
「お、れの……、俺のものになって、俺とずっと一緒に生きて。俺を1人にしないで。俺を愛して、愛させて、ずっと、死ぬまで、死んでも……!」
今では意味が解った縦に開いた瞳孔も、全て愛おしくて微笑みが溢れる。
「俺の、番になって、アルカ……!」
「うん!愛してるよ、レグルス!」
喜びに堪え切れずに、わっと抱き着くと、レグルスが泣きながら笑った。
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