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最終章 旅路の涯
123 背負うということ
真央のスキル、憑依は試すことが出来ないため、魔力の質と量を高める修練を教えて、アルカはランスロットを伴い王子の私室を出た。
「君って、割と肝が据わってるんだな。こりゃあ、あの子を尻に敷ける訳だ……」
「ふふ、そうですね。俺は実質、国1番の魔術師らしいですからね」
「やっぱり、君、私の下に付かないかい」
冗談半分のランスロットに肩を竦めて、アルカは辺りを見回した。
「閣下、申し訳ないですが、防音結界を張って下さいませんか。私がここで魔力を使うと、すっ飛んでくる奴がいるもので」
「ああ、そうだったな」
ランスロットは苦笑しながら、改めて結界を張った。王族居住区の廊下のため、人通りは少ない。
「結論から言うと、大災厄はダニエルです」
「な……!?」
「というより、我々がダニエルだと思っていたもの。ダニエルに憑依して、今日までの一連全ての糸を引いていたのは、メイヒムでした」
一連を説明すると、ランスロットは顔を押さえて後ろによろめいた。
「ダニエル卿に、憑依だと……?私がずっと仕えていたのは、ダニエル卿じゃなかったと……!?わ、私が殺したのは、……ダニエル様では無かったと……!?」
ランスロットの血走った目に、どう答えるのが正解か測りあぐねて俯く。
思っていた以上に、甘いところのある人だったらしい。
失敗したなと思いながら、やはりこの人のことは嫌いになれないと思った。
ダニエルが体を乗っ取られ悪事を犯したなら、その罪と罰の所在はどこにあるのか。
それを答えるのはあまりに残酷で、もう意味は無い。
ただ1つ揺るがないことは、ダニエル・マクファーレンは首を跳ねられたという事実だけだ。
「……いいえ、史実通り、罪を犯したのはダニエル・マクファーレンです」
何十年、いや、メイヒムが孤児院の哀れな赤子に乗り移るよりも遥か昔から人々を欺き、誰かの人生を奪い続けてきたのだ。
誰がどうして、分かるのだ。女神の加護があるイザベラすら、教えてもらえなかったことだ。
「失礼、私に記憶違いがあり間違えました。北より降りてくる大災厄は、メイヒムです。そして私たちは、彼を封印する」
「アルカ君、……君は」
「閣下、冬の大規模なスタンピードは、一層の対策が必要になるでしょう。また、王子殿下とレイを含め、即応する必要がございます。何卒、ご助力いただけますと幸甚に存じます」
貴族の最敬礼をすると、ランスロットは目を見開いたままアルカを見つめた。
「……君は、私などより余程、宰相に向いているよ」
「お戯れを」
「とにかく、こちらは任せなさい。水面下で準備をしておこう」
「……レグルスには俺から伝えますので、その時までご内密に」
虫の良い話だが、アルカは再度頭を下げた。
王城を出てギルドには寄らず、夕暮れの川沿いを1人歩く。冬の川風は冷たく、昨晩雨でも降ったのか濁流になっている。
1人になるのは随分久し振りで、夕日を見たのも久し振りだ。冬枯れの木立の間には疎らに人が居て、走ったり散歩したりしている。
考えが足りなかった。
ランスロットには申し訳ないことをした。要らぬものを背負わせた。
これをレグルスに伝えて良いものか、結論が出ないまま日が暮れて、アパートメントに帰り着いた。
こんな時に限って、頼りのナンも居ない。トボトボと階段を上がって部屋の扉を開ける。
「アルカ!」
「レグ……」
居間からすっ飛んで来たレグルスに、ぎゅっと抱き締められる。
「お帰り……!遅いから心配してた……!」
「もしかして、ずっとここで待っててくれたの?」
ぎゅうぎゅう抱き締められて少し苦しくて、宥めるようにその頭を撫でる。
「うん。いつ帰って来るか分かんなかったから」
「そっか……、何日経った?」
「もう5日だよ!連絡も無いし、何かあったんじゃないかって……!」
イザベラの言う通り、かなり時間が経っていたようだ。
「ごめんな。ただいま、レグルス」
「うん、おかえり!」
漸く笑顔を見せたレグルスに、背伸びして口付ける。少しだけ魔力を送る。
「アルカ、どうしたの?何かあった?」
アルカのことになるとレグルスは敏感だ。内面に気付いたようだが、女神の加護までは気が付かないようだ。
それに、拒絶が出ないところを見るに、自分の魔力にも変質が無いらしい。
「ううん。久し振りだから、レグルスに無性に抱かれたいだけ。すごく、愛して欲しい」
「っ、……アルカ」
混乱しているようだが、レグルスは目元を赤く染めた。
「今、このまま抱いてくれる?」
「うん。そんなの、もちろん」
直ぐに熱情を灯した瞳が柔らかく笑んで、抱き上げられてベッドまで運ばれる。
「ん……」
抱き合ったまま唇が塞がれて、何度も丁寧に優しく慈しまれる。
性感を高めるではなく、温もりを分けて柔らかく溶かすような口付けに、ただ身を任せる。
「レグ……、レグルス……」
両頬を挟んでいっそ狂おしく、口付けを深める。
何か分からなくても、懸命に自分を慰めようとする愛しい男が哀れでならない。
理由も知らず、誰かの罪と罰を全て一身に引き受けさせられ、望みを諦めながら1人孤独に生きていくことを定められた、人にも竜にもなれないもの。
もうこれ以上、何を背負わせるのか。
「アルカ……?どうしたの……!?」
「……ううん、何でもない、何でもないよ」
堪えきれずに溢れた涙を見せぬように、抱き寄せて縋り付く。
「俺、俺さ、生まれるずっと、ずっと前から、お前を好きだったの。レグと番になれて、本当に幸せなんだよ」
「アルカ、どうして泣くの……」
「泣いてないよ。だから、抱いて。お願い」
「アルカ……」
レグルスは何も言わず、ただただアルカの望むまま、優しく甘く蕩かして、1番欲しい熱で慰めをくれた。
いつしかはしたなくただ喘いで、レグルスの愛撫だけに溺れて、身体の全てを愛されて果てる。
「ん、あ……」
横に寝そべったまま、後ろから緩く突かれてから引き抜かれる。
ずるりと抜け出ていく感触と、先程まで腹を満たしていた熱い精液が流れ出ていく感触に身震いする。
流れ出て行った分、体の空洞が明らかになるようで、シーツを握り締める。
首筋に何度も口付けが落とされ、握り締めた手を上から包まれて解される。
「もっとしよっか……」
どこまでも甘やかす柔らかい声に振り返ると、優しく抱き締められる。
「明日、仕事」
「大丈夫だよ。まだそんな遅くないし」
「ん……」
「ふふ、どうしたい?」
「もっとしたいし、風呂入りたいし、飯食いたい……」
「わあ、我儘だな、俺の番は」
からかうような声音にぶすくれると、レグルスはくつくつと笑った。
「うそうそ、可愛いおねだりだよ。俺にお世話させていただく栄誉をくれるの?」
わざとらしく指先にキスをされて、じっとり睨む。
「許す。特別に」
「んっ、ふふ、嬉しいなーっ。じゃあお風呂行こっか」
機嫌が良さそうなレグルスに軽々抱かれる。
「ね、ちゃんと溢れないように、締めてね?」
密やかに耳に囁かれ、少し意地悪な声音に思わず肚がきゅんと疼く。
「お風呂で掻き出してあげる」
歩きながら低く甘い声で耳を悪戯に食まれ、ぞくぞくと背中を震わせて赤面する。
「中、空になるのやだ。ずっと入れてたい……」
首にしがみつくと、レグルスの耳が熱くなった。
「アルカ、ご飯食べさせられなくなっちゃうよ」
「ん……、任せる」
「アルカは本当に、俺を煽るの上手いんだから」
「うん。お前のちょろいとこ、本当大好き」
「ん?それ喜べばいいのか、分かんないな……」
「好きだって言ってんだから、喜べよ」
浴槽の縁に下ろされ、跪いたレグルスを見つめる。
すっと足の爪先を伸ばすと、レグルスはまた獣の欲を瞳に宿した。
それを隠すかのように恭しく頭を垂れて、足の甲に口付ける。
そのまま口に含もうとしたのを避けて、つーっと胸筋の間から硬い腹筋までを足の親指でなぞる。
下から上目遣いに見上げる笑みがギラついていて、腰にぞくぞくと快感が走る。
形の良い臍をこしょこしょと擽ると、レグルスの肩が震えた。
「ね、もう感じてんの?」
「は……、アルカが焦らすから」
臍の下から根元の間を悪戯になぞっているだけで、レグルスの雄が兆してきている。
「ふふ、ちょろいなー、レグルス君は」
「……っ」
ぐり、と強めに親指を根元に押し付ける。今度ははっきりとレグルスの肩が跳ねた。
ぐにぐにと足の指先で擦ると、あっという間に勃ち上がり、天を向いた陰茎の裏筋を撫でる。
鈴口から先走りをさらって塗り込めると、ぐちゃぐちゃと音がなった。
「局長の雑魚ちんぽ、まさか足コキだけでイっちゃわないですよね?」
「~~っ、うっ、ぐ」
顔を赤くしたレグルスから汗が落ちる。飛び切り厭らしく囁く。
「やーい、やーい、雑魚ちんぽ」
きっと真っ赤な顔を上げた、レグルスの目が据わっている。
「ほんと、お前のちょろいとこ、愛してる」
「後悔するなよ、アルカ。雑魚かどうか、もう1回教えこむから」
ぞわりとするくらい獣欲を向けられて、肚の奥が浅ましく疼いた。
「君って、割と肝が据わってるんだな。こりゃあ、あの子を尻に敷ける訳だ……」
「ふふ、そうですね。俺は実質、国1番の魔術師らしいですからね」
「やっぱり、君、私の下に付かないかい」
冗談半分のランスロットに肩を竦めて、アルカは辺りを見回した。
「閣下、申し訳ないですが、防音結界を張って下さいませんか。私がここで魔力を使うと、すっ飛んでくる奴がいるもので」
「ああ、そうだったな」
ランスロットは苦笑しながら、改めて結界を張った。王族居住区の廊下のため、人通りは少ない。
「結論から言うと、大災厄はダニエルです」
「な……!?」
「というより、我々がダニエルだと思っていたもの。ダニエルに憑依して、今日までの一連全ての糸を引いていたのは、メイヒムでした」
一連を説明すると、ランスロットは顔を押さえて後ろによろめいた。
「ダニエル卿に、憑依だと……?私がずっと仕えていたのは、ダニエル卿じゃなかったと……!?わ、私が殺したのは、……ダニエル様では無かったと……!?」
ランスロットの血走った目に、どう答えるのが正解か測りあぐねて俯く。
思っていた以上に、甘いところのある人だったらしい。
失敗したなと思いながら、やはりこの人のことは嫌いになれないと思った。
ダニエルが体を乗っ取られ悪事を犯したなら、その罪と罰の所在はどこにあるのか。
それを答えるのはあまりに残酷で、もう意味は無い。
ただ1つ揺るがないことは、ダニエル・マクファーレンは首を跳ねられたという事実だけだ。
「……いいえ、史実通り、罪を犯したのはダニエル・マクファーレンです」
何十年、いや、メイヒムが孤児院の哀れな赤子に乗り移るよりも遥か昔から人々を欺き、誰かの人生を奪い続けてきたのだ。
誰がどうして、分かるのだ。女神の加護があるイザベラすら、教えてもらえなかったことだ。
「失礼、私に記憶違いがあり間違えました。北より降りてくる大災厄は、メイヒムです。そして私たちは、彼を封印する」
「アルカ君、……君は」
「閣下、冬の大規模なスタンピードは、一層の対策が必要になるでしょう。また、王子殿下とレイを含め、即応する必要がございます。何卒、ご助力いただけますと幸甚に存じます」
貴族の最敬礼をすると、ランスロットは目を見開いたままアルカを見つめた。
「……君は、私などより余程、宰相に向いているよ」
「お戯れを」
「とにかく、こちらは任せなさい。水面下で準備をしておこう」
「……レグルスには俺から伝えますので、その時までご内密に」
虫の良い話だが、アルカは再度頭を下げた。
王城を出てギルドには寄らず、夕暮れの川沿いを1人歩く。冬の川風は冷たく、昨晩雨でも降ったのか濁流になっている。
1人になるのは随分久し振りで、夕日を見たのも久し振りだ。冬枯れの木立の間には疎らに人が居て、走ったり散歩したりしている。
考えが足りなかった。
ランスロットには申し訳ないことをした。要らぬものを背負わせた。
これをレグルスに伝えて良いものか、結論が出ないまま日が暮れて、アパートメントに帰り着いた。
こんな時に限って、頼りのナンも居ない。トボトボと階段を上がって部屋の扉を開ける。
「アルカ!」
「レグ……」
居間からすっ飛んで来たレグルスに、ぎゅっと抱き締められる。
「お帰り……!遅いから心配してた……!」
「もしかして、ずっとここで待っててくれたの?」
ぎゅうぎゅう抱き締められて少し苦しくて、宥めるようにその頭を撫でる。
「うん。いつ帰って来るか分かんなかったから」
「そっか……、何日経った?」
「もう5日だよ!連絡も無いし、何かあったんじゃないかって……!」
イザベラの言う通り、かなり時間が経っていたようだ。
「ごめんな。ただいま、レグルス」
「うん、おかえり!」
漸く笑顔を見せたレグルスに、背伸びして口付ける。少しだけ魔力を送る。
「アルカ、どうしたの?何かあった?」
アルカのことになるとレグルスは敏感だ。内面に気付いたようだが、女神の加護までは気が付かないようだ。
それに、拒絶が出ないところを見るに、自分の魔力にも変質が無いらしい。
「ううん。久し振りだから、レグルスに無性に抱かれたいだけ。すごく、愛して欲しい」
「っ、……アルカ」
混乱しているようだが、レグルスは目元を赤く染めた。
「今、このまま抱いてくれる?」
「うん。そんなの、もちろん」
直ぐに熱情を灯した瞳が柔らかく笑んで、抱き上げられてベッドまで運ばれる。
「ん……」
抱き合ったまま唇が塞がれて、何度も丁寧に優しく慈しまれる。
性感を高めるではなく、温もりを分けて柔らかく溶かすような口付けに、ただ身を任せる。
「レグ……、レグルス……」
両頬を挟んでいっそ狂おしく、口付けを深める。
何か分からなくても、懸命に自分を慰めようとする愛しい男が哀れでならない。
理由も知らず、誰かの罪と罰を全て一身に引き受けさせられ、望みを諦めながら1人孤独に生きていくことを定められた、人にも竜にもなれないもの。
もうこれ以上、何を背負わせるのか。
「アルカ……?どうしたの……!?」
「……ううん、何でもない、何でもないよ」
堪えきれずに溢れた涙を見せぬように、抱き寄せて縋り付く。
「俺、俺さ、生まれるずっと、ずっと前から、お前を好きだったの。レグと番になれて、本当に幸せなんだよ」
「アルカ、どうして泣くの……」
「泣いてないよ。だから、抱いて。お願い」
「アルカ……」
レグルスは何も言わず、ただただアルカの望むまま、優しく甘く蕩かして、1番欲しい熱で慰めをくれた。
いつしかはしたなくただ喘いで、レグルスの愛撫だけに溺れて、身体の全てを愛されて果てる。
「ん、あ……」
横に寝そべったまま、後ろから緩く突かれてから引き抜かれる。
ずるりと抜け出ていく感触と、先程まで腹を満たしていた熱い精液が流れ出ていく感触に身震いする。
流れ出て行った分、体の空洞が明らかになるようで、シーツを握り締める。
首筋に何度も口付けが落とされ、握り締めた手を上から包まれて解される。
「もっとしよっか……」
どこまでも甘やかす柔らかい声に振り返ると、優しく抱き締められる。
「明日、仕事」
「大丈夫だよ。まだそんな遅くないし」
「ん……」
「ふふ、どうしたい?」
「もっとしたいし、風呂入りたいし、飯食いたい……」
「わあ、我儘だな、俺の番は」
からかうような声音にぶすくれると、レグルスはくつくつと笑った。
「うそうそ、可愛いおねだりだよ。俺にお世話させていただく栄誉をくれるの?」
わざとらしく指先にキスをされて、じっとり睨む。
「許す。特別に」
「んっ、ふふ、嬉しいなーっ。じゃあお風呂行こっか」
機嫌が良さそうなレグルスに軽々抱かれる。
「ね、ちゃんと溢れないように、締めてね?」
密やかに耳に囁かれ、少し意地悪な声音に思わず肚がきゅんと疼く。
「お風呂で掻き出してあげる」
歩きながら低く甘い声で耳を悪戯に食まれ、ぞくぞくと背中を震わせて赤面する。
「中、空になるのやだ。ずっと入れてたい……」
首にしがみつくと、レグルスの耳が熱くなった。
「アルカ、ご飯食べさせられなくなっちゃうよ」
「ん……、任せる」
「アルカは本当に、俺を煽るの上手いんだから」
「うん。お前のちょろいとこ、本当大好き」
「ん?それ喜べばいいのか、分かんないな……」
「好きだって言ってんだから、喜べよ」
浴槽の縁に下ろされ、跪いたレグルスを見つめる。
すっと足の爪先を伸ばすと、レグルスはまた獣の欲を瞳に宿した。
それを隠すかのように恭しく頭を垂れて、足の甲に口付ける。
そのまま口に含もうとしたのを避けて、つーっと胸筋の間から硬い腹筋までを足の親指でなぞる。
下から上目遣いに見上げる笑みがギラついていて、腰にぞくぞくと快感が走る。
形の良い臍をこしょこしょと擽ると、レグルスの肩が震えた。
「ね、もう感じてんの?」
「は……、アルカが焦らすから」
臍の下から根元の間を悪戯になぞっているだけで、レグルスの雄が兆してきている。
「ふふ、ちょろいなー、レグルス君は」
「……っ」
ぐり、と強めに親指を根元に押し付ける。今度ははっきりとレグルスの肩が跳ねた。
ぐにぐにと足の指先で擦ると、あっという間に勃ち上がり、天を向いた陰茎の裏筋を撫でる。
鈴口から先走りをさらって塗り込めると、ぐちゃぐちゃと音がなった。
「局長の雑魚ちんぽ、まさか足コキだけでイっちゃわないですよね?」
「~~っ、うっ、ぐ」
顔を赤くしたレグルスから汗が落ちる。飛び切り厭らしく囁く。
「やーい、やーい、雑魚ちんぽ」
きっと真っ赤な顔を上げた、レグルスの目が据わっている。
「ほんと、お前のちょろいとこ、愛してる」
「後悔するなよ、アルカ。雑魚かどうか、もう1回教えこむから」
ぞわりとするくらい獣欲を向けられて、肚の奥が浅ましく疼いた。
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