俺の恋は(夢で)現在進行中

赤城宋

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出会いと誘い

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「悠ちゃん、おっはよ!」
 綾人が集合場所に来る。あの、スマホを落とした時から一週間経つが、あれ以来夢を見ることはなかった。
「おはよ、じゃあ行こうぜ。」
 こんな感じで、いつも綾人とは一緒に学校に行っている。
「ちょっと気になったんだけど、悠ちゃんの家ってどんな家なの?」
「別にどこにでもある普通の家だよ。」
(そういや、由利が綾人と会いたいから、家に連れてこいとか言ってたし、一様、家来るか聞いてみるか。)
「だったら、家来る?」
「え?いいの⁉よっしゃー!」
「なんか、俺の妹が会いたいって言ってたし。」
「悠ちゃんの妹が⁉なんでなんだろう?」
「ま、まあ理由は分からないけどな。」
(イケメンだから会ってみたいだなんてとてもじゃないけど言えないな…)
「じゃあ、今日の学校帰りの時に、そのまま悠ちゃん家に寄るよ。」
「分かった。」
 そんな話をしているうちに、俺たちは学校に着いた
「…眠たい。」
 昼飯を食べた後の授業を受けているが、めちゃくちゃ眠たい。
「少し寝るか…」
 俺は先生にバレないように、少しだけ眠ることにした。
「ん…夢が始まったか。」
 今回も意識ははっきりとある。
「今からきっと何かが起こるはずだけど…あ、居た。」
 よく見てみると少し離れたところに一人の女が居る。場所は一年生の廊下だ。
「行ってみるか。」
 ここで見てても意味がないと思った俺は、女の方へ行くことにした。
 女の元へ行くとプリントが廊下中に散らばっていて、それを拾っていた。
(助けてやるか)
「大丈夫ですか?手伝いますよ。」
「大丈夫。自分で拾うから。」
 俺がプリントを拾おうとした時、女が無愛想に言ってきた。
「いや、でもこんなに散らばってるし一人じゃ時間が掛かっちゃうよ……」
「おい!坂見!何寝てんだ!」
「え?あ!はい!すみません!」
 その時、ちょうど授業の終わりのチャイムが鳴った。
「ったく。次から気をつけろよ。」
「はい…」
「悠ちゃん、怒られてたね~!」
 授業が終わってからすぐ、綾人がからかい口調で俺に言ってきた。
「本当最悪だったよ…」
「おーい、相木居るか?」
「おい、綾人、先生が呼んでるぞ。」
「ん?本当だ!ちょっと行ってくるよ!」
(さっき見た夢も本当になるってことか。)
「まあいいか、暇だしトイレでも行こう。」
 そう思って、俺は教室を出た。
「あれ?あそこにいるのってさっきの夢の女じゃね?」
 少し離れた所にその女がいる。
「さっき夢見たばっかだぞ、こんなに早いわけ…」
「おい、坂見、お前寝てた罰だ。6組の合崎からプリントもらってこい。」
「あ、はい。いいですけど…ってあれ?」
「どうした?何かあったのか?」
「い、いやなんでもないです!行ってきます!」
 俺は廊下をじーと見た。
「やっぱりさっきの夢の女からプリントもらえってことだよな…女の目の前6組だし…」
「まあ、夢の続きも気になるし、行ってみるか。」
 女の元へ行くと案の定、廊下に散らばっているプリントを拾っていた。
「大丈夫ですか?手伝いますよ。」
「大丈夫。自分で拾うから。」
 女は無愛想に言ってくる。
(夢の時も思ったけど、この女めちゃくちゃ愛想悪いよな~)
「俺先生にプリントもらってこいって言われててさ、そのプリント俺も必要なんだ。それに一人で拾うと時間掛かっちゃうよ?」
「…そ、そうだけど…」」
「ほら、早く拾っちゃおう。」
「ま、まあ、先生が言うなら仕方ないわね。好きにすれば?」
(本当つれない奴だな~)
 そうして俺達は散らばっているプリントを集めた。
「はい、プリント。」
 俺は自分の拾った分のプリントを女に渡した。
「あ、あなたが持っていくんでしょ!私に渡してどうするの?」
 女が俺にプリントを返す。
「あ、そうだったか。ごめん。じゃあ行くよ。」
「…ま、待って!」
 女の元を去ろうとした時、俺の着ている制服の背中辺りを女が引っ張ってきた。
「ん?」
「ひ、拾ってくれて…ぁり…が…」
「な、なんかあった?」
「だ、か、ら!ひ、拾ってくれてありがと。」
「…」
「…」
「あ、う、うん!ぜ、全然大丈夫!じ、じゃあ行くね!」
 少し頬を赤らめて言う女にキュンとした。
(あのお礼の仕方はずるいだろ!)
 俺は先生にプリントを渡して、6限目の授業が始まった今でも、さっきのことについて考えていた。
(でもよく見たら、あの女も超可愛いんだよな。6組の合崎か…)
(なんかああ言う性格もいいよな~)
 そんなことを考えていたため、授業に全く集中できず、6限目の授業が終わった。
「悠ちゃんの家行くの楽しみだな~!」
「別に普通の家だけどな。行こうぜ。」
 そうして俺達は教室を出た。
「でさー今日の問題がさ…ん?」
「どうした?」
 綾人が急に後ろを振り返る。
「あれって八重木さんって人じゃない?」
「え?」
 綾人が指を指してる所を見ると確かに八重木さんがいた。
「うん、きっと八重木さんだ。」
「ちょっと、話しに行ってみても良いかな?」
「いや、やめとけって。」
「悠ちゃんのスマホ拾ってくれたお礼を言うだけだよ!ほら行くよ!」
「え、ちょ、おい!」
 綾人に引っ張られながら八重木さんの元に向かった。
「こんにちは!八重木さんですよね?」
 綾人が八重木さんに喋りかける。
「はい、そうですけど…なにかありました?」
「この前は悠ちゃんのスマホを拾ってくれてどうもありがとうございました!ほら、悠ちゃんも!」
「あ、ありがとうございました。」
「全然大丈夫ですよ!持ち主が見つかって本当に良かったです!」
「おい、綾人、もう行くぞ。」
「分かってるって、あ、そうだ!今から俺達、悠ちゃんの家に行くんだけど、良かったら八重木さんも来る?」
「……え?」
「三人の方が絶対楽しいじゃん!」
「や、八重木さん、ち、ちょっと待っててください!」
 俺は綾人を引っ張りながら八重木さんに声が聞こえない程度の場所まで離れた。
「おいおい!勝手に八重木さんを誘うなって!」
「えー!いいじゃん!あんなに可愛い子だよ?悠ちゃんだって仲良くなりたいでしょ?」
「ま、まあ確かにそうだけど、いきなり誘ったら迷惑じゃねえか?」
「誘ってみるだけだって!それで駄目だったら諦めるからさ~」
「まあ、男二人の誘いに良いなんて言う女いるわけねえよな。断られたらすぐ諦めろよ?」
「OK!じゃあ決まり!ほら、八重木さん待ってるし早く行こう!」
「…分かったよ…」
 そう話をして八重木さんの元に戻った。
「ごめん、お待たせ~!で、さっきの悠ちゃんの家のことなんだけど、やっぱ八重木さんも来てほしいなって!」
「あ、別に行きたくないなら、全然大丈夫ですから…」
「じゃあ、行かせてもらおっかな!」
「え、まじ?」
「本当⁉良かったな!悠ちゃん!」
「ま、まあな。」
(まじかよ…あの超絶可愛い八重木さんが家に来るなんてどういう状況だよ!)
「よし!そうと決まれば、早速悠ちゃんの家に行こう!」
 こうして俺達は学校を出て、家に向かった。
「八重木さんって何組何ですか?」
 綾人が俺の家に行く途中、八重木さんに質問をする。
「6組です!」
(合崎と同じクラスなのか…ていうか前の間違えて電話しちゃった時からなんか気まずいし、緊張して喋れないんだよな。)
「俺達は3組だよ!」
(ていうか、綾人、よく八重木さんと普通に喋れるよな…これがイケメンってやつか…)
「お二人は仲が良いですね!」
「でしょ?俺達は大の親友なんだ!でも親友だからこそ、一つ言いたいことがあるんだ。」
「言いたいこと?」
(なんだろう、あいつになんかしたっけな?)
「うん、悠ちゃんは授業をきちんと聞いた方が良いよ!俺みたいにね!じゃないと馬鹿になっちゃうよ?悠ちゃんは言うほど頭良くないし…」
「お前が言うな。」
 俺は軽く綾人をどつく。
「ふふっ、二人とも本当に仲が良くて羨ましいです!」
 八重木さんが少し笑ってそう言った。
「よし、着いたぞ。」
 20分歩いて、ようやく俺の家に着いた。
「悠ちゃんの家って案外遠いんだね。」
「まあな、中入るぞ。」
 俺はそう言って、玄関を開けた。
「ただいま、由利いるか?」
「おかえり~お兄ちゃん~!あれ?お友達?」
「ああ、紹介するよ。こっちのチャラい奴が、相木綾人で、この人は八重木朱音さん。」
「由利ちゃんかな?よろしくね!」
 八重木さんが由利に一回お辞儀をする。
(できる人だな~八重木さんって。)
「よろしく!そしてお邪魔します~!」
 綾人は靴を脱ぎ、もう家に上がろうとしている。
(綾人はもう仕方ないか…)
「坂見由利です!よろしくお願いします!」
 由利も二人にお辞儀をする。
「じゃあ、二人とも上がっていいよ。」
「あ、あの!!」
 俺達が家に上がろうとした時、由利が急に大きな声を出した。
「ど、どうした?由利?」
「綾人さん…握手してください!」
 由利が綾人の前に手を出す。
「え?」
「全然いいよ!」
 綾人も手を出して握手をする。
「あ、ありがとうございます!」
(由利のこんなに喜んでる顔、初めて見たぞ…イケメンって本当に怖いな…)
 そう思いながら家に上がった。
「ここが、俺の部屋。」
 リビングだと、綾人が何するか分からないため、とりあえず、一番害がない、俺の部屋にすることにした。
「よーし!」
 俺が部屋のドアを開けた瞬間、綾人が俺のベットに飛び込んだ。
「うわ!悠ちゃんのベット超ふかふかだ!!」
 綾人は俺のベットでぴょんぴょん跳ねている。
(リビングにしなくて本当に良かった…)
「ところで、今から何するの?」
 綾人がベットから飛び起きて言った。
「特にする事はねえよ。」
「何にもないの?」
「だから言ったろ?別に普通の家だって。」
「じゃあ…」
 それまで黙っていた八重木さんが喋った。
「あっち向いてホイでもする?」
「……へ?」
「良いじゃん!八重木さん、ナイスアイディア!悠ちゃんもやるよね?」
「あ、ああ。やろう。」
(まあ、暇だし別にいいか。でもあっち向いてホイって、八重木さん結構子供っぽい所もあるのか?)
「まずは俺VS悠ちゃん!」
「分かった。」
 俺と綾人で顔を向かい合わせる。
「じゃあ、いくよ?あっち向いてホイ!」
 綾人の人差し指が、右に向く。
「あ、やべ!」
 反射的に動かした顔が、綾人の指と同じ方向に向く。
「よっしゃ!俺の勝ち!」
(楽しい……くはないな。)
「次、八重木さんの番だよ!」
「じゃ、じゃあ、俺は見学で。」
 綾人と八重木さんで顔を向かい合わせる。
(あれ?てことは、次もし俺と八重木さんがやることになったら、顔を見合わせなきゃいけないってことじゃねえか!)
「じゃあ八重木さん、いくよ?あっち向いてホイ!」
 八重木さんが上手くかわす。
「そういうことか…素晴らしいよ、八重木さん。」
(いや、ただかわしただけだろ!)
「よし、いくよ?綾人君。」
「いいよ、来い!八重木さん!」
「あっち向いてホイ!」
 綾人の顔が、八重木さんの指と同じ方向を向く。
「くそー!負けたー!」
「やった!」
(八重木さん、子供の遊びでめっちゃ喜んでる…まあ、そういう所も…)
「可愛い。」
「ん?悠ちゃん、なんか言った?」
「い、いや、何も!」
「まあ、いいか!よし、じゃあ次は悠ちゃんVS八重木さんだね!」
「お、おう。」
(なんか凄く緊張するな…)
「ちょっと!悠ちゃん、早くしてよー!」
(仕方ない、やるしかないか。)
「お、悪い悪い!じゃあ、早速…」
「お兄ちゃん、居る?」
 妹が俺のドアをノックしてきた。
「い、居るけど、ど、どうした?」
 妹が俺の部屋に入ってくる。
「今晩御飯の支度が出来たんですけど、良かったらお二人もどうかなって!」
「え⁉いいの⁉じゃあ、いただいちゃおっかな~!八重木さんは?」
「私もいただこうかな。」
「じゃあ、もう準備ができてるのでリビングにどうぞ!」
「よーし!あっち向いてホイの続きはまた今度な!」
「そ、そうだな!」
(なんか、ほっとした気持ちと悔しいきもちが混ざって複雑な状況だな…まあ、いいか。)
 そんなことを思いながらリビングに向かった。
「お二人の席はここです、どうぞ~!」
 リビングに着き、由利が二人の椅子を引く。テーブルを見ると、四人分のご飯が並べられている。いつもより豪華な気がするが、気のせいだという事にしておこう。
「どうぞ、召し上がってください!」
「うわー!ごちそうだ!いただきま…………あ!」
 綾人が突然声を上げる。
「ど、どうした⁉」
「そういや、俺、今日塾あるんだった!由利ちゃん!今何時?」
「し、7時です!」
「よし!まだ間に合う!ごめん、悠ちゃん、八重木さん、後は二人でよろしく!じゃあね!」
「え、おい、ちょっと!」
 綾人は全速力で俺の家を出ていく。
「行っちゃたね…」
 八重木さんが苦笑いしながら言う。
「し、仕方ないですよね!塾って言ってたし!」
「綾人さん行っちゃたね…」
 由利が少し悲しそうな顔をする。
「や、八重木さんも俺だけなんて嫌ですよね⁉全然、嫌だったら帰っても大丈夫ですからね⁉」
「ううん、大丈夫だよ。ねえ、由利ちゃんご飯食べても良いかな?」
「あ、はい!どうぞ!」
「じゃあ、いただきます!」
 八重木さんが一口食べる。
「うん!美味しい!悠太君も由利ちゃんも早く食べよ!」
 八重木さんが笑顔でそう言う。
「確かに、ご飯冷めちゃいますもんね!じゃあ、頂きます!ほら、お兄ちゃんも!」
「あ、頂きます。」
 こうして、俺達はご飯を食べ始めた。
「で、ここをこうすると…………こうなるの!凄いでしょ?」
「え!朱音さん、凄い!」
 晩御飯を食べ終わった今、すっかり八重木さんと由利は仲良くなっていた。
(八重木さんのおかげで、どんよりした空気もなくなったし、本当に良い人だな。しかし、綾人、あいつ塾やってたのかよ…やっててあれか…)
「お兄ちゃん!何、ボーッとしてんの?朱音さん帰っちゃうよ?」
 時刻は八時を回っている。
「うわ⁉か、帰るのか!じゃ、じゃあ、八重木さんさようなら!」
 俺は八重木さんに軽く手を振る。
「お兄ちゃん何言ってるの?こんな時間だよ?友達のお兄ちゃんが家まで送ってあげないと!」
「え?」
「ほら、早く!」
「わ、分かったよ。」
「じゃあ、朱音さん、さようなら!またいつでも来てくださいね!」
「うん!由利ちゃん、今日はありがとね!バイバイ!」
 八重木さんは由利に軽く挨拶をし、俺達は家を出た。
「…」
「…」
(き、気まずい…由利の奴、絶対こうなるって分かってて言ったな!)
 夜の8時、辺りは薄暗く、俺たち二人以外人はいない。
「ごめんね、家まで送るなんて面倒なことさせちゃって。」
 八重木さんんが俺に喋りかける。
「いや、全然大丈夫です!むしろ、こっちが謝らなくちゃいけないくらいで、その、家に来させちゃって…」
「悠太君、ずっと私に敬語使ってる。私達、同級生だよ?」
「ま、まあ、そうなんですけど、やめ時が分かんなくて…」
「じゃあ、今やめよう!」
「え?でも…」
「じゃなきゃ、もう悠太君と喋らない。」
 八重木さんがプイっと横を向く。
「わ、分か…った。こ、これでいい?」
 俺は恥ずかしながらも、敬語をやめる。
「うん!ありがとう!」
 プイっとしていた八重木さんの顔が笑顔になる。
「楽しかった!」
「え?」
「みんな優しくて、本当に良い人達だったよ!だから謝るなんてしなくていいよ、むしろお礼を言いたいくらいだよ!」
「そうだったんだ、てっきり嫌だったかと…」
「それに悠太君と仲も縮めれたし、本当に良かった!」
 薄暗い夜道を八重木さんと二人きりで歩くことに、少し特別感を感じた。
「あ、じゃあ私の家ここら辺だから、もう大丈夫だよ!」
「いいよ、家まで送るよ。」
「もう時間も遅いし、ここからなら一人で帰れるから、悠太君も帰って休んで。」
「本当?じゃあ、気を付けて。またね。」
「うん!バイバイ!」
 こうして俺達はそれぞれ家に帰ることにした。
「ただいま。」
「あ、お兄ちゃん!朱音さん、しっかり家まで送ってあげた?」
「あ、ああ。お、送ってあげたぞ。」
(まあ、送ったってことでいいよな?八重木さんもああやって言ってたことだし。)
「今日は楽しかった!また家に連れて来てね!」
「ああ、分かった。」
(どうせ由利は綾人狙いだろうな。でもまあ、色々あったけど、今日は楽しかったな。)
 そんなことを少し、心の中で思った。
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