1,103 / 1,296
第三十三章 二年生
千二百九十九話 いよいよ結婚式のが始まります
ここからは、僕が頑張る番ですね。
軽く深呼吸をして、気持ちを整えてから話し始めました。
「これより、神に新しい夫婦が誕生することを報告します」
僕が話し始めると、教会内のざわめきがピタリと静かになりました。
ルーカスお兄様、アイビー様、カレン様も、真剣な表情で僕のことを見ています。
来賓席でも、特に王族や教会関係者が姿勢を正して三人を見つめています。
「これより、宣誓を行います。ルーカス・ブンデスランドは、アイビー・カーセント、並びカレンを妻とし、終生愛することを誓いますか?」
「誓います」
ルーカスお兄様は、短く、そしてはっきりと強く宣誓しました。
「アイビー・カーセントは、ルーカス・ブンデスランドを夫とし、終生愛することを誓いますか?」
「誓いますわ」
アイビー様も、いつもの自信に溢れた返事をします。
何だか、いつも以上に目がキラキラしていますね。
「カレンは、ルーカス・ブンデスランドを夫とし、終生愛することを誓いますか?」
「誓います」
カレン様は、ニコリとしながらとても柔らかな返事をしました。
名誉聖女様らしい、とても優しい感じです。
無事に宣誓も終わり、次の儀式に移ります。
「それでは、お互いに指輪の交換を」
スッと、セリーヌ様がリングピローを新郎新婦の前に差し出しました。
因みに、ルーカスお兄様がはめる指輪は正妻のアイビー様の役目です。
アイビー様とカレン様の指輪は、もちろんルーカスお兄様がはめます。
こうして無事に指輪交換も終了し、いよいよ結婚式のメインイベントです。
「それでは、誓いの口づけを」
すぐさま、ルーカスお兄様はアイビー様とカレン様のベールを上げ、ササッと口づけを交わします。
うーん、流石ルーカスお兄様です。
とても手際の良い口づけに、僕もとっても感心しちゃいました。
「いま、新しい夫婦が誕生しました。大きな拍手でお見送り下さい!」
ルーカスお兄様、アイビー様、カレン様は、一礼をしてから腕を組んでバージンロードを扉の方へ歩いていきます。
王妃様、カーセント公爵夫人、前教皇猊下は溢れる涙を拭うことなく大きな拍手を三人に送っていました。
ティナおばあさま、カーセント公爵、教皇猊下も、時折目尻に浮かんだ涙をハンカチで拭いながら新郎新婦の姿を見つめていました。
司会席のリズ、サンディも、ニコニコしながら三人に大きな拍手を送っています。
「うっ、うぅ……」
そして、一番号泣していたのがまさかの陛下でした。
ハンカチでは涙を拭いきれないので、タオルで顔を覆っていました。
父親のまさかの姿に、ルーシーお姉様とエレノアは手で涙を拭きながらかなりびっくりしていました。
もちろん、多くの来賓も二人に大きな拍手を送っています。
特に、ルーカスお兄様とアイビー様の同級生は笑顔で大きな拍手を送っていました。
フラワーボーイ、フラワーガールを頑張ったちびっ子たちも、ニコニコしながらいっぱい拍手をしています。
うん、何とか無事に結婚式は終わりました。
この後は、ブーケプルズをしてからパレードの始まりです。
軽く深呼吸をして、気持ちを整えてから話し始めました。
「これより、神に新しい夫婦が誕生することを報告します」
僕が話し始めると、教会内のざわめきがピタリと静かになりました。
ルーカスお兄様、アイビー様、カレン様も、真剣な表情で僕のことを見ています。
来賓席でも、特に王族や教会関係者が姿勢を正して三人を見つめています。
「これより、宣誓を行います。ルーカス・ブンデスランドは、アイビー・カーセント、並びカレンを妻とし、終生愛することを誓いますか?」
「誓います」
ルーカスお兄様は、短く、そしてはっきりと強く宣誓しました。
「アイビー・カーセントは、ルーカス・ブンデスランドを夫とし、終生愛することを誓いますか?」
「誓いますわ」
アイビー様も、いつもの自信に溢れた返事をします。
何だか、いつも以上に目がキラキラしていますね。
「カレンは、ルーカス・ブンデスランドを夫とし、終生愛することを誓いますか?」
「誓います」
カレン様は、ニコリとしながらとても柔らかな返事をしました。
名誉聖女様らしい、とても優しい感じです。
無事に宣誓も終わり、次の儀式に移ります。
「それでは、お互いに指輪の交換を」
スッと、セリーヌ様がリングピローを新郎新婦の前に差し出しました。
因みに、ルーカスお兄様がはめる指輪は正妻のアイビー様の役目です。
アイビー様とカレン様の指輪は、もちろんルーカスお兄様がはめます。
こうして無事に指輪交換も終了し、いよいよ結婚式のメインイベントです。
「それでは、誓いの口づけを」
すぐさま、ルーカスお兄様はアイビー様とカレン様のベールを上げ、ササッと口づけを交わします。
うーん、流石ルーカスお兄様です。
とても手際の良い口づけに、僕もとっても感心しちゃいました。
「いま、新しい夫婦が誕生しました。大きな拍手でお見送り下さい!」
ルーカスお兄様、アイビー様、カレン様は、一礼をしてから腕を組んでバージンロードを扉の方へ歩いていきます。
王妃様、カーセント公爵夫人、前教皇猊下は溢れる涙を拭うことなく大きな拍手を三人に送っていました。
ティナおばあさま、カーセント公爵、教皇猊下も、時折目尻に浮かんだ涙をハンカチで拭いながら新郎新婦の姿を見つめていました。
司会席のリズ、サンディも、ニコニコしながら三人に大きな拍手を送っています。
「うっ、うぅ……」
そして、一番号泣していたのがまさかの陛下でした。
ハンカチでは涙を拭いきれないので、タオルで顔を覆っていました。
父親のまさかの姿に、ルーシーお姉様とエレノアは手で涙を拭きながらかなりびっくりしていました。
もちろん、多くの来賓も二人に大きな拍手を送っています。
特に、ルーカスお兄様とアイビー様の同級生は笑顔で大きな拍手を送っていました。
フラワーボーイ、フラワーガールを頑張ったちびっ子たちも、ニコニコしながらいっぱい拍手をしています。
うん、何とか無事に結婚式は終わりました。
この後は、ブーケプルズをしてからパレードの始まりです。
あなたにおすすめの小説
異世界転生ファミリー
くろねこ教授
ファンタジー
辺境のとある家族。その一家には秘密があった?!
辺境の村に住む何の変哲もないマーティン一家。
アリス・マーティンは美人で料理が旨い主婦。
アーサーは元腕利きの冒険者、村の自警団のリーダー格で頼れる男。
長男のナイトはクールで賢い美少年。
ソフィアは産まれて一年の赤ん坊。
何の不思議もない家族と思われたが……
彼等には実は他人に知られる訳にはいかない秘密があったのだ。
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
傍観している方が面白いのになぁ。
志位斗 茂家波
ファンタジー
「エデワール・ミッシャ令嬢!貴方にはさまざな罪があり、この場での婚約破棄と国外追放を言い渡す!」
とある夜会の中で引き起こされた婚約破棄。
その彼らの様子はまるで……
「茶番というか、喜劇ですね兄さま」
「うん、周囲が皆呆れたような目で見ているからな」
思わず漏らしたその感想は、周囲も一致しているようであった。
これは、そんな馬鹿馬鹿しい婚約破棄現場での、傍観者的な立場で見ていた者たちの語りである。
「帰らずの森のある騒動記」という連載作品に乗っている兄妹でもあります。
治療院の聖者様 ~パーティーを追放されたけど、俺は治療院の仕事で忙しいので今さら戻ってこいと言われてももう遅いです~
大山 たろう
ファンタジー
「ロード、君はこのパーティーに相応しくない」
唐突に主人公:ロードはパーティーを追放された。
そして生計を立てるために、ロードは治療院で働くことになった。
「なんで無詠唱でそれだけの回復ができるの!」
「これぐらいできないと怒鳴られましたから......」
一方、ロードが追放されたパーティーは、だんだんと崩壊していくのだった。
これは、一人の少年が幸せを送り、幸せを探す話である。
※小説家になろう様でも連載しております。
2021/02/12日、完結しました。
英雄将軍の隠し子は、軍学校で『普通』に暮らしたい。~でも前世の戦術知識がチートすぎて、気付けば帝国の影の支配者になっていました~
ヒミヤデリュージョン
ファンタジー
帝国辺境でただ静かに生き延びたいだけの少年・ヴァン。
彼に正義感はない。あるのは、母が遺したノートに記された、物理法則を応用した「高圧魔力」の理論と、徹底した費用対効果至上主義だけだ。
敵国三千の精鋭が灰燼城に迫る絶望的状況。ヴァンは剣を振るわず、心理戦と補給線攪乱だけで、たった三日で敵軍を撤退させる。
この効率的すぎる勝利は帝国の中枢に届き、彼は最高峰の帝国軍事学院への招待状を手に入れる。
「英雄になりたいわけじゃない。ただ、母の死の真相と父の秘密を知るため、生き残らなきゃならないだけだ」
無口最強の仮面メイド・シンカク、命を取引に差し出した狼耳少女・アイリ。彼は常にコスパの高い道を選び、母の遺したノートの謎、そして生まれて一度も会ったことのない父・帝国大元帥のいる帝都の闇へと踏み込んでいく。
正義も英雄も、損をするなら意味がない。合理主義が英雄譚を侵食していく、反英雄ミリタリー学園ファンタジー。
ある王国の王室の物語
朝山みどり
恋愛
平和が続くある王国の一室で婚約者破棄を宣言された少女がいた。カップを持ったまま下を向いて無言の彼女を国王夫妻、侯爵夫妻、王太子、異母妹がじっと見つめた。
顔をあげた彼女はカップを皿に置くと、レモンパイに手を伸ばすと皿に取った。
それから
「承知しました」とだけ言った。
ゆっくりレモンパイを食べるとお茶のおかわりを注ぐように侍女に合図をした。
それからバウンドケーキに手を伸ばした。
カクヨムで公開したものに手を入れたものです。
転生先がヒロインに恋する悪役令息のモブ婚約者だったので、推しの為に身を引こうと思います
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
【だって、私はただのモブですから】
10歳になったある日のこと。「婚約者」として現れた少年を見て思い出した。彼はヒロインに恋するも報われない悪役令息で、私の推しだった。そして私は名も無いモブ婚約者。ゲームのストーリー通りに進めば、彼と共に私も破滅まっしぐら。それを防ぐにはヒロインと彼が結ばれるしか無い。そこで私はゲームの知識を利用して、彼とヒロインとの仲を取り持つことにした――
※他サイトでも投稿中
【完結】物置小屋の魔法使いの娘~父の再婚相手と義妹に家を追い出され、婚約者には捨てられた。でも、私は……
buchi
恋愛
大公爵家の父が再婚して新しくやって来たのは、義母と義妹。当たり前のようにダーナの部屋を取り上げ、義妹のマチルダのものに。そして社交界への出入りを禁止し、館の隣の物置小屋に移動するよう命じた。ダーナは亡くなった母の血を受け継いで魔法が使えた。これまでは使う必要がなかった。だけど、汚い小屋に閉じ込められた時は、使用人がいるので自粛していた魔法力を存分に使った。魔法力のことは、母と母と同じ国から嫁いできた王妃様だけが知る秘密だった。
みすぼらしい物置小屋はパラダイスに。だけど、ある晩、王太子殿下のフィルがダーナを心配になってやって来て……