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第三十三章 二年生
千三百三十一話 学園も夏休みに入ります
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無事に期末テストも終わり、学園は夏休みに入ります。
入園試験の準備などもあるので、僕たちは夏休みでも生徒会室にいました。
学園の畑の世話の当番で来ている人もいて、リズはスラちゃんと共に生徒会室が始まる前に畑の草取りをしていました。
「葉っぱが、とっても大きくなってきたね。どんなお芋ができるのか、とっても楽しみなんだよ!」
リズとスラちゃんは、順調な成長をとても喜んでいました。
半分は僕が作るお芋料理を楽しみにしているのかもしれないけど、農業を知る大切な機会になっているのは間違いありません。
そして、僕の屋敷では早くも焼き芋用の壺焼きが増産されていました。
あの、だから気が早いですよ。
「今年の受験生は、特に問題のある子はいないみたいね。私たちと直接繋がりのある人はいないし」
ルーシーお姉様が、現時点での受験予定者名簿を見て呟いていました。
僕たちの二個下だと、王国内に知り合いはいないんだよね。
帝国だとリルムがいるけど、帝国の学園に通う予定です。
というか、既に受験を終えていた気がしました。
「何にもトラブルの要素がないのはいいことだと思います。寧ろ、それが普通ですから」
「そうだよね。弟くんの時の試験が、余りにも異常だったんだよね」
僕の苦笑に、ルーシーお姉様がちょっと前のことを言ってきたのです。
僕たちの入園試験は、過去に例がないレベルで酷かったもんなあ。
筆記試験では複数のカンニングをしたものがいたし、剣技試験でも偽造した木剣を使ったものがいた。
極めつけは、僕とリズの手合わせだったっけ。
うん、いま思うと凄いことになっていたよね。
「生徒会の試験担当は弟くんね。まあ、弟くんの場合は副宰相として試験運営にも携わっているもんね」
「とはいっても、今年はカンニング対策の強化と魔法試験の拡充しかしていないですよ」
「まあ、当たり前の対策だよね。軍の入隊試験も強化しているみたいだし、この辺は共通だね」
ルーシーお姉様は、書類にスラスラとサインしながら返事をしています。
官僚試験も強化した半面、簡単な初級官僚試験を取り入れました。
今までの初級官僚試験は、中級官僚試験に格上げです。
初級官僚試験といえども、学園の入園試験が分からないと解けないレベルです。
うん、僕も頑張って試験問題を作っているんだよね。
正直、宰相が鬼に見えた時もあったよ。
「さて、明日もあるから今日はこのくらいにしておきましょう」
「「「「「はい!」」」」」
後片付けを済ませて、ルーシーお姉様の掛け声で僕たちのお仕事は終わりです。
夏休みも入ったばっかりだし、今日は午後からみんなが僕の屋敷に遊びに来る予定です。
トコトコと屋敷の中を歩くハーデスちゃんを、みんなで愛でる予定だそうです。
きっと、楽しい午後になりそうですね。
入園試験の準備などもあるので、僕たちは夏休みでも生徒会室にいました。
学園の畑の世話の当番で来ている人もいて、リズはスラちゃんと共に生徒会室が始まる前に畑の草取りをしていました。
「葉っぱが、とっても大きくなってきたね。どんなお芋ができるのか、とっても楽しみなんだよ!」
リズとスラちゃんは、順調な成長をとても喜んでいました。
半分は僕が作るお芋料理を楽しみにしているのかもしれないけど、農業を知る大切な機会になっているのは間違いありません。
そして、僕の屋敷では早くも焼き芋用の壺焼きが増産されていました。
あの、だから気が早いですよ。
「今年の受験生は、特に問題のある子はいないみたいね。私たちと直接繋がりのある人はいないし」
ルーシーお姉様が、現時点での受験予定者名簿を見て呟いていました。
僕たちの二個下だと、王国内に知り合いはいないんだよね。
帝国だとリルムがいるけど、帝国の学園に通う予定です。
というか、既に受験を終えていた気がしました。
「何にもトラブルの要素がないのはいいことだと思います。寧ろ、それが普通ですから」
「そうだよね。弟くんの時の試験が、余りにも異常だったんだよね」
僕の苦笑に、ルーシーお姉様がちょっと前のことを言ってきたのです。
僕たちの入園試験は、過去に例がないレベルで酷かったもんなあ。
筆記試験では複数のカンニングをしたものがいたし、剣技試験でも偽造した木剣を使ったものがいた。
極めつけは、僕とリズの手合わせだったっけ。
うん、いま思うと凄いことになっていたよね。
「生徒会の試験担当は弟くんね。まあ、弟くんの場合は副宰相として試験運営にも携わっているもんね」
「とはいっても、今年はカンニング対策の強化と魔法試験の拡充しかしていないですよ」
「まあ、当たり前の対策だよね。軍の入隊試験も強化しているみたいだし、この辺は共通だね」
ルーシーお姉様は、書類にスラスラとサインしながら返事をしています。
官僚試験も強化した半面、簡単な初級官僚試験を取り入れました。
今までの初級官僚試験は、中級官僚試験に格上げです。
初級官僚試験といえども、学園の入園試験が分からないと解けないレベルです。
うん、僕も頑張って試験問題を作っているんだよね。
正直、宰相が鬼に見えた時もあったよ。
「さて、明日もあるから今日はこのくらいにしておきましょう」
「「「「「はい!」」」」」
後片付けを済ませて、ルーシーお姉様の掛け声で僕たちのお仕事は終わりです。
夏休みも入ったばっかりだし、今日は午後からみんなが僕の屋敷に遊びに来る予定です。
トコトコと屋敷の中を歩くハーデスちゃんを、みんなで愛でる予定だそうです。
きっと、楽しい午後になりそうですね。
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