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第三十三章 二年生
千三百三十二話 クレイモアさんが婚約!?
夏休み二日目の生徒会室には、相変わらず入園試験の準備をする生徒会役員が忙しく仕事をしていた。
何とかこの日の業務も午前中で終え、みんなでどこか昼食でも食べようかと話していた、その時だった。
「あれ? 私の通信用魔導具に連絡が……えっ、えぇ!?」
突然、ルーシーお姉様が通信用魔導具に表示された画面を見たまま驚愕の声を上げたのだ。
同時に僕の通信用魔導具にも連絡が入り、ルーシーお姉様と同じく思わず固まってしまった。
「あ、あのクレイモアさんが、お義姉様になるあの人が、婚約したらしい……」
「「「「「えー!!!」」」」」
ルーシーお姉様かワナワナと震えながら話した内容に、今度はリズたちが大声を上げてしまった。
クレイモアさんといえば、とても美人で賢くて強くて家柄も良いのに、全く結婚相手が見つからないことで各国でも有名になっていた程だった。
サキさんやレシステンシアさんたちも、クレイモアさんの結婚運のなさを知っていた。
「もしかして、結婚式でカレン様のブーケをゲットした効果があったのかな?」
「うーん、全く分からないの。そもそも、本当に婚約したのかな?」
リズとエレノアも、かなり困惑しながら話していた。
真実を確かめないといけないので、生徒会室を閉めて僕たちは王城に向かった。
レシステンシアさんたちには、明日真実を教えることになった。
せっかくなので、昼食を食べつつ連絡をしてきた王妃様から話を聞くことにした。
「私も共和国から連絡があった時には、本当なのかと疑ったわ。もちろん、他の面々もよ」
王妃様曰く、あのカレン様ですら一瞬耳を疑ったという。
クレイモアさんのことを知っている人なら、絶対に同じ反応をするでしょう。
たまたま王城で勉強していたミカエルたちも、物凄くビックリしたらしい。
「相手はバツイチになるわ。元々クレイモアさんと同僚で、数年前に奥さんを産褥で亡くして男手で女の子を育てていたらしいわ」
この話を聞く限り、とてもいい人だと判断できます。
亡くなった奥さんは既に両親はおらず、他に親類もいないそうです。
「小さな女の子も、既にクレイモアさんに懐いているらしいわ。元々、クレイモアさんは子どもの扱いが上手かったわね」
この話を聞く限り、その女の子が二人のキューピットになった可能性が高そうです。
ルーシーお姉様にも関わりのある話だから、この後調整して会いに行くことになりました。
「因みに、帝国と教皇国にも同じ連絡が行っているわ。両国も、最初の反応は全く同じだったみたいよ」
王妃様の言いたいことは、僕たちもよく分かるもんなあ。
絶対に、リルムも物凄くビックリしたはずです。
因みに、リルムもクレイモアさんの婚約の相手を見たいそうです。
気持ちはよく分かります。
僕たちが共和国に行って、リルムを迎えることになりました。
「その前に、しっかりと昼食を食べないとね」
「うんうん。驚きすぎて、お腹ペコペコなの」
リズとエレノアは、目の前にある焼肉に齧り付いていた。
何にせよ、僕も早く昼食を食べないとね。
何とかこの日の業務も午前中で終え、みんなでどこか昼食でも食べようかと話していた、その時だった。
「あれ? 私の通信用魔導具に連絡が……えっ、えぇ!?」
突然、ルーシーお姉様が通信用魔導具に表示された画面を見たまま驚愕の声を上げたのだ。
同時に僕の通信用魔導具にも連絡が入り、ルーシーお姉様と同じく思わず固まってしまった。
「あ、あのクレイモアさんが、お義姉様になるあの人が、婚約したらしい……」
「「「「「えー!!!」」」」」
ルーシーお姉様かワナワナと震えながら話した内容に、今度はリズたちが大声を上げてしまった。
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サキさんやレシステンシアさんたちも、クレイモアさんの結婚運のなさを知っていた。
「もしかして、結婚式でカレン様のブーケをゲットした効果があったのかな?」
「うーん、全く分からないの。そもそも、本当に婚約したのかな?」
リズとエレノアも、かなり困惑しながら話していた。
真実を確かめないといけないので、生徒会室を閉めて僕たちは王城に向かった。
レシステンシアさんたちには、明日真実を教えることになった。
せっかくなので、昼食を食べつつ連絡をしてきた王妃様から話を聞くことにした。
「私も共和国から連絡があった時には、本当なのかと疑ったわ。もちろん、他の面々もよ」
王妃様曰く、あのカレン様ですら一瞬耳を疑ったという。
クレイモアさんのことを知っている人なら、絶対に同じ反応をするでしょう。
たまたま王城で勉強していたミカエルたちも、物凄くビックリしたらしい。
「相手はバツイチになるわ。元々クレイモアさんと同僚で、数年前に奥さんを産褥で亡くして男手で女の子を育てていたらしいわ」
この話を聞く限り、とてもいい人だと判断できます。
亡くなった奥さんは既に両親はおらず、他に親類もいないそうです。
「小さな女の子も、既にクレイモアさんに懐いているらしいわ。元々、クレイモアさんは子どもの扱いが上手かったわね」
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「因みに、帝国と教皇国にも同じ連絡が行っているわ。両国も、最初の反応は全く同じだったみたいよ」
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絶対に、リルムも物凄くビックリしたはずです。
因みに、リルムもクレイモアさんの婚約の相手を見たいそうです。
気持ちはよく分かります。
僕たちが共和国に行って、リルムを迎えることになりました。
「その前に、しっかりと昼食を食べないとね」
「うんうん。驚きすぎて、お腹ペコペコなの」
リズとエレノアは、目の前にある焼肉に齧り付いていた。
何にせよ、僕も早く昼食を食べないとね。
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