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第三十四章 三年生
千四百三十四話 久々の普通のお仕事です
こうしてとても忙しい一週間を終え、僕たちもいつもの生活に戻りました。
僕は執務室でのお仕事で、リズとエレノア達は公務を頑張っています。
そして、ちびっ子達は勉強を頑張っていました。
「「「「「カキカキカキ」」」」」
「被災地復興支援の経験が生きているのだろう。みんな、真面目に色々な事に取り組んでいる」
ルーカスお兄様も、真面目に勉強している弟たちに目を細めていました。
因みに、今日はミカエル達年上の子ども達は勉強をしていて、エリちゃんたち年下の子ども達は執務室でネコちゃんの絵を描いていました。
絵を描くことも、とっても大事な勉強ですね。
みんな、真剣にネコちゃんを描いています。
僕も忘れないでと、マジカルラットも描いてってアピールしていますね。
「勉強を頑張るのは一時的かもしれないけど、それでも良い経験になったはずですね」
「こういう経験は、今後も進めていこうと思う。勿論官僚もだ。人々が苦労しているところを知らずに、ただ王城で仕事をするだけでは駄目だ。色々な経験を積んで、様々な角度で物事を見ないといけない」
ちびっ子たちが勉強だけでなく絵を描くのも、色々な経験をする一つですね。
何かを育てることや作ることも良い経験だし、魔法の訓練を一生懸命するのも大切です。
トコトコ。
「おにーさま、ネコちゃん描けたよ!」
「おっ、上手に描けたな」
「えへへー」
エリちゃんは、頑張って描いたネコちゃんをルーカスお兄様に見せていました。
こうして頑張って、褒められるのも良いことですね。
ハーデスちゃんも、一生懸命にネコちゃんを描いていました。
ガチャ。
「みんな、良い感じに描けたかな?」
「「「「「かけたー!」」」」」
ここで、執務室にティナおばあさまが入ってきました。
みんなも、渾身の作品をティナおばあさまに見せていますね。
「じゃあ、描いた絵はマジックバックにしまうかマジカルラットに預かってもらってね」
「「「「「はーい」」」」」
ティナおばあさまは、ちびっ子たちに後片付けを指示しました。
そして、再び集まってきたちびっ子たちにこんな事を言いました。
「じゃあ、これからみんなで公務に行きましょうね。今日は、お姉さんたちの表彰よ」
「「「「「えー!」」」」」
エリちゃんたちは、聞いていないよとびっくりしていました。
でも、ティナおばあさまに通じるはずもなく、公務へとドナドナされていきました。
うーん、執務室内が一気に静かになったね。
「まあ、簡単な公務だと聞いている、エリも頑張ってもらわないといけない」
ティナおばあさまの早業に、ルーカスお兄様も思わず苦笑していました。
こればっかりはしょうがないけど、お仕事は頑張ってもらわないとね。
ガチャ。
「ふう、疲れたぞ」
「長い会議でしたな。もう少し、要点をまとめてないといけませんな」
「全くだ」
ここで、会議に出ていた陛下と宰相が執務室に戻ってきました。
そして、周囲を見回して一言。
「おや、エリたちはどうした?」
どうやら、陛下と宰相はティナおばあさまにドナドナされたちびっ子たちとすれ違わなかったらしいです。
「ティナおばあさまと一緒に公務に行きました」
「う、うむ、そうか。なら、余も仕事をやらないとならないな」
陛下、もしかしてサボろうとしていましたか?
ルーカスお兄様にも、ジト目で見られていますよ。
そんなこんなで、午前中の業務は終わりました。
「「「「「つかれたよー」」」」」
ミカエルを含めた面々は、もう公務に勉強に疲れてぐったりとしていました。
とはいえ、午後は何もないそうなので僕の屋敷に来て遊ぶそうです。
「ふふ、小さな子達が頑張ったのですから、私たちも頑張らないといけませんわね」
「そうですわね。アイビーとカレンは妊娠中ですし、私たちでフォローしないといけませんわ」
「ギクッ……」
陛下は、王妃様とアリア様からニッコリと、睨まれていますね……
もっと頑張れということみたいですけど、業務はしっかりとやっているはずです。
「余も、午後は式典に出る。遊んでいるわけじゃないぞ」
「分かっておりますわ。なので、リズちゃんとエレノアにしっかりとフォローしてもらいましょう」
「「「えー!?」」」
みんな、聞いていないよという反応ですね。
でも、その式典にはルーカスお兄様も出るから多分大丈夫だと思いますよ。
僕も、みんながいない分頑張らないとね。
「いや、アレクは程々でいいぞ」
陛下、それって僕が頑張ると書類確認が大変って事ですか?
それなら、もっと頑張らないといけないですね。
僕は執務室でのお仕事で、リズとエレノア達は公務を頑張っています。
そして、ちびっ子達は勉強を頑張っていました。
「「「「「カキカキカキ」」」」」
「被災地復興支援の経験が生きているのだろう。みんな、真面目に色々な事に取り組んでいる」
ルーカスお兄様も、真面目に勉強している弟たちに目を細めていました。
因みに、今日はミカエル達年上の子ども達は勉強をしていて、エリちゃんたち年下の子ども達は執務室でネコちゃんの絵を描いていました。
絵を描くことも、とっても大事な勉強ですね。
みんな、真剣にネコちゃんを描いています。
僕も忘れないでと、マジカルラットも描いてってアピールしていますね。
「勉強を頑張るのは一時的かもしれないけど、それでも良い経験になったはずですね」
「こういう経験は、今後も進めていこうと思う。勿論官僚もだ。人々が苦労しているところを知らずに、ただ王城で仕事をするだけでは駄目だ。色々な経験を積んで、様々な角度で物事を見ないといけない」
ちびっ子たちが勉強だけでなく絵を描くのも、色々な経験をする一つですね。
何かを育てることや作ることも良い経験だし、魔法の訓練を一生懸命するのも大切です。
トコトコ。
「おにーさま、ネコちゃん描けたよ!」
「おっ、上手に描けたな」
「えへへー」
エリちゃんは、頑張って描いたネコちゃんをルーカスお兄様に見せていました。
こうして頑張って、褒められるのも良いことですね。
ハーデスちゃんも、一生懸命にネコちゃんを描いていました。
ガチャ。
「みんな、良い感じに描けたかな?」
「「「「「かけたー!」」」」」
ここで、執務室にティナおばあさまが入ってきました。
みんなも、渾身の作品をティナおばあさまに見せていますね。
「じゃあ、描いた絵はマジックバックにしまうかマジカルラットに預かってもらってね」
「「「「「はーい」」」」」
ティナおばあさまは、ちびっ子たちに後片付けを指示しました。
そして、再び集まってきたちびっ子たちにこんな事を言いました。
「じゃあ、これからみんなで公務に行きましょうね。今日は、お姉さんたちの表彰よ」
「「「「「えー!」」」」」
エリちゃんたちは、聞いていないよとびっくりしていました。
でも、ティナおばあさまに通じるはずもなく、公務へとドナドナされていきました。
うーん、執務室内が一気に静かになったね。
「まあ、簡単な公務だと聞いている、エリも頑張ってもらわないといけない」
ティナおばあさまの早業に、ルーカスお兄様も思わず苦笑していました。
こればっかりはしょうがないけど、お仕事は頑張ってもらわないとね。
ガチャ。
「ふう、疲れたぞ」
「長い会議でしたな。もう少し、要点をまとめてないといけませんな」
「全くだ」
ここで、会議に出ていた陛下と宰相が執務室に戻ってきました。
そして、周囲を見回して一言。
「おや、エリたちはどうした?」
どうやら、陛下と宰相はティナおばあさまにドナドナされたちびっ子たちとすれ違わなかったらしいです。
「ティナおばあさまと一緒に公務に行きました」
「う、うむ、そうか。なら、余も仕事をやらないとならないな」
陛下、もしかしてサボろうとしていましたか?
ルーカスお兄様にも、ジト目で見られていますよ。
そんなこんなで、午前中の業務は終わりました。
「「「「「つかれたよー」」」」」
ミカエルを含めた面々は、もう公務に勉強に疲れてぐったりとしていました。
とはいえ、午後は何もないそうなので僕の屋敷に来て遊ぶそうです。
「ふふ、小さな子達が頑張ったのですから、私たちも頑張らないといけませんわね」
「そうですわね。アイビーとカレンは妊娠中ですし、私たちでフォローしないといけませんわ」
「ギクッ……」
陛下は、王妃様とアリア様からニッコリと、睨まれていますね……
もっと頑張れということみたいですけど、業務はしっかりとやっているはずです。
「余も、午後は式典に出る。遊んでいるわけじゃないぞ」
「分かっておりますわ。なので、リズちゃんとエレノアにしっかりとフォローしてもらいましょう」
「「「えー!?」」」
みんな、聞いていないよという反応ですね。
でも、その式典にはルーカスお兄様も出るから多分大丈夫だと思いますよ。
僕も、みんながいない分頑張らないとね。
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