327 / 1,191
第二十一章 ちょっと平和な日々
五百二十三話 皆で薬草採取です
しおりを挟む
翌日は、早速薬草採取から始まります。
今日は、ルルーさんとノエルさんも一緒に参加します。
そしてついでにという事で、この人も呼ぶ事にしました。
「皆様、お久しぶりでございます」
朝のおつとめを終えたカレン様を、教皇国に迎えに行きました。
昨日、カレン様のスケジュールを確認しました。
そしてカレン様はルーカスお兄様のお友達に会った事があるらしく、仲良さそうに話し掛けていました。
「おお、ククリちゃん聖女様がいるよ」
「ルシちゃん、人の事を指さしてはしゃがないの」
リアル聖女様のカレン様を見てテンションMAXのルシアさんだけど、ルシアさんのコミュニケーション能力だとあっという間に仲良くなりそうですね。
という事で、いざ出発です。
「カレン様も元気そうで何よりだね」
「ありがとうございます。おばさまも導く者様の結婚式以来ですが、お元気そうで何よりです」
今日はいつものおばちゃんと新人冒険者も、薬草採取に参加します。
おばちゃんはにこやかにカレン様と話をしているけど、おばちゃんも誰と会っても動じないよね。
因みに新人冒険者は若い女性四人組で、ルシアさんが早速話しかけていました。
皆でワイワイしながら、いつもの森に到着です。
「うーん、今日は周囲に何もいないですね。遠くから、こちらの様子見をしています」
「危険がないのなら、それはそれで良いことよ。じゃあ、早速始めましょう」
僕達が大人数って事もあってか、探索魔法を使っても特に危険はありません。
監視を立てつつ、早速薬草採取を始めます。
「薬草採取は、リズが皆に教えるよ!」
もはや薬草採取のベテラン先生となっているリズが、新人冒険者も含めて薬草の採り方を教えています。
スラちゃんやカレン様の従魔のヒカリにマジカルラットの子ども達も、薬草をつまみ食いしながら葉っぱを集めていました。
「もしゃもしゃ」
「ぶっち、まだ食べてる」
「いっぱい食べてるね」
周囲に脅威がないので、ブッチーものんびりしながら野草を食べていました。
今日は天気も良くて、何だかピクニックに来ているみたいですね。
「しかし、中々薬草を見つけるのは難しいですね」
「私も最初は難しかったよ。今では流石に慣れたけどね」
「こうやって集めた薬草から、ポーションとかが作られるのですわね」
「お金を稼ぐのって、本当に大変だね」
ルーカスお兄様のお友達は、薬草採取をしながら色々な話をしていました。
色々な仕事があるし、お金を稼ぐのは大変ですよ。
さて、チャールズさんはというとルーカスお兄様達と別行動をしています。
「キュー」
「おっ、ここにも薬草発見。流石はポッキーね」
「お、お姉様、皆さんと離れないようにして下さい」
「大丈夫、そこはチーちゃんもいるしどうにかなるよ」
自由奔放な姉を持つと、本当に大変だね。
昔からチャールズさんは、姉の世話をしていたというのが良く分かります。
でも、チャールズさんがいるお陰で、ククリさんが薬草採取に専念できる利点もあるけどね。
今日は、ルルーさんとノエルさんも一緒に参加します。
そしてついでにという事で、この人も呼ぶ事にしました。
「皆様、お久しぶりでございます」
朝のおつとめを終えたカレン様を、教皇国に迎えに行きました。
昨日、カレン様のスケジュールを確認しました。
そしてカレン様はルーカスお兄様のお友達に会った事があるらしく、仲良さそうに話し掛けていました。
「おお、ククリちゃん聖女様がいるよ」
「ルシちゃん、人の事を指さしてはしゃがないの」
リアル聖女様のカレン様を見てテンションMAXのルシアさんだけど、ルシアさんのコミュニケーション能力だとあっという間に仲良くなりそうですね。
という事で、いざ出発です。
「カレン様も元気そうで何よりだね」
「ありがとうございます。おばさまも導く者様の結婚式以来ですが、お元気そうで何よりです」
今日はいつものおばちゃんと新人冒険者も、薬草採取に参加します。
おばちゃんはにこやかにカレン様と話をしているけど、おばちゃんも誰と会っても動じないよね。
因みに新人冒険者は若い女性四人組で、ルシアさんが早速話しかけていました。
皆でワイワイしながら、いつもの森に到着です。
「うーん、今日は周囲に何もいないですね。遠くから、こちらの様子見をしています」
「危険がないのなら、それはそれで良いことよ。じゃあ、早速始めましょう」
僕達が大人数って事もあってか、探索魔法を使っても特に危険はありません。
監視を立てつつ、早速薬草採取を始めます。
「薬草採取は、リズが皆に教えるよ!」
もはや薬草採取のベテラン先生となっているリズが、新人冒険者も含めて薬草の採り方を教えています。
スラちゃんやカレン様の従魔のヒカリにマジカルラットの子ども達も、薬草をつまみ食いしながら葉っぱを集めていました。
「もしゃもしゃ」
「ぶっち、まだ食べてる」
「いっぱい食べてるね」
周囲に脅威がないので、ブッチーものんびりしながら野草を食べていました。
今日は天気も良くて、何だかピクニックに来ているみたいですね。
「しかし、中々薬草を見つけるのは難しいですね」
「私も最初は難しかったよ。今では流石に慣れたけどね」
「こうやって集めた薬草から、ポーションとかが作られるのですわね」
「お金を稼ぐのって、本当に大変だね」
ルーカスお兄様のお友達は、薬草採取をしながら色々な話をしていました。
色々な仕事があるし、お金を稼ぐのは大変ですよ。
さて、チャールズさんはというとルーカスお兄様達と別行動をしています。
「キュー」
「おっ、ここにも薬草発見。流石はポッキーね」
「お、お姉様、皆さんと離れないようにして下さい」
「大丈夫、そこはチーちゃんもいるしどうにかなるよ」
自由奔放な姉を持つと、本当に大変だね。
昔からチャールズさんは、姉の世話をしていたというのが良く分かります。
でも、チャールズさんがいるお陰で、ククリさんが薬草採取に専念できる利点もあるけどね。
454
あなたにおすすめの小説
『伯爵令嬢 爆死する』
三木谷夜宵
ファンタジー
王立学園の中庭で、ひとりの伯爵令嬢が死んだ。彼女は婚約者である侯爵令息から婚約解消を求められた。しかし、令嬢はそれに反発した。そんな彼女を、令息は魔術で爆死させてしまったのである。
その後、大陸一のゴシップ誌が伯爵令嬢が日頃から受けていた仕打ちを暴露するのであった。
カクヨムでも公開しています。
治療院の聖者様 ~パーティーを追放されたけど、俺は治療院の仕事で忙しいので今さら戻ってこいと言われてももう遅いです~
大山 たろう
ファンタジー
「ロード、君はこのパーティーに相応しくない」
唐突に主人公:ロードはパーティーを追放された。
そして生計を立てるために、ロードは治療院で働くことになった。
「なんで無詠唱でそれだけの回復ができるの!」
「これぐらいできないと怒鳴られましたから......」
一方、ロードが追放されたパーティーは、だんだんと崩壊していくのだった。
これは、一人の少年が幸せを送り、幸せを探す話である。
※小説家になろう様でも連載しております。
2021/02/12日、完結しました。
魔法が使えない令嬢は住んでいた小屋が燃えたので家出します
怠惰るウェイブ
ファンタジー
グレイの世界は狭く暗く何よりも灰色だった。
本来なら領主令嬢となるはずの彼女は領主邸で住むことを許されず、ボロ小屋で暮らしていた。
彼女はある日、棚から落ちてきた一冊の本によって人生が変わることになる。
世界が色づき始めた頃、ある事件をきっかけに少女は旅をすることにした。
喋ることのできないグレイは旅を通して自身の世界を色付けていく。
無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。
豊穣の巫女から追放されたただの村娘。しかし彼女の正体が予想外のものだったため、村は彼女が知らないうちに崩壊する。
下菊みこと
ファンタジー
豊穣の巫女に追い出された少女のお話。
豊穣の巫女に追い出された村娘、アンナ。彼女は村人達の善意で生かされていた孤児だったため、むしろお礼を言って笑顔で村を離れた。その感謝は本物だった。なにも持たない彼女は、果たしてどこに向かうのか…。
小説家になろう様でも投稿しています。
大聖女の姉と大聖者の兄の元に生まれた良くも悪くも普通の姫君、二人の絞りカスだと影で嘲笑されていたが実は一番神に祝福された存在だと発覚する。
下菊みこと
ファンタジー
絞りカスと言われて傷付き続けた姫君、それでも姉と兄が好きらしい。
ティモールとマルタは父王に詰め寄られる。結界と祝福が弱まっていると。しかしそれは当然だった。本当に神から愛されているのは、大聖女のマルタでも大聖者のティモールでもなく、平凡な妹リリィなのだから。
小説家になろう様でも投稿しています。
結婚30年、契約満了したので離婚しませんか?
おもちのかたまり
恋愛
恋愛・小説 11位になりました!
皆様ありがとうございます。
「私、旦那様とお付き合いも甘いやり取りもしたことが無いから…ごめんなさい、ちょっと他人事なのかも。もちろん、貴方達の事は心から愛しているし、命より大事よ。」
眉根を下げて笑う母様に、一発じゃあ足りないなこれは。と確信した。幸い僕も姉さん達も祝福持ちだ。父様のような力極振りではないけれど、三対一なら勝ち目はある。
「じゃあ母様は、父様が嫌で離婚するわけではないんですか?」
ケーキを幸せそうに頬張っている母様は、僕の言葉にきょとん。と目を見開いて。…もしかすると、母様にとって父様は、関心を向ける程の相手ではないのかもしれない。嫌な予感に、今日一番の寒気がする。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇
20年前に攻略対象だった父親と、悪役令嬢の取り巻きだった母親の現在のお話。
ハッピーエンド・バットエンド・メリーバットエンド・女性軽視・女性蔑視
上記に当てはまりますので、苦手な方、ご不快に感じる方はお気を付けください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。