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第二十四章 お兄ちゃんの官僚としての忙しい日々
六百三十二話 凄い物を見つけちゃった
会計部隊と後方支援部隊の幹部を王城に連行したので、ここからは不正の証拠を手分けして押さえます。
「ジンとアレク君は、私と一緒に会計部隊に来てくれ。ケーヒル伯爵は、エレノア殿下とリズちゃんと一緒に後方支援部隊へ」
「「「はい!」」」
僕達は、二手に分かれて移動します。
僕とジンさんは、軍務卿と護衛の兵と共に会計部隊に向かいます。
ペラペラ。
「うーん、一目で分かる不正ですね……」
「適当に数字を足して、領収書を偽造してやがるな」
僕達は会計部隊に保管されている領収書を調べているけど、まあ酷い不正をしています。
しかも、怪しいと思われていた業者以外にも、二つの業者の領収書が偽造されていました。
軍務卿は、直ぐにタブレット型の魔導具を使って王城に連絡していました。
これでは、レイナさん達だけでは捜査の手が足らないだろうね。
「会計担当は、何人捕縛された?」
「会計部隊長を含めると、四名です。あと、怪我をした女性兵は不正を告発した者です」
「となると、ガンコ侯爵はあの女性兵が全ての不正を暴露したと思って暴走したのだな」
どうも僕達が駐屯地に来たのとは全く関係なく、ガンコ侯爵と会計部隊長が不正がバレたと思って女性を暴行して、更に他の人に見つかって武器保管所に逃げ込んだんだ。
僕達がもう少し早く着けば、女性は暴行されなかったかもしれないね。
「王城から、経理担当の応援を呼ぼう。不正の対応もそうだし、このままでは経理処理が止まるぞ」
軍務卿が苦々しく思っていると、ジンさんが良いことを閃いたという表情に変わりました。
「なら、アレクを代わりの経理担当にすれば良いだろう。幸いにして計算は問題ないし、臨時だと思えば良い」
「そうだな。官僚試験もパスしているし、今は非常時だからな」
「えー!」
ジンさんの提案を受けて、軍務卿もしょうがないって表情をしていました。
僕としては、とんでもないって感じですよ。
「まあ、今日明日の事じゃないし先ずは目の前の作業に注力しよう」
「宰相が調査の為の職員を手配したそうだ。レオ君、悪いが王城から呼んでくれないか」
「……はい」
僕はがっくりとしながらも、軍務卿からの要請に従って王城へゲートを繋いだのだった。
ごそごそごそ。
「あっ、またお金が出てきたよ」
「こっちには、変な物が出てきたよ」
会計部隊には調査を行う職員が到着したので、軍務卿と僕とジンさんはリズ達がいる後方支援部隊の部隊長室に行きました。
そして、テーブルの上にどっさりと高価な物が置かれていて、リズとエレノアとスラちゃんの様子を見守っていたケーヒル伯爵様も呆れた表情をしていました。
どんなに分かりにくい所に物を隠しても、リズとエレノアとスラちゃんの前では通用しないだろうな。
ごそごそごそ。
「おっ、何か発見! あっ、お兄ちゃん凄いものを見つけちゃったよ!」
「うん? どれどれ。あっ、これは確かに凄いけどかなりヤバいものです!」
机の足元をごそごそしていたリズが、とんでもない物を見つけてしまった。
僕のビックリした声に、他の人も集まってきました。
これって、魔獣化する薬じゃないかな?
「ジンとアレク君は、私と一緒に会計部隊に来てくれ。ケーヒル伯爵は、エレノア殿下とリズちゃんと一緒に後方支援部隊へ」
「「「はい!」」」
僕達は、二手に分かれて移動します。
僕とジンさんは、軍務卿と護衛の兵と共に会計部隊に向かいます。
ペラペラ。
「うーん、一目で分かる不正ですね……」
「適当に数字を足して、領収書を偽造してやがるな」
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しかも、怪しいと思われていた業者以外にも、二つの業者の領収書が偽造されていました。
軍務卿は、直ぐにタブレット型の魔導具を使って王城に連絡していました。
これでは、レイナさん達だけでは捜査の手が足らないだろうね。
「会計担当は、何人捕縛された?」
「会計部隊長を含めると、四名です。あと、怪我をした女性兵は不正を告発した者です」
「となると、ガンコ侯爵はあの女性兵が全ての不正を暴露したと思って暴走したのだな」
どうも僕達が駐屯地に来たのとは全く関係なく、ガンコ侯爵と会計部隊長が不正がバレたと思って女性を暴行して、更に他の人に見つかって武器保管所に逃げ込んだんだ。
僕達がもう少し早く着けば、女性は暴行されなかったかもしれないね。
「王城から、経理担当の応援を呼ぼう。不正の対応もそうだし、このままでは経理処理が止まるぞ」
軍務卿が苦々しく思っていると、ジンさんが良いことを閃いたという表情に変わりました。
「なら、アレクを代わりの経理担当にすれば良いだろう。幸いにして計算は問題ないし、臨時だと思えば良い」
「そうだな。官僚試験もパスしているし、今は非常時だからな」
「えー!」
ジンさんの提案を受けて、軍務卿もしょうがないって表情をしていました。
僕としては、とんでもないって感じですよ。
「まあ、今日明日の事じゃないし先ずは目の前の作業に注力しよう」
「宰相が調査の為の職員を手配したそうだ。レオ君、悪いが王城から呼んでくれないか」
「……はい」
僕はがっくりとしながらも、軍務卿からの要請に従って王城へゲートを繋いだのだった。
ごそごそごそ。
「あっ、またお金が出てきたよ」
「こっちには、変な物が出てきたよ」
会計部隊には調査を行う職員が到着したので、軍務卿と僕とジンさんはリズ達がいる後方支援部隊の部隊長室に行きました。
そして、テーブルの上にどっさりと高価な物が置かれていて、リズとエレノアとスラちゃんの様子を見守っていたケーヒル伯爵様も呆れた表情をしていました。
どんなに分かりにくい所に物を隠しても、リズとエレノアとスラちゃんの前では通用しないだろうな。
ごそごそごそ。
「おっ、何か発見! あっ、お兄ちゃん凄いものを見つけちゃったよ!」
「うん? どれどれ。あっ、これは確かに凄いけどかなりヤバいものです!」
机の足元をごそごそしていたリズが、とんでもない物を見つけてしまった。
僕のビックリした声に、他の人も集まってきました。
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