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第二十四章 お兄ちゃんの官僚としての忙しい日々
六百五十九話 お昼はどこにしようかな?
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「ほら、新人冒険者は血抜きのやり方を教えるよ!」
「終わったら、リズが薬草の採り方を教えるよ」
「「「はっ、はい!」」」
そして、新人冒険者恒例のおばちゃんとスラちゃんの血抜き講座に、リズの薬草採取講座が始まります。
新人冒険者達も、真剣に皆の話を聞いています。
冒険者ギルドからも、おばちゃんとリズの講座は真剣に聞くようにと言われているそうです。
「それじゃあ、こっちは薬草採取を始めようか」
「「「はーい」」」
ルーカスお兄様が、他の人達に声をかけて薬草採取を始めました。
久々ってのもあってか、やけにプリンとアマリリスが薬草採取を頑張っています。
「キュキュ!」
「おお、こっちにも薬草があるって」
「いっぱい薬草があるね」
マジカルラットも、プリンとアマリリスに負けじと沢山の薬草を見つけます。
暖かくなってきたのもあってか、薬草自体も沢山生えています。
その為に、何だか凄い量の薬草が集まってきました。
「「「ムシャムシャ」」」
ポニさん達は、護衛を兼ねながら食べられそうな草を沢山食べています。
うーん、とっても平和な薬草採取ですね。
「お兄ちゃん、かごがいっぱいになっちゃった」
「もう、僕もスラちゃんもプリンも、予備のかごはないよ」
「えー!」
そして、遂に薬草を入れるかごが尽きてしまいました。
薬草を束ねる紐も無くなっちゃったので、午前中の早い段階で薬草採取は終了です。
皆で、森から冒険者ギルドに帰ります。
「す、凄い……薬草採取でこんなにお金が貰えるなんて……」
「薬草も、数を集めればかなりの金額になるぞ。まあ、アレクとリズがいる時に限るがな」
薬草の量が半端ないので、案の定物凄い換金金額になりました。
新人冒険者が薬草採取で手に入る金額を見てビックリするのも、何だか慣れちゃったなあ。
「このイノシシも、とても良い状態だな。昼過ぎには解体が終わるぞ」
「おじさん、宜しくね」
「お父様とお母様に、イノシシ肉を食べさせてあげたいの」
エマさんとオリビアさんが仕留めたイノシシも、とっても良い状態です。
今夜は、辺境伯家の屋敷でぼたん鍋になるみたいですね。
「うーん、だいぶ早く終わっちまったな」
「そうですね。昼食にもまだ時間がありますわ」
ジンさんとアレクサさんが話をしているけど、確かに昼食まで時間があるのでどうやって時間を潰すか考えないと。
「あと、出来れば普段行ったことのないお店に行きたいな」
「そうですね。辺境伯領のお店には、大抵行っていますわね」
エマさんとオリビアさんのリクエストもあり、普段なら行かないお店に行く事になりました。
うーん、普段行かないお店って何かあったかな?
皆が考え込んでいたら、リズが元気よく手を上げた。
「じゃあ、久々にオカマさんのお店に行きたいな!」
「ああ、あそこか。店主はともかくとして、味は抜群なんだよなあ」
「良い機会だし、イヨの顔見せも兼ねて行くって事にしましょう」
ジンさんとティナおばあさまも、リズの意見に賛成です。
一旦屋敷に戻って、着替えてからオカマさんのお店に行く事になりました。
ついでに闇ギルド関連の情報も得られたら、とってもありがたいです。
「終わったら、リズが薬草の採り方を教えるよ」
「「「はっ、はい!」」」
そして、新人冒険者恒例のおばちゃんとスラちゃんの血抜き講座に、リズの薬草採取講座が始まります。
新人冒険者達も、真剣に皆の話を聞いています。
冒険者ギルドからも、おばちゃんとリズの講座は真剣に聞くようにと言われているそうです。
「それじゃあ、こっちは薬草採取を始めようか」
「「「はーい」」」
ルーカスお兄様が、他の人達に声をかけて薬草採取を始めました。
久々ってのもあってか、やけにプリンとアマリリスが薬草採取を頑張っています。
「キュキュ!」
「おお、こっちにも薬草があるって」
「いっぱい薬草があるね」
マジカルラットも、プリンとアマリリスに負けじと沢山の薬草を見つけます。
暖かくなってきたのもあってか、薬草自体も沢山生えています。
その為に、何だか凄い量の薬草が集まってきました。
「「「ムシャムシャ」」」
ポニさん達は、護衛を兼ねながら食べられそうな草を沢山食べています。
うーん、とっても平和な薬草採取ですね。
「お兄ちゃん、かごがいっぱいになっちゃった」
「もう、僕もスラちゃんもプリンも、予備のかごはないよ」
「えー!」
そして、遂に薬草を入れるかごが尽きてしまいました。
薬草を束ねる紐も無くなっちゃったので、午前中の早い段階で薬草採取は終了です。
皆で、森から冒険者ギルドに帰ります。
「す、凄い……薬草採取でこんなにお金が貰えるなんて……」
「薬草も、数を集めればかなりの金額になるぞ。まあ、アレクとリズがいる時に限るがな」
薬草の量が半端ないので、案の定物凄い換金金額になりました。
新人冒険者が薬草採取で手に入る金額を見てビックリするのも、何だか慣れちゃったなあ。
「このイノシシも、とても良い状態だな。昼過ぎには解体が終わるぞ」
「おじさん、宜しくね」
「お父様とお母様に、イノシシ肉を食べさせてあげたいの」
エマさんとオリビアさんが仕留めたイノシシも、とっても良い状態です。
今夜は、辺境伯家の屋敷でぼたん鍋になるみたいですね。
「うーん、だいぶ早く終わっちまったな」
「そうですね。昼食にもまだ時間がありますわ」
ジンさんとアレクサさんが話をしているけど、確かに昼食まで時間があるのでどうやって時間を潰すか考えないと。
「あと、出来れば普段行ったことのないお店に行きたいな」
「そうですね。辺境伯領のお店には、大抵行っていますわね」
エマさんとオリビアさんのリクエストもあり、普段なら行かないお店に行く事になりました。
うーん、普段行かないお店って何かあったかな?
皆が考え込んでいたら、リズが元気よく手を上げた。
「じゃあ、久々にオカマさんのお店に行きたいな!」
「ああ、あそこか。店主はともかくとして、味は抜群なんだよなあ」
「良い機会だし、イヨの顔見せも兼ねて行くって事にしましょう」
ジンさんとティナおばあさまも、リズの意見に賛成です。
一旦屋敷に戻って、着替えてからオカマさんのお店に行く事になりました。
ついでに闇ギルド関連の情報も得られたら、とってもありがたいです。
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