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第三十一章 五歳の祝い
千七十一話 正式に作戦発動
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僕も、スラちゃんと一緒に炊き出しの仕込みを続けます。
そして、ある程度仕込みの準備が出来たところで、再び意見の集約をしているルーカスお兄様のところに向かいました。
「ルーカスお兄様、現在はどんな状況ですか?」
「うーん、地方から結構な数の人が職を求めて王都にやってきている。衛星都市はまだ完全に出来上がった訳じゃないから、その辺が難しいところだ」
王都には、仕事があると思っている人が結構いるみたいです。
確かに衛星都市建設計画が動いていて、結構な職があるのは間違いありません。
でも、住むところに問題が出ているみたいですね。
それと、嫌な情報も掴みました。
「どうやら、スラム街を根城にしている複数の犯罪組織に勢力拡大の兆しがあるという。なので、スラム街の治安が悪化しているらしい」
ルーカスお兄様が頭が痛いような感じで話をしてくれたけど、確かにスラム街の治安悪化は王都全体の治安悪化にも繋がってくる。
とはいえ、無理に軍を突入させると大規模な衝突が起きるし、治安がよくないので僕たちが現地に行くのは不可能です。
ちなみにルーカスお兄様が軍務卿に問い合わせたら既に軍務卿もスラム街の治安悪化を把握していて、軍務卿もどうするかと対応に悩んでいました。
シュッ。
そんな中、スラム街の偵察に行っていたマジカルラット部隊が僕たちの前に戻ってきました。
何があったのだろうかと思ったけど、ルーカスお兄様のマジカルラットがルーカスお兄様に報告を始めました。
「キュー!」
「えっ、お前たちだけで制圧可能な犯罪組織を見つけたから、軍務卿に連絡してくれってことなのか?」
「キュッ」
おお、ルーカスお兄様のマジカルラットが綺麗な敬礼をした後に報告していたけど、相手を一網打尽にして王都郊外にある軍の施設に運ぶという。
ルーカスお兄様のマジカルラットはアイテムボックスを使えるので、ポッキーと手分けして証拠品を押収するらしい。
ルーカスお兄様が軍務卿に連絡すると、直ぐに牢屋を用意すると言っていた。
だいたいの人数を把握しているらしいけど、一気に三十人以上捕まえるという。
ものは試しにってことで、陛下とかの許可も得ました。
「じゃあ、作戦許可をする。でも、無理のないように」
「「「キュッ!」」」
こうして、アマリリスも加わってのマジカルラット部隊は、再びルーカスお兄様に綺麗な敬礼をしてからゲート魔法で現地に向かった。
うーん、個人的にはやりすぎないようにと思うばかりだった。
さてさて、その間は僕たちは頑張って奉仕活動をしようと。
治療班に顔を出したら、さっきの僕とルーカスお兄ちゃんとマジカルラット部隊のやり取りを見ていたものが声をかけてきた。
「お兄ちゃん、みんなどっかに行ったんだね」
「特殊作戦って言っていたの」
「アマリリスだけずるいですわ。私も、スラム街に根付く悪を退治したかったですわ」
どうやら、リズ、エレノア、アイビー様が、ルーカスお兄様のマジカルラットの話を聞いていたみたいだ。
僕たちは従魔の言っていることはだいたい分かるけど、他の人はただマジカルラットがキューキューと話しているだけだろうね。
ちなみに、治療班は問題なく稼働していて、人員追加の必要もないそうです。
ということで、僕も炊き出し班のところに戻りました。
すると、今度は仕込みをしていたスラちゃんがマジカルラット部隊はずるいと抗議していました。
いやいや、スラちゃんも単独で偵察できるけど今日は奉仕活動優先だからね。
触手をふりふりしながら抗議しても駄目ですよ。
そして、ある程度仕込みの準備が出来たところで、再び意見の集約をしているルーカスお兄様のところに向かいました。
「ルーカスお兄様、現在はどんな状況ですか?」
「うーん、地方から結構な数の人が職を求めて王都にやってきている。衛星都市はまだ完全に出来上がった訳じゃないから、その辺が難しいところだ」
王都には、仕事があると思っている人が結構いるみたいです。
確かに衛星都市建設計画が動いていて、結構な職があるのは間違いありません。
でも、住むところに問題が出ているみたいですね。
それと、嫌な情報も掴みました。
「どうやら、スラム街を根城にしている複数の犯罪組織に勢力拡大の兆しがあるという。なので、スラム街の治安が悪化しているらしい」
ルーカスお兄様が頭が痛いような感じで話をしてくれたけど、確かにスラム街の治安悪化は王都全体の治安悪化にも繋がってくる。
とはいえ、無理に軍を突入させると大規模な衝突が起きるし、治安がよくないので僕たちが現地に行くのは不可能です。
ちなみにルーカスお兄様が軍務卿に問い合わせたら既に軍務卿もスラム街の治安悪化を把握していて、軍務卿もどうするかと対応に悩んでいました。
シュッ。
そんな中、スラム街の偵察に行っていたマジカルラット部隊が僕たちの前に戻ってきました。
何があったのだろうかと思ったけど、ルーカスお兄様のマジカルラットがルーカスお兄様に報告を始めました。
「キュー!」
「えっ、お前たちだけで制圧可能な犯罪組織を見つけたから、軍務卿に連絡してくれってことなのか?」
「キュッ」
おお、ルーカスお兄様のマジカルラットが綺麗な敬礼をした後に報告していたけど、相手を一網打尽にして王都郊外にある軍の施設に運ぶという。
ルーカスお兄様のマジカルラットはアイテムボックスを使えるので、ポッキーと手分けして証拠品を押収するらしい。
ルーカスお兄様が軍務卿に連絡すると、直ぐに牢屋を用意すると言っていた。
だいたいの人数を把握しているらしいけど、一気に三十人以上捕まえるという。
ものは試しにってことで、陛下とかの許可も得ました。
「じゃあ、作戦許可をする。でも、無理のないように」
「「「キュッ!」」」
こうして、アマリリスも加わってのマジカルラット部隊は、再びルーカスお兄様に綺麗な敬礼をしてからゲート魔法で現地に向かった。
うーん、個人的にはやりすぎないようにと思うばかりだった。
さてさて、その間は僕たちは頑張って奉仕活動をしようと。
治療班に顔を出したら、さっきの僕とルーカスお兄ちゃんとマジカルラット部隊のやり取りを見ていたものが声をかけてきた。
「お兄ちゃん、みんなどっかに行ったんだね」
「特殊作戦って言っていたの」
「アマリリスだけずるいですわ。私も、スラム街に根付く悪を退治したかったですわ」
どうやら、リズ、エレノア、アイビー様が、ルーカスお兄様のマジカルラットの話を聞いていたみたいだ。
僕たちは従魔の言っていることはだいたい分かるけど、他の人はただマジカルラットがキューキューと話しているだけだろうね。
ちなみに、治療班は問題なく稼働していて、人員追加の必要もないそうです。
ということで、僕も炊き出し班のところに戻りました。
すると、今度は仕込みをしていたスラちゃんがマジカルラット部隊はずるいと抗議していました。
いやいや、スラちゃんも単独で偵察できるけど今日は奉仕活動優先だからね。
触手をふりふりしながら抗議しても駄目ですよ。
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