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第三十三章 二年生
千二百四十三話 続々と見つかる不審物
「くそ! 離せ、離しやがれ!」
「畜生!」
店の奥からは、続々とこの店のスタッフの男性が兵に拘束、連行されて行きます。
鑑定魔法で連行されていくスタッフを確認すると、全員が犯罪者としての表示がありました。
そして、隠しものを見つける才能があるリズたちにかかれば、どんなものでも見つけてしまいます。
「あっ、ここにも不審なものがあったよ!」
「ここにもあったの」
「みっけ」
リズ、サンディ、イヨが、次から次へと色々なものを見つけます。
その中には、如何にも怪しい葉が入っている麻袋も出てきました。
ルーシーお姉様に頼まれて麻袋の中を確認すると、やっぱり違法なものだと確認できました。
「これで、違法な焼き菓子を作っているのが確認できましたね」
「中古のオーブンだけど、いいものを使っているのにね」
ルーシーお姉様の視線の先には、焼き菓子を焼く大きなオーブンがありました。
どんなに立派な施設だとしても、作っているものが違法物ならどうしようもないよね。
このオーブンなどの調理器具一式も、全て押収されることになります。
更に二階の闇賭博場にも兵が突入し、事前にスラちゃんたちが調べ上げた情報を元に色々な物を押収していきました。
闇賭博場に人はおらず、全く抵抗なしに押収が進んでいきます。
そして、直ぐに主犯と思わしき子爵の関与を示す書類が出てきました。
通信用魔導具で王城に連絡し、子爵家への強制捜査令状発行を待ちます。
ここまで証拠が集まれば問題ないので、今度は店の外に移動して店員のお姉さんから話を聞きます。
「あっ、アレク様」
「うぅ……」
店の外に出ると、座り込んで涙が止まらない店員のお姉さんと寄り添うサンディの姿がありました。
どうやらサンディがある程度話を聞いてくれたみたいなので、先ずはその話を聞きます。
「お姉さんは、田舎から出てきて一人で暮らし始めたらしいです。そして、最初に勤めたお店がたまたまここで、違法なものを売っていたなんて全く知らなかったようです」
サンディの話は、僕の鑑定結果と全く一緒でした。
どうやら店の奥には一切入れてもらえなかったらしく、他の店員が何をしているかもさっぱり分からなかったそうです。
そして、店員のお姉さんは責任感が強いのでまさか違法なものを売っているなんて知らなかったみたいですね。
「とりあえず、店員のお姉さんにももう一度話を聞いてもらう必要があるし、犯罪組織に狙われないように保護する必要があるね。一旦王城に連絡を入れて、対応をお願いするね」
「アレク様、お願いします」
サンディもペコリと頭を下げてお願いしてきたし、店員のお姉さんは犯罪に巻き込まれたに等しいです。
僕は王城に応援を頼むと、何とティナおばあさまが手助けしてくれることになりました。
王城にゲートを繋ぐと、応援の兵と共にティナおばあさまが駆けつけてくれました。
「安心して。悪いようにはしないし、アレク君が問題ないと言ってくれているから直ぐに聴取は終わるわ」
「は、はい……」
ティナおばあさまが優しく話しかけてくれたので、店員のお姉さんも何とか動けるようになりました。
そして、ティナおばあさまは一枚の紙を僕に渡してくれました。
「アレク君、子爵家への強制捜査執行命令書よ。でも、落ち着いて対応することね。リズちゃんたちにも、良く言い聞かせるのよ」
流石はティナおばあさま、僕たちが怒り心頭なのを察して声をかけてくれました。
何にせよ、主犯を捕まえてこの一連の事件を解決しないといけません。
気持ちを落ち着かせて、冷静に対応しないとね。
「畜生!」
店の奥からは、続々とこの店のスタッフの男性が兵に拘束、連行されて行きます。
鑑定魔法で連行されていくスタッフを確認すると、全員が犯罪者としての表示がありました。
そして、隠しものを見つける才能があるリズたちにかかれば、どんなものでも見つけてしまいます。
「あっ、ここにも不審なものがあったよ!」
「ここにもあったの」
「みっけ」
リズ、サンディ、イヨが、次から次へと色々なものを見つけます。
その中には、如何にも怪しい葉が入っている麻袋も出てきました。
ルーシーお姉様に頼まれて麻袋の中を確認すると、やっぱり違法なものだと確認できました。
「これで、違法な焼き菓子を作っているのが確認できましたね」
「中古のオーブンだけど、いいものを使っているのにね」
ルーシーお姉様の視線の先には、焼き菓子を焼く大きなオーブンがありました。
どんなに立派な施設だとしても、作っているものが違法物ならどうしようもないよね。
このオーブンなどの調理器具一式も、全て押収されることになります。
更に二階の闇賭博場にも兵が突入し、事前にスラちゃんたちが調べ上げた情報を元に色々な物を押収していきました。
闇賭博場に人はおらず、全く抵抗なしに押収が進んでいきます。
そして、直ぐに主犯と思わしき子爵の関与を示す書類が出てきました。
通信用魔導具で王城に連絡し、子爵家への強制捜査令状発行を待ちます。
ここまで証拠が集まれば問題ないので、今度は店の外に移動して店員のお姉さんから話を聞きます。
「あっ、アレク様」
「うぅ……」
店の外に出ると、座り込んで涙が止まらない店員のお姉さんと寄り添うサンディの姿がありました。
どうやらサンディがある程度話を聞いてくれたみたいなので、先ずはその話を聞きます。
「お姉さんは、田舎から出てきて一人で暮らし始めたらしいです。そして、最初に勤めたお店がたまたまここで、違法なものを売っていたなんて全く知らなかったようです」
サンディの話は、僕の鑑定結果と全く一緒でした。
どうやら店の奥には一切入れてもらえなかったらしく、他の店員が何をしているかもさっぱり分からなかったそうです。
そして、店員のお姉さんは責任感が強いのでまさか違法なものを売っているなんて知らなかったみたいですね。
「とりあえず、店員のお姉さんにももう一度話を聞いてもらう必要があるし、犯罪組織に狙われないように保護する必要があるね。一旦王城に連絡を入れて、対応をお願いするね」
「アレク様、お願いします」
サンディもペコリと頭を下げてお願いしてきたし、店員のお姉さんは犯罪に巻き込まれたに等しいです。
僕は王城に応援を頼むと、何とティナおばあさまが手助けしてくれることになりました。
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「安心して。悪いようにはしないし、アレク君が問題ないと言ってくれているから直ぐに聴取は終わるわ」
「は、はい……」
ティナおばあさまが優しく話しかけてくれたので、店員のお姉さんも何とか動けるようになりました。
そして、ティナおばあさまは一枚の紙を僕に渡してくれました。
「アレク君、子爵家への強制捜査執行命令書よ。でも、落ち着いて対応することね。リズちゃんたちにも、良く言い聞かせるのよ」
流石はティナおばあさま、僕たちが怒り心頭なのを察して声をかけてくれました。
何にせよ、主犯を捕まえてこの一連の事件を解決しないといけません。
気持ちを落ち着かせて、冷静に対応しないとね。
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