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1章
新たなる物語
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扉を閉じたと同時にアニメのエンディングが流れた。ずらずらとキャストの名前が流れている。
いい曲だなと聞き入っていると凛音から声がかかってきた。
「これマジ糞アニメだったわ。エロだけ強調すればいいんじゃないんだけど、ストーリーがよくなかった、ストーリーが良くてエロは良いんだけど、制作側に連絡しようかな」
「おいそれはやめとけ、マジやめろ。俺にとっては良いアニメなんだよ!エロだけの方が良いんだよ!」
二人の視線が痛い。男子にとってエロ枠アニメは
必要不可欠だからな、俺はこのアニメをオカズに...
なんてやったりやらなかったり。
「マジ引くわーちょっと身の危険感じるんですけど」
二人とも体を隠すようにする。
メンタルやられるよ。
「明日も隠さないで!?」
「なんとなくね」
「なんとなくでじゃないよーっか俺たち同類だよね!?」
アニメを何本か見ているうちにだんだん暗くなってきている。
夜6時になったところだ。
「私はもう帰るね」
立ち上がりドアに向かって歩き出す。
ここまで付き合ってくれた明日香に感謝を。
「ねー今日って優希の親って何時に帰ってくる?」
明日香を引き止める。
「8時」
と嘘をついてみる。
これ以上俺の家にいるのは多分いや絶対だめだ。
押入れを開かれたら困る。
うちの両親は共働きで朝に帰ってきたり、帰ってこない日だってある。今日は不幸にも両親二人とも帰ってこない。
いやそれ以前に最も重大な問題がある。
「本当なの?あの幼女に聞いてみるけど」
妹に聞くのは卑怯だ、あいつは嘘は今までに一度も嘘をついたことがない、多分絶対俺が見てた限りでは。
「嘘です。すいませんえーと両親二人とも仕事で帰ってきません」
「本当のこと言ってよろしいわ」
唇を緩ませ言う。
「それなら泊まりでエロゲやるわ、もちろん明日香もね、家が隣だからって返さないわ」
「えーー」
もう諦めたように腰を下ろす。
「優希ーノパソ貸して」
ヤバイ、今押入れにいる住人にノパソ貸してるんですけどーどうしよう。
「今は無理だ。ちょっと友達に貸しちゃっててさ」
「ならいいや、私のノパソ使うから、エロゲ貸してノパソに入ってるんだけど優希がどれだけエロゲあるか見たいし貸して」
「それも友達に貸しちゃっててさ」
限度があるか。
「全部?」
エロゲは親にバレないように押入れの奥にしまってあるんだが今は嘘をつきとうすしか道はない。
「ま...まぁな」
焦り気味で答える。表情に出た?出たかもしれない。
「友達いたことにびっくりしたけどなんか怪しいなー。さっきから押入れの方をちょこちょこ見てるし」
ヤバイ気づかれていた...このままじゃ...。
「なーんだ。友達だって友達いるに決まっているじゃないかバカだなー凛音ってばー」
口調が変わり女子みたいに女の子の素振りをする。
凛音は押入れに向かってダッシュすかさず俺もダッシュした。
凛音が押入れを開こうとするので体で押入れを防ぐ。
「明日香ー手伝って、なんか怪しいすぎるから」
強引に俺を倒そうとみぞうちに一発殴る。
「面倒くさそうだから、遠慮しとく」
明日香が面倒くさがり屋で助かった。
二人とかだったら俺でも無理だな。
「こんなんじゃ俺はどかないぜ、お前の弱いパンチなんか痛みも感じないぜ」
「言ったわね、なら」
不敵な笑みを見せ俺のアソコ向かって蹴りを入れる。
「痛ったー。それは卑怯だぜ、男の大事なところを蹴るなど」
俺は激痛に耐えられずその場に倒れこむ。
そのうちに押入れの戸が開く。
「あっ、っ」
凛音が驚きのあまり声が出る。そのまま立ち尽くすしかない凛音だった。
「ルンルン~」
エロゲをしながら鼻歌をはにかんでいる変な子を見て押入れの戸をすぐさま閉める。
何も見なかった事にする。
「優希、この子大丈夫?」
目を細め、本当に心配している様子で伺う。
そして、またその押入れの戸が開かれた。
新たなる波乱と物語の登場人物の登場であった。
いい曲だなと聞き入っていると凛音から声がかかってきた。
「これマジ糞アニメだったわ。エロだけ強調すればいいんじゃないんだけど、ストーリーがよくなかった、ストーリーが良くてエロは良いんだけど、制作側に連絡しようかな」
「おいそれはやめとけ、マジやめろ。俺にとっては良いアニメなんだよ!エロだけの方が良いんだよ!」
二人の視線が痛い。男子にとってエロ枠アニメは
必要不可欠だからな、俺はこのアニメをオカズに...
なんてやったりやらなかったり。
「マジ引くわーちょっと身の危険感じるんですけど」
二人とも体を隠すようにする。
メンタルやられるよ。
「明日も隠さないで!?」
「なんとなくね」
「なんとなくでじゃないよーっか俺たち同類だよね!?」
アニメを何本か見ているうちにだんだん暗くなってきている。
夜6時になったところだ。
「私はもう帰るね」
立ち上がりドアに向かって歩き出す。
ここまで付き合ってくれた明日香に感謝を。
「ねー今日って優希の親って何時に帰ってくる?」
明日香を引き止める。
「8時」
と嘘をついてみる。
これ以上俺の家にいるのは多分いや絶対だめだ。
押入れを開かれたら困る。
うちの両親は共働きで朝に帰ってきたり、帰ってこない日だってある。今日は不幸にも両親二人とも帰ってこない。
いやそれ以前に最も重大な問題がある。
「本当なの?あの幼女に聞いてみるけど」
妹に聞くのは卑怯だ、あいつは嘘は今までに一度も嘘をついたことがない、多分絶対俺が見てた限りでは。
「嘘です。すいませんえーと両親二人とも仕事で帰ってきません」
「本当のこと言ってよろしいわ」
唇を緩ませ言う。
「それなら泊まりでエロゲやるわ、もちろん明日香もね、家が隣だからって返さないわ」
「えーー」
もう諦めたように腰を下ろす。
「優希ーノパソ貸して」
ヤバイ、今押入れにいる住人にノパソ貸してるんですけどーどうしよう。
「今は無理だ。ちょっと友達に貸しちゃっててさ」
「ならいいや、私のノパソ使うから、エロゲ貸してノパソに入ってるんだけど優希がどれだけエロゲあるか見たいし貸して」
「それも友達に貸しちゃっててさ」
限度があるか。
「全部?」
エロゲは親にバレないように押入れの奥にしまってあるんだが今は嘘をつきとうすしか道はない。
「ま...まぁな」
焦り気味で答える。表情に出た?出たかもしれない。
「友達いたことにびっくりしたけどなんか怪しいなー。さっきから押入れの方をちょこちょこ見てるし」
ヤバイ気づかれていた...このままじゃ...。
「なーんだ。友達だって友達いるに決まっているじゃないかバカだなー凛音ってばー」
口調が変わり女子みたいに女の子の素振りをする。
凛音は押入れに向かってダッシュすかさず俺もダッシュした。
凛音が押入れを開こうとするので体で押入れを防ぐ。
「明日香ー手伝って、なんか怪しいすぎるから」
強引に俺を倒そうとみぞうちに一発殴る。
「面倒くさそうだから、遠慮しとく」
明日香が面倒くさがり屋で助かった。
二人とかだったら俺でも無理だな。
「こんなんじゃ俺はどかないぜ、お前の弱いパンチなんか痛みも感じないぜ」
「言ったわね、なら」
不敵な笑みを見せ俺のアソコ向かって蹴りを入れる。
「痛ったー。それは卑怯だぜ、男の大事なところを蹴るなど」
俺は激痛に耐えられずその場に倒れこむ。
そのうちに押入れの戸が開く。
「あっ、っ」
凛音が驚きのあまり声が出る。そのまま立ち尽くすしかない凛音だった。
「ルンルン~」
エロゲをしながら鼻歌をはにかんでいる変な子を見て押入れの戸をすぐさま閉める。
何も見なかった事にする。
「優希、この子大丈夫?」
目を細め、本当に心配している様子で伺う。
そして、またその押入れの戸が開かれた。
新たなる波乱と物語の登場人物の登場であった。
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