エロゲ部に入ることになったんだけど俺の青春がエロに埋め尽くされていくんだけど

神崎夜一

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1章

魔法少女ライブ・アート・ステラ

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「君誰だ?」

 押入れでうつ伏せになりながら俺のノパソでエロゲをやっている彼女は開けてきたことに気づき答える。

「私はか?誰だというなら答えたあげちゃうぞ」

ぞをアクセントに置き、ピンクの髪、変なピンクのお飾りを頭につけている、ピンクの目、艶やかにすべすべしてそうな肌、そして何よりも目立つその服装、白やピンクの色で構成していていかにも動きにくそうな服、ノパソの横にはピンクの短い杖、ピンクづくしすぎるぞ!どんだけピンク好きなんだよ...例えるならそう魔法使いみたいな彼女は言った。

「私は3代目魔法少女ライブ・アート・ステラ」

 押入れから降り胸を張り、ピンクの杖を持ちそれを凛音の方に向け自己紹介する。

「優希この人大丈夫なの?自分で魔法少女名乗っていますけど名前も厨二病な名前だしセンスがないし自分がつけた割にはダサい。早く精神科に連れて行った方がいいと思うけど」

「まー、大丈夫だからもう手遅れな奴だからほっとけ」

「厨二病ってやつで収めないの!?優希にも言われたけど、本当に魔法少女なの!信じて!」

「本当に残念な子、ご両親本当に報われないだろうに」

 かわいそう人を見る目でステラを見る。

「残念な子ちゃうもん、私は正真正銘魔法少女なのー」

 なんか鉛入っているぞ。
 そこまで言われて折れないステラは凄い。

「そこまで言うなら何か見せてみなさいよ」

「この地域で魔法を使うのは危険、この場所、地球っていうんだっけそれごと爆発しちゃうから制御が不安定なの地球は」

 経験したから俺もわかるよ。

「設定まで考えてきてるわよ。かわいそうな子」

「で、その自称魔法少女のライブなんとかなんとかさん」

「自称でもないしライブ・アート・ステラだからちゃんと覚えて!長いからステラでいいから」

 涙目で可哀想だ、可哀想すぎるよ。

「設定そのまできっちりしているならその偽名覚えてあげるわライブ・アート・ステラさん」

「もーう、それで良いや、っなに、えーとなんとかなんとかさん」

「ライブ・アート・ステラさんなかなかやるわね、私は佐々木凛音ちゃんと覚えなさいな、後あっちにいる奴は桜明日香っていう性奴隷だから好き勝手にすればいいわ」

 凛音はステラから視線をそらし明日香に視線を向ける。

「性奴隷ってさっきの冗談じゃなかったの!?扱い酷いよーもう帰るよー帰りたい」

 それでも明日香は付き合ってくる。
 流石に無視して帰っても良いぞ明日、良く頑張ったよ。
 そうボソボソと明日香への賞賛を心の中でつぶやく。


 こいつが来たのは入学式前日の朝、押入れにブラックホールみたいな空間が突然現れた。
 ステラはその空間から出て来た。
 
「いったー」
 
 押入れのなかで転がる。
 突然押入れから物音がして目覚める。

「なんだなんだーエロゲの山が崩れたか」

 そう一人でボソボソとつぶやく。押入れにエロゲ積んであるからな。
 押入れの戸を開ける。
 
「あれ?ここどこだ?って言うか君誰?」

 ピンクだらけの美少女は杖を向け警戒する。

「ここは加藤家、俺の名前は優希って君誰ー!?何うちの中に忍び込んでるの?こんな美少女を家に呼んだ覚えないぞ」

「ここは火星というところじゃないのか?」

 真顔で聞いてくる彼女に呆れつつ答える。

「バカじゃない、火星じゃなくて地球だよ」

 しょうがないから厨二ごっこにつきやってやる。

「あっちゃー、転送先間違ったわー」

 本当に悔しい顔を見せる。

「魔力も使えそうにないし、ここで一生...やだー無理絶対」

 普通には使えるが使ったら地球がなくなるという意味で。

「おいおいそこまでで良いぞ、これ以上やるのは見苦しいぞ、だからお前は誰だよ」

「しょうがないから教える私はライブ・アート・ステラ魔法少女3代目だ」

「意外とこってるな、だからそういうのじゃなくてだな...」

 その設定に関しつつも呆れ顔で可哀想な視線を向ける。

「そういうのじゃないとは、どういうことなのだ?」

 イラッとするなこいつ。理解しろよ。

「だから本名教えろお前のそのキャラ名は聞いてないから」

 ガチの厨二病ってのは十分理解したからね。

「もしかして私を魔法少女だと信じてないのか?」

「まだその設定...まぁー可愛いからいいや、魔法少女、君は魔法少女信じる」

 最後の方は棒読みで答える。

「それなら良い、ってなんで私は認められて嬉しがってるのだ魔法少女だというのに」

 自分で自分の頭を叩き自分の失言を悔いる。

「それならそれとして、家どこだ?ライブ・アート・ステラさん」

朝の5時、こんな時間に女子がいるのはまずいだろ。

「家?家なんてないぞ」

「は?どういう事だ?」

「私がいたロジック・ラグナという星が魔王の侵略により滅亡した、家はその時亡くなった。だから親とか友達もその時火星に避難したと思うけど...ふっ私は地球という星に行っちゃった残念な魔法少女ですよ3代目だというのに情けない」

「一緒に警察行くか」

「警察って犯罪とか取り締まってるところだよね」

 ロジック・ラグナという星は言語その他の環境が日本とあまり変わらないらしい。

「そうだ、行くぞ」

 無理やりステラの手を取り連れて行く。

「やめてよ。やっぱり信じてないんだね...だったら」

ステラは杖を掲げ、何かの詠唱を告げている。

「ラークソラジスターディスアーク」

 詠唱が終わりピンクの杖が光る。
 俺はその眩しさに目を塞ぐ。
 
「づ...っ」

  一瞬にして地球が崩れていく。
  隣の凛音の家、東京タワー、スカイツリーとどんどんと壊れてついに...地球がなくなった。

「......」

 声が出ない、出そうとしても出ない。
 俺とその謎の魔法少女ステラは宙に浮いていた。
大気圏を出てここは宇宙だ、今いた場所が一瞬の内にして消えた。何このアニメや漫画でしか見た事ない地球滅亡の時。
 後10秒で俺は多分死ぬな。
 死ぬ、死ぬ、死ぬ、死ぬ、死ぬーその単語が頭から離れない。
 死の恐怖がだんだん大きくなってくる。
 なんかステラが口パクで何かを伝えたがっている。こんな状況でなんだ。元に戻せるのか?。

         認めた?私が魔法少女だって事

 口パクで彼女が言ってる事をなんとなく読み取れた。
 俺は全力で頭を縦に振る。

 それなら戻してあげよっと。
 ステラは心の中で呟く。
 すると地球の中心からだんだん地球の形へと戻ってきている。
 あーよかった。元に戻せるのかーならよかったが、無呼吸状態なので、
 死ぬ死ぬ死ぬあー死んだ。
 俺は目を閉じ意識を失う。

「あっ」

 俺は目を覚まし周りを見渡す。
 ポスター、フィギュア、ラノベ俺の部屋だ。

「ねー大丈夫?これで認めたよね?魔法少女」

「あー認めたさ、認めざるおえないよ、ってかライブ・アート・ステラやりすぎだ、死ぬところだったぞ」

 喉に手をやり咳をする、さっきまで酸素がなかったんだからな。

「ステラでいいよ、長いから...えーとそれと」

「俺は佐藤優希、優希って呼んでくれ」

「優希、よれしくなこれから」

「あぁよろしく、ステラ、ってかお前早くうちから出て行けーーー」

 なんやかんやでステラはうちの押入れに泊まることとなった。
 これが彼女ライブ・アート・ステラとの出会いで会った。
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