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樹神奉寧団編
48 樹神奉寧団編 斎巫に就任
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生贄儀式翌日の金曜日・・・。寝不足です。
百合も大きなアクビしてる・・・。ちょっと求め過ぎたなあ。
教主のアイツもかなり上手いというか、テクニック的には最高。それに、やっぱり男性のアレを挿入されるのは何よりも気持ち良い。これは子を成したいという女としての本能的な欲求と感覚なのかもしれません。
でも、百合との関係は、気持ち良いだけで無くて心も満たされるのよね。こっちはこっちで絶対的に捨てがたい。
いやだ、私、二股掛けてるみたい・・・。
百合の用意してくれた朝食を頂き、一緒に登校。しかし、学校到着後、即刻私は校長室に呼び出されました。
校長室。入るとアイツが偉そうにしてソファーに坐っている。
ドアを閉めた途端、私は、立ったままでいた校長先生からの土下座拝礼を受けました。
ああ、この学校も教団の関係だった。私は神様を宿す身として、崇められる立場になっちゃったからね。
で、アイツが言うには、私は本日をもって退学ですと・・・。
なんですと? 今日からは教団本部に住むようにって、冗談じゃないよ!
え、家にも連絡が行っている? 私は教主に見初められて結婚することになったって説明済み?
まだ16歳だから、成人するまでは婚約者として住み込みで教団の仕事をし、その後正式に結婚って・・・。うちの両親、そんな非常識なコト承諾したの?
承諾した!? 嘘、ホントに?
ん! 結納金1億ですって?!
ナンテコト・・・。
私ってば、金で売られちゃったんだ。
ショック・・・。
まあ、鬼神様の子を産まないといけないということだからね。仕方ないよね。
妊娠してお腹が大きくなったら隠せない。学校の方も家も、そんなになれば大問題。仕方ないかぁ・・・。
私はそのまま車に乗せられ、教団本部へ強制連行されちゃう。
教室の窓越し、百合に心配そうな顔で見送られた。
教団のアノ大きな建物の向こう。昨日の儀式をした建物のさらに奥。斎巫殿?これが私の監禁場所か…。
うわ、ナニコレ、すっごい立派。ソファー、フッカフカ。調度品は皆豪華で高そう。
ここが謁見の間? 私室は、その奥?
うわ、私室の方も豪華だよう・・・。
で、その謁見の間に於きまして、一人ずつ順番に斎巫就任祝いの挨拶を受けました。
教団幹部とか主要な人たちですか?
会計責任者に祭儀部長。信者教導職に警備部長。内務部に本部秘書課・・・??
なんかもう、よく分かんなくなるくらいに次々来る。
なんで一人ずつ? 纏めてじゃ、ダメなの??
教育部は美森高の理事長か。
この学校、教団に好意を持つ者を増やす目的で運営されているんですって。
直接的な宗教教育はしませんよ。でも、やんわりと、そうと分からないように、洗脳するんですね。
それに学校は、もう一つ重要な役目も持っている。供物の供給に協力するという…。
適性のありそうな子は切腹同好会へ導く他、直接供物にすることもあるとか。
特に、成績優秀者か、もしくは逆が、そうなることが多いって。
成績優秀者……そうか、美紀さんみたいな人だね。逆の方は、私だよ……。私は供物の成りそこない…。
入学時より卒業時の人数が一割強も減るのは、みんな供物になっているんですね。表向きは留学だとか転校だとかってことになってるんですがね。
う~ん、私、とんでもない高校に入ってしまいましたよ。皆さん、学校選びは慎重にしましょうね!!
あれ?教育部でもう一人来た?
ええっ、緑輝大学理事長って、それ、夏実さんや菊美さんたちの通ってた大学!
うそ、ここも系列だったのね。ああ、供物の供給源か。ナルホド・・・。
細入衆の頭も来たね。
汚れ仕事をする細入衆は絶対の秘密組織。あの切腹同好会事務局や、その他部署からの依頼を受けて行動する実行部隊です。
頭以外は、細入衆同士でも誰が構成メンバーなのか全ては知らないんですって。
そんな秘密の組織だから、個々の構成員は挨拶には来ません。頭から“極秘”の細入衆名簿を渡されただけ。
百合も名簿には名前が載っているけども、ここには来ない。残念・・・。
知ってる人もいましたよ。調達部のトップ、市立病院の女医さんだ。私に鬼頭文庫を教えた人!
あ、今は院長なの?この若さで?!
この調達部が供物を用意する部門。つまり女子切腹同好会担当部署か。じゃあこの人、緒方先生の上司だったんだね。先生が死んじゃったから、同好会の事務長はどうするのかなあ?
後、図書館司書の女性も知ってる。いつも奥の方に坐っている眼鏡かけた年配の人。鬼頭文庫の監視役ですね。
彼女も調達部の一員みたい。役職は…なんだっけ?忘れちゃった…。覚えきれないよ。
でも兎に角、みんな一癖も二癖もありそうで全く信用できないね。
嫌だよ。こんなところで暮らしたくないよう・・・。
謁見が終わって、豪華な昼食を頂いて、午後。今度は昨日の建物へ連行される。
ここが儀式殿。う、この部屋、昨日アイツとシタ部屋。ということは・・・。
ハイ、そうですか。鬼神様の子を産むためですね。妊娠するまで私は毎日コイツに犯されるのよね。
まあ、イケメンだし、テクニックもいいし、スルだけの相手としては文句ない。ただね・・・。夫としては絶対、絶対、ゼ~ッタイ、認めたくない!
ああ、そうだよ。スルだけの相手と割り切ればいいんだ。つまり、セフレ。
そう、コイツは私のセフレだ。
いやいや、セフレなんて上等なモノでもないか。種馬だよ、種馬。
鬼神様の子、産んであげるから種だけサッサとよこしな。(…と、心の中で強がってみる)
まあ、そういうことで・・・。
コトが終わって、ベッドにゴロンと裸で横になってる私です。
う~ん、自分で服を脱いで、裸になったところまでは覚えてるんだけどね。やっぱり、その後の記憶がない。
私、今、コイツとしたんだよね、セックス。
だって、私のアソコの穴から、白い粘性の液体がドロッと垂れ出て来てる。
鬼神様が体に入ると、私の意識が無くなる?
それはスッゴク怖いよ。何とか自我を保てないモノか・・・。
それに、折角セックスしたのに記憶に無いってのも許せない。だから、もう一回!
ああ、コンドームはつけてよね。次は鬼神様とのセックスじゃなくて、私とのセックスだからね。
鬼神様の子としてなら仕方ないけど、私はアンタの子なんか産みたくないモン!(なんて本音、口には出せないけど。うるうる……)
・・・・・。
ううう・・・。
でも、やっぱりいいよ、セックス・・・。
男の肉棒の熱い感触。そして、絶妙な硬さと張り…。
その太くて長いモノで私のお腹がズブッと貫かれる。私の大切な内臓が肉棒で蹂躙され、グニョッと押し動かされる。さらにそれが激しく出し入れされ、下腹部の全ての内臓がグチャグチャに掻き混ぜられる様な、堪らない感覚・・・。
蕩けてしまいそう…。至高の快感!!
コイツってば、スッゴク上手いんだよね。最高に、気持ち良いよぉ…。
これ、セフレと割り切る分には悪くない…どころか、もっともっとシタイ!
心と裏腹に体が求めてしまうのが悲しいな・・・。
百合も大きなアクビしてる・・・。ちょっと求め過ぎたなあ。
教主のアイツもかなり上手いというか、テクニック的には最高。それに、やっぱり男性のアレを挿入されるのは何よりも気持ち良い。これは子を成したいという女としての本能的な欲求と感覚なのかもしれません。
でも、百合との関係は、気持ち良いだけで無くて心も満たされるのよね。こっちはこっちで絶対的に捨てがたい。
いやだ、私、二股掛けてるみたい・・・。
百合の用意してくれた朝食を頂き、一緒に登校。しかし、学校到着後、即刻私は校長室に呼び出されました。
校長室。入るとアイツが偉そうにしてソファーに坐っている。
ドアを閉めた途端、私は、立ったままでいた校長先生からの土下座拝礼を受けました。
ああ、この学校も教団の関係だった。私は神様を宿す身として、崇められる立場になっちゃったからね。
で、アイツが言うには、私は本日をもって退学ですと・・・。
なんですと? 今日からは教団本部に住むようにって、冗談じゃないよ!
え、家にも連絡が行っている? 私は教主に見初められて結婚することになったって説明済み?
まだ16歳だから、成人するまでは婚約者として住み込みで教団の仕事をし、その後正式に結婚って・・・。うちの両親、そんな非常識なコト承諾したの?
承諾した!? 嘘、ホントに?
ん! 結納金1億ですって?!
ナンテコト・・・。
私ってば、金で売られちゃったんだ。
ショック・・・。
まあ、鬼神様の子を産まないといけないということだからね。仕方ないよね。
妊娠してお腹が大きくなったら隠せない。学校の方も家も、そんなになれば大問題。仕方ないかぁ・・・。
私はそのまま車に乗せられ、教団本部へ強制連行されちゃう。
教室の窓越し、百合に心配そうな顔で見送られた。
教団のアノ大きな建物の向こう。昨日の儀式をした建物のさらに奥。斎巫殿?これが私の監禁場所か…。
うわ、ナニコレ、すっごい立派。ソファー、フッカフカ。調度品は皆豪華で高そう。
ここが謁見の間? 私室は、その奥?
うわ、私室の方も豪華だよう・・・。
で、その謁見の間に於きまして、一人ずつ順番に斎巫就任祝いの挨拶を受けました。
教団幹部とか主要な人たちですか?
会計責任者に祭儀部長。信者教導職に警備部長。内務部に本部秘書課・・・??
なんかもう、よく分かんなくなるくらいに次々来る。
なんで一人ずつ? 纏めてじゃ、ダメなの??
教育部は美森高の理事長か。
この学校、教団に好意を持つ者を増やす目的で運営されているんですって。
直接的な宗教教育はしませんよ。でも、やんわりと、そうと分からないように、洗脳するんですね。
それに学校は、もう一つ重要な役目も持っている。供物の供給に協力するという…。
適性のありそうな子は切腹同好会へ導く他、直接供物にすることもあるとか。
特に、成績優秀者か、もしくは逆が、そうなることが多いって。
成績優秀者……そうか、美紀さんみたいな人だね。逆の方は、私だよ……。私は供物の成りそこない…。
入学時より卒業時の人数が一割強も減るのは、みんな供物になっているんですね。表向きは留学だとか転校だとかってことになってるんですがね。
う~ん、私、とんでもない高校に入ってしまいましたよ。皆さん、学校選びは慎重にしましょうね!!
あれ?教育部でもう一人来た?
ええっ、緑輝大学理事長って、それ、夏実さんや菊美さんたちの通ってた大学!
うそ、ここも系列だったのね。ああ、供物の供給源か。ナルホド・・・。
細入衆の頭も来たね。
汚れ仕事をする細入衆は絶対の秘密組織。あの切腹同好会事務局や、その他部署からの依頼を受けて行動する実行部隊です。
頭以外は、細入衆同士でも誰が構成メンバーなのか全ては知らないんですって。
そんな秘密の組織だから、個々の構成員は挨拶には来ません。頭から“極秘”の細入衆名簿を渡されただけ。
百合も名簿には名前が載っているけども、ここには来ない。残念・・・。
知ってる人もいましたよ。調達部のトップ、市立病院の女医さんだ。私に鬼頭文庫を教えた人!
あ、今は院長なの?この若さで?!
この調達部が供物を用意する部門。つまり女子切腹同好会担当部署か。じゃあこの人、緒方先生の上司だったんだね。先生が死んじゃったから、同好会の事務長はどうするのかなあ?
後、図書館司書の女性も知ってる。いつも奥の方に坐っている眼鏡かけた年配の人。鬼頭文庫の監視役ですね。
彼女も調達部の一員みたい。役職は…なんだっけ?忘れちゃった…。覚えきれないよ。
でも兎に角、みんな一癖も二癖もありそうで全く信用できないね。
嫌だよ。こんなところで暮らしたくないよう・・・。
謁見が終わって、豪華な昼食を頂いて、午後。今度は昨日の建物へ連行される。
ここが儀式殿。う、この部屋、昨日アイツとシタ部屋。ということは・・・。
ハイ、そうですか。鬼神様の子を産むためですね。妊娠するまで私は毎日コイツに犯されるのよね。
まあ、イケメンだし、テクニックもいいし、スルだけの相手としては文句ない。ただね・・・。夫としては絶対、絶対、ゼ~ッタイ、認めたくない!
ああ、そうだよ。スルだけの相手と割り切ればいいんだ。つまり、セフレ。
そう、コイツは私のセフレだ。
いやいや、セフレなんて上等なモノでもないか。種馬だよ、種馬。
鬼神様の子、産んであげるから種だけサッサとよこしな。(…と、心の中で強がってみる)
まあ、そういうことで・・・。
コトが終わって、ベッドにゴロンと裸で横になってる私です。
う~ん、自分で服を脱いで、裸になったところまでは覚えてるんだけどね。やっぱり、その後の記憶がない。
私、今、コイツとしたんだよね、セックス。
だって、私のアソコの穴から、白い粘性の液体がドロッと垂れ出て来てる。
鬼神様が体に入ると、私の意識が無くなる?
それはスッゴク怖いよ。何とか自我を保てないモノか・・・。
それに、折角セックスしたのに記憶に無いってのも許せない。だから、もう一回!
ああ、コンドームはつけてよね。次は鬼神様とのセックスじゃなくて、私とのセックスだからね。
鬼神様の子としてなら仕方ないけど、私はアンタの子なんか産みたくないモン!(なんて本音、口には出せないけど。うるうる……)
・・・・・。
ううう・・・。
でも、やっぱりいいよ、セックス・・・。
男の肉棒の熱い感触。そして、絶妙な硬さと張り…。
その太くて長いモノで私のお腹がズブッと貫かれる。私の大切な内臓が肉棒で蹂躙され、グニョッと押し動かされる。さらにそれが激しく出し入れされ、下腹部の全ての内臓がグチャグチャに掻き混ぜられる様な、堪らない感覚・・・。
蕩けてしまいそう…。至高の快感!!
コイツってば、スッゴク上手いんだよね。最高に、気持ち良いよぉ…。
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