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ロリータ少女と戦姫
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訪れる時。別れの時。
それから三日間はあっという間に過ぎて行った。
私と美弥姫は、この三日間一晩中話して一緒に眠っていた。
そして、最後に城下町にも行った。
ショッピングモールもない、オシャレな洋服屋もない。
それでも賑わっていて、面白いものが沢山並んでいる、自然が沢山のこの城下町が私は大好きだった。
美弥姫と、沢山の露店をまわった。
沢山の人に声もかけてもらった。
あの髪飾りを買った飾り物のお店にも行って、美弥姫と楽しいんだ。
この暖かくて優しくて、活気ある繁蔵様がつくりあげた城下町を絶対に忘れたくない。そう思った。
繁蔵様は、私が旅に行って、事故にあって死ぬことにするということを計画してくれた。
今晩、私はこの城を出て、自分の世界・・・現代に帰ることになる。
私は、ここに来てからずっと過ごした部屋を見つめた。
突然タイムスリップして、お姫様になることになって・・・・美弥姫と正道さんと封社山に行ったり、殺されかけたり・・・。
短い間だったけれど、本当に色んなことがあった。
美弥姫のおかげで、私はきっと楽しかったし、沢山のことを考えて、現代に帰る決意ができた。
・・・帰る前に言おうか迷っていた。
美弥姫と、私は友達だって・・・。
私は、現代のカバンを取り出して、中身を確認した後、聖花さんが大切に保管しておいてくれた私のロリータ服を取り出した。
そして、その服をじっと見つめた。
改めてロリータ服を見るのは久しぶりだ。
やっぱり可愛いし、私はこんな西洋のお姫様の服が好きだ。現代に戻っても、それは変わらないと思う。だけど・・・。
私は鏡を見た。
今着ている、着物も大好きになっていた。
現代のように派手な飾りもついてないし、フリルもリボンもついていない。
聖花さんのおかげで、私は自分で着物を着られるようになった。
現代に帰っても、また着たいなと思う。
「志乃姫、入るぞ。」
美弥姫が、いつものように入ってきた。
このいつものようにも、もうなくなるんだ・・・。
そう思うと、突然寂しさが襲ってきた。
「準備は進んでいるか?」
「うん、後は着替えるだけだよ。」
「そうか。そのなりは目立つからな。夜になってから着替えればいいいだろう。それにしても、本当に面白い着物だな。」
美弥姫が、私の服を見ながら言った。
「あのね、これは、西洋のお姫様・・・海の向こうのお姫様を真似た恰好なんだよ。」
「ほう!西洋の姫はこんななりをしているのか!」
「・・・・ちょっと着てみる?」
あまりにも楽しそうにしている美弥姫を見て、私は思わず言った。
「・・・いいのか?大事な着物だろう。」
「帰るだけだから。私と美弥姫ならそんなに体格も違わないし・・・。」
美弥姫が目を輝かせた。
私は、美弥姫の着替えを手伝った。
あの日・・・美弥姫が私の着替えを手伝ってくれたように・・・・。
美弥姫がロリータ服を着ている。
加奈が知ったらどう思うだろう。
きっと、歴史的には大事件だと言うに違いない。
だけど、私と美弥姫はどこにでもいる女の子の友達同士と同じように着替えを楽しんでいた。
美弥姫は、鏡をじっとみつめている。
「なんとも・・・・・おなごらしさが増したように見えるな・・・。」
「ねぇ、せっかくだから、髪の毛もおろしてみる?私の時代のように。私、といてあげる。」
私は美弥姫に座るようにうながした。
戸惑っている美弥姫を見るのは初めてで、美弥姫もやっぱり女の子なんだなと感じた。
私は、美弥姫の髪を丁寧にといた。
綺麗なロングヘアになっていく。
美弥姫は、ずっと鏡を見つめていた。
「・・・・これが・・・私か・・・・。」
美弥姫は、私が初めてこの時代のお姫様の恰好をした時と同じような反応をしていた。
その気持ちはよく分かって、私は繁蔵様や正道さんにも見せてあげたいと思った。
だけど、それだけは美弥姫は首を振った。
「これでは戦姫の威厳がなくなってしまうからな。」
美弥姫はそう言って笑った。
だけどその笑顔はとても輝いて見えたから、私は着てみることを提案して良かったと思った。
時間は、どんどん過ぎていく。
また美弥姫の着替えを手伝うと、今度は私が着替える番になった。
私の影武者さんは、もう籠で出発しているはずだから、後は家臣さんや女中さん達に見られないように城を出るだけだ。
本当は、お世話になった家臣さんにも、女中さんにも、お針子さんにもお礼を言いたかったけれど、それはできないことは分かっていたから、心の中で何度もお礼を言った。
私は、現代の恰好に戻ると、誰にも見つからないように美弥姫と繁蔵様の部屋に行った。
そこには聖花さんもいた。
二人は、私の恰好を見て美弥姫以上に驚いていた。
繁蔵様は、残り少ない時間を服について質問攻めにした。
こんな、戦嫌いで優しくて、珍しいものが大好きな戦国時代のお殿様と思えない人がお殿様でいてくれて、本当に良かったと思う。
聖花さんは、何度もうなずきながら涙を流してくれていた。
このまま、笑顔で別れるはずだった。
それから三日間はあっという間に過ぎて行った。
私と美弥姫は、この三日間一晩中話して一緒に眠っていた。
そして、最後に城下町にも行った。
ショッピングモールもない、オシャレな洋服屋もない。
それでも賑わっていて、面白いものが沢山並んでいる、自然が沢山のこの城下町が私は大好きだった。
美弥姫と、沢山の露店をまわった。
沢山の人に声もかけてもらった。
あの髪飾りを買った飾り物のお店にも行って、美弥姫と楽しいんだ。
この暖かくて優しくて、活気ある繁蔵様がつくりあげた城下町を絶対に忘れたくない。そう思った。
繁蔵様は、私が旅に行って、事故にあって死ぬことにするということを計画してくれた。
今晩、私はこの城を出て、自分の世界・・・現代に帰ることになる。
私は、ここに来てからずっと過ごした部屋を見つめた。
突然タイムスリップして、お姫様になることになって・・・・美弥姫と正道さんと封社山に行ったり、殺されかけたり・・・。
短い間だったけれど、本当に色んなことがあった。
美弥姫のおかげで、私はきっと楽しかったし、沢山のことを考えて、現代に帰る決意ができた。
・・・帰る前に言おうか迷っていた。
美弥姫と、私は友達だって・・・。
私は、現代のカバンを取り出して、中身を確認した後、聖花さんが大切に保管しておいてくれた私のロリータ服を取り出した。
そして、その服をじっと見つめた。
改めてロリータ服を見るのは久しぶりだ。
やっぱり可愛いし、私はこんな西洋のお姫様の服が好きだ。現代に戻っても、それは変わらないと思う。だけど・・・。
私は鏡を見た。
今着ている、着物も大好きになっていた。
現代のように派手な飾りもついてないし、フリルもリボンもついていない。
聖花さんのおかげで、私は自分で着物を着られるようになった。
現代に帰っても、また着たいなと思う。
「志乃姫、入るぞ。」
美弥姫が、いつものように入ってきた。
このいつものようにも、もうなくなるんだ・・・。
そう思うと、突然寂しさが襲ってきた。
「準備は進んでいるか?」
「うん、後は着替えるだけだよ。」
「そうか。そのなりは目立つからな。夜になってから着替えればいいいだろう。それにしても、本当に面白い着物だな。」
美弥姫が、私の服を見ながら言った。
「あのね、これは、西洋のお姫様・・・海の向こうのお姫様を真似た恰好なんだよ。」
「ほう!西洋の姫はこんななりをしているのか!」
「・・・・ちょっと着てみる?」
あまりにも楽しそうにしている美弥姫を見て、私は思わず言った。
「・・・いいのか?大事な着物だろう。」
「帰るだけだから。私と美弥姫ならそんなに体格も違わないし・・・。」
美弥姫が目を輝かせた。
私は、美弥姫の着替えを手伝った。
あの日・・・美弥姫が私の着替えを手伝ってくれたように・・・・。
美弥姫がロリータ服を着ている。
加奈が知ったらどう思うだろう。
きっと、歴史的には大事件だと言うに違いない。
だけど、私と美弥姫はどこにでもいる女の子の友達同士と同じように着替えを楽しんでいた。
美弥姫は、鏡をじっとみつめている。
「なんとも・・・・・おなごらしさが増したように見えるな・・・。」
「ねぇ、せっかくだから、髪の毛もおろしてみる?私の時代のように。私、といてあげる。」
私は美弥姫に座るようにうながした。
戸惑っている美弥姫を見るのは初めてで、美弥姫もやっぱり女の子なんだなと感じた。
私は、美弥姫の髪を丁寧にといた。
綺麗なロングヘアになっていく。
美弥姫は、ずっと鏡を見つめていた。
「・・・・これが・・・私か・・・・。」
美弥姫は、私が初めてこの時代のお姫様の恰好をした時と同じような反応をしていた。
その気持ちはよく分かって、私は繁蔵様や正道さんにも見せてあげたいと思った。
だけど、それだけは美弥姫は首を振った。
「これでは戦姫の威厳がなくなってしまうからな。」
美弥姫はそう言って笑った。
だけどその笑顔はとても輝いて見えたから、私は着てみることを提案して良かったと思った。
時間は、どんどん過ぎていく。
また美弥姫の着替えを手伝うと、今度は私が着替える番になった。
私の影武者さんは、もう籠で出発しているはずだから、後は家臣さんや女中さん達に見られないように城を出るだけだ。
本当は、お世話になった家臣さんにも、女中さんにも、お針子さんにもお礼を言いたかったけれど、それはできないことは分かっていたから、心の中で何度もお礼を言った。
私は、現代の恰好に戻ると、誰にも見つからないように美弥姫と繁蔵様の部屋に行った。
そこには聖花さんもいた。
二人は、私の恰好を見て美弥姫以上に驚いていた。
繁蔵様は、残り少ない時間を服について質問攻めにした。
こんな、戦嫌いで優しくて、珍しいものが大好きな戦国時代のお殿様と思えない人がお殿様でいてくれて、本当に良かったと思う。
聖花さんは、何度もうなずきながら涙を流してくれていた。
このまま、笑顔で別れるはずだった。
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