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ロリータ少女と戦姫
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私の生きる場所。生きる道。
柔らかい風が頬を撫でた。
私はゆっくりと目を開けた。
ここは・・・・・・・。
立ち並ぶ家、街、そして大きな桜。
私・・・帰ってきたんだ・・・・。
ついさっき美弥姫と別れて・・・美弥姫は炎に消えて行った・・・。
私はしばらくぼーっとしていた。
走っている車を眺める。
さっきまで、車なんてない世界にいたのに・・・・・。
だけど・・・。
ここが私の生きる世界だ・・・・。
私、どのくらい居なくなっていたんだろう?
突然帰ったら、きっとお母さんビックリするよね・・・。
そんなことを考えていた私の目に、驚くものが映った。
それは、大きな一本の桜の木。
タイムスリップをする前と同じように、満開に咲いていたのだ。
私は一年も戦国時代にいなかった。
ということは・・・・。
私、タイムスリップをする前の時間に戻ってきたの!?
思わずカバンを抱きしめた手に、何かがあたる。
カバンの中を見ると、そこには確かに青い着物と髪飾りが入っていた。
・・・・・・・。
私は、家に向かって走り出した。
「お母さん!!」
私は勢いよく家に入った。
「あら、志乃。おかえり。そんなに慌ててどうしたの?」
お母さんが驚いて私を見た。
「お母さん、いつも心配かけてごめんなさい!だけど、私、この格好が大好きなの。これからも周りには色々言われるかもしれないけど、私は自分の好きな恰好がしたいの!進路のことは、ちゃんと考える。だから・・・・・。」
「志乃・・・・?突然どうしたの・・・?加奈ちゃんと何かあったの?」
お母さんは、驚いたまま私を見つめていた。
当たり前だ。
私はそのまま自分の部屋に戻ると、携帯電話を充電して加奈に電話をした。
今日泊まりに行きたい。話したいことがある。
そう言ったら、また喧嘩だと勘違いされたけれど、大切なことはキチンと会って話したかった。
私は、カバンの中からあの着物と髪飾りを取り出すと、テキパキと着付けをはじめた。
戦国時代で、私が唯一完璧にできるようになったことだ。
着付けが終わると、髪形を変えて、あの髪飾りをつける。
着物に合うカバンなんて持っていなかったから、私はお母さんに借りに行った。
お母さんは、私の人生で見たことのないくらい驚いていた。
「志乃、あんたいつの間にそんな高級そうな着物・・・。それに、着付けなんてできたの?そもそも、そんな地味な恰好嫌いでしょう?」
「えっと・・・前から着物に興味があって、ネットで買ったの。・・・安いのがこれしかなくて・・・。着付けは、動画サイトを見てやったよ。」
我ながら、お母さんには嘘がつけた。
だけど・・・・。
私は、私に何があったのか。
戦国時代のこの町はどうだったのか。
加奈なら信じてくれると信じていた。
カバン、それに足袋と履物も借りて、私は急いで加奈の家へと向かった。
途中、近所の人が驚いて私を見ているのが分かった。
だけど、そんな視線気にならなかった。
加奈は、私の姿を見て言葉をなくしていた。
そして私は一晩かけて、加奈に一生懸命説明した。
帰りに天狗岩で願った事。
気が付いたら戦国時代にタイムスリップしていたこと。
桜野城頭首の正室、戦姫の美弥姫と出会ったこと。
繁蔵様のはからいで側室になったこと。
城下町のこと。
封社山・・・あやかしの山での天狗とのやりとりのこと。
戦のこと。
・・・そして謀反のこと。
加奈は、私の話を熱心に聞いてくれた。
「信じてくれる・・・?」
最後に、私はおそるおそる加奈に聞いた。
「信じられるわけない。・・・・だけど、信じるしかない。」
「えっ・・・・・?」
「だって、あなたが桜野城の頭首の名前なんて知っているわけないもの。それに・・・。」
加奈が、私を真剣に見た。
「明日、一緒に行ってほしいところがあるの。良いよね?」
珍しく、加奈が外に出ることを誘ってきた。
いったいどこに行く気だろう?
次の日、私と加奈は地元の小さな歴史博物館に来ていた。
加奈は常連のようで、館長さんと仲良く話していた。
そして、私を一直線に沢山の文献がある場所に連れて行った。
私は黙って、加奈に従った。
加奈は、一冊の本を持ってきた。
「これはね、桜野城についての記述が書いてある本を翻訳したものなの。ここ、見てみて。」
私は言われるがまま、加奈の指さす部分を読んだ。
読み進めていくと、自然に涙が流れてきた。
桜野城頭首、桜野繁蔵(享年二十六歳)
戦国時代には稀とされた戦を好まない頭首として有名である。
戦を好まなかったため、家臣の謀反によって命を落とした。
この時、繁蔵の正室の美弥(享年十九歳)も共に命を落とした。
美弥は城下町の出身で、繁蔵の正室となった後は繁蔵に人生を捧げ、女にも関わらず戦に出陣していた。
戦果を多くあげており、百戦錬磨の戦姫とも呼ばれていた。
また、側室に志乃という女がいたことが記されている。
しかし志乃は、旅に出たまま消息が分からなくなった。
謀反で城が焼け落ちた後は、ほとんどのものが梅田城へ移った。
腹を切ろうとしたものも多くいたが、繁蔵の乳母であった聖花(享年六十一歳)が家臣たちを根気よく説得したと言われている。
聖花は、その後城下町に移り住むと、その生涯をそこで一人生きた。
・・・・・・・。
確かに、私の名前が記してある。
私は初めて繁蔵様と美弥姫の年を知った。
美弥姫は、少しだけ私のお姉さんだったんだ。
繁蔵様も若いとは思っていたけれど、まだ二十代だったんだ・・・・。
それに聖花さん・・・。
聖花さんの最後に泣き叫ぶ声は、今でも耳に焼き付いている。
だけど、繁蔵様の言った通り、聖花さんのおかげで多くの人が切腹しないで済んだんだ・・・。
私は色んな想いが溢れてきて、泣きじゃくった。
来ていた人に変な目で見られていたと思うけれど、加奈は私の気が済むまで泣かせてくれた。
私が泣き止むと、次に加奈は展示物が置いてある場所に私を連れてきた。
その時も一直線に、とある展示物の前に私を連れて行った。
私はその展示物を見て、涙もでないほど驚いた。
補修はされているけれど・・・・・。
間違いなく、私とお揃いの、私が選んだ美弥姫の髪飾りだ。
「ねっ。あなたがここを知っていたと思えないし。あなたの言った事は全て正式な記録として残っていることと一致している。それに、名前まで・・・。信じるしかないでしょ?」
私は黙ってうなずいた。
そして、加奈と手を繋いで、加奈の家に戻った。
「加奈、私ね、正直戦国時代で生きてもいいかなって思ったの。美弥姫がいてくれたから。それにお針子さんや聖花さん、繁蔵様も良くしてくれたから・・・。だけどね、帰ってくることを決めたんだ。私は、私の生きる場所で、私の人生を一生懸命生きようと思ったんだ。」
加奈は、黙ってうなずいてくれた。
「それでね・・・・。私、この先どうするかまだはっきりとは分からないんだけど・・・。だけど私、ロリータ服も着物も大好きなの。もしかしたら、私が今まで興味がなかったファッションも、着てみたら違う自分になって、気にいるかもしれないって・・・。最後に美弥姫にロリータ服を着てもらった時に、美弥姫の笑顔を見て思ったの。だから私、そういう進路に進みたい。私自身も、他の誰かもファッションであんな笑顔が見れたらいいなって思うの。どうしたらいいかな?」
私が言うと、加奈が優しい顔になった。
「歴史的に残っている日本のお姫様が、ロリータ服を着たなんて、大事件だね。」
加奈は、私の思った通りの反応をしていた。
だけどその顔はとても落ち着いていて、嬉しそうだ。
そのまま加奈は部屋の隅から、歴史の本の下に隠してあった沢山の学校のパンフレットを持ってきた。
「・・・・・ファッション専門学校・・・・・?加奈・・・・これ・・・・・。」
驚く私を、加奈が優しく見つめていた。
「私、志乃はこういう道に進みたがるかなって思ってた。だから、ファッション関係の学校のパンフレットを取り寄せて隠しておいたの。実は、志乃のお母さんにも頼まれていたしね。志乃に提案するように・・・。」
「お母さんに?」
「うん。だけど、志乃はちゃんと考えて、自分で自分の進路を決めたんだよ。私も、志乃の話が聞けてとても嬉しかったし、志乃がそこからすぐに立ち直って、自分の進む道を自分で決めてくれたのも嬉しいよ。」
私は驚いて加奈を見つめた後、一番上にあったパンフレットを手に取った。
そこには、ファッションについての色々なコースが書かれていて、どれも魅力的に見えた。
「勉強、追いつくの大変だと思うけれど、一緒にやっていこう。志乃の行きたい学校に入れるように・・・・。」
加奈が笑顔で言った。
私は、加奈の顔を見ると、笑顔で抱き着いた。
「加奈、ありがとう!!大好き!!」
「うん。私もだよ。」
加奈も私を抱きしめてくれた。
それから私は勉強に集中するためにバイトをやめた。
服装は、その日の気分でロリータ服を着たり、着物を着たりしている。
私が進路を決めたことをお母さんがすごく喜んでくれて、おばあちゃんの所から沢山の着物や飾り、小物まで送ってもらってくれた。
私は毎日加奈の家で勉強をしながら、自分の一番行きたい学校を探した。
自分の生き方に、一番合いそうな学校を・・・・。
そして、次の桜が咲く頃、私はとあるファッション専門学校に行くことが決まった。
加奈の行く大学とすぐ近くだ。
これからも、加奈と仲良くしていきたい。
大切な、大好きな友達だから・・・・。
柔らかい風が頬を撫でた。
私はゆっくりと目を開けた。
ここは・・・・・・・。
立ち並ぶ家、街、そして大きな桜。
私・・・帰ってきたんだ・・・・。
ついさっき美弥姫と別れて・・・美弥姫は炎に消えて行った・・・。
私はしばらくぼーっとしていた。
走っている車を眺める。
さっきまで、車なんてない世界にいたのに・・・・・。
だけど・・・。
ここが私の生きる世界だ・・・・。
私、どのくらい居なくなっていたんだろう?
突然帰ったら、きっとお母さんビックリするよね・・・。
そんなことを考えていた私の目に、驚くものが映った。
それは、大きな一本の桜の木。
タイムスリップをする前と同じように、満開に咲いていたのだ。
私は一年も戦国時代にいなかった。
ということは・・・・。
私、タイムスリップをする前の時間に戻ってきたの!?
思わずカバンを抱きしめた手に、何かがあたる。
カバンの中を見ると、そこには確かに青い着物と髪飾りが入っていた。
・・・・・・・。
私は、家に向かって走り出した。
「お母さん!!」
私は勢いよく家に入った。
「あら、志乃。おかえり。そんなに慌ててどうしたの?」
お母さんが驚いて私を見た。
「お母さん、いつも心配かけてごめんなさい!だけど、私、この格好が大好きなの。これからも周りには色々言われるかもしれないけど、私は自分の好きな恰好がしたいの!進路のことは、ちゃんと考える。だから・・・・・。」
「志乃・・・・?突然どうしたの・・・?加奈ちゃんと何かあったの?」
お母さんは、驚いたまま私を見つめていた。
当たり前だ。
私はそのまま自分の部屋に戻ると、携帯電話を充電して加奈に電話をした。
今日泊まりに行きたい。話したいことがある。
そう言ったら、また喧嘩だと勘違いされたけれど、大切なことはキチンと会って話したかった。
私は、カバンの中からあの着物と髪飾りを取り出すと、テキパキと着付けをはじめた。
戦国時代で、私が唯一完璧にできるようになったことだ。
着付けが終わると、髪形を変えて、あの髪飾りをつける。
着物に合うカバンなんて持っていなかったから、私はお母さんに借りに行った。
お母さんは、私の人生で見たことのないくらい驚いていた。
「志乃、あんたいつの間にそんな高級そうな着物・・・。それに、着付けなんてできたの?そもそも、そんな地味な恰好嫌いでしょう?」
「えっと・・・前から着物に興味があって、ネットで買ったの。・・・安いのがこれしかなくて・・・。着付けは、動画サイトを見てやったよ。」
我ながら、お母さんには嘘がつけた。
だけど・・・・。
私は、私に何があったのか。
戦国時代のこの町はどうだったのか。
加奈なら信じてくれると信じていた。
カバン、それに足袋と履物も借りて、私は急いで加奈の家へと向かった。
途中、近所の人が驚いて私を見ているのが分かった。
だけど、そんな視線気にならなかった。
加奈は、私の姿を見て言葉をなくしていた。
そして私は一晩かけて、加奈に一生懸命説明した。
帰りに天狗岩で願った事。
気が付いたら戦国時代にタイムスリップしていたこと。
桜野城頭首の正室、戦姫の美弥姫と出会ったこと。
繁蔵様のはからいで側室になったこと。
城下町のこと。
封社山・・・あやかしの山での天狗とのやりとりのこと。
戦のこと。
・・・そして謀反のこと。
加奈は、私の話を熱心に聞いてくれた。
「信じてくれる・・・?」
最後に、私はおそるおそる加奈に聞いた。
「信じられるわけない。・・・・だけど、信じるしかない。」
「えっ・・・・・?」
「だって、あなたが桜野城の頭首の名前なんて知っているわけないもの。それに・・・。」
加奈が、私を真剣に見た。
「明日、一緒に行ってほしいところがあるの。良いよね?」
珍しく、加奈が外に出ることを誘ってきた。
いったいどこに行く気だろう?
次の日、私と加奈は地元の小さな歴史博物館に来ていた。
加奈は常連のようで、館長さんと仲良く話していた。
そして、私を一直線に沢山の文献がある場所に連れて行った。
私は黙って、加奈に従った。
加奈は、一冊の本を持ってきた。
「これはね、桜野城についての記述が書いてある本を翻訳したものなの。ここ、見てみて。」
私は言われるがまま、加奈の指さす部分を読んだ。
読み進めていくと、自然に涙が流れてきた。
桜野城頭首、桜野繁蔵(享年二十六歳)
戦国時代には稀とされた戦を好まない頭首として有名である。
戦を好まなかったため、家臣の謀反によって命を落とした。
この時、繁蔵の正室の美弥(享年十九歳)も共に命を落とした。
美弥は城下町の出身で、繁蔵の正室となった後は繁蔵に人生を捧げ、女にも関わらず戦に出陣していた。
戦果を多くあげており、百戦錬磨の戦姫とも呼ばれていた。
また、側室に志乃という女がいたことが記されている。
しかし志乃は、旅に出たまま消息が分からなくなった。
謀反で城が焼け落ちた後は、ほとんどのものが梅田城へ移った。
腹を切ろうとしたものも多くいたが、繁蔵の乳母であった聖花(享年六十一歳)が家臣たちを根気よく説得したと言われている。
聖花は、その後城下町に移り住むと、その生涯をそこで一人生きた。
・・・・・・・。
確かに、私の名前が記してある。
私は初めて繁蔵様と美弥姫の年を知った。
美弥姫は、少しだけ私のお姉さんだったんだ。
繁蔵様も若いとは思っていたけれど、まだ二十代だったんだ・・・・。
それに聖花さん・・・。
聖花さんの最後に泣き叫ぶ声は、今でも耳に焼き付いている。
だけど、繁蔵様の言った通り、聖花さんのおかげで多くの人が切腹しないで済んだんだ・・・。
私は色んな想いが溢れてきて、泣きじゃくった。
来ていた人に変な目で見られていたと思うけれど、加奈は私の気が済むまで泣かせてくれた。
私が泣き止むと、次に加奈は展示物が置いてある場所に私を連れてきた。
その時も一直線に、とある展示物の前に私を連れて行った。
私はその展示物を見て、涙もでないほど驚いた。
補修はされているけれど・・・・・。
間違いなく、私とお揃いの、私が選んだ美弥姫の髪飾りだ。
「ねっ。あなたがここを知っていたと思えないし。あなたの言った事は全て正式な記録として残っていることと一致している。それに、名前まで・・・。信じるしかないでしょ?」
私は黙ってうなずいた。
そして、加奈と手を繋いで、加奈の家に戻った。
「加奈、私ね、正直戦国時代で生きてもいいかなって思ったの。美弥姫がいてくれたから。それにお針子さんや聖花さん、繁蔵様も良くしてくれたから・・・。だけどね、帰ってくることを決めたんだ。私は、私の生きる場所で、私の人生を一生懸命生きようと思ったんだ。」
加奈は、黙ってうなずいてくれた。
「それでね・・・・。私、この先どうするかまだはっきりとは分からないんだけど・・・。だけど私、ロリータ服も着物も大好きなの。もしかしたら、私が今まで興味がなかったファッションも、着てみたら違う自分になって、気にいるかもしれないって・・・。最後に美弥姫にロリータ服を着てもらった時に、美弥姫の笑顔を見て思ったの。だから私、そういう進路に進みたい。私自身も、他の誰かもファッションであんな笑顔が見れたらいいなって思うの。どうしたらいいかな?」
私が言うと、加奈が優しい顔になった。
「歴史的に残っている日本のお姫様が、ロリータ服を着たなんて、大事件だね。」
加奈は、私の思った通りの反応をしていた。
だけどその顔はとても落ち着いていて、嬉しそうだ。
そのまま加奈は部屋の隅から、歴史の本の下に隠してあった沢山の学校のパンフレットを持ってきた。
「・・・・・ファッション専門学校・・・・・?加奈・・・・これ・・・・・。」
驚く私を、加奈が優しく見つめていた。
「私、志乃はこういう道に進みたがるかなって思ってた。だから、ファッション関係の学校のパンフレットを取り寄せて隠しておいたの。実は、志乃のお母さんにも頼まれていたしね。志乃に提案するように・・・。」
「お母さんに?」
「うん。だけど、志乃はちゃんと考えて、自分で自分の進路を決めたんだよ。私も、志乃の話が聞けてとても嬉しかったし、志乃がそこからすぐに立ち直って、自分の進む道を自分で決めてくれたのも嬉しいよ。」
私は驚いて加奈を見つめた後、一番上にあったパンフレットを手に取った。
そこには、ファッションについての色々なコースが書かれていて、どれも魅力的に見えた。
「勉強、追いつくの大変だと思うけれど、一緒にやっていこう。志乃の行きたい学校に入れるように・・・・。」
加奈が笑顔で言った。
私は、加奈の顔を見ると、笑顔で抱き着いた。
「加奈、ありがとう!!大好き!!」
「うん。私もだよ。」
加奈も私を抱きしめてくれた。
それから私は勉強に集中するためにバイトをやめた。
服装は、その日の気分でロリータ服を着たり、着物を着たりしている。
私が進路を決めたことをお母さんがすごく喜んでくれて、おばあちゃんの所から沢山の着物や飾り、小物まで送ってもらってくれた。
私は毎日加奈の家で勉強をしながら、自分の一番行きたい学校を探した。
自分の生き方に、一番合いそうな学校を・・・・。
そして、次の桜が咲く頃、私はとあるファッション専門学校に行くことが決まった。
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