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2.魔法学校入学編
第8話 魔砲少女降臨っ!
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二時間目は魔法実技の試験だ。俺たちは先生の指示にしたがって第二実技場に出る。プルスロット魔法学校は五つの実技場がある。そして、そのそれぞれが違う環境に整備されている。
第一実技場は草原、第二実技場は魔法に強い耐性のある素材で作られた平地、第三、第四、第五は岩地などの自然環境を再現した実技場になっている。
「よし、これから新入生魔法実技試験を始めます」
そう言ったのは魔法科学・魔物学のタージ先生だ。タージ先生は一年生全体を取り仕切る役目もしている。
「試験の課題は『自分の一番好きな魔法を使う』ことです。みんな、頑張ってね。それではまず初めにアイリスさん、お願いします」
アイリスと呼ばれた少女は返事をして、指定された場所に立った。そして少女はニヤリと笑い、力強く詠唱を始める。
「『ルリンク・ルリンク・フレイミーゼ』『ルリンク・ルリンク・フレイミーゼ』……」
何度も火属性魔法を詠唱し続ける。少女の目の前には既に凄まじい魔力が集まっていた。
「ッ、チャージ完了。我が魔砲、見るが良い! コルポ・ファターレっ!」
その瞬間、少女の体の何倍はあるだろうという火の玉が現れ、高速で飛んで行く。
「「「すごい……っ!」」」
クラスメートたちは少女の魔法に驚愕している。だが何故だ。何故、俺の足はこんなに震えているのだろう。
「私の、力は、はぁ。どう、でしたか? あ、ヤバい、もう……」
生徒たちはざわついた。先程まで強大な魔法を披露していた少女が、力が抜けたようにバタリと倒れ混んでしまったからだ。
「アイリスさんが使ったのは火属性の魔砲ですね。魔砲は何度も詠唱を繰り返して、魔力を圧縮して一気に放出する高度な魔力操作技術です。魔力調整と莫大な魔力を集める必要があるため、精神の消耗が激しいのです。クレイン先生、アイリスさんを保健室まで連れていってあげてください。それでは次……」
少女はそのまま先生にだき抱えられて保健室送りになった。
次のクラスメートは風属性魔法を使っていたが、あの魔砲の後だとショボく感じてしまう。
「次、エイトくん」
俺は返事をして位置につく。
俺が一番好きな魔法。それは氷魔法。命の恩人であり、尊敬するハーグさんに教わった魔法。俺は大声で唱えた。
「『ルリンク・ルリンク・コールド・ザ・ウォール』!」
俺の目の前に氷の壁が作られる。
ハーグさんから教わった魔法はこんなものじゃない。もっと、もっと高く!
「『ルリンク・ルリンク・コールド・ザ・ウォール』!」
それはどんどんと高さを増し、10m程になった。その氷の壁は、まだ粗はあったが、ハーグさんに教わった時とは比べ物にならないくらい美しいものだった。
「「「……!」」」
生徒たちは息を飲んだ。
「今のは氷属性の防壁魔法ですね。この大きさとなると、二年生でも展開できる生徒は数人しかいないと思いますよ」
タージ先生は言う。だが、俺はなんだか体がとても重い。自然と瞼が落ちて……。
俺はその場に倒れこんだ。
ーーーーーー
「……ん、ここは?」
俺はさっきまで第二実技場にいたはず。なぜこんなところにいるのだろう。
俺がそう思っていると、誰かが俺の顔を覗きこんできた。
「ここは保健室だよ。そして、私はアイリス! 魔砲少女アイリスちゃんとはこの私のこと。どうぞこれからよろしくね」
少女はニヤっと笑う。実技場であんな巨大な火の玉を撃った少女とは思えないような明るい少女。俺はその表情に少しだけ、ドキッとしてしまう。
「俺はエイト・ユーキ。さっきの魔砲すごかったよ、俺なんか、足がガクガクいっちゃってて」
「嬉しい!……じゃなかった。キミ、なかなか見る目があるようだね。エイトと言ったか、今度魔砲の極意を教えようではないか!」
俺はアイリスに魔砲の極意とやらを教わる約束をした。そしてアイリスは「もう一回ドカンとやって来るからじゃあね」と言い残して、出ていってしまった。
それと同時に、ハルトがドアを勢いよく開ける。
「エイト、大丈夫?」
「え、何が?」
俺は言う。すると、ハルトは目を丸くして。
「『え、何が?』じゃないよ! 魔法の実習で精神力を使いすぎてぶっ倒れて、エイトはずっと寝てたんだよ?」
え、俺ずっと寝てたわけ? 今日は学年親睦のレクもあったのに。うわぁぁあ!
「まぁ、元気になって何よりだよ。早く帰ろう、姉ちゃんたちがエイトに用があるから連れてこいってさ。行こう」
ブロッサ先輩とリオン先輩が!? どんな用件かわからないけれど、待たせるわけにはいかない。俺たちは少し早足で家に帰る。
「ただいまー。姉ちゃん、エイト連れてきたよー」
「ようやく来たわね、エイトくん。お話があるから、ここに座って」
そこには既にリオン先輩が座って待っていた。
「……お話なんだけどね。この前の火事、エイトくんがやったって。普通なら家に組み込まれている防火魔法が作動して、燃えることはないはずなんだ。でも燃えた。ボクたちはその原因について考えた。可能性は二つ。一つは、防火魔法が使われていなかった可能性。これはあり得ない。もう一つはエイトくん、キミが温度操作に関する魔法に異常な適性がある可能性。今日学校中で既に話題になっていたエイトくんの氷属性の防壁魔法。このことを考慮すると間違えないと思う」
つまり俺には火属性と氷属性の魔法が得意、ということだろう。
今度はブロッサ先輩が口を開く。
「そこでエイトくんにお願いがあって。リオンが作った魔法を使ってみて欲しいの」
「……理論上は完璧なハズなんだけど、ボクやブロッサの力では発動させられなかったんだよ」
尊敬する先輩方のお願いだ、断る理由がない。
「その魔法ってどんな魔法なんですか?」
「それはね、『マグマを作り出す』魔法だよ」
俺はその場で固まってしまった。
第一実技場は草原、第二実技場は魔法に強い耐性のある素材で作られた平地、第三、第四、第五は岩地などの自然環境を再現した実技場になっている。
「よし、これから新入生魔法実技試験を始めます」
そう言ったのは魔法科学・魔物学のタージ先生だ。タージ先生は一年生全体を取り仕切る役目もしている。
「試験の課題は『自分の一番好きな魔法を使う』ことです。みんな、頑張ってね。それではまず初めにアイリスさん、お願いします」
アイリスと呼ばれた少女は返事をして、指定された場所に立った。そして少女はニヤリと笑い、力強く詠唱を始める。
「『ルリンク・ルリンク・フレイミーゼ』『ルリンク・ルリンク・フレイミーゼ』……」
何度も火属性魔法を詠唱し続ける。少女の目の前には既に凄まじい魔力が集まっていた。
「ッ、チャージ完了。我が魔砲、見るが良い! コルポ・ファターレっ!」
その瞬間、少女の体の何倍はあるだろうという火の玉が現れ、高速で飛んで行く。
「「「すごい……っ!」」」
クラスメートたちは少女の魔法に驚愕している。だが何故だ。何故、俺の足はこんなに震えているのだろう。
「私の、力は、はぁ。どう、でしたか? あ、ヤバい、もう……」
生徒たちはざわついた。先程まで強大な魔法を披露していた少女が、力が抜けたようにバタリと倒れ混んでしまったからだ。
「アイリスさんが使ったのは火属性の魔砲ですね。魔砲は何度も詠唱を繰り返して、魔力を圧縮して一気に放出する高度な魔力操作技術です。魔力調整と莫大な魔力を集める必要があるため、精神の消耗が激しいのです。クレイン先生、アイリスさんを保健室まで連れていってあげてください。それでは次……」
少女はそのまま先生にだき抱えられて保健室送りになった。
次のクラスメートは風属性魔法を使っていたが、あの魔砲の後だとショボく感じてしまう。
「次、エイトくん」
俺は返事をして位置につく。
俺が一番好きな魔法。それは氷魔法。命の恩人であり、尊敬するハーグさんに教わった魔法。俺は大声で唱えた。
「『ルリンク・ルリンク・コールド・ザ・ウォール』!」
俺の目の前に氷の壁が作られる。
ハーグさんから教わった魔法はこんなものじゃない。もっと、もっと高く!
「『ルリンク・ルリンク・コールド・ザ・ウォール』!」
それはどんどんと高さを増し、10m程になった。その氷の壁は、まだ粗はあったが、ハーグさんに教わった時とは比べ物にならないくらい美しいものだった。
「「「……!」」」
生徒たちは息を飲んだ。
「今のは氷属性の防壁魔法ですね。この大きさとなると、二年生でも展開できる生徒は数人しかいないと思いますよ」
タージ先生は言う。だが、俺はなんだか体がとても重い。自然と瞼が落ちて……。
俺はその場に倒れこんだ。
ーーーーーー
「……ん、ここは?」
俺はさっきまで第二実技場にいたはず。なぜこんなところにいるのだろう。
俺がそう思っていると、誰かが俺の顔を覗きこんできた。
「ここは保健室だよ。そして、私はアイリス! 魔砲少女アイリスちゃんとはこの私のこと。どうぞこれからよろしくね」
少女はニヤっと笑う。実技場であんな巨大な火の玉を撃った少女とは思えないような明るい少女。俺はその表情に少しだけ、ドキッとしてしまう。
「俺はエイト・ユーキ。さっきの魔砲すごかったよ、俺なんか、足がガクガクいっちゃってて」
「嬉しい!……じゃなかった。キミ、なかなか見る目があるようだね。エイトと言ったか、今度魔砲の極意を教えようではないか!」
俺はアイリスに魔砲の極意とやらを教わる約束をした。そしてアイリスは「もう一回ドカンとやって来るからじゃあね」と言い残して、出ていってしまった。
それと同時に、ハルトがドアを勢いよく開ける。
「エイト、大丈夫?」
「え、何が?」
俺は言う。すると、ハルトは目を丸くして。
「『え、何が?』じゃないよ! 魔法の実習で精神力を使いすぎてぶっ倒れて、エイトはずっと寝てたんだよ?」
え、俺ずっと寝てたわけ? 今日は学年親睦のレクもあったのに。うわぁぁあ!
「まぁ、元気になって何よりだよ。早く帰ろう、姉ちゃんたちがエイトに用があるから連れてこいってさ。行こう」
ブロッサ先輩とリオン先輩が!? どんな用件かわからないけれど、待たせるわけにはいかない。俺たちは少し早足で家に帰る。
「ただいまー。姉ちゃん、エイト連れてきたよー」
「ようやく来たわね、エイトくん。お話があるから、ここに座って」
そこには既にリオン先輩が座って待っていた。
「……お話なんだけどね。この前の火事、エイトくんがやったって。普通なら家に組み込まれている防火魔法が作動して、燃えることはないはずなんだ。でも燃えた。ボクたちはその原因について考えた。可能性は二つ。一つは、防火魔法が使われていなかった可能性。これはあり得ない。もう一つはエイトくん、キミが温度操作に関する魔法に異常な適性がある可能性。今日学校中で既に話題になっていたエイトくんの氷属性の防壁魔法。このことを考慮すると間違えないと思う」
つまり俺には火属性と氷属性の魔法が得意、ということだろう。
今度はブロッサ先輩が口を開く。
「そこでエイトくんにお願いがあって。リオンが作った魔法を使ってみて欲しいの」
「……理論上は完璧なハズなんだけど、ボクやブロッサの力では発動させられなかったんだよ」
尊敬する先輩方のお願いだ、断る理由がない。
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