29 / 43
29
しおりを挟む
カリっと先端の尖りを甘噛みされ、そこから電流のようなものが全身を駆け巡った。まずはアンリの要望に応えるように尖りを舌で舐めたり弾いたりした。空いた方の尖りも指で摘まんでは軽く潰すように指の中ですり合わせる。
「ひぅん……あっ、あぁ!」
「気持ちいいか?」
「う……うぁ!」
もはやアンリの口から漏れ出るのは言葉ではなく喘ぎのみだ。だがその反応でアンリが気持ちいいというのはわかる。和史もアンリの反応を見ながら攻める事を止めない。
「あっ、あぁ!まっ……て!」
「どうした?気持ちよくなかったか?」
「そ、じゃなく……て……」
何かを言いたそうにもじもじとするアンリ。その反応を見て「あぁ」と和史は声を漏らす。
「ここをいじってほしかったんだな」
スッと手が下へと降り、勃ち上がったアンリのものを握る。すでに先端からは蜜を溢れさせていた。ぬるぬるとした蜜は潤滑となり、和史はアンリのものを上下に扱く。
「い、ん……あっ!」
「どこがいいんだ?教えてくれないか?」
「わか……てるくせ、に……」
「アンリの口から言ってもらいたい」
軽く頬にキスを落とすと、アンリは恥ずかしそうに口を開く。
「先……撫でて……」
「ここか?」
「んっ!あぁ!」
和史の指がペニスの先端を刺激すると、蜜がしとしとと溢れる。それを見た和史の顔がアンリの股へと向かった。そしてぱくりとペニスを口に含む。
「や、ヤダ!それ!」
「どうしてだ?お前はとても気持ちよさそうだぞ」
淫猥な音をわざと響かせながら、和史はアンリのペニスを舐める。竿の部分を舐め、舌で裏筋から鈴口まで這わせる。その刺激にアンリはずっと体中がびりびりと痺れている。和史の口に咥えられたペニスが徐々に熱を持ち始める。全神経が先へ先へと向かう中、アンリは和史の髪に手を置いて放そうとした。
「ダメ……もう」
「いいぞ。イけよ」
「や、ヤダ……」
「いいからイけ……」
強く吸われた瞬間、アンリは和史の口の中で果てた。ようやく和史はアンリのペニスから口を放したが、放ったものを出そうとしない。
「お、おい……あんなの出せよ」
「残念だがもうない」
「ない?も、もしかして飲んだのか?」
「あぁ……」
信じられないと思う反面、その行為がなんだか恥ずかしくてアンリは側にあった枕で顔を隠した。
「おい、顔隠すな」
「だ、だって……」
「だって何だ?恥ずかしいか?俺は全然気にしてない。アンリから放たれたものだしな」
「そ、そういう事を言うな!」
プイっとそっぽ向くアンリだが、和史の顔を見ない事をいい事に、ベッドの横にあるサイドテーブルの引き出しからピンクのボトルを取り出した。
「お、おい!そんなのいつ置いたんだ?」
「お前といつこうなってもいいように置いていたんだが、気が付かなかったか?」
「し、知らない!」
まさかそんなものを知らない間に用意していたとは。普段そこを開かないので気が付かなかった。だが和史はいつかこうなる事を予想して置いていたのだとしたら、かなりの確信犯だと思った。
「お前……だいぶ策略家だな……」
「今更気が付いたか?けど俺はただ、アンリを愛していてるからこそこうして手を出すんだ」
「ひぅん……あっ、あぁ!」
「気持ちいいか?」
「う……うぁ!」
もはやアンリの口から漏れ出るのは言葉ではなく喘ぎのみだ。だがその反応でアンリが気持ちいいというのはわかる。和史もアンリの反応を見ながら攻める事を止めない。
「あっ、あぁ!まっ……て!」
「どうした?気持ちよくなかったか?」
「そ、じゃなく……て……」
何かを言いたそうにもじもじとするアンリ。その反応を見て「あぁ」と和史は声を漏らす。
「ここをいじってほしかったんだな」
スッと手が下へと降り、勃ち上がったアンリのものを握る。すでに先端からは蜜を溢れさせていた。ぬるぬるとした蜜は潤滑となり、和史はアンリのものを上下に扱く。
「い、ん……あっ!」
「どこがいいんだ?教えてくれないか?」
「わか……てるくせ、に……」
「アンリの口から言ってもらいたい」
軽く頬にキスを落とすと、アンリは恥ずかしそうに口を開く。
「先……撫でて……」
「ここか?」
「んっ!あぁ!」
和史の指がペニスの先端を刺激すると、蜜がしとしとと溢れる。それを見た和史の顔がアンリの股へと向かった。そしてぱくりとペニスを口に含む。
「や、ヤダ!それ!」
「どうしてだ?お前はとても気持ちよさそうだぞ」
淫猥な音をわざと響かせながら、和史はアンリのペニスを舐める。竿の部分を舐め、舌で裏筋から鈴口まで這わせる。その刺激にアンリはずっと体中がびりびりと痺れている。和史の口に咥えられたペニスが徐々に熱を持ち始める。全神経が先へ先へと向かう中、アンリは和史の髪に手を置いて放そうとした。
「ダメ……もう」
「いいぞ。イけよ」
「や、ヤダ……」
「いいからイけ……」
強く吸われた瞬間、アンリは和史の口の中で果てた。ようやく和史はアンリのペニスから口を放したが、放ったものを出そうとしない。
「お、おい……あんなの出せよ」
「残念だがもうない」
「ない?も、もしかして飲んだのか?」
「あぁ……」
信じられないと思う反面、その行為がなんだか恥ずかしくてアンリは側にあった枕で顔を隠した。
「おい、顔隠すな」
「だ、だって……」
「だって何だ?恥ずかしいか?俺は全然気にしてない。アンリから放たれたものだしな」
「そ、そういう事を言うな!」
プイっとそっぽ向くアンリだが、和史の顔を見ない事をいい事に、ベッドの横にあるサイドテーブルの引き出しからピンクのボトルを取り出した。
「お、おい!そんなのいつ置いたんだ?」
「お前といつこうなってもいいように置いていたんだが、気が付かなかったか?」
「し、知らない!」
まさかそんなものを知らない間に用意していたとは。普段そこを開かないので気が付かなかった。だが和史はいつかこうなる事を予想して置いていたのだとしたら、かなりの確信犯だと思った。
「お前……だいぶ策略家だな……」
「今更気が付いたか?けど俺はただ、アンリを愛していてるからこそこうして手を出すんだ」
0
あなたにおすすめの小説
六年目の恋、もう一度手をつなぐ
高穂もか
BL
幼なじみで恋人のつむぎと渉は互いにオメガ・アルファの親公認のカップルだ。
順調な交際も六年目――最近の渉はデートもしないし、手もつながなくなった。
「もう、おればっかりが好きなんやろか?」
馴ればっかりの関係に、寂しさを覚えるつむぎ。
そのうえ、渉は二人の通う高校にやってきた美貌の転校生・沙也にかまってばかりで。他のオメガには、優しく甘く接する恋人にもやもやしてしまう。
嫉妬をしても、「友達なんやから面倒なこというなって」と笑われ、遂にはお泊りまでしたと聞き……
「そっちがその気なら、もういい!」
堪忍袋の緒が切れたつむぎは、別れを切り出す。すると、渉は意外な反応を……?
倦怠期を乗り越えて、もう一度恋をする。幼なじみオメガバースBLです♡
炎の精霊王の愛に満ちて
陽花紫
BL
異世界転移してしまったミヤは、森の中で寒さに震えていた。暖をとるために焚火をすれば、そこから精霊王フレアが姿を現す。
悪しき魔術師によって封印されていたフレアはその礼として「願いをひとつ叶えてやろう」とミヤ告げる。しかし無欲なミヤには、願いなど浮かばなかった。フレアはミヤに欲望を与え、いまいちど願いを尋ねる。
ミヤは答えた。「俺を、愛して」
小説家になろうにも掲載中です。
あなたと過ごせた日々は幸せでした
蒸しケーキ
BL
結婚から五年後、幸せな日々を過ごしていたシューン・トアは、突然義父に「息子と別れてやってくれ」と冷酷に告げられる。そんな言葉にシューンは、何一つ言い返せず、飲み込むしかなかった。そして、夫であるアインス・キールに離婚を切り出すが、アインスがそう簡単にシューンを手離す訳もなく......。
借金のカタで二十歳上の実業家に嫁いだΩ。鳥かごで一年過ごすだけの契約だったのに、氷の帝王と呼ばれた彼に激しく愛され、唯一無二の番になる
水凪しおん
BL
名家の次男として生まれたΩ(オメガ)の青年、藍沢伊織。彼はある日突然、家の負債の肩代わりとして、二十歳も年上のα(アルファ)である実業家、久遠征四郎の屋敷へと送られる。事実上の政略結婚。しかし伊織を待ち受けていたのは、愛のない契約だった。
「一年間、俺の『鳥』としてこの屋敷で静かに暮らせ。そうすれば君の家族は救おう」
過去に愛する番を亡くし心を凍てつかせた「氷の帝王」こと征四郎。伊織はただ美しい置物として鳥かごの中で生きることを強いられる。しかしその瞳の奥に宿る深い孤独に触れるうち、伊織の心には反発とは違う感情が芽生え始める。
ひたむきな優しさは、氷の心を溶かす陽だまりとなるか。
孤独なαと健気なΩが、偽りの契約から真実の愛を見出すまでの、切なくも美しいシンデレラストーリー。
【8話完結】帰ってきた勇者様が褒美に私を所望している件について。
キノア9g
BL
異世界召喚されたのは、
ブラック企業で心身ボロボロになった陰キャ勇者。
国王が用意した褒美は、金、地位、そして姫との結婚――
だが、彼が望んだのは「何の能力もない第三王子」だった。
顔だけ王子と蔑まれ、周囲から期待されなかったリュシアン。
過労で倒れた勇者に、ただ優しく手を伸ばしただけの彼は、
気づかぬうちに勇者の心を奪っていた。
「それでも俺は、あなたがいいんです」
だけど――勇者は彼を「姫」だと誤解していた。
切なさとすれ違い、
それでも惹かれ合う二人の、
優しくて不器用な恋の物語。
全8話。
愛してやまなかった婚約者は俺に興味がない
了承
BL
卒業パーティー。
皇子は婚約者に破棄を告げ、左腕には新しい恋人を抱いていた。
青年はただ微笑み、一枚の紙を手渡す。
皇子が目を向けた、その瞬間——。
「この瞬間だと思った。」
すべてを愛で終わらせた、沈黙の恋の物語。
IFストーリーあり
誤字あれば報告お願いします!
【完結】毎日きみに恋してる
藤吉めぐみ
BL
青春BLカップ1次選考通過しておりました!
応援ありがとうございました!
*******************
その日、澤下壱月は王子様に恋をした――
高校の頃、王子と異名をとっていた楽(がく)に恋した壱月(いづき)。
見ているだけでいいと思っていたのに、ちょっとしたきっかけから友人になり、大学進学と同時にルームメイトになる。
けれど、恋愛模様が派手な楽の傍で暮らすのは、あまりにも辛い。
けれど離れられない。傍にいたい。特別でありたい。たくさんの行きずりの一人にはなりたくない。けれど――
このまま親友でいるか、勇気を持つかで揺れる壱月の切ない同居ライフ。
前世が教師だった少年は辺境で愛される
結衣可
BL
雪深い帝国北端の地で、傷つき行き倒れていた少年ミカを拾ったのは、寡黙な辺境伯ダリウスだった。妻を亡くし、幼い息子リアムと静かに暮らしていた彼は、ミカの知識と優しさに驚きつつも、次第にその穏やかな笑顔に心を癒されていく。
ミカは実は異世界からの転生者。前世の記憶を抱え、この世界でどう生きるべきか迷っていたが、リアムの教育係として過ごすうちに、“誰かに必要とされる”温もりを思い出していく。
雪の館で共に過ごす日々は、やがてお互いにとってかけがえのない時間となり、新しい日々へと続いていく――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる