引きこもりのチート魔術師

56Neko

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一章 引きこもりに魔術を与えてはいけません

シルフィード魔術学園(序章1

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ハクアに案内されてたどり着いた食堂ではハクアと同じ学生服?を着た学生、恐らくは俺と同じくらいの男女が各々好みの食をとっていた。
その匂いはとてもお腹の減った俺にたいしてはかなりの破壊力をほこった。
「ここは何がおすすめなんだ?」
ハクアにふと訪ねるとハクアはすでに料理をとったあとだった
はやっ!と思いつつハクアの真似をして料理を食堂にいるおばちゃんに頼みに行こうとしたがそれには2つほど問題があった。
その1まずお金というか食事の対価がない
その2第一学生ではない俺がここにいることだ
あっちの世界のジャージ姿の俺はとても目立っているらしく先ほどからチラチラ珍しいものをみる視線が突き刺さっている。このままじゃ手詰まりなのでハクアに助けを借りることにした。
「ハクア…俺も飯食べたいんだけどー」
するとハクアはおばちゃんに
「あっちの私のお友だちに丼ぶりものを出してあげてくれる?」
「はいよ~」
おばちゃんはそういうと俺の目の前にあたかも食ってくださいと言わんばかりの大盛で差し出した。
「おばちゃんありがと!!」
目の前には日本で言う親子丼が大盛でその場に鎮座している。
おれは親子丼を回りの目を気にせず掻き込んだ。
「ふーお腹一杯だぁ」
と腹をさすりながら考えないといけないことを考えていた。
これからどうするかの方針だ
(さて異世界に来たのはいいが結局寝床もないし
というかあのウェンウルフみたいなのがいるとか死ぬではないか!はぁ取り敢えず寝床だな)
俺はハクアに寝床の相談をした
「え!?隼寝床ないの!?」
案の定驚かれてしまったまあ珍しい服を着て
見た目はホームレスって感じはないと思うが…
見えないよね?
「どうしたらいいと思う?」
ハクアに訪ねるとハクアは悩んだ末に
「校長先生ならどうにかできるかも?」
と言って俺を校長先生のところに案内してくれた。
この世界の学校の校長かー某魔法学校の校長みたいなのかなぁ
と下らない想像もしつつ校長室の前についた
「校長先生!ハクアですお時間いいですか?」
しばらくして若い人の声がして
「はいりたまえ」
そういわれ校長室に入るとそこには見た目20前半の金髪の男の人がいた。
身長は180越えくらいでワインレッドのスーツがよく似合う人だ
「校長先生この人、隼が寝床がないそうなんだけどどうにかしてあげれませんか?」
見ず知らずの俺のためにここまでやってくれるハクアちゃんマジ天使
「ではまずはステータス診断からしたまえ」
「ステータス診断?」
俺が首をかしげるとハクアが説明してくれた
要するに自分の能力を数値化したものらしい
ステータスプレートと言う面積12平方センチメートルくらいの金属の板でとても薄い
これはこの世界で最も多い金属で作られており原理はいまだに解明されてはいない
(ますますゲームだな)
「ではそのステータスプレートを握って自分の
名前を思い浮かべてくれ」
俺は校長先生からステータスプレートを
受け取って自分の名前を思い浮かべた。
するとプレートが淡く輝いて数値が浮き出てきた。
「どれどれ…ん?どうやら私も年のようだな
錯覚を見るとは…」
俺のステータスプレートには
LV1
体力10
魔力9999…
俊敏50
運100
魔防9999…
魔攻9999…
魔法適正sss
属性 火 氷 風 光 闇 時空 召喚
特性 全属性耐性 詠唱省略 ダメージ反射 
   魔力消費半分 魔力高速回復etc…
当の俺もビックリしている。これって俺が使ってたゲームのキャラと同じやん。魔法系統だけカンストさせた俺のキャラクターだ。でもレベルはカンスト150手前の120だったはずなんだが1でこれってチートもいいとこだな。
「隼ってもしかして魔王かなにか?」
ハクアは隼にたいして距離をとった
「いやいや!俺もビックリだよ!ちなみに校長先生はどうしたんですか?」
頭を抱えてうずくまり何か言っている校長先生に尋ねた
「あり得ない、魔法に関してはこの王国で3本の指にはいる私がま、負けているだと…」
校長のステータスプレートが落ちたので拾って見てみると

LV 75
体力400
魔力1500
俊敏300
運400
魔防850
魔攻700
属性光闇
魔法適正AA
特性 魔力消費5%軽減 体力回復強化
   魔力回復速度3%上昇
   詠唱短縮
あれ?75ってこんなもんだったかなぁ
「人間で1000を越えたステータスはもはや化け物クラスでねレベルだって50越えたら騎士の大隊長クラスだ。ましてや特性など持っているだけでレアケースなんだぞ?それをこうもまあ意味のわからないプレートを見せられたら
誰でも現実から目を背けたくなるさ…」
えらく落ち込んでいるようだ。どうやら
俺のステータスは王国を一人で相手とれるほどのものらしい。
しかし俺は魔法が今のところ使えないのだ。
「このステータスでか…おかしな子だね君は
ではまずは基本中の基本
ファイアボール
ショック
フリーズ
エアカッター
の初級魔法から教えようか?」
そういって校長は俺とハクアの肩をつかんで
「地と地を結びその距離を縮めん
テレポート!」
一瞬目の前が真っ白に為って気づいたら俺たちは草原にいた。
「ここで教えようか。まずはゴブリンに向かってお手本を見せるよ。火の玉がてに集まって飛んでいくという確実なイメージが大切だ。
原理を理解するとよりいっそうよいね」
そういって校長はゴブリンに向かって
火の玉を発射した
ゴブリンに当たってゴブリンは燃え尽きた。
うわぁ
「というか詠唱無かったですね。」
おれはふときいてみた。
「私は中級までならほぼ無詠唱で唱えれるよ。
まあはじめてだし詠唱を教えとこうか?」
どうせ言われても覚えらんないしイメージでいいか
「大丈夫です。多分出来ます」
火の玉が飛んでいくイメージで…
「ファイアボール!」
ごわぁと先程の10倍くらいの火の玉が倍のスピードで飛んでいってゴブリンに当たっても貫通し後ろにいたゴブリン30匹くらいの群れにあたり辺り一体を燃え付くした
「…」
校長は顎が外れたかのように大きく口を開けて唖然としている。
それもそのはずだ。初級魔法は誰でも身の危険を守るために使う程度で校長だからこそゴブリンをワンパンできたが普通なら2、3発当てないと倒すことはできないのだ
それなのにたかが一発で群れを壊滅させるなど
もはやファイアボールではない。しかしその後も隼の初級魔法はことごとく校長の上位魔法の威力を越えていました。
「そうか…私は井の中の蛙だったんだな。」

校長はなぜかとても吹っ切れた様子でした。
俺は思ったよりもチーとな存在だったらしい。
校長は笑顔で
「寝床ないならうちの学生になれば寮があるよ?その力うちの学校で使ってみないかい?」
願ってもない話なので俺は即刻オーケーにした。
これがこれから始まる奇妙な物語幕開けだとはまだ誰も知らない。
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