引きこもりのチート魔術師

56Neko

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一章 引きこもりに魔術を与えてはいけません

ゲームの中で人生コンティニュー

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吹き抜ける風
真っ青な空
鳥のさえずり
照りつける気持ちの良い日光の下で俺は目覚めた。
「うーん~良い朝だ!日光が気持ちい…ん?」
不思議だ、なぜ俺の部屋に日光が差し込んでいるのだろう…?カーテンを閉め下界との関わりを持たないようにしていた俺の部屋になぜだ…
それに風もある…そして俺は
「あ、夢か」
という結論に至った。
「当たり前かーしかし妙にリアルだよなー」
手の感触や日光、鳥の鳴き声などいたるところが妙にリアルで俺は少し考えた…
「これって…夢じゃない?」
そう思ったらすこしづつら冷や汗が出てきた。
落ち着け自分と言い聞かせ辺りを見渡すと
自分の楽園であり城だった部屋の面影などない爽やかに風の吹く草原だった。少し先には町らしきものも見える。その瞬間俺は確信した
「ここって家じゃない?」
そして記憶をたどった
俺は昨日レオンたちとゲームして寝ようとした
レオンたちに話をあわせたが俺は家から出るつもりはなかったしあっちもわかってくれている
その証拠にメールで
なんかほしいものあるか?
等といってきているためきっと買ってきてくれるんだろう。なんて思いつつPCのソフトを閉じようとすると
ピコン
と通知が来た。そのメールを開いてから…あれ?どうしたんだっけな…不思議なことにそこから先の記憶が全くない
「しかしどうすっかなぁ」
辺りを見渡すと遠くに町が見えた。
「ひとまずあそこ目指すか~」
そう言って俺は歩き始めた。
しかしー
「もう…む 無理…」
すぐに疲れてその場にしゃがみこんだ。
歩いた距離はたかが1kmだ。しかし家から1年以上まともにそとに出ていなく運動していないせいか、体力が全くといって良いほど無くなっていた、しかし中学時代はサッカーをやっていたためそこまで落ちたつもりはなかったのだが
「こんなに体力なかったっけな…」
そういいつつもなんとか町に到着した。
その瞬間隼は目を見張った
「ここは…」
白い城門に並ぶ店そのすべてを隼は知っていた
始まりの町リーンそのままだったのだ
リーンとは「THEラグナロク」通称ラグナで
主人公が最初に訪れる町だ。ここは安くて多いが自慢の店が多く、活気に溢れている町だ。
「どうなってんだ」
俺は町を歩いた。知っている情報と町を照らし合わせ、一つの結論にたどり着いた
「ここってまさかラグナの世界!?」
俺は泣きそうな顔でその場にしゃがみこんだ
「つまり異世界で俺は一人か…」
「あのー大丈夫ですか?」
誰だろう?
そう思って振り向くとそこには一人の少女がいた。
透き通るような銀髪にそれにみあった白い肌
何かのコスプレのようなフリルのついた可愛らしいワンピースの上からでもわかるほどに大きな胸はその小柄な見た目とは正反対だがどこかしっくり来る。そんな正しく美少女という少女に話しかけられて動揺しない男はいない。しかも隼は引きこもり、ましてや女子に耐性があるわけもなく
「ふぁっふぁい!!」
というとてつもなくカッコ悪い返事になってしまった。
「え、ええ、大丈夫ならよかったです…」
少女も驚いたのか少し戸惑っている様子だった
がすぐに気を取り直し
「何かあったのですか?」
と涙目の俺に話しかけてくれた。しかし異世界から来たといっても信じてもらえず余計な混乱を招きそうなので
「とある遠くの地方から来たんだが家族と離れてしまってな…まあ…なんだ、寂しかったのだ」
と自分で恥ずかしい嘘をついてなんとかごまかそうとした。今考えればこの年齢でそれはないだろうと思ったがあのときは混乱していてまともに考えれなかったんだと思おう
「そうでしたか…お気の毒に…」
彼女は心配そうにこちらを見て
「もしかしてうちの学院に入りに来たのではないですか?」
と聞いてきた。学院?つまり学校?
その単語はあまり隼にたいしてよい発言ではなかったらしく
「あんな場所…もういかねぇよ…」
と悲しそうな声でそういった。
少女は申し訳なさそうに
「す、すいません!何かきにさわりましたか?」
とこちらの顔を除きこんでくる、
ち、近い
彼女の顔がとても近くにある。とてもいい香りがしてきて目がくらくらしてきた。引きこもりで女子に耐性がない隼は頭に血が登り…
意識を失ったのであった
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