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第1巻 理を識る者たち
第6章 街のざわめき、夢の残響
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丘を越えた先に、石造りの城壁が姿を現した。
幾重にも積まれた灰色の石、見上げるほど高い塔。
街――オルデン。街道を往来する商隊や旅人が必ず立ち寄る、交易の拠点だった。
リュミナはその光景に目を丸くした。
「……おおきい……」
門前には列ができていた。荷車を引く農夫、荷を担いだ商人、旅装束の冒険者。
兵士たちが槍を持ち、ひとりひとりに声をかけている。
アーレンはフードを深くかぶせ、リュミナの肩に手を置いた。
「下を向いていろ」
やがて二人の番が来る。
「身分と目的を」兵士が短く問う。
「行商人だ。薬草を卸しに来た」
アーレンは腰の袋を示し、乾いた薬草の匂いを漂わせる。
兵士は鼻をしかめただけで、深く詮索はしなかった。
「通れ」
重たい扉を抜けると、視界に広がるのは喧噪と活気だった。
道の両脇には屋台が並び、果物の赤や織物の色が鮮やかに目を奪う。
行き交う人の波、鍛冶屋の槌音、子供の笑い声。
リュミナは思わず立ち止まり、あたりをきょろきょろと見回した。
「……ひと、いっぱい……」
その声に振り返った商人の一人が、銀髪に目を留めた。
アーレンは素早くフードを引き下ろし、人混みを抜けるように足を速めた。
「行くぞ」
雑踏を避けて辿り着いたのは、街外れの質素な宿だった。
帳場に銀貨を置き、二階の小部屋に案内される。
木の床は軋み、窓の外には石畳の路地が見下ろせた。
リュミナは窓辺に駆け寄ろうとしたが、アーレンが静かに制した。
「今は、駄目だ。……目立ちすぎる」
少女はしぶしぶベッドに潜り込み、やがて小さな寝息を立てた。
アーレンも衣服を脱がぬまま椅子に身を預け、瞼を閉じる。
⸻
――炎。崩れる壁。
泣き叫ぶ声に、幼い自分の手は小さすぎた。
手を伸ばしても、家族の影は炎に呑まれて消えた。
孤児院の冷えた食堂。
痩せた頬で、それでも笑ってくれた少女。
「生きててよかったね、アーレン」
その声だけが心を繋ぎ止めた。
だがまたも失った。
理不尽は姿を変えて訪れ、小さな棺の前で彼は声を失った。
――王立学院。
石造りの廊下、冷笑する貴族の子弟。
それでも彼は学び続けた。
錬金術――理と法則が裏切らない唯一の道。
そして、見つけた。
禁忌の古文書。
人造の器に魂を呼び戻す術。
「彼女を……もう一度」
執念は孤独をも超え、炎のように燃え上がった。
だが夢は、そこから崩れた。
幾度も繰り返した試み、冷たく横たわる“もの”。
空虚な瞳が彼を責める。
――なぜ命を弄んだ?
――なぜ私を呼び戻した?
答えられない。若き日の自分は俯いたまま、影に沈んでいった。
⸻
アーレンは目を開いた。
薄暗い天井。
隣の寝台では、リュミナが穏やかな寝息を立てている。
月明かりに照らされる銀の髪が、胸を締めつけた。
「……今度こそ、守る」
低く呟き、彼は再び目を閉じた。
街のざわめきは、石壁の外でまだ続いていた
翌朝。
オルデンの街は早くも活気に満ちていた。石畳の通りには露店が並び、果物の甘い香りと焼き立てのパンの匂いが漂っている。
宿の窓からその様子を覗いたリュミナは、目を輝かせた。
「……にぎやか」
アーレンは机に並べた銀貨を数え、無言で眉を寄せた。
旅に出てから使った路銀は残りわずか。この街を抜けるまでの食費と宿代を考えれば、すぐに底をつく。
リュミナは振り向き、小さな声で尋ねた。
「……たべもの、たりない?」
「そういうことだ」
アーレンはため息をつき、外套を羽織る。
「今日は俺一人で出る。君は部屋で待っていろ」
リュミナはベッドに腰を下ろし、不安げに袖を握りしめた。
「……いっしょじゃないの?」
「人が多すぎる。君の髪は目立つ。誰かに見られれば噂が広まる」
声は冷たかったが、そこに宿るのは焦りではなく、守ろうとする意志だった。
リュミナは俯き、しばらく黙っていた。
やがて顔を上げ、かすかに言った。
「……かえる?」
アーレンは頷いた。
「必ず戻る」
その言葉に、リュミナはようやく小さく頷いた。
アーレンは腰の袋を確かめ、宿を出る。
石畳を踏みしめながら向かう先は、街の中央区画にある冒険者ギルド。
人と情報、そして依頼が集まる場所。
路銀を稼ぐなら、ここしかない。
石造りの建物の上に掲げられた紋章が視界に入る。
剣と秤を組み合わせた印――冒険者の象徴。
重い扉を押し開けると、ざわめきと酒の匂いが押し寄せてきた。
冒険者ギルド――オルデンの中央区画にある石造りの館。
重い扉を押し開けると、木の梁がむき出しの広間が広がっていた。
酒場を兼ねたそこは朝から賑やかで、冒険者たちの笑い声と酒の匂いが充満している。
鎧を脱いだ者、弓を磨く者、大声で依頼の報酬を話し合う者。
壁際には巨大な掲示板があり、羊皮紙に書かれた依頼がびっしりと貼られていた。
「また狼の群れ討伐か、報酬は銀貨五枚だとよ」
「盗賊退治も出てるが……面倒のわりに安いな」
聞こえてくるのは、冒険者たちの仕事の品定め。
アーレンはフードを深くかぶり、人混みを避けながら掲示板に歩み寄った。
視線を走らせると、「薬草採取」「家畜の見張り」といった雑用から、「魔物討伐」「護衛任務」まで幅広く並んでいる。
背後から酒臭い息がかかった。
「……おい、あんた見かけない顔だな。旅の学者って風だが、ギルドに何の用だ?」
振り返れば、大斧を背負った大男が腕を組んでこちらを見下ろしていた。
鋭い目が値踏みするようにアーレンを射抜く。
「依頼を受けに来ただけだ。それ以上は詮索するな」
アーレンの声は落ち着き払っていた。
大男は鼻を鳴らし、肩をすくめる。
「へぇ、三十路を過ぎても現役でやってる学者崩れか。まあせいぜい死なないようにな」
そう吐き捨て、笑いながら酒場の卓へ戻っていった。
アーレンは再び掲示板に視線を移す。
そして「薬草採取」の依頼に目を留め、羊皮紙を一枚抜き取った。
報酬は銀貨二枚。危険は少なく目立たない。路銀を繋ぐにはちょうどいい。
依頼書を手に受付へ向かうと、若い女性が笑顔を浮かべて出迎えた。
「ご依頼を受けられますか? 登録証をお願いします」
アーレンは懐から一枚の銅板を差し出した。
そこには「錬金術師」と刻まれ、王立学園の紋章が打たれている。
学院を卒業した者に与えられる正式な資格証――それが冒険者登録の根拠だった。
受付嬢は目を丸くし、すぐに頷いた。
「……確かに。では依頼受諾を確認しました。ご武運を」
アーレンは短く礼を返し、依頼書を懐にしまった。
ギルドのざわめきを背に、重たい扉を押し開けて外へ出る。
陽光が差し込み、街の喧噪が再び彼を包み込んだ。
ギルドを後にしたアーレンは、陽射しの強くなり始めた石畳を踏みしめながら宿へ戻った。
扉を開けると、リュミナが窓辺に座り、外をじっと眺めていた。
行き交う人々の姿に目を輝かせていたが、アーレンの姿を見ると小さく笑った。
「……かえってきた」
「ああ。約束したからな」
アーレンは外套を椅子に掛け、懐から依頼書を取り出して見せた。
「森の外れで薬草を集める。危険は少ない。これで数日の路銀は繋がる」
リュミナは首を傾げる。
「……くすりの、そうざい?」
「そうだ。薬屋が買い取って、病人を救うのに使う」
アーレンは短く答え、腰の袋に採取用の小さな刃物と布袋を詰め直した。
「わたしも……」
リュミナの声は小さく、だがはっきりしていた。
「いっしょに……いく」
アーレンは一瞬ためらった。
だが街の外で長時間離れるのは危険だ。
彼女を宿に残せば、噂好きの宿主や客に目を留められる可能性もある。
「……分かった。ただし俺の傍を離れるな」
リュミナはぱっと顔を明るくし、椅子から跳ねるように立ち上がった。
⸻
街門を抜け、二人は再び街道を歩いた。
街道沿いは冒険者たちが見回りをしており、旅人も多い。
荷馬車を引く商人や、子供を連れた農夫が行き交う姿がある。
だが森の入口で人影は減り、鳥の声と風の音だけが残った。
アーレンは立ち止まり、周囲を見渡す。
「ここからは気をつけろ。獣も魔物も、人の目が届かない所に棲む」
リュミナは大きな木々を見上げ、息をのんだ。
緑の奥からは、ひんやりと湿った空気が漂ってくる。
アーレンは腰の袋を確かめ、短い刃物を抜いた。
「さあ、薬草を探すぞ。……これは稼ぎだが、同時に勉強でもある」
リュミナは小さく頷き、彼の後を追った。
森の奥、静けさの中に、わずかな緊張が混じり始めていた。
幾重にも積まれた灰色の石、見上げるほど高い塔。
街――オルデン。街道を往来する商隊や旅人が必ず立ち寄る、交易の拠点だった。
リュミナはその光景に目を丸くした。
「……おおきい……」
門前には列ができていた。荷車を引く農夫、荷を担いだ商人、旅装束の冒険者。
兵士たちが槍を持ち、ひとりひとりに声をかけている。
アーレンはフードを深くかぶせ、リュミナの肩に手を置いた。
「下を向いていろ」
やがて二人の番が来る。
「身分と目的を」兵士が短く問う。
「行商人だ。薬草を卸しに来た」
アーレンは腰の袋を示し、乾いた薬草の匂いを漂わせる。
兵士は鼻をしかめただけで、深く詮索はしなかった。
「通れ」
重たい扉を抜けると、視界に広がるのは喧噪と活気だった。
道の両脇には屋台が並び、果物の赤や織物の色が鮮やかに目を奪う。
行き交う人の波、鍛冶屋の槌音、子供の笑い声。
リュミナは思わず立ち止まり、あたりをきょろきょろと見回した。
「……ひと、いっぱい……」
その声に振り返った商人の一人が、銀髪に目を留めた。
アーレンは素早くフードを引き下ろし、人混みを抜けるように足を速めた。
「行くぞ」
雑踏を避けて辿り着いたのは、街外れの質素な宿だった。
帳場に銀貨を置き、二階の小部屋に案内される。
木の床は軋み、窓の外には石畳の路地が見下ろせた。
リュミナは窓辺に駆け寄ろうとしたが、アーレンが静かに制した。
「今は、駄目だ。……目立ちすぎる」
少女はしぶしぶベッドに潜り込み、やがて小さな寝息を立てた。
アーレンも衣服を脱がぬまま椅子に身を預け、瞼を閉じる。
⸻
――炎。崩れる壁。
泣き叫ぶ声に、幼い自分の手は小さすぎた。
手を伸ばしても、家族の影は炎に呑まれて消えた。
孤児院の冷えた食堂。
痩せた頬で、それでも笑ってくれた少女。
「生きててよかったね、アーレン」
その声だけが心を繋ぎ止めた。
だがまたも失った。
理不尽は姿を変えて訪れ、小さな棺の前で彼は声を失った。
――王立学院。
石造りの廊下、冷笑する貴族の子弟。
それでも彼は学び続けた。
錬金術――理と法則が裏切らない唯一の道。
そして、見つけた。
禁忌の古文書。
人造の器に魂を呼び戻す術。
「彼女を……もう一度」
執念は孤独をも超え、炎のように燃え上がった。
だが夢は、そこから崩れた。
幾度も繰り返した試み、冷たく横たわる“もの”。
空虚な瞳が彼を責める。
――なぜ命を弄んだ?
――なぜ私を呼び戻した?
答えられない。若き日の自分は俯いたまま、影に沈んでいった。
⸻
アーレンは目を開いた。
薄暗い天井。
隣の寝台では、リュミナが穏やかな寝息を立てている。
月明かりに照らされる銀の髪が、胸を締めつけた。
「……今度こそ、守る」
低く呟き、彼は再び目を閉じた。
街のざわめきは、石壁の外でまだ続いていた
翌朝。
オルデンの街は早くも活気に満ちていた。石畳の通りには露店が並び、果物の甘い香りと焼き立てのパンの匂いが漂っている。
宿の窓からその様子を覗いたリュミナは、目を輝かせた。
「……にぎやか」
アーレンは机に並べた銀貨を数え、無言で眉を寄せた。
旅に出てから使った路銀は残りわずか。この街を抜けるまでの食費と宿代を考えれば、すぐに底をつく。
リュミナは振り向き、小さな声で尋ねた。
「……たべもの、たりない?」
「そういうことだ」
アーレンはため息をつき、外套を羽織る。
「今日は俺一人で出る。君は部屋で待っていろ」
リュミナはベッドに腰を下ろし、不安げに袖を握りしめた。
「……いっしょじゃないの?」
「人が多すぎる。君の髪は目立つ。誰かに見られれば噂が広まる」
声は冷たかったが、そこに宿るのは焦りではなく、守ろうとする意志だった。
リュミナは俯き、しばらく黙っていた。
やがて顔を上げ、かすかに言った。
「……かえる?」
アーレンは頷いた。
「必ず戻る」
その言葉に、リュミナはようやく小さく頷いた。
アーレンは腰の袋を確かめ、宿を出る。
石畳を踏みしめながら向かう先は、街の中央区画にある冒険者ギルド。
人と情報、そして依頼が集まる場所。
路銀を稼ぐなら、ここしかない。
石造りの建物の上に掲げられた紋章が視界に入る。
剣と秤を組み合わせた印――冒険者の象徴。
重い扉を押し開けると、ざわめきと酒の匂いが押し寄せてきた。
冒険者ギルド――オルデンの中央区画にある石造りの館。
重い扉を押し開けると、木の梁がむき出しの広間が広がっていた。
酒場を兼ねたそこは朝から賑やかで、冒険者たちの笑い声と酒の匂いが充満している。
鎧を脱いだ者、弓を磨く者、大声で依頼の報酬を話し合う者。
壁際には巨大な掲示板があり、羊皮紙に書かれた依頼がびっしりと貼られていた。
「また狼の群れ討伐か、報酬は銀貨五枚だとよ」
「盗賊退治も出てるが……面倒のわりに安いな」
聞こえてくるのは、冒険者たちの仕事の品定め。
アーレンはフードを深くかぶり、人混みを避けながら掲示板に歩み寄った。
視線を走らせると、「薬草採取」「家畜の見張り」といった雑用から、「魔物討伐」「護衛任務」まで幅広く並んでいる。
背後から酒臭い息がかかった。
「……おい、あんた見かけない顔だな。旅の学者って風だが、ギルドに何の用だ?」
振り返れば、大斧を背負った大男が腕を組んでこちらを見下ろしていた。
鋭い目が値踏みするようにアーレンを射抜く。
「依頼を受けに来ただけだ。それ以上は詮索するな」
アーレンの声は落ち着き払っていた。
大男は鼻を鳴らし、肩をすくめる。
「へぇ、三十路を過ぎても現役でやってる学者崩れか。まあせいぜい死なないようにな」
そう吐き捨て、笑いながら酒場の卓へ戻っていった。
アーレンは再び掲示板に視線を移す。
そして「薬草採取」の依頼に目を留め、羊皮紙を一枚抜き取った。
報酬は銀貨二枚。危険は少なく目立たない。路銀を繋ぐにはちょうどいい。
依頼書を手に受付へ向かうと、若い女性が笑顔を浮かべて出迎えた。
「ご依頼を受けられますか? 登録証をお願いします」
アーレンは懐から一枚の銅板を差し出した。
そこには「錬金術師」と刻まれ、王立学園の紋章が打たれている。
学院を卒業した者に与えられる正式な資格証――それが冒険者登録の根拠だった。
受付嬢は目を丸くし、すぐに頷いた。
「……確かに。では依頼受諾を確認しました。ご武運を」
アーレンは短く礼を返し、依頼書を懐にしまった。
ギルドのざわめきを背に、重たい扉を押し開けて外へ出る。
陽光が差し込み、街の喧噪が再び彼を包み込んだ。
ギルドを後にしたアーレンは、陽射しの強くなり始めた石畳を踏みしめながら宿へ戻った。
扉を開けると、リュミナが窓辺に座り、外をじっと眺めていた。
行き交う人々の姿に目を輝かせていたが、アーレンの姿を見ると小さく笑った。
「……かえってきた」
「ああ。約束したからな」
アーレンは外套を椅子に掛け、懐から依頼書を取り出して見せた。
「森の外れで薬草を集める。危険は少ない。これで数日の路銀は繋がる」
リュミナは首を傾げる。
「……くすりの、そうざい?」
「そうだ。薬屋が買い取って、病人を救うのに使う」
アーレンは短く答え、腰の袋に採取用の小さな刃物と布袋を詰め直した。
「わたしも……」
リュミナの声は小さく、だがはっきりしていた。
「いっしょに……いく」
アーレンは一瞬ためらった。
だが街の外で長時間離れるのは危険だ。
彼女を宿に残せば、噂好きの宿主や客に目を留められる可能性もある。
「……分かった。ただし俺の傍を離れるな」
リュミナはぱっと顔を明るくし、椅子から跳ねるように立ち上がった。
⸻
街門を抜け、二人は再び街道を歩いた。
街道沿いは冒険者たちが見回りをしており、旅人も多い。
荷馬車を引く商人や、子供を連れた農夫が行き交う姿がある。
だが森の入口で人影は減り、鳥の声と風の音だけが残った。
アーレンは立ち止まり、周囲を見渡す。
「ここからは気をつけろ。獣も魔物も、人の目が届かない所に棲む」
リュミナは大きな木々を見上げ、息をのんだ。
緑の奥からは、ひんやりと湿った空気が漂ってくる。
アーレンは腰の袋を確かめ、短い刃物を抜いた。
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