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第1巻 理を識る者たち
第9章 監視の眼
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翌朝のオルデンは、夜の静けさを振り払うように再び活気に包まれていた。
石畳を踏みしめる人々の足音、果物を並べる商人の掛け声、鍛冶屋の槌音――すべてが溶け合い、街全体がざわめきに揺れていた。
宿を出たアーレンは外套の襟を正し、隣を歩くリュミナのフードを深く被せた。
「今日は宿に籠もるはずだったが……物資を整えねばならん」
リュミナは視線を泳がせながら、歩みを合わせる。
「……ひと、いっぱい……」
まだ見慣れない光景に、不安と好奇心が入り混じった声。
通りを行き交う人々の間から、ちらりと視線が刺さる。
「銀の髪」という噂は既に街中を駆け巡っており、見慣れぬ二人組への好奇の目が注がれていた。
アーレンは足を止めず、淡々と歩を進める。
だが、その背後に――もう一つ別の視線が混じっていることを見逃さなかった。
商人の声に紛れ、露店の影から。
振り返れば消える気配。
だが確かに、同じ間合いで付いてくる何者かがいた。
「……リュミナ、決して俺の手から離れるな」
その声は低く抑えられていた。
リュミナは戸惑いながらも頷き、彼の袖を強く握った。
アーレンは足を止めず、人混みから裏路地へと入った。
石畳は割れ、壁の影が濃く落ちている。
リュミナは袖を握りしめ、不安そうに囁いた。
「……どこへ?」
「確かめる」
その声は低く硬い。
背後に重なる気配は、もはや疑いようがなかった。
人の流れに紛れるでもなく、一定の間合いを保ち、確実に後を追ってくる。
アーレンは路地の角で立ち止まり、振り返った。
そこに、ひとつの影。
外套のフードを深くかぶり、顔は闇に沈んでいる。
体格さえ判別できないほど意図的に輪郭を隠していた。
「……何者だ」
アーレンの問いに、影は沈黙で応じた。
ただ微かに首を傾け、彼を見ている。
警告なのか、試しなのか。
いずれにせよ――“存在を隠すはずの追跡者が、あえて姿を見せた”ことが答えだった。
リュミナが怯えて彼の腕にすがりつく。
「アーレン……」
その瞬間、影は石壁を蹴り、音もなく屋根へと跳んだ。
一瞬で姿を消し、残されたのは風に揺れる外套の裾だけ。
アーレンは追わずに息を吐いた。
「……監視していると示したか。あるいは、力を測ったか」
低く呟き、リュミナの肩を抱き寄せる。
「どちらにせよ、この街に長くはいられん」
街の喧噪の裏で、見えない網が静かに絞られていくのを、彼は確かに感じていた。
二人は急ぎ足で宿へ戻り、部屋の扉を閉ざした。
リュミナは椅子に腰を下ろすなり、袖を強く握りしめる。
「……さっきの、ひと。こわかった」
アーレンは外套を脱ぎ、窓辺に立って通りを見下ろした。
人の影は多い。だが、その中に確かに異質なものが混じっていた。
「恐れるのは正しい。だが忘れるな――本当に危険なのは、ああして影に紛れて動く連中だ」
リュミナは小さく頷き、それから窓の外を見た。
「でも……このまち、すき。ひとが、いっぱいで……にぎやかで」
その声は幼い憧れを含んでいたが、すぐに曇る。
「……でも、みられてるの、いや」
アーレンは窓を閉ざし、背を向けて言った。
「だからこそ、ここを発つ。長く留まれば確実に足を掴まれる」
リュミナは少し唇を噛んだあと、アーレンを見上げた。
「……いっしょなら、いい」
アーレンは短く息を吐き、彼女の肩に手を置いた。
「明日の朝、出る。次の街へだ」
その言葉に、リュミナは不安と安堵を半分ずつに宿した瞳で、静かに頷いた。
宿の外、石畳を渡る冷たい風が、夜の闇に不穏な気配を運んでいた。
宿の灯が落ち、オルデンの街路は闇に沈んでいた。
石畳を渡る風が窓を揺らし、遠くで犬の鳴き声が一度だけ響いた。
リュミナはベッドに潜り込み、もぞもぞと枕を抱き寄せる。
目を閉じては開き、また閉じては開き――落ち着かない。
「……ねないの?」
椅子に腰掛け、窓を見つめたままのアーレンに、布団の中から問いかけた。
「眠る。……だが今はまだその時じゃない」
アーレンは低く答えた。声は静かだが、硬さがあった。
「どうして?」
リュミナは上体を起こし、銀の髪を揺らしてじっと見つめる。
アーレンはしばし黙り、やがて言葉を選んだ。
「影に潜む者は、音を立てない。気配だけが残る。……今夜もそうだ。誰かがこちらを見ている」
リュミナの肩が震えた。
「……いや。みられてるの、いや」
アーレンは窓辺から彼女を振り返り、視線を和らげた。
「大丈夫だ。目はただの眼差しだ。刃でも鎖でもない。俺たちを縛ることはできない」
リュミナは唇を噛み、やがて小さく尋ねた。
「……アーレンは、こわくないの?」
短い沈黙。
そして彼は答えた。
「恐怖はある。だが、俺はそれを知識で押さえ込む。恐怖は目に見えぬ“敵の輪郭”だ。見えるならば、対処できる」
リュミナは布団をぎゅっと抱き締め、やがて布団の中に潜った。
「……わたしは、まだ……」
その声は震えていたが、どこか安心も混じっていた。
やがて寝息が部屋に広がる。
アーレンは窓を閉ざし、夜風を遮った。
しかし瞳は闇に潜む“監視の眼”を探り続けている。
誰かが確かに見ている――その確信がある限り、眠りなど訪れはしなかった。
夜のオルデン。
石畳に落ちる灯火は少なく、月光だけが路地を照らしていた。
宿の二階の窓。その奥に、小さな光が揺らめいていた。
影は屋根の上に身を潜め、その光をじっと見つめていた。
耳に残るのは、酒場で聞いた噂の断片。
――銀髪の少女。
――学院が探している。
――魔女か、あるいは奇跡か。
影は懐から一枚の羊皮紙を取り出す。
月明かりに浮かぶ文字。
「銀髪の少女、発見次第、報せよ」
その一文が、すべての命令を物語っていた。
視線は窓に戻る。
銀色の髪が灯りの縁にかすかに光るのを確認すると、影の胸にかすかな鼓動が走った。
――学院の言う通り、危険なのか。
――それとも……。
思考を切り捨てるように、影は羊皮紙を折り畳んだ。
外套の袖に隠された指先がわずかに震えたが、その動きを見ている者は誰もいない。
影は屋根を蹴り、夜の闇へと溶けていった。
宿の窓に灯る淡い光だけを、瞳の奥に焼き付け
石畳を踏みしめる人々の足音、果物を並べる商人の掛け声、鍛冶屋の槌音――すべてが溶け合い、街全体がざわめきに揺れていた。
宿を出たアーレンは外套の襟を正し、隣を歩くリュミナのフードを深く被せた。
「今日は宿に籠もるはずだったが……物資を整えねばならん」
リュミナは視線を泳がせながら、歩みを合わせる。
「……ひと、いっぱい……」
まだ見慣れない光景に、不安と好奇心が入り混じった声。
通りを行き交う人々の間から、ちらりと視線が刺さる。
「銀の髪」という噂は既に街中を駆け巡っており、見慣れぬ二人組への好奇の目が注がれていた。
アーレンは足を止めず、淡々と歩を進める。
だが、その背後に――もう一つ別の視線が混じっていることを見逃さなかった。
商人の声に紛れ、露店の影から。
振り返れば消える気配。
だが確かに、同じ間合いで付いてくる何者かがいた。
「……リュミナ、決して俺の手から離れるな」
その声は低く抑えられていた。
リュミナは戸惑いながらも頷き、彼の袖を強く握った。
アーレンは足を止めず、人混みから裏路地へと入った。
石畳は割れ、壁の影が濃く落ちている。
リュミナは袖を握りしめ、不安そうに囁いた。
「……どこへ?」
「確かめる」
その声は低く硬い。
背後に重なる気配は、もはや疑いようがなかった。
人の流れに紛れるでもなく、一定の間合いを保ち、確実に後を追ってくる。
アーレンは路地の角で立ち止まり、振り返った。
そこに、ひとつの影。
外套のフードを深くかぶり、顔は闇に沈んでいる。
体格さえ判別できないほど意図的に輪郭を隠していた。
「……何者だ」
アーレンの問いに、影は沈黙で応じた。
ただ微かに首を傾け、彼を見ている。
警告なのか、試しなのか。
いずれにせよ――“存在を隠すはずの追跡者が、あえて姿を見せた”ことが答えだった。
リュミナが怯えて彼の腕にすがりつく。
「アーレン……」
その瞬間、影は石壁を蹴り、音もなく屋根へと跳んだ。
一瞬で姿を消し、残されたのは風に揺れる外套の裾だけ。
アーレンは追わずに息を吐いた。
「……監視していると示したか。あるいは、力を測ったか」
低く呟き、リュミナの肩を抱き寄せる。
「どちらにせよ、この街に長くはいられん」
街の喧噪の裏で、見えない網が静かに絞られていくのを、彼は確かに感じていた。
二人は急ぎ足で宿へ戻り、部屋の扉を閉ざした。
リュミナは椅子に腰を下ろすなり、袖を強く握りしめる。
「……さっきの、ひと。こわかった」
アーレンは外套を脱ぎ、窓辺に立って通りを見下ろした。
人の影は多い。だが、その中に確かに異質なものが混じっていた。
「恐れるのは正しい。だが忘れるな――本当に危険なのは、ああして影に紛れて動く連中だ」
リュミナは小さく頷き、それから窓の外を見た。
「でも……このまち、すき。ひとが、いっぱいで……にぎやかで」
その声は幼い憧れを含んでいたが、すぐに曇る。
「……でも、みられてるの、いや」
アーレンは窓を閉ざし、背を向けて言った。
「だからこそ、ここを発つ。長く留まれば確実に足を掴まれる」
リュミナは少し唇を噛んだあと、アーレンを見上げた。
「……いっしょなら、いい」
アーレンは短く息を吐き、彼女の肩に手を置いた。
「明日の朝、出る。次の街へだ」
その言葉に、リュミナは不安と安堵を半分ずつに宿した瞳で、静かに頷いた。
宿の外、石畳を渡る冷たい風が、夜の闇に不穏な気配を運んでいた。
宿の灯が落ち、オルデンの街路は闇に沈んでいた。
石畳を渡る風が窓を揺らし、遠くで犬の鳴き声が一度だけ響いた。
リュミナはベッドに潜り込み、もぞもぞと枕を抱き寄せる。
目を閉じては開き、また閉じては開き――落ち着かない。
「……ねないの?」
椅子に腰掛け、窓を見つめたままのアーレンに、布団の中から問いかけた。
「眠る。……だが今はまだその時じゃない」
アーレンは低く答えた。声は静かだが、硬さがあった。
「どうして?」
リュミナは上体を起こし、銀の髪を揺らしてじっと見つめる。
アーレンはしばし黙り、やがて言葉を選んだ。
「影に潜む者は、音を立てない。気配だけが残る。……今夜もそうだ。誰かがこちらを見ている」
リュミナの肩が震えた。
「……いや。みられてるの、いや」
アーレンは窓辺から彼女を振り返り、視線を和らげた。
「大丈夫だ。目はただの眼差しだ。刃でも鎖でもない。俺たちを縛ることはできない」
リュミナは唇を噛み、やがて小さく尋ねた。
「……アーレンは、こわくないの?」
短い沈黙。
そして彼は答えた。
「恐怖はある。だが、俺はそれを知識で押さえ込む。恐怖は目に見えぬ“敵の輪郭”だ。見えるならば、対処できる」
リュミナは布団をぎゅっと抱き締め、やがて布団の中に潜った。
「……わたしは、まだ……」
その声は震えていたが、どこか安心も混じっていた。
やがて寝息が部屋に広がる。
アーレンは窓を閉ざし、夜風を遮った。
しかし瞳は闇に潜む“監視の眼”を探り続けている。
誰かが確かに見ている――その確信がある限り、眠りなど訪れはしなかった。
夜のオルデン。
石畳に落ちる灯火は少なく、月光だけが路地を照らしていた。
宿の二階の窓。その奥に、小さな光が揺らめいていた。
影は屋根の上に身を潜め、その光をじっと見つめていた。
耳に残るのは、酒場で聞いた噂の断片。
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――学院が探している。
――魔女か、あるいは奇跡か。
影は懐から一枚の羊皮紙を取り出す。
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その一文が、すべての命令を物語っていた。
視線は窓に戻る。
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――学院の言う通り、危険なのか。
――それとも……。
思考を切り捨てるように、影は羊皮紙を折り畳んだ。
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