異世界の女騎士と女奴隷が俺の家に住むことになったがポンコツだった件

コペルニクス

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レベル1.異世界の女騎士が俺の家に住むことになったがポンコツだった件

9.女騎士と100均

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「『ひゃっきん』とは何だと朝から気になっていたのだが、見る限りただの雑貨屋のようだな」

 店を回ってしばらくしたリファが淡白に言う。
 ここは駅の外れにある100均。
 日用雑貨といえば、だいたいここか激安の殿堂ドンキで済ます。
 リファは最初こそ驚きはしたものの、そこにあるのが食器とか掃除用具とか台所用品の類だということがわかると、次第にテンションも落ち着いていったようだ。
 ま、こういうものぐらいなら異世界でもありふれてそうだもんな。 
 リファは一通りそれらを手にとって眺めたりしながら俺に尋ねた。

「で、訊くが『ひゃっきん』とはなんのことなのだ? この店の名前か?」
「100円均一ショップ。店に並んでるどの品も大体100円で買える店のことだ」
「ひゃくえん……?」

 おっと、彼女にはまだこの世界の貨幣については教えてなかったか。

「100円は、まぁこの国では基本的な通貨の単位だな。んーと、例えばお前がゆうべ食ったパン一個な。あれも100円」

 簡単に説明してやるが、リファはまだ納得行かないご様子。
 やっぱ実物を見せるしかないな。
 俺はポケットから財布を出し、中の100円硬貨一枚を彼女に投げて寄越した。

「……何だこれは。ただの薄っぺらい石にしか見えんが?」

 まじまじと見つめながらリファは言う。
 そりゃまぁ、金貨や銀貨と比べたらちゃちいもんでしょうよ。

「こんな薄石一枚で、昨日のパンやここにあるもの全てが買えるのか? 破格といえば破格だが、商売をやる側はそれで何の特がある?」
「いや、たしかにこれは石ころっぽいけどさ、ワイヤードにだって物を買う時には金払うだろ? それと商品のやり取りをするのが物流ってもんじゃないのか」
「……よくわからんな」

 これでもまだ納得しないか。そんなに難しくないはずだけどなぁ。
 うまく説明しようと考える俺に、リファは素朴な疑問を投げかけた。 

「そもそも、『カネ』とは一体何なのだ?」 

 ええ~、そっから?
 回答が予想の斜め上すぎた。
 まさかの通貨の概念ナッシング?
 ゴールドもギルもなし? じゃあ何? ワイヤードって配給制とか物々交換だったりすんのか?
 いや待てよ、「買い物」という言葉自体は知っているから、きっと共通の通貨は存在するんだろう。
 金の代わりになるもの……一体なんだろう。

「じゃあリファは、服屋とか雑貨屋で物を調達する時は何を使う?」
「何って、もちろん元素封入器エレメントだが?」
「……は?」
「? 何がそんなに不思議なのだ……って、そうか。この世界にはないんだったな」

 思い出したように呟くと、リファは手持ち無沙汰とでも言いたげに、手の中のコインを指で弾いて遊び始める。

「だって、元素封入器エレメントって……ワイヤードじゃ生活必需品だろ? そんなもん対価にしてたら生活成り立たなくね?」
「だからこそだろ」

 俺の純粋な疑問に、平然と彼女は言い放つ。

「生活に必要なものだからこそ、絶対的な価値を持つ。まぁ、パンに例えて言うなら、火のエレメントを……小魔具カプセル一個分ってところか」
「エレメントの中にも価値の違いってあるのか?」
「そんなもの、売る側の立場によって違うに決まっている。パン屋だったらパンを焼くキカイを動かすのに火の元素封入器エレメントが必要不可欠。だからそれらを対価に売っているわけだし」
「……」
「職業や、住んでいる場所、気候によって手に入るエレメント、必要とされるエレメントも千差万別だ。例えば風のエレメントなんかは猛暑日にはどの店でも要求されるが、寒い季節には宝の持ち腐れだ」 

 生活に直結するものをそのまま通貨に……、ただ必ずしも全員にとって共通の価値を持ち得ない。
 必要とする者がその時必要とするエレメントを値段に当てるわけか。
 物々交換とギリギリ近いようなシステムだが……対価として何を差し出してもいいというわけでもないからその点はしっかりしている。
 五つのエレメントを、物流の中で不足や過剰を調整していく……なるほど、よく考えられている。
 それに、インフレやデフレといった問題も回避しやすくなるし、価値が分散することで貧富の格差も出にくいってわけだ。

「この世界では、この『カネ』という石が元素封入器エレメントに値するのだな。見た感じ、何の役にも立たなそうだが……これを持っているだけで物が手に入るとは不思議なものだ」
「でも、楽ではあるだろ? エレメントみたく、頻繁に価値が上下するもんじゃないし」
「それもそうだな。そういったところを気にしなくて良いのもまた、利便性を重んじるからこそなのだろうな」

 リファはニコリと笑うと、また商品見物に勤しみ始めた。

「しかし、『ひゃくえん』がどの程度の価値を持っているのかはまだピンとこないが……これら全てが同等の価値を持っているとなると怪しいものも出てくるな」
「まぁ安く買える分、品質はアレなこともあるけど、重宝するものも意外と多いもんだぜ」
「とは言ってもなぁ、安さばかりに目が行って、結果すぐ壊れてしまってはどうしようもないだろうに」

 ごもっとも。
 安物買いの銭失いなんてのは、誰もが通る道だ。
 本当は木村から金が送られてきた時点で、日用品はホームセンターとかもっとちゃんとしたところで買おうかと考えてはいた。
 だが予定通り俺はこうしてリファをここに連れてきた。
 なぜなら。

 こいつは絶対物をすぐ壊すから。

 ろくにこの世界の文明機器を扱えない奴に、最初からそんなもん買い与えるわけないだろ。
 最初のうちは練習用。すぐ壊れてしまってはどうしようもない? ああ全く同感だ。
 だからこそ、破損しても比較的懐にダメージの入らないものを選ぶのが賢い買い方というものだ。
 ……と、口に出して言ったらまた喚くだろうから黙っていよう。

「……」

 ふと気がつくとじーっ、とリファがこちらを凝視している。

「んだよ」
「今、絶対『こいつはすぐ物を壊すだろうから安く済ませよう』って思ってるだろ」
「ま ぁ ね!!!!」
「少しは隠す素振りをしてくれ! はっきり肯定されたら傷つくだろ!」

 嘘をつくのは良くないからね、しょうがないね。

「まったくもう……お?」

 ふてくされつつも陳列棚を徘徊していたリファだったが、そこでとある場所に視線を向けた。
 それは……。

「あれはまさか!」

 言うなり彼女はダッシュでそこに駆け寄る。
 なんだと思い、俺も後を追ったが、その周辺に並んでる品を見て妙に納得した。 

「マスターマスター! 剣があるぞ! 剣が!」

 そこにあったのは、剣や銃、杖、その他もろもろの様々な武器の数々であった。

 リファは、そのコーナーの一角に飾られている西洋風の剣にこれまでにないようなはしゃぎっぷりを見せている。
 展示されているやつの一本をひっつかんで彼女はみっちり観察。

「ふむ。意外と軽いな……私が使っていたものはかなり重量があったが、これはこれで扱いやすそうだな。刀身も短いから、おそらく体躯の小さい者向けといったところか? 俊敏性や反射神経の高さを活かす造形をしているし、案外私にも合うかもしれんぞこれは!」 

 そしてベラベラと早口で論評。ここぞとばかりに騎士の血がお騒ぎのようで。
 だがまぁ、言ってる事自体は大体当たってる。
 扱いやすい、図体が小さい奴向け。まさにその通り。
 だってそれ……。  

 お も ち ゃ

「だもの」
「……ふぇ?」

 俺の指摘にキョトンとするリファ。

「おも、ちゃ?」
「そ。抜いてみ?」

 俺が促すと彼女はその軽めの剣をおそるおそる鞘から引き抜いた。
 するとーー!
 剣身は柄部分と全く同じ素材のプラスチック。しかも中身が空洞。もちろん刃など入ってない。
 まごうことなき、ただのおもちゃ。
 ここがどこかを忘れたか、100均だぞ100均。
 そしてこの剣が置いてある場所は立派な玩具コーナー。
 他の武器のおもちゃも、パーティグッズやボードゲームとかと一緒にされて置かれているだけである。

「……な……な……」

 プルプルとリファの手が震えだす。顔が瞬く間に赤くなっていく。
 そりゃさっきまであんだけ興奮してたらそういう反応にもなるわな。

 ちなみに当たり前だが、リファは現在自分の剣を持っていない。
 転生前には一応愛用していたものがあったらしいのだが、鎧や元素封入器エレメントとはちがい、持ってくることはできなかったようだ。
 肌身離さず持ち歩いていて、手入れを欠かさず、一緒に風呂に入ったり散歩に連れてったりするほど愛着があったと本人は語るが、ついていた名前は忘れた模様。
 だが戦績を上げた褒美としてもらったものなだけに、結構な代物だったらしい。なんでも刀身にエンジン型のキカイを埋め込んで性能を強化したすごいやつだとか(本人談)。まぁ俺は実物を見たことがないからなんとも言えんが。

 それに比べたら、今彼女が手にしているものなどそのへんの木の棒同然。
 いい年こいてそんなもので大騒ぎしてたら、騎士の面目丸つぶれだ。
 ま、異世界人だから仕方ないっちゃ仕方がないけど――。

「――なんて素晴らしい店なんだここは!!!」

 ずっこけた。
 さっきのリアクションの後に、目をキラキラさせながらのこのセリフなんだから当然である。

「日用品を多種多様に揃えてるだけでなく、武器のレプリカまで豊富に置いてあるとは! しかも全部パン1個の値段で買える!! 素晴らしい……買い物でここまで感動したことはかつてないぞ!」
「えぇ……」

 俺は完全にドン引きしていた。
 なんだその掌返しっぷり。さっきの言ってることが真逆すぎる。
 確かに100均のこういうコーナーって見てるとついテンション上がることもあるだろうけどさ……。そこまで舞い上がるほどか?
 価値観がおかしいのは異世界人故か、ただ単にこいつが馬鹿なだけか。

「落ち着けよリファ。それはおもちゃだぞおもちゃ。子どもが勇者ごっこやりたさに使うようなもんだ」
「何を言うかマスター。レプリカだって我々軍人には馴染みが深いものなのだぞ!」

 剣を一振り二振り、リファは色々なポーズを構えながらハキハキと話す。

「実際私も、日々の訓練では木剣の素振りを欠かさずやっていたものだ」
「へぇ……」
「軍に入隊した頃は、毎日のように上官にこれで稽古をつけてもらったものだ。懐かしいなぁ。あの頃がつい昨日のことみたいに感じられる」
「はぁ……」
「向こうの世界で戦いに使っていたあの剣とは握り心地も全然違うが、これはこれでいいぞ。軽いし、扱いやすいし、鍛錬にはぴったりだ」
「……」
「……」
「……」
「……そういえば、定期的に行われる帝国兵同士の模擬戦で優勝したことがあってだな! その時もこのレプリカを――」

 うんわかった、欲しいんだねそれ。
 はいはい了解了解。
 ねー、やっぱり異世界に来てもそういうところでホームシック感じちゃうもんねー。
 剣は騎士の命だもんねー。ていうかそれ持ってないと騎士だってわかんないしねー。
 ただの大和撫子口調で話すだけの変な人だもんねー。まぁ剣を持ってても変な人に変わりはないけどねー。
 でも、これくらいは良いだろ別に。
 そんなこんなで俺が購入を許可すると、彼女は慌てふためきながら弁解。

「べ、べつに私は欲しいわけではないが、ま、マスターが買ってくれるというのなら仕方ないな。せっかくだし厚意に預かるとしよう。うんうん」

 口ではそう言ってるものの、こいつに尻尾が生えてたらものすごい勢いで振りまくってんだろうな、と俺は思った。



 ○


 と、いうわけで。
 一通りの日用品と剣を買った俺達は100均を後にした。

「ふふ~ん♪」

 嬉しそうに鼻歌を歌いながら、リファはその剣を大事そうに抱えている。

「よかったな、お気に召すもんが手に入って」
「あ、ああそうだな。何から何まで世話になるな、マスター」
「別にいいよ。でも……」
「でも、なんだ?」

 おもちゃとはいえ、剣という武器を手にして喜ぶ少女。
 俺にはさっきからそれがいまいちしっくり来なかった。
 まだ若いのに、軍人という立場に身を置いて、浮いたような趣味は一切持たない。
 服を選んだ時以上に晴れやかな笑顔を浮かべている彼女を見て、俺はどうしてももやもやしてしまうのだった。

「……リファ」
「?」
「ほれ」        

 俺はぶっきらぼうに彼女にあるものを差し出した。

「……何?」

 彼女は怪訝そうに俺の手の中にあるものを覗き込む。
 それは――。

「髪飾り……?」

 そう、きれいな造花が施されたヘアピンだった。

「なんつぅか、その……入居祝っていうか……まぁ、プレゼント」
「……私に?」

 俺は無言で頷く。

「お前……軍人だったからあんまこういうもんに慣れてないだろうけどさ、少なくともこの国じゃ戦争もないし、武器も兵も必要ないところだ。だから……女の子らしいっていうか……もうちょいお洒落とかに目を向けてみてもいいと思う」
「マスター……」

 リファはしばらく黙っていたが、やがてそのヘアピンを受取ると、そっと頭に装着した。

「……ど、どうだろう? 似合ってるか?」
「……ぷっ」

 思わず吹き出した俺に、リファはまた顔を赤くした。

「わ、笑わなくてもいいではないか! いくら不格好とはいえ……」
「いや……ごめん、似合ってないわけじゃないけど……付ける場所がおかしいって……」
「え?」

 現在彼女のヘアピンは、おでこの生え際あたりに装着されている状態。
 それだけでもおかしいのに、挟んでいる毛の量も少ないので、ぶらんぶらんと垂れ下がっているようだ。

「あれ、おかしいな……こういうところにつけるものではないのか……」
「貸してみ」

 俺は彼女に近づくと、髪留めを一旦外して側頭部に付けなおしてやった。
 これでよし、と。うん、悪くない。

「こ、今度はどうだ?」
「ああ、とってもかわいくなった」
「っ!? かわいいなんて……そんな……」

 ぎゅぅ、と剣を抱きしめながらリファは目をそらす。

「あ、ありがと……」

 そしてそうポツリと呟くように礼を言った。
 まったく、ほんとポンコツだな、こいつは。
 今は不器用だし、普通の女の子としての楽しみを覚えるまでにどれだけ時間がかかるかわからないけど、時間はたっぷりある。
 じっくり学んでいけばいい、まだまだ道は始まったばかりだ。

「じゃ、次はスーパー行くか」
「え? あ、ああ! そうだったな! よし、急ぐぞマスター!」
「おい道中で剣振り回すなよ、危ないぞ」







 ●







 そこからそんなに離れてない場所で

「……なんなのよあの女………」

 二人のそんな様子を電柱の影から隠れて見ていたあたしは、思いっきり爪を噛んだ。


   

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