異世界の女騎士と女奴隷が俺の家に住むことになったがポンコツだった件

コペルニクス

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レベル2.女騎士と日常

1.女騎士と漫画

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 ある日。

「マスターの家には本当にたくさんの書物があるのだな」

 俺の本棚を何気なく見つめながらリファは言った。
 確かに俺の家の蔵書数は多い。
 大きめの本棚が2つ。両方とも上から下までぎっしりと本が詰められている。
 とはいえ、殆どが中古で買った漫画が7割ぐらい、あとは全部コンビニで買った雑誌だ。

「ワイヤードにも本はあるのか?」
「たくさん流通してたぞ。活版印刷は帝国の最も栄えている産業の一つだ」
「へぇ~、じゃあみんな本好きだったんだ」
「好きというより、帝国がかなり学問を推奨していたんだ。学び舎アカデミーの増築をしたり、読み書きができない一般市民や奴隷のために教育を義務付けしたほどにな」
「国の政策だったの? そこまで大体的にやってんのか」
「文字が読めると、情報の伝達や産業の発展にも役に立つからな」

 リファは並ぶ背表紙を順繰りに見つめながらそう答えた。

「私も入隊したての頃は帝都にある国立図書館で軍に関する文献を読みふけったものだ。武術指南書、兵器の扱い方、帝国軍の歴史などだ」
「そうなんだ……お前意外と勉強熱心だったんだな」
「いや、上官に頭に叩き込んどけとの指示があっただけだ。はっきり言って文字ばかり目で追うのは退屈だったよ。私にはやはり実践で剣を振るう方が性に合っている」

 と言って、彼女は腰に下げた例の100均ソードの柄を軽く叩く。

「それにマスターの方こそ。こんなに本を自宅に揃えている人間はワイヤードの中でもそうそういたものではなかったぞ」
「んー、まぁ趣味みたいなもんだしな。第一、これほとんど漫画だから勉強熱心かというとそうでもないし」
「まん、が?」

 キョトンとして首を傾げるリファ。
 おっと、いくら活版印刷が発展していても漫画は知らないか。

「んー、そうだな。じゃあ……」

 俺は本棚から一冊取り出して彼女に手渡した。
 内容はよくあるファンタジーもの。とある国民的ゲームが原作でこれはそのコミカライズだ。
 異世界出身ならこういう系のが入りやすいだろ。
 リファは表紙を見るなり眉をひそめた。そこにはでっかいタイトルロゴとヒロインの立ち絵という何の変哲もないものだったが、彼女ににはかなり異質なものに見えるのだろう。

「随分変わった表紙だな、絵が描いてある……」
「そういうもんなんだよ。タイトルと絵で、読者が内容をだいたい把握できるようにしてんのさ」
「はぁ……この意味不明な文字は? これがタイトルか?」
「ありゃ、お前文字読めなかったっけ? この世界の言葉喋ってるから文字もわかるもんとばかり……」
「いや、読めないわけではないが、意味がわからん」

 あ、そういうこと。
 確かに漫画文化に縁のない人からしたら抽象的すぎるタイトルだもんね。

「ふぁいなる……ふぁんたじー? よくわからんが、叙事詩の類か?」
「まぁそんなとこ」
「ふーん……」

 訝しげな表情でいつつも、彼女はぺらぺらと頁を捲り始めた。
 が、それも2秒も続かなかった。

「な、なんだこれは……」
「どうよ?」
「どうもこうも、これは……書物なのか!? 文字が全然ないぞ! 絵ばっかりではないか!」

 そう言って、自分が開いていた箇所を俺に見せつけてくる。   
 目に飛び込んできたのは、巨大な怪鳥型モンスターと主人公一行が大規模な戦闘を繰り広げてるシーン。
 リファの言う通り、見開きの中で文字が占める量は1割にも満たない。

「絵とは言っても、絵画のようなものではなく、色もついてない、幾つかの粗雑な落書きの連続……どこが書物なんだ? 画家のスケッチブックだってもう少しまともだぞ!?」

 ヒデェ言われよう。
 これでも漫画の中じゃ結構よく描き込まれてる方だと思うんだがなぁ。知らない者からすればそんなに稚拙に見えるもんなのか。

「まぁまぁ、ワイヤードにも絵本とかあるだろ? 漫画ってのはそれの上位互換みたいなもんなんだよ」
「えほん? なんだそれは? それもまんがの一種か?」

 おーう、絵本すらもない世界か。
 確かに活版印刷っつっても、文字を刻印するのと絵を印刷すんのは難易度ぜんぜん違うだろうからなぁ。  

「同じっつっちゃ同じかな。文章があって、それを説明する描写が絵で表されてるっていう」
「図解? という意味か? そういう意味では絵が記載されているものもあるにはあるが、ここまでのものは……」

 でしょうねぇ。

「例えば、文字がなくてもこういうふうに絵があればなんとなく話がわかるだろ? それに文章じゃうまく説明しきれないような描写も絵で描けば瞬時に理解できる」
「読み書きができない者のための書物……ということか?」
「んー、そうではないけど。お前さっき、『文字ばかり目で追うのは退屈』って言ってただろ? 自分がこれまで読んできた書物。あれが全部絵で示されてたらどう? わかりやすく、読むのも少し楽しくならないか?」
「……言われてみれば、そうかもしれないな」

 そう言ってリファは漫画の頁にまた目を戻す。

「うーむ、察するにこの頁は……人間と魔物との戦いを描写している、ということだろうか」
「そうだよ。ほら、初めて読んでも、途中から読み始めてもわかっただろ?」
「……ふむ」

 リファはすこし表情を和らげると、一旦本を閉じ。

「マスター、ちょっとこの書を読ませてもらっても良いだろうか」
「いいとも。ああ、これ全部で5巻あるから、続きも持ってけ」

 俺は本棚から続刊を取り出してちゃぶ台の上に置いた。

「かたじけないマスター。コレぐらいの量ならすぐ読み終えられそうだ」

 確かに漫画5冊なら1時間程度で読み終えられるだろうが……、今までこいつが読んでたのは文字ばっかりの学術書なんだよな。
 もしかして意外と速読力がある奴なのかな、リファって。 
 彼女はちゃぶ台の前に正座すると、最初の頁を開いて食い入るように漫画を読み始めた。
 真面目にファンタジー漫画を読みふける女騎士。ちょっぴりシュールな光景。
 だが、これも彼女にとってはれっきとした現代文化学習の一環だからな。暖かく見守ってやろう。
 そう思った俺は、お茶の一杯でも入れてやろうと台所に向かった。

 十分後。

「よし、読み終えた!」
「は?」

 気がつくと、リファは最終巻を勢い良く閉じ、長い息を吐いていた。そんな彼女に俺は度肝を抜かれた。
 だってまだティーポットにお湯注いで色出ししてる最中だぜ? 
 さんざん読み古したものならまだしも、漫画自体初めてな奴がこんなに短時間で読み終えられるわけがない。
 まさか本当に速読力のある奴だったというのか……。

「なんかよくわからんがすごかった!」

 はーい前言撤回ー。ただのすっ飛ばし読み野郎決定ー。

「お前……ちゃんと読んだのか?」
「もちろんだ。最初はただの落書きの連続だと思っていたが、すべての絵を続けて読むことで一つの物語の体をなしている。これらはバラバラのようで全部つながっているのだな!」
「え? ああ、うん……そうね」
「素晴らしい、この発想はなかったな。これまで見てきた図解は文章のほんの一部、いわば補足のような役割しか果たしていなかったが、これは絵が全てを説明してくれている。見るだけで話がわかるとはこういうことか……マスターの言っていた意味がようやくわかったぞ」

 はぁー、と感嘆のため息を零しながらリファは改めて尊敬の眼差しで漫画の表紙を見つめる。さっきの目つきとは大違い。
 漫画とはどういうものかは一応わかってもらえたみたいだ。概ね好評で何より。

「で、肝心のストーリーはどうだった?」
「へ?」
「いや、だからそのおはなし。面白かった?」
「……」

 そこでリファ女史、突然フリーズ。   
 なんだこいつ……急に動きが……! 

「その、すごかったぞ」
「……」
「ちゃ、ちゃんと読んだのだぞ! 剣術とかすごいし、エレメントに似たような『魔法』と呼ばれるものもなんかすごかったし、ワイヤードの近隣では見たことのないような魔物とかが出てきてなんかすごかったぞ!」
「……登場人物」
「はぇ?」
「登場人物の名前。出てきた奴誰でもいいから名前言ってみろ」 
「……」

 リファは冷や汗をダラッダラ流しながら目をぎょろぎょろ泳がせている。
 そしてさんざっぱら悩んだ挙句出てきた答えが以下。

「……ち、ちょこぼ?」

 ……はぁ。
 俺が大仰にため息を吐いてみせると、リファはしゅんとして、

「す、すまん。絵面の迫力ばかりに目がいってしまって……内容はそこまで……」
「いいよ、別に。あんな短時間で理解できたとも思えないしな」
「だ、だが面白そうではあったぞ。この世界の叙事詩もなかなか読み応えがありそうだ。ところでマスター」
「あん?」
「この叙事詩で描かれてる世界は今私達がいる場所とは随分違うみたいだが、どれほど昔の時代の出来事を描いているのだ?」
「昔も何も、これはフィクションだぞ?」
「ふぃくしょん?」
「だから人の考えた嘘話。その登場人物も、世界観も、全部現実にはない」
「はぁ!?」

 リファは大口を開けて驚く。 

「しかし、叙事詩とは英雄の人生や歴史的出来事を書き綴ったものではないのか!? だからこそ、こうして書という形で人々に語り継がれているのであろう!?」
「確かに叙事詩っていうか実在の事件を取り扱った作品もあるよ。でもこれは叙事詩じゃなくて、漫画。ここで描かれているもの全ては、作者の空想なんだよ」
「くう、そうって……」

 事の真相を聞いた瞬間、一気に落胆したように肩を落としてリファはうつむいてしまった。

「私は、誰かもわからん者の考えたホラ話を長々読んでいたというのか」

 嘘つけ絶対まともに読んでなかったゾ。

「マスターは、こんなホラ話が書かれたものをここまで集めて何が楽しいのだ? 正直正気を疑うぞ……」

 ヘイヘイ煽り全一なリファ女史。
 それを耐える俺は紳士。
 今からしっかり教えてやるし。

「なぁリファ、お前の国にはこういうホラ話の本ていうのは存在しないんだな」
「当たり前だ。そんなものなんの役に立つ? 本というのは知識を得るためにあるものだ。そこに書いてある内容は、『事実』であることが大前提だろう」

 なるへそ。
 ワイヤードにはおよそ「文学」という概念が存在していないようだ。
 そこに決して「嘘」が混じってはならない。
 つまり、本に書いてあることはみんな正しい、と。

「リファ、お前叙事詩を読んだ経験は?」
「数え切れないほどあるぞ。というより、私が騎士を目指すきっかけになったものだし」
「どんな話?」
「ワイヤードの初代帝王の英雄譚だ。かつて災害や戦で混沌としていた国を取りまとめ、たった一人で再建を始めた。徐々に仲間を増やしつつ、民に調和をもたらした。そしてワイヤードを作り上げ、それ以降長く続く帝国の礎を築いた。……といった感じだ」
「ほぉ、それはお前の時代より随分前の話なわけだ」
「そうだが?」
「じゃあ訊くけど、その初代王様がやってきたことが全て本当だって証拠はどこにある?」
「なっ!」

 言われた途端、立ち上がって少し耳元を赤くしながら、リファは俺にくってかかってきた。

「史実だから今の帝国があるんだろう! それのどこに本当かどうか疑う余地があるというのだ!」
「帝国があるからといって、お前はそれが出来た過程を直接見たわけじゃない。例えば、王様が力づくで民衆を抑圧し、圧政を続けることで出来たものかもしれない」
「直接見たことがないのはマスターも同じではないか……」
「そう。だから俺のこれはただの推測。そしてお前のそれもまた、推測」
「……私のはきちんと本を読んで得た知識だぞ」
「その本を書いたのは、その初代王様本人か?」

 俺が口角を吊り上げて問うと、リファは黙った。

「誰が書いたかもわからない。ただワイヤードの初代帝王の物語のことについて、とあるだけでそれが本当のことだと思うのはどうかと思うがね」
「叙事詩を書いた者が、捏造したと言いたいのか?」
「かもしれない、ってだけだよ。リファ、人は嘘をつける生き物だ。たとえ嘘でも、それを本当のことだと信じ込ませることができるんだよ」

 事実。
 リファはさっき読んだ漫画がフィクションであることに気づかず、実際に起きたことの記録だと思いこんでいた。

「だが……捏造だとしたら、それをすることになんの意味がある? あのまんがだって、作るのに相当な時間と労力をかけたはず。話まで一から考えるならなおさらだ……。一体何のためにそんな――」
「何のためにって……そんなの決まってるだろ」
「え?」
「人を楽しませられる」
「!」

 リファが目を大きく見開いた。

「お前もそうだろ。読み終えた時すごく満足そうな顔してたじゃん。それだよ。作者はそうやって読者に自分の作ったもので楽しんでもらいたいんだよ。きっとその叙事詩を書いた人だってそう思ってたはずだ」
「……たの、しむ……」
「人間は嘘をつける。聞こえは悪いけど、でもそれは現実ではできないようなこと、ありえないようなことなんでも考えられるってことなんだぜ。無限の可能性っつうの? 漫画は、ただそれを文字や絵で表現したものってこと」
「……」
「それに娯楽に限った話じゃない。空想って、技術の発展とかにも大いに役立つもんだぞ。あんなこといいなできたらいいなー、なんて思ってそれを実現させようとしたから、色々便利な道具が生まれてきたんじゃね?」

 俺の持論にリファは反論すること無く黙って聞き入っていた。

「俺自身、空想は好きだし。誰かの考える物語が本当に面白い。そう思ったからこそ、こうしてここまで漫画を集めてんだよ」
「……空想、か」

 俺は二人分のマグカップに紅茶を注ぎ、それをお盆に乗っけるとちゃぶ台まで持っていく。
 それを見たリファは深呼吸してまた正座をした。

「そうか……知識を得るためではなく、純粋に楽しむためにあるもの、というわけか」
「学ぶことを目的としたものであれば、お前の言う通り嘘があっちゃいけない。でも面白さや楽しさを追求するのであれば、現実に縛られてちゃいいものはできないってことさ」
「私はどうやら大きな勘違いをしていたようだ」

 目を閉じ、胸の前に手を置いてリファは静かに言った。

「書物は所詮、文字を紙に綴ったもの。それを作るのは結局は人。問題は人が何のために書物を作るのか、ということなのだな」
「ま、そういうことだな。作る奴によって、その本の役割もまた変わる」
「ああ、本当に奥が深い」

 そっと漫画を持ち上げてリファは呟いた。

「漫画、か。これはこれで、得るものはたくさんありそうだ」
「おうよ。漫画大国日本の異名は伊達じゃないぜ」

 自慢気に言って俺は紅茶を一口すする。

「マスター。私、マスターの持っている漫画がもっと読みたい。空想の可能性が無限大なら、この他にももっと面白い作品があるかもしれない」
「ああ、もちろんだ。結構色んなジャンルを揃えてるから、じっくり気に入るものを探していけばいいさ」
「ふふ、ありがとう、マスター」

 そう言ってニコリ、とリファは笑顔で答えた。

 こうしてリファは漫画、いや……文芸の楽しみ方を覚えたのであった。

 それからリファは暇さえあれば俺の本棚から漫画を持ち出しては読みふけるようになった。
 少年青年少女と幅広く。
 文字を読むのが苦手なリファからしてみれば、非常に相性のいい書物なのかもしれない。
 そういえば、リファが騎士を志すきっかけになったのってそのワイヤード初代王の叙事詩だったんだっけ。
 国を興す英雄に憧れて……ってか。しかも実際に帝国兵になって、兵長にまで昇りつめてんだからすごいよな。
 リファって、朱に交われば赤くなるタイプ?
 もしかしたら、読んだ漫画にダイレクトに影響受けてその真似事とかし出すかもな。
 もしリファが漫画のキャラっぽくなったら、どんな感じになるんだろう。 

 騎士だからやっぱ剣術系のやつかな。
 牙突とか冥道残月破とか実際に練習して、本当にそれっぽいの再現しちゃったり? 

 それとも、やっぱ異能が出てくるSF系?
 エレメントっていう異世界の魔法を操れるのだから、その気になれば指から電撃放つとか指パッチンで爆発起こすとか案外いけちゃうかも。

 もしくは、やっぱ女の子だから恋愛モノとか?
 色恋沙汰とは無縁の生活を送ってたけど、気になる男の子ができちゃって……。
 そいつのためにお弁当作ったりとか、家に押しかけちゃったりとかして。

 いやー、どんなものに染まっても面白そう。
 はてさて、漫画というこの世界独特の文化に触れ、どんな化学反応が起こりますことやら……。




 ○



 後日。


「というわけで……今日はマスターに、ちょっと私と殺し合いをしてもらいます」

 想定しうる中で最低の反応が起きた(勝った)  
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