異世界の女騎士と女奴隷が俺の家に住むことになったがポンコツだった件

コペルニクス

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レベル4.女騎士と女奴隷と日常①

18.女騎士と女奴隷と肝試し

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●肝試し

「というわけで、肝試しをするためにこの廃病院に来たわけっすけど」
「何も起きてないのに、台詞一つでこんな薄気味悪いところに強制転移すんのやめてくんね?」

 渚は俺達の前に立って、その人気のない大型の廃墟を見上げた。
 白い外壁の三階建て。数々のバリケードと有刺鉄線が周囲に張り巡らされた、非常に不気味な雰囲気。
 もちろん照明はどこも点灯していない。今ある明かりは俺と渚が持ってる懐中電灯のみ。まだ夕方だからなんとか大丈夫なものの、日が完全に沈んだら安全に支障が出るレベルの暗さになるのは必然だった。 

「なかなか雰囲気あるじゃないっすか。ここなら結構楽しめそう」
「あの、渚殿……」
「生米さん……」

 後ろから女騎士と女奴隷が、困惑した表情で言ってくる。もちろん彼女達も、たった今渚の一言によってここに召喚されたのでこのリアクションは無理もない。

「ん? なによ二人共」
「いや、だから……これは一体どういう……」
「だーから言ってるでしょ、肝試しだよ肝試し」
「きも、だめし?」

 そうそう、と渚は言って手に持った懐中電灯をくるくる回す。

「知らないの? 夏の風物詩の一つだよ。せっかく近所にこんないいスポットがあるんだし、有効活用してかないとね」
「よくわからんが、訓練のようなものか?」
「は?」

 ここでそもそも怖いものを楽しむという習慣がないということからの認識の齟齬が出始めた。恐らく渚はワイヤードにもお化け屋敷とかホラー映画とかは存在していると思っているはず。
 リファ達もリファ達で、夏の風物詩なんて言われて何でわざわざ怖い思いをしなけりゃならんのじゃ、って疑問に思うのも当然だ。ぶっちゃけ俺もあんまし「夏には怖いもの」っていう関係性があまり理解できないけど。
 面倒だけどここは一から肝試しという文化について教えてあげることから始め――。

「そーそー! 訓練だよ訓練!! 精神と度胸を鍛えるためのね!」

 ひそめていた眉を突然踊らせると、嬉々とした表情でギャルは言い出した。

「いやぁ実はねー、この病院は随分前に閉鎖されて見てのとおり廃墟になってるんだよ。普通だったら取り壊されるところなんだけど、今もこうして建物だけ残ってる。なぜかって言うと……」

 リファの肩に手を回し、彼女の耳に口を近づけると渚は囁いた。

「出るんだよ」
「何が?」
「ユーレイだよユーレイ。ここに立ち入った者は全員そいつにやられちゃうの。工事しにきた作業員がもう何人も怪我してるって。中には下半身不随にまでなった人もいるとか」
「はぁ……」
「でも、あくまで噂だから、こうしてあたし達が検証に来てるってわけよ」
「ユーレイ……とな。知ってるかクローラ?」

 小首をかしげつつ、リファはググるのが趣味の女奴隷に尋ねた。
 だがクローラも思い当たるフシが無いのか、顎に手をやりながら数秒唸り、

「ユーレイ、という言葉は聞いたことはないですが……語感的に『シ霊』のようなものでしょうか」
「ん? しれい?」
「ああ、シ霊か」

 その謎の単語を聞いた途端に、リファの方も納得したように頷き、今度は渚の方が頭にはてなを浮かべる。
 間違いない、久々のワイヤード専門用語だ。ここで色々くっちゃべられると渚に白い目で見られる。
 俺は渚に聞こえないように、二人に小声で訊いた。

「なぁ、シ霊って?」
「ああ、元素封入器エレメントは知ってるだろ。あれから生まれる……まぁ人の思念が具現化したような怪物だ」
「エレメントを使う際には、対象を定め、用途を言う必要がある、というのはご存知ですよね?」

 クローラの確認に俺は無言で首肯した。

「その『用途を言う』段階なのですが、この動作で魔具カプセルは使用者の意思を吸収することで、用途を読み取っているのです」
「ほぉ」

 意思を吸い取る……いわゆる脳波を探知して動かしているようなやつか。

「だが、その意思があまりにも強すぎた場合、放出されたエレメントが発動後も消えずに暴走するという現象が極稀にだが起きる。これがシ霊だ」
「意思が強すぎる……?」
「詳しくは解明されてはいないのだが……わかっていることは、シ霊を発生させたエレメント使用者達は全て死亡している、ということだな」

 なるほど、だから「霊」なのか。

「一説によれば、シ霊に使用者の思念――魂が全て移ったからでは、と言われております」
魔具カプセルに全部抜き取られちゃったってわけか。意外とおっかねぇもんなんだな」
「そんな日常茶飯事なわけではない。どんなものにも危険性はあるものだろ」

 そりゃそーだ。便利なものでも、使い方を間違えれば命にかかわるなんて道具はこっちの世界でも山ほどある。

「ちょっとー、内緒話って人としてサイテーだと思うわあたし」
「あー、わりーわりー」

 頬を膨らませながら渚が抗議してきたので、俺は慌てて謝った。

「で、何なのシ霊って」
「ワイヤードでいう幽霊みたいなもんだってさ」
「ふーん」
「なんだ、この世界にもシ霊はいるのか?」

 興味津々にリファが会話に割って入ってくる。

「いや。別にこっちの世界ではそういうのは、単に人が考え出した空想上のキャラクターで――」
「いるいる! もうめっちゃいまくり! いつ出くわしてもおかしくないよ。全国にチェーン展開してるし、24時間営業だし!」

 わぁめっちゃ便利。ファミチキ売ってる?

「そうか。訓練というのも、シ霊退治に関連してのことなのだな」
「退治って……何、リファっちってエクソシストか何か?」
「? シ霊は危険なものだろう。先程も何人も犠牲者が出たと言っておったではないか」
「いや、まぁそうだけど……でもあれだよ? あたしたちだって同じ目に合うかもしれないんだよ? 普通怖気づくとこじゃない?」
「まさか。むしろ俄然やる気が出てきたぞ。こういう訓練ごとは久々だから腕が鳴る」

 ふんす、と鼻息を吹き出して自慢げに女騎士は言った。やはり騎士の仕事柄、そういうものの経験も多いんだろうか。
 渚は苦虫を噛み潰したような表情になっている。さっきの意地悪い顔とはえらい違いだ。
 大方、なんかよからぬことを企んでいたけど、リファの様子を見る限りそれが通用しなさそうだから予想が外れて不機嫌になってる。といったところか。
 で、そのよからぬこととは一体何か……。これも想像するのはたやすい。どーせろくでもないことに決まってる。

「よぉし。そうと決まれば、早速入ろうではないか。適当に探索していけばよいのだろう」
「あ、リファさん待ってくださいよ」

 ずんずんと大手を振って病院の入口へと向かうリファ。そしてそれをトテトテと追いかけるクローラ。
 そんな様子を遠目に見て舌打ちする木村渚。

「ちっ、せっかく怖がるリファっちとクロちゃんを見て悦に浸ろうと思ってたのに……」

 ほーら見ろ。本当にろくでもないことだった。
 肝試しどころか、ただの廃墟探索って感じになりそうだなこの分だと。


 ○

「外観はそうではなかったものの……なんだか中は非常に不気味だな」 
「ですぅ」

 中に入ってからは少しだけテンションが下がったリファ。クローラもおどおどしながらリファの背中に張り付くようにしてついていっている。
 内部はボロボロで、壁が崩れて骨組みが見えているところもあった。
 備品はすべて撤去されているようで、どこもかしこも閑散とした光景。
 長年放置されてきたことを証明するかのようにカビ臭い臭いが充満している。
 確かに、不気味っちゃ不気味だ。
 幽霊なんてオカルトは俺は信じちゃいないけど……実際にこういうとこにいるともしかしたら……なんて思ってしまう。

「おいクローラ、あまりひっつくなよ。動きが取りづらい」

 リファは着ていたノースリーブのワンピースをやや強めに握ってくる背後の女奴隷に向けて少し鬱陶しげに言った。

「す、すみません。シ霊が相手となれば、リファさんといれば安全かなと思って……」

 申し訳なさそうにクローラが言った途端、頼りにされてると思ったのか少しリファは機嫌が良くなったようで、

「そ、そうか? まぁ確かに、シ霊討伐の経験は何度かあるからな……。私に任しておけば問題ない」
「はい。そうすれば何かあってもクローラ達は安心して逃げられます」
「ん? お、おう。まぁ私が戦ってる間に戦闘慣れしていない者は退避したほうが良いからな」
「ええ。そしてリファさんが倒れたら、残った私とご主人様は二人で……うふ」
「え?」
「いいえ、なんでもないです♪」

 幽霊より怖いもんを垣間見た気がする。
 クローラも余裕ぶちかましてると思ったら、そういう魂胆かい。純粋に肝試ししようって奴一人もおらんやんけ。先が思いやられるぜまったく……。
 幽霊の仕業でもないのに、早くも胃が痛みだした俺が重々しくため息を吐くと。

 バァン!

 と後ろの方でものすごく大きな音がした。
 それに俺もリファ&クローラも飛び上がって驚く。

「わっ!」
「ぴっ!」
「ふゃっ!」

 一体何だと思って背後を振り返ってみると……。
 渚が近くの一室のドアをガツガツとわざとらしく乱暴に蹴っていた。
 何回かキックを浴びせても、その扉が開放されないことを悟ったのか、彼女は諦めて肩を竦めた。

「開かないや。どうも溶接されてるっぽいね……侵入者対策?」
「……」

 それを見た俺達は、へなへなと脱力するように肩を落とした。

「渚殿! いきなり大きな音を出さないでくれ! びっくりするだろう!」
「やぁごめんごめん。なかなか開かなかったからさぁー。」

 全然悪びれないような感じでヘラヘラと謝罪する渚。絶対わざとだな今の。

「でもでも~。リファっちってユーレイ退治には自信あるんじゃなかったの? たかが物音一つでそんなビビってるようじゃ後先不安だよ~」
「い、今のは油断してただけだ! 次はちゃんとやるとも!」

 少しムキになって言うと、彼女は腰から100均ソードを引き抜き、いつでも応戦できる状態にしてズンドコ進んでいった。
 そんな様子を見て、渚はまたさっきの汚い笑顔に戻る。

「にっししし……なるほどね、わかっちゃったー、リファっちのこと」
「あ? 何がだ?」
「典型的なイキリタイプってやつっすよ。シレイだかカレイだか知りませんけど、それ系に慣れてるなんてのも、周りに頼られたいがための嘘ってこと。ああいうのほど簡単にボロが出ちゃうってそれ一番言われてますんで」

 まぁ確かに、なにか異音がしたらとっさに身構えるくらいのことはしてもよさそうなもんだが。
 とは言え、騎士という肩書も経験も所詮は過去のもの。この世界でそれなりに暮らしてれば、あんなふうに普通の女の子みたいな反応になるのも自然なことじゃあなかろうか。

「何はともあれ、作戦は実行に移せそうっすね」

 あ、こいつまだ何か企んでる。

 ○

「お、階段があるな」

 狭い廊下を突き進んでいくと、同じく狭い階段が俺達の前に立ちはだかった。ここから二階に行くわけだが……。
 その時、渚が階上へと上がろうとする俺達を引き止めた。

「ねぇ、せっかくだから二手に分かれて探索しない?」
「二手に?」
「そ。ここって外観から見ての通り三階まであんのよ。だからここで二階を担当するチームと、三階を担当するチームに分けて調査したほうが効率的じゃない?」
「む。言われてみれば確かにそうだな」

 でしょでしょ、と渚は嬉しそうに言うと、あろうことか俺の腕に両手を回して抱きついてきた。

「じゃあたしはセンパイと一緒に三階を見てくるね!」
「なっ!」
「は?」

 いきなりの宣言に思わずリファもクローラも顔をしかめた。
 こ、こいつ……どういうつもりだ……。

「そ、それはないだろう渚殿。ここはマスターの警備隊である私が組むべきではっ!」
「ずるいですよ生米さん。わ、私だってご主人様と一緒に……ゴニョニョ」

 口々に文句を言い出す二人組。だが渚はそれに応じるどころか返って煽りに入る。

「あれれ~? もしかして二人共、センパイと一緒じゃないと怖かったりして?」
「そ、それは……」

 怯みを見せた二人に、渚は更に追い打ちをかける。

「いいのかなぁ~。センパイ、自分にベタベタひっついてくるだけの足手まとい系女子より、自分一人でユーレイの一匹や二匹いてこますくらいの強い女のコに魅力を感じるって言ってたんだケド」
「あー、なんだか一人でここに巣食うシ霊を殲滅したい気分になってきたぞ~」
「実はクローラ、丁度今シ霊退治が趣味になっておりまして~」

 わぁおっかねぇ系女子。
 そんなケーキバイキング行きたい気分&趣味みたいな感じで言う内容ちゃうぞ。
 てかもうこれ肝試し会じゃなくて自己顕示欲会じゃねぇか。付き合ってらんねーよ、帰ってテレビでも見ていたい。最近アニメが面白い。

 そんなこんなで、リファ・クローラペアと俺・渚ペアの二組で、その廃墟の調査を続けることになった。

 ○

「にしししし、うまくいったうまくいった」
「いい加減離れろよ足手まとい系女子」

 うんざりしたように言っても、渚は更に腕に強くしがみついてくる。

「いいじゃないっすか。最近全然センパイとスキンシップできてなかったしっ」
「ベタベタひっついてくる女子には、俺は魅力を感じないんじゃなかったのか?」
「何言ってんすか。男が本当に魅力を感じるのはすぐヤラせてくれる系女子でしょ」
「男を舐めるなよオメー」
「え、それはここでFェラするなって意味で?」

 おーい幽霊ー、いるならこのクソビッチ早いとこ呪い殺しちゃってー。

「さてさて、リファっち達は完全にいなくなったみたいだし、そろそろ作戦開始しますか」

 ようやく俺の腕の拘束を解くと、渚は肩に掛けていた大きめのバッグを床におろして、ガサゴソとまさぐりはじめた。

「今度は何する気だよ」
「見たらわかりますよ……っと!」

 勢いよく彼女は中から何かを引っ張り出した。
 暗くて分かりづらかったが、衣装のようなものということだけは見て取れた。
 懐中電灯を当てて照らしてみると、どうも白い着物のようだ。

「死に装束っすよ。こないだうちの実家から持ってきたんです」
「はぁ? 何でそんな物を……って、まさかお前」

 俺が目を細めて言うと、そのとおりとでも言わんばかりに渚はぺろっと舌を出した。
 そして人目(俺)もはばからずにその場で着ていたカシュクールとワンピを脱ぎだした。下着だけになると、今度はその白い和服を身に纏い、すばやく着込むと帯をギュッと締める。
 最後にはんぺんみたいなあのはちまきっぽいもの(名前忘れた)を頭に巻いて、変身完了。
 渚は幽霊になった。

「へっへん、どうですかセンパイ。チョーそれっぽくないっすか?」
「またベタな発想だなオイ……」
「変に凝らない方が効果あるんすよこういうのは。シンプルイズベスト」

 言いながら渚は仕上げにパフでおしろいを顔につけて色白っぽさを出し、アイシャドウで目の周りを黒っぽく塗る。
 髪も片目が隠れるように垂らせば、結構……いや、かなり怖いかも。

「さぁて、いよいよ『リファっちとクロちゃんを怖がらせて絶叫させたろ作戦』の開始ですねぇセンパイ」 
「お前と共謀した覚えはない」

 だがそんな俺の言葉を華麗に無視して渚は一方的に続ける。

「作戦内容はこうです。一度しか言わないからよく聞いてくださいね」


①センパイがリファっちに「幽霊が出たから助けて」とメールを出す。
②リファっちとクロちゃんが大慌てでやってくる。
③そこでユーレイのカッコをしたあたしが二人の前に現れる。
④二人大絶叫して大失禁。
⑥あたし大爆笑。
⑦あたし大金持ち。

「って感じで」
「一見意味不明な⑥から⑦の流れが理解できてしまう自分が嫌だ」
「隠しカメラの準備もバッチリっす」
「うるせーよ」
「さぁさぁ、そうと決まれば早いとこリファっちにメール出しちゃってくださいよ」
「……ったく」

 俺は渋々スマホを操作して、リファにメールを飛ばす。
 すると程なくして、階下の方でドタバタと足音が聞こえてきた。間違いなく二人が走ってこっちに向かってきている音だろう。
 それを耳ざとく聞きつけた渚は舌なめずりをして、指をぽきぽき鳴らす。

「ふっふっふ。まんまと餌にひっかかったなこのチョロインどもめ」 

 そうギャル幽霊は笑うと、自分の懐中電灯を持って向かってくる異世界人二人を出迎えるべく、廊下をしずしずと歩いていくと階下へと降りていった。
 彼女が完全に三階から消えた後、俺は壁にもたれかかってまたため息を吐く。
 きっともうすぐあいつらの叫び声が聞こえてくるんだろうなぁ。うるさいだろうから耳塞いでよ。
 俺はポケットからイヤホンを取り出して装着し、音楽でも聞いて時間を潰すことにした。

 そして。しばらく時間が経った頃。

 ひたひたと誰かが三階に上がってきた。
 懐中電灯の淡い光が人魂のように揺れているのがわかる。
 渚かな? と思いつつ、イヤホンを外してそっちの方向を見ると、俺は目を丸くした。

「マスター……」
「ご主人様ぁ……」

 まさかの異世界人二人。
 両者共にしずしずとこちらに向かって歩いてくる。
 面食らった俺はぽかんと口を開けた。

「大丈夫だったか、マスター」
「私達が来たからにはもう安心ですよ」
「お、おう。ってか、お前らは平気だったか? なんともないの?」
「? なんとも、とは?」

 二人は顔を見合わせつつ、何のことやらと首をかしげた。

「いや、だって……あれ、あの……幽霊っていうか……」
「?」
「あの、だからさ! その……途中でなんか変な奴に遭遇しなかったか? そいつに変なことされたりとかは……」
「……ああ、そのことでしたか」

 ぽんと、クローラがそこで手を叩いた。

「確かにここに来る途中それらしきものに出くわしましたね」
「ああ。一瞬だったからよくわからんかったが。シ霊にしては地味なヤツだったな」
「え?」

 俺が素っ頓狂な声を上げると、リファもクローラもニコッと屈託のない笑みを浮かべて、自慢げに語る。

「だが全く任務に支障はない」
「私も全然問題ありません」
「なぜならこのリファレンスが」
「なぜならこのクローラが」

 そこで二人は各々の武器を抜き、まさにケーキバイキングにでも行ってきたような感じで、言った。


「斬り刻んだからな」
「蜂の巣にしましたので」
「渚ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」


 渚は幽霊になった。
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