14 / 47
第十二話 妹は見た
しおりを挟む
――ブルンブルン♡ ブルルルルルル♡♡♡ ブリュルルルルルルルルル♡♡♡
常軌を逸した振動は天幕を揺らし、そして大地にまで響いていた。
「な、なにごとだ?」
「システィア様!? 分かりません、し、しかし、クロース姫の天幕から……」
「な、なに?」
システィアは目を疑った。
聞こえてくる何かが激しく振るえる音。
そして……
―――♡♡♡♡♡
「「「「「ッッッ!!!???」」」」」
聞くだけで思わず赤面してしまうほどの、淫らに悦び叫ぶ女の声。
「い、いいい、いったい、あ、あの中で、な、何が?」
「わ、分かりませんが……し、しかし……ど、どうされます?」
「ど、どうする、も……」
今まで聞いたことのないような声。しかし、その声の主をシスティアは心当たりがあった。
「あ、あの声……まさか、いや、しかし……そんな馬鹿な! あ、あんな……あの、あの姉上が……こんな、淫獣のような叫びを……」
敬愛する姉の声。しかし、今まで聞いたこともないような姉の声に、百戦錬磨の戦士であるシスティアですら思わず震えるほどだった。
「っ……お、お前たちはこの周囲から離れろ! 距離を取れ! よいか? わらわが出てくるまで、決してあの天幕に近づくな! 近づいた者がいたら、その首を刎ね飛ばす!」
「「「「「しょ、承知しました!?」」」」」
あり得るはずがない。あの姉に限ってそんなこと……と思う反面、万が一を考えて、魔界全土の魔族たちの憧れでもある姉の痴態を決して見せてはならないと、システィアは兵たちを急いで天幕より遠ざけた。
「ふぅ……落ち着け……そんなはずはない……そんなはずがないに決まっている……あ、姉上は絶対不可侵の聖なる高嶺の花……いかに彗星の如く現れた英雄とはいえ……そ、そんなこと……そんなこと……」
気を落ち着かせて、システィアはクロースの天幕の前へ。
頭の中で嫌でも想像してしまう「まさか」を必死に否定しながら、意を決して天幕に手を伸ばす。
そして……
「ほら、おかわりは、まだまだた~んとありますよ~♡」
―――――ッ!!??
「んごぉ♡ お、おぉぉ、お、おお、すごいですぅ♡♡♡」
システィアの全身が震えあがった。
「あ、姉上……っ、あ、熱い……」
天幕を僅かに捲っただけで、中と外で明らかに違う熱気。
中から湯気があふれ出し、思わず一歩引いてしまう。
そして、目を見開いて中を覗き見て、システィアは信じられない光景を目の当たりにした。
「ちゅぅ~♡ うふふふ♡」
可憐で、少しおっとりしたところもあるが、純粋で優しい尊敬する自慢の姉が、裸で男に馬乗りで覆いかぶさってキスをしているのだ。
「あ、う、が、あぁ!」
「暴れてはだめですよぉ? うふふふ、まだ火照りが収まらないようなので、もっと食べてもらいますよ~♡」
覆いかぶさり、馬乗りになり、「雌」の顔をして微笑んでいる。
そんな表情をシスティアは初めて見た。
しかも、クロースは自分から求めてせがんでいる。
「お、驚いたのだ……うぬは……そんなおっとりしていて……メチャクチャ強かったのだ……な……」
―――ッッ!!??
そして、雌の肉食獣と化していたクロースばかりに気を取られて、もう一つのとんでもないものをシスティアは見落としていたことに気づいた。
クロースの天幕の床に、もう一人の姉が這い蹲っていたのだ。
「あら? お姉様、意識を取り戻されたのですね?」
「う、う、むぅ……ぐひっ、ま、まだ、起き上がれぬがぁ……ふぐぅ……こ、腰が抜けて、んひ♡ が、ま、マンコ……ガバガバになってしまったのじゃ……」
全裸で痙攣して、まるで潰れたカエルのような姿で床に這い蹲っているもう一人の姉であるチヴィーチ。
息も絶え絶えで、そのあまりにも悍ましい姿は、もはや呼吸をするだけの肉の塊。
だが、そんなチヴィーチとは違い、クロースはイキイキとしている。
「お姉様はお体が弱いのではないですか? 私も最初は怖かったですが、どんどん慣れてきて、むしろとっても幸せに感じてきましたよ?」
「そ、そうか……なのだ……」
「はい。彼になら食べられてもいい……そんな人に思う存分食べて戴いたら……こんなに幸せなのだと私は知りました♡ さっ、もう一回おかわりのキスです♡ それとも、オッパイがいいですか? それともオマンコですか? うふふふ……全部ですよね♪」
そう言って、未だに正気が定まっていない男にキスの雨を降らせるクロース。
「はい♡ ん、舌をもっと、ん♡ んんん♡ ぶりゅるるるるる♡」
舌を絡め合いながらあらゆる液が飛び散る。
それはシスティアにとっては、今まで知らなかった姉の姿であり、色々なものが変わってしまったのではないかと戦慄し、同時に……
「クー姉上……なんと……美しい……」
思わず見惚れてしまうような妖艶さと美しさに目を奪われるほどであった。
結局しばらく呆然と見ることしかできなかったシスティア。
「ふぇ? ちょ、待つのじゃ! 儂はもう休憩で、ちょ、まて、しびれ、んひぃぃいいいいいいい♡♡♡♡♡」
彼女が天幕に入って声を出すことが出来たのは、副作用が完全に収まってクエイクの意識が戻った時だった。
常軌を逸した振動は天幕を揺らし、そして大地にまで響いていた。
「な、なにごとだ?」
「システィア様!? 分かりません、し、しかし、クロース姫の天幕から……」
「な、なに?」
システィアは目を疑った。
聞こえてくる何かが激しく振るえる音。
そして……
―――♡♡♡♡♡
「「「「「ッッッ!!!???」」」」」
聞くだけで思わず赤面してしまうほどの、淫らに悦び叫ぶ女の声。
「い、いいい、いったい、あ、あの中で、な、何が?」
「わ、分かりませんが……し、しかし……ど、どうされます?」
「ど、どうする、も……」
今まで聞いたことのないような声。しかし、その声の主をシスティアは心当たりがあった。
「あ、あの声……まさか、いや、しかし……そんな馬鹿な! あ、あんな……あの、あの姉上が……こんな、淫獣のような叫びを……」
敬愛する姉の声。しかし、今まで聞いたこともないような姉の声に、百戦錬磨の戦士であるシスティアですら思わず震えるほどだった。
「っ……お、お前たちはこの周囲から離れろ! 距離を取れ! よいか? わらわが出てくるまで、決してあの天幕に近づくな! 近づいた者がいたら、その首を刎ね飛ばす!」
「「「「「しょ、承知しました!?」」」」」
あり得るはずがない。あの姉に限ってそんなこと……と思う反面、万が一を考えて、魔界全土の魔族たちの憧れでもある姉の痴態を決して見せてはならないと、システィアは兵たちを急いで天幕より遠ざけた。
「ふぅ……落ち着け……そんなはずはない……そんなはずがないに決まっている……あ、姉上は絶対不可侵の聖なる高嶺の花……いかに彗星の如く現れた英雄とはいえ……そ、そんなこと……そんなこと……」
気を落ち着かせて、システィアはクロースの天幕の前へ。
頭の中で嫌でも想像してしまう「まさか」を必死に否定しながら、意を決して天幕に手を伸ばす。
そして……
「ほら、おかわりは、まだまだた~んとありますよ~♡」
―――――ッ!!??
「んごぉ♡ お、おぉぉ、お、おお、すごいですぅ♡♡♡」
システィアの全身が震えあがった。
「あ、姉上……っ、あ、熱い……」
天幕を僅かに捲っただけで、中と外で明らかに違う熱気。
中から湯気があふれ出し、思わず一歩引いてしまう。
そして、目を見開いて中を覗き見て、システィアは信じられない光景を目の当たりにした。
「ちゅぅ~♡ うふふふ♡」
可憐で、少しおっとりしたところもあるが、純粋で優しい尊敬する自慢の姉が、裸で男に馬乗りで覆いかぶさってキスをしているのだ。
「あ、う、が、あぁ!」
「暴れてはだめですよぉ? うふふふ、まだ火照りが収まらないようなので、もっと食べてもらいますよ~♡」
覆いかぶさり、馬乗りになり、「雌」の顔をして微笑んでいる。
そんな表情をシスティアは初めて見た。
しかも、クロースは自分から求めてせがんでいる。
「お、驚いたのだ……うぬは……そんなおっとりしていて……メチャクチャ強かったのだ……な……」
―――ッッ!!??
そして、雌の肉食獣と化していたクロースばかりに気を取られて、もう一つのとんでもないものをシスティアは見落としていたことに気づいた。
クロースの天幕の床に、もう一人の姉が這い蹲っていたのだ。
「あら? お姉様、意識を取り戻されたのですね?」
「う、う、むぅ……ぐひっ、ま、まだ、起き上がれぬがぁ……ふぐぅ……こ、腰が抜けて、んひ♡ が、ま、マンコ……ガバガバになってしまったのじゃ……」
全裸で痙攣して、まるで潰れたカエルのような姿で床に這い蹲っているもう一人の姉であるチヴィーチ。
息も絶え絶えで、そのあまりにも悍ましい姿は、もはや呼吸をするだけの肉の塊。
だが、そんなチヴィーチとは違い、クロースはイキイキとしている。
「お姉様はお体が弱いのではないですか? 私も最初は怖かったですが、どんどん慣れてきて、むしろとっても幸せに感じてきましたよ?」
「そ、そうか……なのだ……」
「はい。彼になら食べられてもいい……そんな人に思う存分食べて戴いたら……こんなに幸せなのだと私は知りました♡ さっ、もう一回おかわりのキスです♡ それとも、オッパイがいいですか? それともオマンコですか? うふふふ……全部ですよね♪」
そう言って、未だに正気が定まっていない男にキスの雨を降らせるクロース。
「はい♡ ん、舌をもっと、ん♡ んんん♡ ぶりゅるるるるる♡」
舌を絡め合いながらあらゆる液が飛び散る。
それはシスティアにとっては、今まで知らなかった姉の姿であり、色々なものが変わってしまったのではないかと戦慄し、同時に……
「クー姉上……なんと……美しい……」
思わず見惚れてしまうような妖艶さと美しさに目を奪われるほどであった。
結局しばらく呆然と見ることしかできなかったシスティア。
「ふぇ? ちょ、待つのじゃ! 儂はもう休憩で、ちょ、まて、しびれ、んひぃぃいいいいいいい♡♡♡♡♡」
彼女が天幕に入って声を出すことが出来たのは、副作用が完全に収まってクエイクの意識が戻った時だった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)
かのん
恋愛
気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。
わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・
これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。
あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ!
本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。
完結しておりますので、安心してお読みください。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる