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第1話 前世とは?
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――俺は絶対お前に背負わせない。だから、認めないことにした。俺が転生者で、日之出大翔だったなんて認めない
めんどくさがり屋の「かったるい」が口癖で、勉強やスポーツや努力が好きなわけでもなく、ただ気の合う奴らと馬鹿みたいに笑っているだけで十分だったころの前世の俺。
そんな俺に対し、お前は融通の利かない硬いところはあるけれど、だけどクラス委員なんてかったるいものを一生懸命に、責任もってその役目を果たそうとしていた。
だから、何事に対しても無責任でいい加減だった俺にも、お前は真剣に向き合ってくれてた。
そんなお前が、最初はウザったいと思ったし、クラスの皆もウザイと思ってた。だけど、俺は何となくお前が気になっていた。
気になって、気になって、そして気づいたら好きになっていた。
お前はお前で、こんな俺をいつもやかましく説教していたけど、いつも気にかけてくれて、そしてこんな俺を何故か「好きだ」と言ってくれた。
お前が俺に告白した日は驚いて、夢かと何度も疑った。
お前が顔を真っ赤にしながらも本気の想いを理解した瞬間、俺は嬉しくてたまらなかった。
お前と恋人同士になれて嬉しかった。
楽しかった。
説教魔だったお前が、俺にだけ見せてくれる可愛い姿もたまらなかった。
もっと好きになり、気づけば説教されている時間すらも愛おしいと思った。
だから、デート中の事故に巻き込まれ、気づいたらこのファンタジー世界に転生していた自分にとってもっともつらかったのは、家族や友達よりも、お前ともう会えないのだと思った瞬間だった。
「……そなたの言葉、何度聞いても理解に苦しむばかりだ」
地下。
薄暗い地下の監獄。
牢の中で捕らわれの騎士であるバニシュ王国の若き騎士『アマンス』は静かに目を伏せ、淡々とした口調でそう告げた。
捕らわれながらも弱みも命乞いもせず、ただ真っすぐに鋭く真剣な眼光と表情で、揺るぎない芯の通った姿勢で正座しながら、ただ淡々と述べる黒髪の男。
「自分はアマンス。アマンス・グレイブである。バニシュ王国の騎士にして、破天隊の隊長。今はただ、裁きを待つ敗軍の将でしかないがな」
その言葉に対し、牢の外から見下ろしながら唇を噛みしめる一人の美しい女が居た。
「嘘……よ」
白銀の美しく長い髪を頭の後ろで纏め、その白い穢れない素肌の上に纏う甲冑姿から、まるで天上の戦乙女と見紛うほど。
その名は、女騎士ラヴィーネ。
しかし、その女騎士が、まるで迷子の子供のように弱弱しい表情で涙を浮かべながら、目の前の男の言葉を否定しようとしていた。
「……それは本当の……ことなの? 演技ではなくて……ねえ、本当のことを教えてほしいの。あなたは……大翔ではないの? ひょっとして、演技?」
「分からぬ」
「私の……私の前世の名前は、高坂花音! この名前と、日之出大翔という名前にあなたは心当たりないの!?」
「少々しつこいのではないか? 知らぬと言っているであろう」
アマンスの声が、鋭く空気を裂いた。
それ以上踏み込ませない、まるで全てを拒絶するように冷たく言い放つ。
「そなたが何を言おうと、自分には関わりのない話。前世などという意味の分からぬことを急に騒がれても困るのだがな。自分は、ただの騎士だ。それ以上でも、それ以下でもない」
その言葉は、まるで自分自身に言い聞かせるようだった。
しかし、ラヴィーネは牢を掴んで必死に叫ぶ。
「では、教えて……どうして私を斬らなかったの? あの戦場で、あなたは私を殺せた。なのに、剣を止めた。あれは、あなたが――」
「そなたを殺さず、捕虜とする意図があった。それだけのことだ」
アマンスは視線を逸らさず、まっすぐに彼女を見据えた。
その瞳が揺らぎそうになるのを必死に抑え、それを覆い隠すようにアマンスは言葉を重ねる。
「そなたは宿敵。仇。その首を刎ねてこれまで散った者たちへ報いねばという想いと同時に、そなたを生かして捕虜とすることでの利点も頭に過り、思わず手を止めてしまった。だが、結果として自分がそのような油断をしたことで、そなたの仲間に後ろから刺され、大戦の敗北を招いた。それがすべてだ」
アマンスの言葉に、ラヴィーネは拳を握りしめた。
そして、どこか歯痒そうにしながら唇を噛みしめる。
「……あなたは、私を守ったのではないの? あのとき、私を見て、私のことに気づいた。だから剣を止めたのではないの? あなたは……驚いて呟いた……私は確かに聞こえた……『カノ』って……あなたがそう呟いたのを……前世で私のことを『高坂』でも『花音』でもなく、『カノ』って呼ぶのは大翔だけだった! 世界でただ一人……彼だけが……」
「何度も言っているであろう。自分はそのようなことを口にしてなどおらぬよ」
「では、なぜ殺さなかったの? 捕虜にしようと思った? そんなことで片付けられないほど、あなたは私を恨んでいたはず! そうでしょう? 私は知っているの! 私が数年前の初陣で……あなたの父を殺してしまった……半年前の作戦で私があなたの仲間や友のいた新兵の集団を……ッ全滅させた……私を……私を殺したくて仕方なかったはず! なのに、何故殺さなかったの? それは私が……」
「違う」
アマンスは即座に否定した。
その声は、どこか切羽詰まっていた。
「自分は、そなたの言う『日之出大翔』などという男ではない。そなたの知る者では、断じてない」
その言葉の裏にある、必死の否定。
必死に壁を作って否定する。
過去を認めれば、今の自分が崩れてしまう。
だからこそ、彼は騎士としての仮面を被り続けるしかなかった。
そして、その執拗な否定で、ついにラヴィーネも目に見えて涙と肩を落とした。
「……やっぱり……違うんだ……そう……だよね」
ラヴィーネの声は、静かだった。だが、淡々と口にしながらもその瞳に涙が溢れだしていく。
「……そうよね……大翔がこの世界にいるわけが……それなのに私は……なんて愚かで弱い……私は未だに前世に縛られて……ひょっとしたら彼も私の様に転生していたり……なんて……あるわけないのに。そう……誇り高き騎士なんて、めんどくさがり屋の彼からほど遠い存在の人に重ねるなんて……」
だが、次の瞬間にはラヴィーネは顔を上げて鋭く冷たい瞳で、全身の空気が一変した。
「みっともないところを見せたわ。つい私としたことが……夢を……幻を見て……自分を失っていたわ」
そう告げた瞬間、アマンスも落ち着いたように目を閉じて頷き返す。
「ようやく理解されたか。それにしても、そなたほどの者がここまで取り乱して混乱するとは……我が祖国でも恐れられし、帝国の若き天才……女竜騎士・ラヴィーネよ……孤高にして感情の揺らぎも見せぬ鉄の女とも聞いたそなたが、なぜそこまで乱れるのか分からぬが、死ぬ前に貴重なものを見ることができた」
アマンスはその瞬間に胸の奥で、何かが崩れ落ちていく音がした気がしたが、それを表に出すことはなかった。
まさかこの世界に転生して十数年の時を経て、こんな再会をするとは思わなかった。
転生した俺が生まれたバニシュ王国と長年争い、武力支配しようとしていた憎き敵でもある帝国にお前が居たとはな。
この世界で俺が転生者だと知らずに実の子として育ててくれた軍人だった父を殺し、俺の沢山の友達を、仲間を殺した、慈悲も容赦もない冷酷無比な女騎士と噂され、恐れられていたはずの女の正体が、まさかお前だったなんて
心が軋む。
だが、ここで認めてしまえば、すべてが崩れてしまう。
言えるはずがない。
認めるわけにはいかない。
俺がお前を斬らなかったことで戦は敗れ、俺は全てを失った。
国が滅び、多くの仲間の死が無駄になった。
多くの人を俺が不幸にした。
敵の主力が前世の恋人だと分かって驚いて斬れなかったなどと言えるはずがない。
そしてお前にも……
カノは……ラヴィーネは、俺の父や友達や仲間を殺した。
だが、それは戦争という特殊な環境下で、この世界で俺同様に生まれ育って第二の人生を過ごしてきた、彼女の「正義」だったんだろう。
俺と同じように、彼女もまた、この世界で生きてきたのだ。
ひょっとしたら、俺達は逆の立場になっていたかもしれないし、お互い様だと言えばそれまでかもしれないけど、気持ちはそんな簡単なものじゃない。
父さんが、友達が、みんなが殺されたとき、俺は「帝国の女騎士ラヴィーネは必ずこの手で討ち取る」と宣言するぐらい恨んでいた。
だけど、父さんにも皆にも申し訳ないけど、カノだと分かった以上、俺にはもうどうしても彼女を斬ることはできない。
だから言わない。
俺たちはもうこの世界で生きている、この世界の人間だから、前世は関係ない……なんて、そう簡単に割り切ることはできないから。
それにしても、かったるいなんて気軽に言えない世界と環境、異世界転生だか何だか知らないけど、魔法もあるようなファンタジーな世界の戦国時代。状況が状況だから、仕方なくキャラも作って、ヤル気出して第二の人生は頑張って生きていたが、こんなことになるなんてな。
だけど、俺が敗れた言い訳は誰にも言わないし、こんな悲しい真実を認めてお前を苦しめるわけにはいかない。
だから、俺は絶対に認めない。
だから、カノ……ごめんな――――
でも、お前にまた会えてよかった。
――あとがき――
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めんどくさがり屋の「かったるい」が口癖で、勉強やスポーツや努力が好きなわけでもなく、ただ気の合う奴らと馬鹿みたいに笑っているだけで十分だったころの前世の俺。
そんな俺に対し、お前は融通の利かない硬いところはあるけれど、だけどクラス委員なんてかったるいものを一生懸命に、責任もってその役目を果たそうとしていた。
だから、何事に対しても無責任でいい加減だった俺にも、お前は真剣に向き合ってくれてた。
そんなお前が、最初はウザったいと思ったし、クラスの皆もウザイと思ってた。だけど、俺は何となくお前が気になっていた。
気になって、気になって、そして気づいたら好きになっていた。
お前はお前で、こんな俺をいつもやかましく説教していたけど、いつも気にかけてくれて、そしてこんな俺を何故か「好きだ」と言ってくれた。
お前が俺に告白した日は驚いて、夢かと何度も疑った。
お前が顔を真っ赤にしながらも本気の想いを理解した瞬間、俺は嬉しくてたまらなかった。
お前と恋人同士になれて嬉しかった。
楽しかった。
説教魔だったお前が、俺にだけ見せてくれる可愛い姿もたまらなかった。
もっと好きになり、気づけば説教されている時間すらも愛おしいと思った。
だから、デート中の事故に巻き込まれ、気づいたらこのファンタジー世界に転生していた自分にとってもっともつらかったのは、家族や友達よりも、お前ともう会えないのだと思った瞬間だった。
「……そなたの言葉、何度聞いても理解に苦しむばかりだ」
地下。
薄暗い地下の監獄。
牢の中で捕らわれの騎士であるバニシュ王国の若き騎士『アマンス』は静かに目を伏せ、淡々とした口調でそう告げた。
捕らわれながらも弱みも命乞いもせず、ただ真っすぐに鋭く真剣な眼光と表情で、揺るぎない芯の通った姿勢で正座しながら、ただ淡々と述べる黒髪の男。
「自分はアマンス。アマンス・グレイブである。バニシュ王国の騎士にして、破天隊の隊長。今はただ、裁きを待つ敗軍の将でしかないがな」
その言葉に対し、牢の外から見下ろしながら唇を噛みしめる一人の美しい女が居た。
「嘘……よ」
白銀の美しく長い髪を頭の後ろで纏め、その白い穢れない素肌の上に纏う甲冑姿から、まるで天上の戦乙女と見紛うほど。
その名は、女騎士ラヴィーネ。
しかし、その女騎士が、まるで迷子の子供のように弱弱しい表情で涙を浮かべながら、目の前の男の言葉を否定しようとしていた。
「……それは本当の……ことなの? 演技ではなくて……ねえ、本当のことを教えてほしいの。あなたは……大翔ではないの? ひょっとして、演技?」
「分からぬ」
「私の……私の前世の名前は、高坂花音! この名前と、日之出大翔という名前にあなたは心当たりないの!?」
「少々しつこいのではないか? 知らぬと言っているであろう」
アマンスの声が、鋭く空気を裂いた。
それ以上踏み込ませない、まるで全てを拒絶するように冷たく言い放つ。
「そなたが何を言おうと、自分には関わりのない話。前世などという意味の分からぬことを急に騒がれても困るのだがな。自分は、ただの騎士だ。それ以上でも、それ以下でもない」
その言葉は、まるで自分自身に言い聞かせるようだった。
しかし、ラヴィーネは牢を掴んで必死に叫ぶ。
「では、教えて……どうして私を斬らなかったの? あの戦場で、あなたは私を殺せた。なのに、剣を止めた。あれは、あなたが――」
「そなたを殺さず、捕虜とする意図があった。それだけのことだ」
アマンスは視線を逸らさず、まっすぐに彼女を見据えた。
その瞳が揺らぎそうになるのを必死に抑え、それを覆い隠すようにアマンスは言葉を重ねる。
「そなたは宿敵。仇。その首を刎ねてこれまで散った者たちへ報いねばという想いと同時に、そなたを生かして捕虜とすることでの利点も頭に過り、思わず手を止めてしまった。だが、結果として自分がそのような油断をしたことで、そなたの仲間に後ろから刺され、大戦の敗北を招いた。それがすべてだ」
アマンスの言葉に、ラヴィーネは拳を握りしめた。
そして、どこか歯痒そうにしながら唇を噛みしめる。
「……あなたは、私を守ったのではないの? あのとき、私を見て、私のことに気づいた。だから剣を止めたのではないの? あなたは……驚いて呟いた……私は確かに聞こえた……『カノ』って……あなたがそう呟いたのを……前世で私のことを『高坂』でも『花音』でもなく、『カノ』って呼ぶのは大翔だけだった! 世界でただ一人……彼だけが……」
「何度も言っているであろう。自分はそのようなことを口にしてなどおらぬよ」
「では、なぜ殺さなかったの? 捕虜にしようと思った? そんなことで片付けられないほど、あなたは私を恨んでいたはず! そうでしょう? 私は知っているの! 私が数年前の初陣で……あなたの父を殺してしまった……半年前の作戦で私があなたの仲間や友のいた新兵の集団を……ッ全滅させた……私を……私を殺したくて仕方なかったはず! なのに、何故殺さなかったの? それは私が……」
「違う」
アマンスは即座に否定した。
その声は、どこか切羽詰まっていた。
「自分は、そなたの言う『日之出大翔』などという男ではない。そなたの知る者では、断じてない」
その言葉の裏にある、必死の否定。
必死に壁を作って否定する。
過去を認めれば、今の自分が崩れてしまう。
だからこそ、彼は騎士としての仮面を被り続けるしかなかった。
そして、その執拗な否定で、ついにラヴィーネも目に見えて涙と肩を落とした。
「……やっぱり……違うんだ……そう……だよね」
ラヴィーネの声は、静かだった。だが、淡々と口にしながらもその瞳に涙が溢れだしていく。
「……そうよね……大翔がこの世界にいるわけが……それなのに私は……なんて愚かで弱い……私は未だに前世に縛られて……ひょっとしたら彼も私の様に転生していたり……なんて……あるわけないのに。そう……誇り高き騎士なんて、めんどくさがり屋の彼からほど遠い存在の人に重ねるなんて……」
だが、次の瞬間にはラヴィーネは顔を上げて鋭く冷たい瞳で、全身の空気が一変した。
「みっともないところを見せたわ。つい私としたことが……夢を……幻を見て……自分を失っていたわ」
そう告げた瞬間、アマンスも落ち着いたように目を閉じて頷き返す。
「ようやく理解されたか。それにしても、そなたほどの者がここまで取り乱して混乱するとは……我が祖国でも恐れられし、帝国の若き天才……女竜騎士・ラヴィーネよ……孤高にして感情の揺らぎも見せぬ鉄の女とも聞いたそなたが、なぜそこまで乱れるのか分からぬが、死ぬ前に貴重なものを見ることができた」
アマンスはその瞬間に胸の奥で、何かが崩れ落ちていく音がした気がしたが、それを表に出すことはなかった。
まさかこの世界に転生して十数年の時を経て、こんな再会をするとは思わなかった。
転生した俺が生まれたバニシュ王国と長年争い、武力支配しようとしていた憎き敵でもある帝国にお前が居たとはな。
この世界で俺が転生者だと知らずに実の子として育ててくれた軍人だった父を殺し、俺の沢山の友達を、仲間を殺した、慈悲も容赦もない冷酷無比な女騎士と噂され、恐れられていたはずの女の正体が、まさかお前だったなんて
心が軋む。
だが、ここで認めてしまえば、すべてが崩れてしまう。
言えるはずがない。
認めるわけにはいかない。
俺がお前を斬らなかったことで戦は敗れ、俺は全てを失った。
国が滅び、多くの仲間の死が無駄になった。
多くの人を俺が不幸にした。
敵の主力が前世の恋人だと分かって驚いて斬れなかったなどと言えるはずがない。
そしてお前にも……
カノは……ラヴィーネは、俺の父や友達や仲間を殺した。
だが、それは戦争という特殊な環境下で、この世界で俺同様に生まれ育って第二の人生を過ごしてきた、彼女の「正義」だったんだろう。
俺と同じように、彼女もまた、この世界で生きてきたのだ。
ひょっとしたら、俺達は逆の立場になっていたかもしれないし、お互い様だと言えばそれまでかもしれないけど、気持ちはそんな簡単なものじゃない。
父さんが、友達が、みんなが殺されたとき、俺は「帝国の女騎士ラヴィーネは必ずこの手で討ち取る」と宣言するぐらい恨んでいた。
だけど、父さんにも皆にも申し訳ないけど、カノだと分かった以上、俺にはもうどうしても彼女を斬ることはできない。
だから言わない。
俺たちはもうこの世界で生きている、この世界の人間だから、前世は関係ない……なんて、そう簡単に割り切ることはできないから。
それにしても、かったるいなんて気軽に言えない世界と環境、異世界転生だか何だか知らないけど、魔法もあるようなファンタジーな世界の戦国時代。状況が状況だから、仕方なくキャラも作って、ヤル気出して第二の人生は頑張って生きていたが、こんなことになるなんてな。
だけど、俺が敗れた言い訳は誰にも言わないし、こんな悲しい真実を認めてお前を苦しめるわけにはいかない。
だから、俺は絶対に認めない。
だから、カノ……ごめんな――――
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