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キミがエロゲライターのイクイク先生なんでしょ?
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プロローグ 女装は僕の趣味じゃないのに
雑踏ひしめく街を歩いている。
とてつもない美少女と一緒に。
「ふふふっ。みーんな、私たちの方を見てるわね。にへへ」
そりゃ、そうだ。
隣を歩くこいつは日本一シコリティが高いとか、日本一、エッッッッッッッ!なグラビアアイドルと評判のグラビアアイドルで、バラエティやドラマにも出演している超有名人なわけで。
しかも、男性だけじゃなく、女子高生にも人気がある。
そんな彼女はダメージジーンズのショートパンツからすらりとした美脚を惜しげもなく見せて、モデルのように綺麗に歩く。
ただでさえ脚が長いのにヒールの高い黒のブーツなんて履いているから、なおさら長く見える。
上はロゴの入った黒のキャミソールに、ストライプ柄が綺麗な大きめのシャツを羽織っている。
色っぽい鎖骨から胸元までが露出していて、魅惑的な胸の谷間がこれでもかと存在を主張していた。
歩くたびに揺れるのだから目のやり場には本当に困る。
ブランドモノの小さなバッグを肩にかけて、オーラを放ちながら堂々と歩いているため『鷹城百合香』だということはバレバレだ。
黒く長い髪が春風にふわりと揺れて舞い上がる。
まるで映画のワンシーンみたいに綺麗で、歴史ある美術品みたいな美しさだ。
だから、「レベル高いぇー!」なんて声も、幾度となく聞こえてくる。
例えば、斜め前に集まっているチャラ男たち。
「ユリカだよな、あれ? マジ、エロい身体だな。エロが人の形して歩いてるってゆーか」
「や、隣の小さな子もかなりかわいくね?」
「俺もそっちのが好みかも」
――ごめん、それは男なんだよ。
僕は履き慣れないスカートを押さえながらうつむいた。
「キミのことがかわいいって。よかったわね~!」
隣を歩く鷹城さんが、にまにましながら僕を見下ろす。彼女は僕よりも十五cmくらい背が高い。
「……よくない」
僕が嫌々女装しているってわかってるくせに、こいつの性格、本当に悪いな。
「でも、本当にかわいいわ、育巳きゅん♥」
いつもならチェック柄の上着にTシャツ、ジーンズと肩掛け鞄という陰キャルックな僕だけど今は違う。
鷹城さんコーディネートのレディースを着せられているからだ。
春らしい水色の長袖ニットにふわりとした白のフレアミニスカートと白のショートブーツ(歩きにくい)に、小さな黒のショルダーバッグという装いだ。
このバッグの中には、いろいろとアレな道具が入っている。
これから行くラブホテルで使うことになる。使いたくないけど。
「……かわいいとか言われても嬉しくない」
「声だって、女の子でも通じるくらいだし」
背が小さいこと、声がやや中性的なこと。それが僕のコンプレックスだ。
だから、そんなこと言われても全然嬉しくない。
「それでキミが書いたエロゲシナリオだとぉー」
「こ、声が大きい!」
「あははっ。これだけ周りがうるさかったら大丈夫よ」
鷹城さんは、こういう危ういことをやたらとしたがる。
――本当の私はちょっと壊れてるの。
本人がそう言ってたけれど、僕を巻き込まないで欲しい。
「……それでキミが書いたエロゲシナリオだと、このあと大人のラブホテルへ行くのよね?」
今度はちゃんとひそひそ声で、鷹城さんは僕に尋ねる。
顔が近くて少しドキドキした。
「……よく憶えてるな」
「キミのだーいファン! だもの!」
突然、鷹城さんが腕を組んできて――腕がっ、おっぱいに、埋まった!?
「お、おま、こんな人前で、ちょ……! みんな、見てる、だろ……!」
「んー? どうしたの? 女の子同士でいちゃいちゃして何が悪いの?」
くそー……。
「この後もたっぷりいちゃいちゃしましょうね♥ ラブホで……ね?」
ああ、僕の人生は高校二年生の四月で終わった。
シーン01 キミがエロゲライターのイクイク先生なんでしょ?
で、なんでこんなことになったのかというと――。
時間は一週間ほど戻る。
夕暮れの誰もいない教室に春の風がゆるりと吹き込んで、長いカーテンがふわりと浮いていた。
そのカーテンの向こうに人影があった。
「待ってたわ、育巳きゅん♥」
「……きゅ、きゅん?」
聞き間違えだろうかと思って、とりあえずスルーする。
そして、熟考する。僕を呼び出したのは、この学校でカーストトップに君臨する美少女、鷹城百合香さん。
清楚、優等生、成績優秀、生徒会長候補ダントツナンバーワン。先生からの受けも最高によい。
しかも、彼女は芸能人だ。
子役からずっと活動を続けていて、出演した人気ドラマも多数。高校生になってからはグラビアアイドルをやっていて、日本一、エッッッッッッッ!なグラビアアイドルとか、日本一シコリティの高いグラビアアイドルとか、そんな愛称がついていて多くの男子ファンが毎晩お世話になっているとか。
僕は二次元大好き陰キャだからお世話になったことはないけど。
そのうえ彼女の家は大企業の創業者一族。天井知らずのお金持ちで、当然のようにお嬢様として育てられた。
なのに彼氏らしき人はおらず、告白してフラれた男子は多数。
僕からすると、雲の上の存在だ。
そんな彼女に放課後、呼び出された。
「……キミに大切な話があるの」
彼女の頬が朱色に染まっているのは、きっと夕陽だけのせいじゃない。
――えっ、これ、告白の雰囲気!?
いやいや、そんなはずがない。。
僕は背が小さくて根暗でオタクで髪がボサボサで学校一の陰キャ。
日本一の高さを誇る高嶺の花に、告白されるわけがない。
「あ、あのね、驚かないで聞いて欲しいんだけど……」
ますます彼女の頬が赤くなる。
耳まで真っ赤だ。
そして、ゆっくりと僕に近づいてくる。
「……ど、どうしたの、鷹城さん?」
こういう雰囲気に慣れてなくて、しかも彼女は僕よりも身長が高くて、だからつい後ずさってしまう。
「やだ。逃げないで、育巳きゅん♥」
語尾にハートマークがついてそうな感じで呼ばれた。
だからこそ、不思議と危険を察知してさらに後ずさる。
「痛っ」
後頭部にこつんと硬いモノが当たった。
教室の壁だ。
「逃がさないんだから」
鷹城さんが僕にのしかかるようにして壁に片手をついた。
いわゆる壁ドンのポーズだ。
男女が逆だけど。
「育巳きゅんってさ……」
彼女の艶やかな唇がゆっくりと動く。
「エロゲライターのイクイク先生なんでしょ?」
「はあっ!?」
――どうして僕の秘密のアルバイトを知ってるんだ!?
誰にも言っていない。
両親ですら知らない。
兄も妹も知らない。
知るのは唯一、契約書類関係の手続きをしてくれた従姉の氷見子ねーちゃんだけだ。
ねーちゃんが秘密を漏らしたとも、鷹城さんと接点があるとも考えられない。
「とうとう言っちゃった♥ にへへ」
「ひひひ人違いだよ! エロゲとか、十八歳未満はプレイ禁止だし、仕事だってダメだし……!」
「これ見て。ね?」
鷹城さんがスマホの写真を見せてくれた。
そこにはノートPCのキーを叩いている僕が写っていた。場所はいつもお世話になっているファミレスのガ●トだ。
「こ、これはプログラミングだよ! 趣味でいろいろやってて……!」
「じゃあ、次の写真も見て」
鷹城さんが綺麗な指先を横にスライドさせる。そこには僕を真後ろから取った写真が表示された。
ノートPCの画面もしっかり写っていて、拡大すると文字もはっきり見てた。
「あっ、だめっ、イッちゃう~」
「台詞を読むなあああああーーーー!!」
「あははっ。ヒロインの名前もはっきり写ってるでしょ? それでね、ググったら、エロゲのヒロインの名前だったの」
僕は検索で引っかかりやすいようにと、ヒロインの名前にはなるべく個性的な名前をつけるようにしている。
個性的すぎてクライアントさんにボツ食らうこともあるけど。
だから、同姓同名の別のキャラだと誤魔化すのは難しい。
「キミがイクイク先生なんでしょ?」
とにかく何か誤魔化せ、言い訳を、上手いウソを――。
「ってか、鷹城さん! これ、盗撮じゃん!」
「それの何が悪いの?」
「や、犯罪……」
「高校生がエロゲシナリオライターやってるのは?」
犯罪? 刑事? 民事?
詳しくはわからないけど、大問題であることは確かだ。
それに比べれば、ノートPCで作業しているクラスメイトをこっそりスマホで撮影したことなんて全然小さなことだ。
「……それで鷹城さんは何が目的なの?」
僕は壁ドンされたまま、彼女を見上げて尋ねた。
「私ね、エロゲの主人公になりたいの!」
「……………………………………はい?」
雑踏ひしめく街を歩いている。
とてつもない美少女と一緒に。
「ふふふっ。みーんな、私たちの方を見てるわね。にへへ」
そりゃ、そうだ。
隣を歩くこいつは日本一シコリティが高いとか、日本一、エッッッッッッッ!なグラビアアイドルと評判のグラビアアイドルで、バラエティやドラマにも出演している超有名人なわけで。
しかも、男性だけじゃなく、女子高生にも人気がある。
そんな彼女はダメージジーンズのショートパンツからすらりとした美脚を惜しげもなく見せて、モデルのように綺麗に歩く。
ただでさえ脚が長いのにヒールの高い黒のブーツなんて履いているから、なおさら長く見える。
上はロゴの入った黒のキャミソールに、ストライプ柄が綺麗な大きめのシャツを羽織っている。
色っぽい鎖骨から胸元までが露出していて、魅惑的な胸の谷間がこれでもかと存在を主張していた。
歩くたびに揺れるのだから目のやり場には本当に困る。
ブランドモノの小さなバッグを肩にかけて、オーラを放ちながら堂々と歩いているため『鷹城百合香』だということはバレバレだ。
黒く長い髪が春風にふわりと揺れて舞い上がる。
まるで映画のワンシーンみたいに綺麗で、歴史ある美術品みたいな美しさだ。
だから、「レベル高いぇー!」なんて声も、幾度となく聞こえてくる。
例えば、斜め前に集まっているチャラ男たち。
「ユリカだよな、あれ? マジ、エロい身体だな。エロが人の形して歩いてるってゆーか」
「や、隣の小さな子もかなりかわいくね?」
「俺もそっちのが好みかも」
――ごめん、それは男なんだよ。
僕は履き慣れないスカートを押さえながらうつむいた。
「キミのことがかわいいって。よかったわね~!」
隣を歩く鷹城さんが、にまにましながら僕を見下ろす。彼女は僕よりも十五cmくらい背が高い。
「……よくない」
僕が嫌々女装しているってわかってるくせに、こいつの性格、本当に悪いな。
「でも、本当にかわいいわ、育巳きゅん♥」
いつもならチェック柄の上着にTシャツ、ジーンズと肩掛け鞄という陰キャルックな僕だけど今は違う。
鷹城さんコーディネートのレディースを着せられているからだ。
春らしい水色の長袖ニットにふわりとした白のフレアミニスカートと白のショートブーツ(歩きにくい)に、小さな黒のショルダーバッグという装いだ。
このバッグの中には、いろいろとアレな道具が入っている。
これから行くラブホテルで使うことになる。使いたくないけど。
「……かわいいとか言われても嬉しくない」
「声だって、女の子でも通じるくらいだし」
背が小さいこと、声がやや中性的なこと。それが僕のコンプレックスだ。
だから、そんなこと言われても全然嬉しくない。
「それでキミが書いたエロゲシナリオだとぉー」
「こ、声が大きい!」
「あははっ。これだけ周りがうるさかったら大丈夫よ」
鷹城さんは、こういう危ういことをやたらとしたがる。
――本当の私はちょっと壊れてるの。
本人がそう言ってたけれど、僕を巻き込まないで欲しい。
「……それでキミが書いたエロゲシナリオだと、このあと大人のラブホテルへ行くのよね?」
今度はちゃんとひそひそ声で、鷹城さんは僕に尋ねる。
顔が近くて少しドキドキした。
「……よく憶えてるな」
「キミのだーいファン! だもの!」
突然、鷹城さんが腕を組んできて――腕がっ、おっぱいに、埋まった!?
「お、おま、こんな人前で、ちょ……! みんな、見てる、だろ……!」
「んー? どうしたの? 女の子同士でいちゃいちゃして何が悪いの?」
くそー……。
「この後もたっぷりいちゃいちゃしましょうね♥ ラブホで……ね?」
ああ、僕の人生は高校二年生の四月で終わった。
シーン01 キミがエロゲライターのイクイク先生なんでしょ?
で、なんでこんなことになったのかというと――。
時間は一週間ほど戻る。
夕暮れの誰もいない教室に春の風がゆるりと吹き込んで、長いカーテンがふわりと浮いていた。
そのカーテンの向こうに人影があった。
「待ってたわ、育巳きゅん♥」
「……きゅ、きゅん?」
聞き間違えだろうかと思って、とりあえずスルーする。
そして、熟考する。僕を呼び出したのは、この学校でカーストトップに君臨する美少女、鷹城百合香さん。
清楚、優等生、成績優秀、生徒会長候補ダントツナンバーワン。先生からの受けも最高によい。
しかも、彼女は芸能人だ。
子役からずっと活動を続けていて、出演した人気ドラマも多数。高校生になってからはグラビアアイドルをやっていて、日本一、エッッッッッッッ!なグラビアアイドルとか、日本一シコリティの高いグラビアアイドルとか、そんな愛称がついていて多くの男子ファンが毎晩お世話になっているとか。
僕は二次元大好き陰キャだからお世話になったことはないけど。
そのうえ彼女の家は大企業の創業者一族。天井知らずのお金持ちで、当然のようにお嬢様として育てられた。
なのに彼氏らしき人はおらず、告白してフラれた男子は多数。
僕からすると、雲の上の存在だ。
そんな彼女に放課後、呼び出された。
「……キミに大切な話があるの」
彼女の頬が朱色に染まっているのは、きっと夕陽だけのせいじゃない。
――えっ、これ、告白の雰囲気!?
いやいや、そんなはずがない。。
僕は背が小さくて根暗でオタクで髪がボサボサで学校一の陰キャ。
日本一の高さを誇る高嶺の花に、告白されるわけがない。
「あ、あのね、驚かないで聞いて欲しいんだけど……」
ますます彼女の頬が赤くなる。
耳まで真っ赤だ。
そして、ゆっくりと僕に近づいてくる。
「……ど、どうしたの、鷹城さん?」
こういう雰囲気に慣れてなくて、しかも彼女は僕よりも身長が高くて、だからつい後ずさってしまう。
「やだ。逃げないで、育巳きゅん♥」
語尾にハートマークがついてそうな感じで呼ばれた。
だからこそ、不思議と危険を察知してさらに後ずさる。
「痛っ」
後頭部にこつんと硬いモノが当たった。
教室の壁だ。
「逃がさないんだから」
鷹城さんが僕にのしかかるようにして壁に片手をついた。
いわゆる壁ドンのポーズだ。
男女が逆だけど。
「育巳きゅんってさ……」
彼女の艶やかな唇がゆっくりと動く。
「エロゲライターのイクイク先生なんでしょ?」
「はあっ!?」
――どうして僕の秘密のアルバイトを知ってるんだ!?
誰にも言っていない。
両親ですら知らない。
兄も妹も知らない。
知るのは唯一、契約書類関係の手続きをしてくれた従姉の氷見子ねーちゃんだけだ。
ねーちゃんが秘密を漏らしたとも、鷹城さんと接点があるとも考えられない。
「とうとう言っちゃった♥ にへへ」
「ひひひ人違いだよ! エロゲとか、十八歳未満はプレイ禁止だし、仕事だってダメだし……!」
「これ見て。ね?」
鷹城さんがスマホの写真を見せてくれた。
そこにはノートPCのキーを叩いている僕が写っていた。場所はいつもお世話になっているファミレスのガ●トだ。
「こ、これはプログラミングだよ! 趣味でいろいろやってて……!」
「じゃあ、次の写真も見て」
鷹城さんが綺麗な指先を横にスライドさせる。そこには僕を真後ろから取った写真が表示された。
ノートPCの画面もしっかり写っていて、拡大すると文字もはっきり見てた。
「あっ、だめっ、イッちゃう~」
「台詞を読むなあああああーーーー!!」
「あははっ。ヒロインの名前もはっきり写ってるでしょ? それでね、ググったら、エロゲのヒロインの名前だったの」
僕は検索で引っかかりやすいようにと、ヒロインの名前にはなるべく個性的な名前をつけるようにしている。
個性的すぎてクライアントさんにボツ食らうこともあるけど。
だから、同姓同名の別のキャラだと誤魔化すのは難しい。
「キミがイクイク先生なんでしょ?」
とにかく何か誤魔化せ、言い訳を、上手いウソを――。
「ってか、鷹城さん! これ、盗撮じゃん!」
「それの何が悪いの?」
「や、犯罪……」
「高校生がエロゲシナリオライターやってるのは?」
犯罪? 刑事? 民事?
詳しくはわからないけど、大問題であることは確かだ。
それに比べれば、ノートPCで作業しているクラスメイトをこっそりスマホで撮影したことなんて全然小さなことだ。
「……それで鷹城さんは何が目的なの?」
僕は壁ドンされたまま、彼女を見上げて尋ねた。
「私ね、エロゲの主人公になりたいの!」
「……………………………………はい?」
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