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サトルさんのマンションは、都心からほど近い閑静な住宅街のなかにあった。
ゆるやかな坂道にそって、立派な門がまえの戸建て住宅や、瀟洒な低層マンションが多く建ち並んでいる。
すぐそばを通る緑道には、ところどころにベンチが置かれ、昔ながらの商店といまどきのおしゃれな店が違和感なく共存している、見るからに風通しのよい、暮らしやすそうな町だ。
「暮らすっていっても、ここはほとんど仕事部屋として使ってるんだけどね」
と、サトルさん。
「生活の拠点は、千葉の房総に移したから」
ルーフバルコニーに面した掃き出し窓に張りついて、外の景色を眺めていたおれは、そこでようやく室内へ向き直った。
マンションが高台にあるのと、周りに高い建て物がないおかげで、都区内とは思えないほど見晴らしがいいのだ。
「そっちはもともと別荘として使ってたんだけど、妙に居心地がよくてさ。なんだかんだいって月の半分くらいは向こうにいるから、去年、思いきって住民票も移したんだ。ほんとうは、釣りの合い間に仕事するのが理想なんだけど、なかなかそうもいかないんだよな~」
サトルさんは、冷蔵庫の中身を物色しながらぼやいている。
いわれてみれば……。
おれは改めて、やわらかく光が差しこむ、広くて開放的なリビングを見渡した。
明らかに外国製と思われる高そうなソファーセットをのぞけば、いちばん奥に置かれた機能的なデスクといい、天井までぎっしり本の詰まった造りつけの本棚といい、リビングというよりオフィスと呼ぶ方がしっくりくる。
「釣りの合い間に仕事って……サトルさん、そんなに釣りが好きだったんですか」
「まぁね。『趣味もいいけど優先順位を考えろ』って、口うるさい編集者にしょっちゅうキレられてるよ」
「なんか、ちょっと意外です。サトルさんのこと、勝手にインドア派だと思ってたんで」
海釣りが好きだという話は聞いたことがあるけれど、そこまで足繁く通っていたとは初耳だった。
考えてみれば、おれはサトルさんのプライベートをあまり知らない。
サトルさんがおれの話ばかり聞きたがるせいで、会うたびに、大学生活やバイト先の人間関係の話題に終始してしまうのだ。
「海のそばで育った影響かな」
と、サトルさん。
「そっか。サトルさん、たしか高校まで鎌倉でしたもんね」
以前に読んだインタビュー記事の内容を思い出し、おれはいった。
「そっちに住むっていう選択肢はなかったんですか?」
「鎌倉の実家には両親が暮らしてるし、幼なじみもいるから、たまに顔は出すんだけど……観光客が多いせいか、なんとなく落ちつかないんだよね。どうせ都心を離れるなら、静かな環境に身を置きたいと思ってさ」
ふと、こないだの食事のあとの一件が頭に浮かんだ。
あのとき、突然ファンの女性たちから声をかけられたサトルさんは、慣れた様子で愛想よく応じていたけれど、本心でどう感じていたかまではわからない。
自分の本をたくさんのひとに読んでもらえるのは、無条件にうれしいだろう。でも、そのことと、実際に接触を図られることは、またべつの話だ。
プライベートな時間と空間に、顔も知らない赤の他人が、なんの悪気もなく割りこんでくる。場合によっては、日に何度も。
それがこのひとの日常なのだと思うと、のどかな環境に生活の場を移したくなる気持ちもわかるような気がする。
有名になるのも、いいことばっかじゃないよな……。
「千年くん、苦手な食べものは特になかったよね」
冷蔵庫から手際よく食材を取り出しながら、サトルさんがいった。
「生のトマトがあるから、ラタトゥイユでも作ろうか。好きでしょ、トマト味の料理」
「はい。楽しみです」
おれは、広いリビングを横切って、キッチンのカウンター越しに声をかけた。
「おれにも、なにか手伝わせてください」
「ありがとう。でも、それはまた今度お願いしようかな」
そういうと、サトルさんは手を洗いながら言葉を継いだ。
「30分くらいでできるから、そのあいだ、ちょっと横になってきなよ。リビング出て、廊下の右手ひとつ目のドアが客用の寝室。自由に使ってくれてかまわないから」
「いや、でも……」
「なにがあっても食べて寝る。そうすれば、たいていのことはうまくいくっていうのが僕の持論でね」
とまどうおれに向かって、サトルさんが諭すようにいい募る。
「単純かもしれないけど、実はそれがいちばん効果的だったりするんだよ。なんなら、僕がつきっきりで子守唄でも歌ってあげようか?」
このひとなら、ほんとうにやりかねない気がする。
それに、サトルさんの言葉には不思議と説得力があった。
「じゃあ、ちょっとだけ」
リビングを出て、マンション内部とは思えないほど奥行きのある廊下を歩き、教えられたドアを開ける。
迎えてくれたのは、高級ホテルと見まごうような空間だった。
部屋全体がシックな色合いで統一され、間接照明のやわらかな光のなかに、クイーンサイズのベッドが誘うように横たわっている。
糊のきいた清潔なシーツに服のままもぐりこむのは気が引けて、おれは、濃いベージュのベッドカバーの上にごろりと寝転んだ。
重力から解放された瞬間、泥のような眠気におそわれる。
いったん気を抜いてしまったら、もう指先ひとつ動かすことすら億劫だった。
サトルさんが「横になれ」といわざるを得ないほど、いまのおれは、ひどい顔をしているのかもしれない。
目を閉じると、残像のように麟太郎の顔が浮かんだ。
その瞬間、鋭い痛みが胸を走り、思いのほか傷ついている自分に気づく。
『いつからそんなチョロいやつに成り下がったんだ、おまえは』
『オトコたらしこむなら、俺の見えないところでやってくれ』
麟太郎の口から、あんな言葉を聞かされるなんて思ってもみなかった。
多少強引なところはあるにせよ、ふだんの麟太郎は、だれにでも公平で、きちんと筋を通す男だ。だからこそ皆に慕われ信頼されている。おれもそうだったのに。
サトルさんに会うなという、暴言としか思えないあの言葉は、おれが遊ばれていると勘違いして突っ走った結果だと思えば、とうてい納得はできないけれど、理屈としてならわからなくもない。
けれど秋斗の件に至っては、ほとんどいいがかりに近かった。
おれが秋斗をタラシこんでいるなんて、麟太郎が本気で信じているとは思えない。
それともあれは、皆の見ているまえでまぎらわしい行動を取るなという意味なんだろうか。自分の偽装工作に影響すると困るから。
それはそれで勝手な話だけれど……どちらにしても、おれにはもう関係ない。恋人のフリをするのは今日で終わりだ。
そもそも偽装恋愛なんて漫画みたいなやり方が、うまくいくわけなかったんだ。そんなことがわからないようなやつじゃないのに……。
そういえば──サトルさんがそれについて触れたとき、麟太郎はどうしてあんなに動揺していたんだろう。
『ちゃんと見てるつもりでも、実は見えてないものって、けっこうあるんじゃないの』
耳の奥に、秋斗の声がよみがえった。
おれには見えていないものが、サトルさんには見えたのだろうか。
だとしたら、それはいったい……。
だめだ、頭がまわらない。
ひと眠りしたら……ちゃんと考えよう。
それを最後に、おれは、とぎれかけていた意識を手放した。
ゆるやかな坂道にそって、立派な門がまえの戸建て住宅や、瀟洒な低層マンションが多く建ち並んでいる。
すぐそばを通る緑道には、ところどころにベンチが置かれ、昔ながらの商店といまどきのおしゃれな店が違和感なく共存している、見るからに風通しのよい、暮らしやすそうな町だ。
「暮らすっていっても、ここはほとんど仕事部屋として使ってるんだけどね」
と、サトルさん。
「生活の拠点は、千葉の房総に移したから」
ルーフバルコニーに面した掃き出し窓に張りついて、外の景色を眺めていたおれは、そこでようやく室内へ向き直った。
マンションが高台にあるのと、周りに高い建て物がないおかげで、都区内とは思えないほど見晴らしがいいのだ。
「そっちはもともと別荘として使ってたんだけど、妙に居心地がよくてさ。なんだかんだいって月の半分くらいは向こうにいるから、去年、思いきって住民票も移したんだ。ほんとうは、釣りの合い間に仕事するのが理想なんだけど、なかなかそうもいかないんだよな~」
サトルさんは、冷蔵庫の中身を物色しながらぼやいている。
いわれてみれば……。
おれは改めて、やわらかく光が差しこむ、広くて開放的なリビングを見渡した。
明らかに外国製と思われる高そうなソファーセットをのぞけば、いちばん奥に置かれた機能的なデスクといい、天井までぎっしり本の詰まった造りつけの本棚といい、リビングというよりオフィスと呼ぶ方がしっくりくる。
「釣りの合い間に仕事って……サトルさん、そんなに釣りが好きだったんですか」
「まぁね。『趣味もいいけど優先順位を考えろ』って、口うるさい編集者にしょっちゅうキレられてるよ」
「なんか、ちょっと意外です。サトルさんのこと、勝手にインドア派だと思ってたんで」
海釣りが好きだという話は聞いたことがあるけれど、そこまで足繁く通っていたとは初耳だった。
考えてみれば、おれはサトルさんのプライベートをあまり知らない。
サトルさんがおれの話ばかり聞きたがるせいで、会うたびに、大学生活やバイト先の人間関係の話題に終始してしまうのだ。
「海のそばで育った影響かな」
と、サトルさん。
「そっか。サトルさん、たしか高校まで鎌倉でしたもんね」
以前に読んだインタビュー記事の内容を思い出し、おれはいった。
「そっちに住むっていう選択肢はなかったんですか?」
「鎌倉の実家には両親が暮らしてるし、幼なじみもいるから、たまに顔は出すんだけど……観光客が多いせいか、なんとなく落ちつかないんだよね。どうせ都心を離れるなら、静かな環境に身を置きたいと思ってさ」
ふと、こないだの食事のあとの一件が頭に浮かんだ。
あのとき、突然ファンの女性たちから声をかけられたサトルさんは、慣れた様子で愛想よく応じていたけれど、本心でどう感じていたかまではわからない。
自分の本をたくさんのひとに読んでもらえるのは、無条件にうれしいだろう。でも、そのことと、実際に接触を図られることは、またべつの話だ。
プライベートな時間と空間に、顔も知らない赤の他人が、なんの悪気もなく割りこんでくる。場合によっては、日に何度も。
それがこのひとの日常なのだと思うと、のどかな環境に生活の場を移したくなる気持ちもわかるような気がする。
有名になるのも、いいことばっかじゃないよな……。
「千年くん、苦手な食べものは特になかったよね」
冷蔵庫から手際よく食材を取り出しながら、サトルさんがいった。
「生のトマトがあるから、ラタトゥイユでも作ろうか。好きでしょ、トマト味の料理」
「はい。楽しみです」
おれは、広いリビングを横切って、キッチンのカウンター越しに声をかけた。
「おれにも、なにか手伝わせてください」
「ありがとう。でも、それはまた今度お願いしようかな」
そういうと、サトルさんは手を洗いながら言葉を継いだ。
「30分くらいでできるから、そのあいだ、ちょっと横になってきなよ。リビング出て、廊下の右手ひとつ目のドアが客用の寝室。自由に使ってくれてかまわないから」
「いや、でも……」
「なにがあっても食べて寝る。そうすれば、たいていのことはうまくいくっていうのが僕の持論でね」
とまどうおれに向かって、サトルさんが諭すようにいい募る。
「単純かもしれないけど、実はそれがいちばん効果的だったりするんだよ。なんなら、僕がつきっきりで子守唄でも歌ってあげようか?」
このひとなら、ほんとうにやりかねない気がする。
それに、サトルさんの言葉には不思議と説得力があった。
「じゃあ、ちょっとだけ」
リビングを出て、マンション内部とは思えないほど奥行きのある廊下を歩き、教えられたドアを開ける。
迎えてくれたのは、高級ホテルと見まごうような空間だった。
部屋全体がシックな色合いで統一され、間接照明のやわらかな光のなかに、クイーンサイズのベッドが誘うように横たわっている。
糊のきいた清潔なシーツに服のままもぐりこむのは気が引けて、おれは、濃いベージュのベッドカバーの上にごろりと寝転んだ。
重力から解放された瞬間、泥のような眠気におそわれる。
いったん気を抜いてしまったら、もう指先ひとつ動かすことすら億劫だった。
サトルさんが「横になれ」といわざるを得ないほど、いまのおれは、ひどい顔をしているのかもしれない。
目を閉じると、残像のように麟太郎の顔が浮かんだ。
その瞬間、鋭い痛みが胸を走り、思いのほか傷ついている自分に気づく。
『いつからそんなチョロいやつに成り下がったんだ、おまえは』
『オトコたらしこむなら、俺の見えないところでやってくれ』
麟太郎の口から、あんな言葉を聞かされるなんて思ってもみなかった。
多少強引なところはあるにせよ、ふだんの麟太郎は、だれにでも公平で、きちんと筋を通す男だ。だからこそ皆に慕われ信頼されている。おれもそうだったのに。
サトルさんに会うなという、暴言としか思えないあの言葉は、おれが遊ばれていると勘違いして突っ走った結果だと思えば、とうてい納得はできないけれど、理屈としてならわからなくもない。
けれど秋斗の件に至っては、ほとんどいいがかりに近かった。
おれが秋斗をタラシこんでいるなんて、麟太郎が本気で信じているとは思えない。
それともあれは、皆の見ているまえでまぎらわしい行動を取るなという意味なんだろうか。自分の偽装工作に影響すると困るから。
それはそれで勝手な話だけれど……どちらにしても、おれにはもう関係ない。恋人のフリをするのは今日で終わりだ。
そもそも偽装恋愛なんて漫画みたいなやり方が、うまくいくわけなかったんだ。そんなことがわからないようなやつじゃないのに……。
そういえば──サトルさんがそれについて触れたとき、麟太郎はどうしてあんなに動揺していたんだろう。
『ちゃんと見てるつもりでも、実は見えてないものって、けっこうあるんじゃないの』
耳の奥に、秋斗の声がよみがえった。
おれには見えていないものが、サトルさんには見えたのだろうか。
だとしたら、それはいったい……。
だめだ、頭がまわらない。
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