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9.旦那様はアレもおっきい※
しおりを挟む僕のぺったんこの胸を、「甘い…最高だ…」とフィニスが呟きながら吸い付いている。くすぐったいやら、ぞわぞわするやら。
「フィニス、僕は女の子じゃないです」
「知っている。俺の妻は立派な男だ」
「ひゃあ!」
ズボンの上から股間を揉まれて変な声が出た。すぐに反応して僕の性器がむくむくと膨らんでいくのがわかる。
フィニスにしょっちゅう弄られてるせいで敏感になった気がする。
ほらやっぱり、今日もやるのかと僕のお股が疼きだした。これ絶対なんか変な癖ついてる気がする。
「なんで毎日そんなところいじるんですか…」
「愛し合う為に必要な準備をしているんだ」
キリッとかっこいい顔で言われたけど、絶対楽しんでやってるのはわかってる。
でも、愛し合うってなんだろう?愛し、合うならフィニスから僕への一方的な行為じゃなくて、僕からも何か提供すべきじゃ?
「ほら、ルミエルのココも、期待しているから固くなるんだ。見てごらん」
下着からぷるんと飛び出した僕の性器は、やっぱり今日も硬くなっている。フィニスに毎日弄られてたらそりゃ期待するようになるよ。
「ぅ…これ、期待したら硬くなるの?」
「そうだな。ルミエルが俺を好きで、俺ともっと一緒にいたいって思ったら硬くなるぞ」
「なら、フィニスのもいま硬い?」
幸い、今日は僕が上に乗ってるから少し後ろに下がるだけでフィニスのズボンに手をかけられた。
「ッ…ルミエル、やめておいた方が」
「むぅ。フィニスの気持ちも知りたいもん…」
フィニスだって本気で拒否してないの、僕にはわかるよ。
僕にどれだけ魅力がなくても、フィニスは僕のこと好きだって、愛してるって言ってくれるもん。
好きで、もっと一緒にいたいと思えば硬くなるなら…
───べちんっ
「びゃっ!……え?」
「ルミエル!?」
フィニスの下着をずらした途端、熱くて硬い棒に顔面べちんって叩かれた!僕の顔に当たる大きな棒って、まさか…
「これ、フィニスの…!……!!」
すっごく大きな性器が飛び出してきた…!
驚いて両手で握るとびくびくと脈打ってる。僕のと比べ物にならないくらい大きい!…はて。
「僕の方が、気持ちが小さい…ってこと?」
「そうじゃない。元々の大きさに個体差があるだけだ」
僕の両脇に手が差し込まれて、フィニスの上に座らされた。僕とフィニス、それぞれの性器が重なり合って大きさの差が視覚的にわかる。すごい。
「…フィニス。こんなに腫れて、痛くないんですか?」
「痛いと言ったら助けてもらえるだろうか」
「助けます。フィニスは僕の旦那様だから!」
気持ちだけは一人前にあるよ!
これは…いつも僕がしてもらってるみたいに、擦ったり舐めたりしたらいいのかな。
両手でフィニスの性器を包んで上下に擦ってみたら「背徳感がすごい…」とフィニスが僕の下で悶えだした。
「むぅ。フィニスが僕のをイジる時はいつも、もっとぐちゅぐちゅしてます」
「………そうだな。」
「フィニスは、気持ちよくならないですか?」
頑張って擦ってるけど、僕みたいにヌルヌルのやつが出てこない。僕のはあっという間に出てくるのに…
「むぅ…」
「…ルミエル」
寝ていたフィニスがいつの間にか上体を起こしてて、僕の後頭部を掴んでキスをした。
「最初からなんでも出来る人間はいない。ルミエルが頑張りたいと思ってくれている事が嬉しいんだ。」
「…ほんと?僕が女の人じゃなくてもいい?」
「一体どれ程の傷を妻に刻み付けたのか……」
フィニスの大きな手が、僕の両手ごと二人の性器を掴んで扱きだした。
「あっ!や、出ちゃうぅ」
「こんな事は、男同士でないと出来ないな?」
「ッうぅぅ」
やっぱりあっという間にドロッとしたのが出ちゃった。そんな僕の体液を塗り付けて、ぐちゃぐちゃと音を立てて扱いて二回目。
ビクビクして力が入らなくなった僕にキスをしながらやっぱり手は止めてもらえず三回目。
たて続けに搾り出されて、それでも止まらないフィニスの手に気持ちいいを超えて段々怖くなってくる。
「っひ、ひぃ、たいへん、たいへん…!」
「ッ俺ももうすぐ出るから、我慢出来るな?」
「でる?ふぃにしゅの、でぅの?」
「あぁ、出る。…ッ出るぞ!」
フィニスの性器がビクビクと痙攣して、白いのが勢いよく飛び出して僕の顔にべったりとかかった。
「はふ…フィニスの、げんきだね………にがぃ」
「舐めなくていい舐めなくていい」
好奇心で口の端についた精液を舐めてたら、すぐに拭われて主に僕の体液でぐっちゃぐちゃになった下半身も綺麗に拭き取られた。アフターフォローも完璧な旦那様だ。
「フィニス、すっきりしました?」
「お陰でとても気持ち良かった。やはりルミエルは最高の花嫁だ」
「へへ…それならフィニスも、最高の花婿さん!」
「ッ…」
嬉しい気持ちを返したら、珍しくフィニスの顔が耳まで真っ赤になったので
僕は内心「フィニスって可愛いかも!」と僕より大きな旦那様を抱き締めた。
───そろそろ寝るか、ってフィニスが言ってすんなり寝れた事が最初の数日以降、あっただろうか。
チュ、チュ、とフィニスからのキスが止まらない。
僕の唇はそろそろ腫れているんじゃなかろうか。
「っは、はぁ、はぁ、」
「息継ぎが下手…可愛い…」
「なんでも可愛いって言えば許されると思ってませんか?」
ちょっと苦しいから休憩が欲しい。
誓いのキスってこんなにいっぱいするものなのかなってだんだん疑問も沸いてきたし。
眉を下げたフィニスが僕の唇を指で撫でながら「うーん」と唸った。
「本当の事しか言っていないんだが……誓いのキスは、もういらないのか?」
「ぅっ……ちょっとは、欲しいです…」
いらないと言えない僕の馬鹿!でもフィニスがめちゃくちゃ喜んでる!なら良いかも!
また誓いのキスをされそうになったので両手でフィニスの口を塞いでやった。
「でも休憩!このままじゃ、僕の唇が腫れに腫れて顔より大きくなります!」
「…それはなさそうだが」
「ひゃぁ!」
喋られると手のひらがくすぐったい。
思わず手を離すと、フィニスの口元はおかしそうに笑っていた。からかわれてる。
(……うん?)
さっき、胸を舐められてた時も思ったんだけど…フィニスに舐められると身体の一部がなんか変…
「ルミエル、どうした?」
「うーん…」
言うのも憚られる場所なんだけど、言えなきゃ何か病気だった時が怖い。
「フィニス、僕の身体、おかしいかもしれません。」
「……何がおかしいか、言ってごらん」
一瞬で真面目な顔に切り替えたフィニス、やっぱりかっこいい人だ。そんなかっこいい人に僕は正直に言おうと決めた。顔、キリッと出来てるかな。
「最近、おしりの穴がむずむずするから病気かもしれないです!」
「……ほう。具体的にはどれくらいの頻度で」
「フィニスが僕のお胸を舐めたり、手を舐めた時にぞわぞわして、おしりの穴がキュってしてむずむずしました!」
「………」
頑張って説明したのに無言でニコッとされた。
僕、こういう時のフィニスが何か隠してるの、わかるよ。
「フィニス」
「……病気ではないと思うぞ」
「何したんですか。」
「……」
「…旦那様のこと、もう名前で呼びません」
「俺に死ねと言うのか!」
そんな大袈裟な話だった!?ってびっくりしたけど、フィニスが原因で僕のおしりの穴が変わったのはわかった。
そういえば、フィニスが毎晩僕の性器をいじるようになった最初の方で触られた気がする。
「むぅ。なんでこんなところをいじるんですか?」
「………ルミエルと、夫婦になりたいから…」
苦し紛れに言ったような感じだけど、僕は衝撃を受けていた。
「僕とフィニスって、夫婦じゃなかったんですか!?」
「待て待て待て待て!」
結婚式をしたら無条件で夫婦になると思ってた僕、思い上がりだったの…!?
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