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慰め合う*
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「――姫様。そろそろ目を覚ましてください」
囁くような優しい声が聞こえ、リュシエンヌはゆっくりと瞼を開けた。まだぼんやりとした頭でここがどこで、どういう状況かわからない。
でも自分を見つめる甘い瞳に、声を出していた。
「ランス、ロット……」
彼の顔が驚くほど近くにあった。考えるより先に手が伸びて、頬へ触れていた。するとランスロットが気持ちよさそうに掌へ頬をすり寄せてくる。なんだか犬みたいだと思って笑みを零すと、彼が目を細め、顔を近づけてきた。そして――
「ん……」
ごく自然に唇を重ねた。柔らかく、甘い気持ちが胸を満たす。
ただ触れ合うだけの唇はゆっくりと離れていき、だがまたすぐに重ねられた。彼はリュシエンヌの上唇や下唇を食むように自身の口で挟む。柔らかな感触と共に軽く吸われて、リュシエンヌは甘やかな吐息を零した。
先ほど自分がしたように、今度はランスロットの大きな掌がリュシエンヌの頬に添えられ、耳のあたりを指の腹で撫でられた。少しくすぐったくて頭を動かすと、それに合わせるように角度を変えて、啄むような口づけが落ちてくる。
すぐに離れてしまうのを寂しく思いながら緑の瞳を見つめていると、まるでリュシエンヌの声が聴こえたように彼は目を細め、深く口づけしてきた。
閉じた口を吸われ、離れていくと同時にリュシエンヌが口を開けば、酸素を送り込むようにランスロットの口で封じられる。リュシエンヌの舌先を少し吸って、その甘い痺れに彼女が自ら舌を差し出せば、優しい力加減で吸われて陶然とした心地になる。
(きもちいい……)
甘い花の香りがして、見れば庭のようだった。淡いピンクと白色の薔薇の花が新緑と対比するように可憐に咲き誇っており、小さな池は陽光で鏡のように輝いていた。悪戯な風で散らされた花びらが水面に浮いて、鳥が嘴でつついている。
その近くの東屋でリュシエンヌはランスロットに抱き抱えられ、甘い口づけに耽っていた。椅子の傍らには読みかけていた本のページが風でめくられかけている。挟んだ栞は以前彼にもらった花の押し花で作ったもの。
(そう……わたし、ここで本を読んでいて……ランスロットが来て……)
いいや、違う。本当はもっと大事なことを自分は成し遂げようとしていた。
(わたし……)
「俺を見て、リュシエンヌ……」
何か思い出そうとした意識は、ランスロットの甘い懇願にかき消された。
彼はリュシエンヌの結んでいない髪に手を指し込み、彼女がもっと深い口づけをねだるように引き寄せ、彼女がランスロットのことしか考えられなくなるようにした。
「ん、ん……」
彼と指先を絡ませてぎゅっと握りしめていたが、解かれて、その手がリュシエンヌの胸に触れた。慎ましやかな膨らみを掌で包み込み、下から掬い上げるように押し上げて、親指でまだ尖っていない蕾を布地の上から探し出そうとする。
「はぁ……、ぁ、ん……」
途切れることのないキスと手の動きに、リュシエンヌは次第に下腹部が疼き、身じろぎした。するとランスロットの手が胸から太股へと下りてきて、掌全体で撫でてくる。
宥めるつもりでそうしたのかはわからないが、リュシエンヌはもどかしさが募り、尻を浮かせ、縋りつくように彼へと体重をかけてしまった。
彼は吐息だけで笑い、ちょうど顔の前に晒されたリュシエンヌの胸元へ唇を寄せ、肌を吸った。
「あ、だめ……。あとが残るわ……」
「残したいんです。貴女が俺のものだという証を……」
「そんな、お父様たちにばれたら、んっ」
襟ぐりを広げ、ランスロットはリュシエンヌの乳房を露わにした。彼女が恥ずかしがって隠そうとする前に、指先の愛撫でツンと硬く尖っていた実を口に含み、ねんごろに転がし始めた。
「や……それ、だめ……、おかしくなっちゃ、あぁ……」
白い喉元を晒しながら、リュシエンヌはか細い声を上げる。背中が後ろへ反り、引き戻されずに、そのまま長椅子へと押し倒された。予め椅子に敷かれていたランスロットのマントにリュシエンヌの紫がかった白銀の髪が散らばった。
本が落ちてしまったが、拾うことは許されず、ランスロットが覆い被さってきて、胸への愛撫を再開する。リュシエンヌは腰を反らせ、胸を突き出して、まるでもっと吸ってくれというような痴態を晒してしまう。
(だめ……わたし、このままじゃ……)
僅かに残っている理性でランスロットを押し戻そうとするが、彼がリュシエンヌの手首を片手で易々とまとめ上げ、邪魔をしないよう頭の上へ誘導した。そして思う存分胸へ所有の証を刻んでいく。
「あ、ぃや……ん、んんっ……」
蕾を吸い上げられ、時折いやだと述べる口を塞がれて、甘く舌を吸われて、リュシエンヌは息も絶え絶えになっていく。
その様子を見ていたランスロットが耳朶を甘噛みしながら、掠れた声で言った。
「嫌じゃ、ないでしょう……こんなに濡らして……」
いつの間にか裾の中にランスロットの手が差し込まれており、ドロワースの間からくちゅりと音を鳴らされた。
声も出ずにリュシエンヌは快感で震え、首を横に振った。
首筋にランスロットの息がかかり、唇を押し当てられると、ぞくぞくした興奮が押し寄せ、このまま呑み込まれてしまいそうな錯覚に陥る。
(わたし、どうして……)
――目に映る景色はどこまでも光り輝いているのに、なぜ脳裏には暗く、汚れた場所が思い浮かぶ。
(これはすべて夢なの?)
本当は今頭に浮かぶ景色こそ、自分がいるべき場所なのだろうか……。
夢と現実が入り混じったような、奇妙な感覚に囚われ、リュシエンヌは混乱する。
「ぁ……いや、こわい……」
「大丈夫。怖くない……」
目尻から溢れる涙を口で吸いながら、ランスロットは水音を立てていく。とんとんと一定の感覚で陰核の裏側を刺激され、膨らんだ花芽を優しく押しつぶしては、リュシエンヌの唇や胸を自身の口で可愛がった。
どこまでも優しく甘い前戯に、リュシエンヌはゆっくりと追いつめられていく。それでも抗うように浅い呼吸をして、逃げようとする。
もう少しだけ、この幸せな心地に酔いしれていたいから。ランスロットが自分に触れていることを感じていたいから。
しかしそんな彼女に止めを刺すようにランスロットは唇を軽く吸い、耳元で告げた。
「いっていいですよ、姫様」
「あ、んっ――……」
まるでランスロットの許しが命令かのように、リュシエンヌは従順に果てた。
彼の指をきゅうっと締め付けるのがわかり、恥ずかしさとそれを上回る絶頂の心地よさで目を閉じて、胸を上下する。
ランスロットは快感に打ち震えるリュシエンヌの身体を、身を起こしながら腕の中に抱きしめ、うっすらと赤く染まった肌に次々と口づけを落としていく。
また熱を灯そうとする触れ方に、リュシエンヌはまだ呼吸が整っていない中、切れ切れに訴える。
「だめ……もう、こんなこと……」
「どうして?」
(どうして、だろう……)
ランスロットの問いかけに、リュシエンヌははっきりとした答えを返せなかった。
頭がぼんやりとして、何かを思い出そうとするとズキズキと痛む。
「もうこんなこと、数え切れないほどしているでしょう?」
……そうだ。先ほどのようなことを、リュシエンヌはすでに何度もランスロットとしていた。
彼は護衛騎士で、自分は彼の主だというのに。互いに結婚もしていないのに、周囲の目から隠れるようにして、口づけを交わしてしまった。一線こそ越えていないものの、それに近い行為をして、抗えない肉体の快楽に溺れかけている。
「貴女はもう、誰のもとへも嫁げなくなる。一生、俺しか触れることができない」
「ランスロット……あっ、あぁ……」
リュシエンヌはまたランスロットの手によって狂わされていった。
だめだと思いながらも、身体は決して彼を拒絶しなかった。
それは肉欲の素晴らしさをランスロットに教えられ、従順になるよう躾けられたからでもあるが、一番はリュシエンヌの心が彼を求めているからだ。
「ランスロット……っ、わたしを、はなさないで、ずっと……」
――そばにいて。
リュシエンヌの願いを最後まで言わせず、ランスロットは強く抱きしめ、口を塞いだ。
彼女も縋りつくように応え、溢れる涙を拭わず、彼を見つめ続けた。
目を閉じるのが怖かった。もう二度と、あの悪夢へは戻りたくなかった。
囁くような優しい声が聞こえ、リュシエンヌはゆっくりと瞼を開けた。まだぼんやりとした頭でここがどこで、どういう状況かわからない。
でも自分を見つめる甘い瞳に、声を出していた。
「ランス、ロット……」
彼の顔が驚くほど近くにあった。考えるより先に手が伸びて、頬へ触れていた。するとランスロットが気持ちよさそうに掌へ頬をすり寄せてくる。なんだか犬みたいだと思って笑みを零すと、彼が目を細め、顔を近づけてきた。そして――
「ん……」
ごく自然に唇を重ねた。柔らかく、甘い気持ちが胸を満たす。
ただ触れ合うだけの唇はゆっくりと離れていき、だがまたすぐに重ねられた。彼はリュシエンヌの上唇や下唇を食むように自身の口で挟む。柔らかな感触と共に軽く吸われて、リュシエンヌは甘やかな吐息を零した。
先ほど自分がしたように、今度はランスロットの大きな掌がリュシエンヌの頬に添えられ、耳のあたりを指の腹で撫でられた。少しくすぐったくて頭を動かすと、それに合わせるように角度を変えて、啄むような口づけが落ちてくる。
すぐに離れてしまうのを寂しく思いながら緑の瞳を見つめていると、まるでリュシエンヌの声が聴こえたように彼は目を細め、深く口づけしてきた。
閉じた口を吸われ、離れていくと同時にリュシエンヌが口を開けば、酸素を送り込むようにランスロットの口で封じられる。リュシエンヌの舌先を少し吸って、その甘い痺れに彼女が自ら舌を差し出せば、優しい力加減で吸われて陶然とした心地になる。
(きもちいい……)
甘い花の香りがして、見れば庭のようだった。淡いピンクと白色の薔薇の花が新緑と対比するように可憐に咲き誇っており、小さな池は陽光で鏡のように輝いていた。悪戯な風で散らされた花びらが水面に浮いて、鳥が嘴でつついている。
その近くの東屋でリュシエンヌはランスロットに抱き抱えられ、甘い口づけに耽っていた。椅子の傍らには読みかけていた本のページが風でめくられかけている。挟んだ栞は以前彼にもらった花の押し花で作ったもの。
(そう……わたし、ここで本を読んでいて……ランスロットが来て……)
いいや、違う。本当はもっと大事なことを自分は成し遂げようとしていた。
(わたし……)
「俺を見て、リュシエンヌ……」
何か思い出そうとした意識は、ランスロットの甘い懇願にかき消された。
彼はリュシエンヌの結んでいない髪に手を指し込み、彼女がもっと深い口づけをねだるように引き寄せ、彼女がランスロットのことしか考えられなくなるようにした。
「ん、ん……」
彼と指先を絡ませてぎゅっと握りしめていたが、解かれて、その手がリュシエンヌの胸に触れた。慎ましやかな膨らみを掌で包み込み、下から掬い上げるように押し上げて、親指でまだ尖っていない蕾を布地の上から探し出そうとする。
「はぁ……、ぁ、ん……」
途切れることのないキスと手の動きに、リュシエンヌは次第に下腹部が疼き、身じろぎした。するとランスロットの手が胸から太股へと下りてきて、掌全体で撫でてくる。
宥めるつもりでそうしたのかはわからないが、リュシエンヌはもどかしさが募り、尻を浮かせ、縋りつくように彼へと体重をかけてしまった。
彼は吐息だけで笑い、ちょうど顔の前に晒されたリュシエンヌの胸元へ唇を寄せ、肌を吸った。
「あ、だめ……。あとが残るわ……」
「残したいんです。貴女が俺のものだという証を……」
「そんな、お父様たちにばれたら、んっ」
襟ぐりを広げ、ランスロットはリュシエンヌの乳房を露わにした。彼女が恥ずかしがって隠そうとする前に、指先の愛撫でツンと硬く尖っていた実を口に含み、ねんごろに転がし始めた。
「や……それ、だめ……、おかしくなっちゃ、あぁ……」
白い喉元を晒しながら、リュシエンヌはか細い声を上げる。背中が後ろへ反り、引き戻されずに、そのまま長椅子へと押し倒された。予め椅子に敷かれていたランスロットのマントにリュシエンヌの紫がかった白銀の髪が散らばった。
本が落ちてしまったが、拾うことは許されず、ランスロットが覆い被さってきて、胸への愛撫を再開する。リュシエンヌは腰を反らせ、胸を突き出して、まるでもっと吸ってくれというような痴態を晒してしまう。
(だめ……わたし、このままじゃ……)
僅かに残っている理性でランスロットを押し戻そうとするが、彼がリュシエンヌの手首を片手で易々とまとめ上げ、邪魔をしないよう頭の上へ誘導した。そして思う存分胸へ所有の証を刻んでいく。
「あ、ぃや……ん、んんっ……」
蕾を吸い上げられ、時折いやだと述べる口を塞がれて、甘く舌を吸われて、リュシエンヌは息も絶え絶えになっていく。
その様子を見ていたランスロットが耳朶を甘噛みしながら、掠れた声で言った。
「嫌じゃ、ないでしょう……こんなに濡らして……」
いつの間にか裾の中にランスロットの手が差し込まれており、ドロワースの間からくちゅりと音を鳴らされた。
声も出ずにリュシエンヌは快感で震え、首を横に振った。
首筋にランスロットの息がかかり、唇を押し当てられると、ぞくぞくした興奮が押し寄せ、このまま呑み込まれてしまいそうな錯覚に陥る。
(わたし、どうして……)
――目に映る景色はどこまでも光り輝いているのに、なぜ脳裏には暗く、汚れた場所が思い浮かぶ。
(これはすべて夢なの?)
本当は今頭に浮かぶ景色こそ、自分がいるべき場所なのだろうか……。
夢と現実が入り混じったような、奇妙な感覚に囚われ、リュシエンヌは混乱する。
「ぁ……いや、こわい……」
「大丈夫。怖くない……」
目尻から溢れる涙を口で吸いながら、ランスロットは水音を立てていく。とんとんと一定の感覚で陰核の裏側を刺激され、膨らんだ花芽を優しく押しつぶしては、リュシエンヌの唇や胸を自身の口で可愛がった。
どこまでも優しく甘い前戯に、リュシエンヌはゆっくりと追いつめられていく。それでも抗うように浅い呼吸をして、逃げようとする。
もう少しだけ、この幸せな心地に酔いしれていたいから。ランスロットが自分に触れていることを感じていたいから。
しかしそんな彼女に止めを刺すようにランスロットは唇を軽く吸い、耳元で告げた。
「いっていいですよ、姫様」
「あ、んっ――……」
まるでランスロットの許しが命令かのように、リュシエンヌは従順に果てた。
彼の指をきゅうっと締め付けるのがわかり、恥ずかしさとそれを上回る絶頂の心地よさで目を閉じて、胸を上下する。
ランスロットは快感に打ち震えるリュシエンヌの身体を、身を起こしながら腕の中に抱きしめ、うっすらと赤く染まった肌に次々と口づけを落としていく。
また熱を灯そうとする触れ方に、リュシエンヌはまだ呼吸が整っていない中、切れ切れに訴える。
「だめ……もう、こんなこと……」
「どうして?」
(どうして、だろう……)
ランスロットの問いかけに、リュシエンヌははっきりとした答えを返せなかった。
頭がぼんやりとして、何かを思い出そうとするとズキズキと痛む。
「もうこんなこと、数え切れないほどしているでしょう?」
……そうだ。先ほどのようなことを、リュシエンヌはすでに何度もランスロットとしていた。
彼は護衛騎士で、自分は彼の主だというのに。互いに結婚もしていないのに、周囲の目から隠れるようにして、口づけを交わしてしまった。一線こそ越えていないものの、それに近い行為をして、抗えない肉体の快楽に溺れかけている。
「貴女はもう、誰のもとへも嫁げなくなる。一生、俺しか触れることができない」
「ランスロット……あっ、あぁ……」
リュシエンヌはまたランスロットの手によって狂わされていった。
だめだと思いながらも、身体は決して彼を拒絶しなかった。
それは肉欲の素晴らしさをランスロットに教えられ、従順になるよう躾けられたからでもあるが、一番はリュシエンヌの心が彼を求めているからだ。
「ランスロット……っ、わたしを、はなさないで、ずっと……」
――そばにいて。
リュシエンヌの願いを最後まで言わせず、ランスロットは強く抱きしめ、口を塞いだ。
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