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転換期
暗黒期の乗り越え方4
しおりを挟む最後の4つめ。妊娠している時は弱くなったり、ワンオペ育児中はイラッとしたりキレそうになることが多々あると思う。
そんな時に私はこうしていた。
楽しかったことを思い出すこと。
私は女性独特のヒステリーを起こしたり、一方的に自分の意見をマシンガンのように出す怒り方が嫌いだ。
自分がされても嫌だししたくもない。生産性がないから。
けどワンオペ育児中はどうしてもキレたくなることが何度もあった。そんな時には夫には申し訳ないけど、独身時代の楽しかったことを頭に浮かべて自分を落ち着かせて話すようにしていた。
何かあった時には出来たらお互いの意見を出し合って、話し合いができるようにしたい。何よりギスギスするのはお互いに良くないし、子供にとっても悪い影響しかないと思っている。
私の親は離婚したけど、子供の前では喧嘩することは絶対になかった。色々思うとこはあれどそれだけは私も真似したいと子供心に思っていた。
私の夫は私以上に弱い人なので、変に凹ませてパフォーマンスを落とすようなことをしたくないと思っていたし、子育ては『してもらう』『手伝ってもらう』という認識でして欲しくなかった。
自発的にして欲しかった。なので相手が父親になるのを待つことにした。
けど生後半年経っても子供を欲しがっていた割にはわからないからしない、出来ないといった彼には何度もキレそうになった。
その度に楽しかったことを思い出すのだ。子供の夜泣きでイライラした時も同じように楽しかったことを思い出す。
それだけで心にゆとりを持って表面上だけでも相手に穏やかに話すことが出来ていたと思う。
その人その人によってスタートラインもスタートしてからのスピードも違うので、先に親になった私たちが待ってあげるしかない。
ただ周りの意見に影響されてしないこともあるからある程度の調整も必要だと思う。
義母に「男の人は言うても子育てとかしないから」と夫の前で言われる度に「いま令和ですけどォ?!!」って言いたいのを堪え続けた私は偉い。
その時も楽しかったことを思い出して聞き流していた。そもそも関わらないと子供にも認識して貰えなくて困るの本人なのにね。よくそんなこと言えるなと思った。
現実逃避って大事。
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