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「英雄のしつけかた」 1章 王都で暮らしましょう
6. 家政婦をお求めですか? 2
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「住み込みの家政婦が一人は欲しいんだが、なかなかの難題で。もちろん、祖母殿もご一緒にどうぞ。通いの人間でさえ、なかなかいないぐらいだ。我々の目つきが悪いだの怖いだの、そういう理由で面通しだけで全てパァ」
困ったものだと本気でぼやかれて、確かに厳しい武人らしい眼差しや表情をしていたとミレーヌは思い出した。
でも顔を見ただけで逃げられるほど凶悪な面相はしていない気がして内心いぶかしむ。
本当にそれだけかしら? と内心では思いつつ、王都に定住する傭兵や流派はいないので、慣れていない者は怖がるかもしれないとなんとなく納得する。
自覚はあってもさすがに顔は変えられないだろう? と力をこめられて、まぁそうですわね、とミレーヌはとりあえずうなずいた。
「だから、あなたしかいない」
頼む、と頭を下げられて、はぁ? と思ったもののおいしい話ではあった。
路頭に迷わなくてすむし、住み込みならば家賃も払わなくていいから、暮らしが楽になる。
東流派の長に関わる仕事であれば、理由のない解雇や賃金の不払いなどのトラブルも絶対にない。
「本当に祖母も一緒でよろしいの?」
目も耳もおぼろですのに、と言うとそのぐらいでちょうどいいのだとデュランは請け負った。
だいたい目や耳がいいから人がいつかないので、今現在、通っている三人の賄いもすべて老女だと腕を組んでいる。
仕事は確かだしよく働いてくれるが、老女だと毎日の労働はかなりこたえるのでローテーションを組むのも実に大変だと、思い出したのかデュランは眉根を寄せていた。
それからちょっと言いにくそうにはにかんで、頭をかいた。
「まぁそれに若い男ばかりなんで、祖母殿には一緒に来ていただいた方が都合もいいんだな。間違いを起こす者はいないが、世間体もある」
ホイホイ流れて歩く我々と違ってあなたの名誉にもかかわる、とあたりまえにつけ足した。
普通の青年みたいな顔をして、若い娘さんへの誘い文句にしてはあけすけな自覚はあるので、ちょっぴり恥じらっている。
まぁ! とミレーヌは口元を押さえた。
どうやら、年頃の女扱いされている。
衝撃の事実であった。
そういえば婚姻適齢期まっただ中の娘だったと、ミレーヌはいまさら思いだしていた。
働くのに忙しすぎて、すっかり自分の歳を忘れていた。
愛嬌はあると言われても美人ではないし、女として口説かれた経験がないので、冗談としか思えない。
それなのに、名誉とか、世間体とか、そんな言葉をかけられたのは初めてだ。
自分にはあんまり不似合いなので、思わずコロコロと笑いだした。
「よくわかりませんけど、流派を担う方がそんなつまらないマネをする訳がありませんのに」
ひとしきり笑った後で、ミレーヌは立ち上がった。
「家政婦ギルドに求職を申請したばかりだから取り下げなくてはいけませんわね」
いつからですの? と既にやる気満々の顔に、デュランも声をたてて笑った。
「では、正式にギルドも通すことにしよう。契約前に我々の家を見ておかなくて平気かい?」
住居を見てから気が変わっても遅いしねぇなどと、デュランが再び頭を悩ませているので、ミレーヌははじけるように笑いだす。
「必要ありませんわ! これも何かの導きでしょう? わたくし、そういう縁は信じますの」
なにしろ、助けてもらった命の恩を返すだけでなく、生活まで保証してもらえるのだ。
これを運命と呼ばなくてなんなのだろう。
きっと素晴らしい事が待っているに違いないと、ミレーヌはすっかり夢見る乙女だった。
「なんて素敵なんでしょう! これから何が起こるのかしら?」
指を組むうっとりした表情に、デュランは「なにもないさ」と苦笑した。
昨日の一件でしっかりした気丈な娘だと思っていたが、実際はのんきで夢見がちな性格であるらしい。
愚かではないが、賢くもない。
中流の商家の中でも、王宮には上がらない家庭に雇われていた、普通の下街娘なのだ。
まぁ、家政婦を雇うのも七人目なので、うまくいついてくれればもうけものだ。
前向きで陽気なのだから、それで充分だろう。
「では、明日にでも迎えに来るよ。家財道具はそろっているから必要ないけれど、引っ越しの荷物をまとめておいてほしい」
そしてデュランは、ニコニコしながらずっと座っている老女の手を取った。
今の話もすべては聞きとれぬほど耳が弱っているのは理解していたが、不思議と会話が成り立つ老女だった。
ミレーヌを待つ間の雑談で頭は非常にしっかりしていたので、ちゃんと伝わればいいと思いながらソッと語りかける。
「急な話だが、サリ殿。お孫さんと一緒に来ていただくことになった。しばらく不自由をかけるが、明日からよろしく頼みますよ」
「ハイハイ、いいですよ。お若い方、おかわりはいかがですか?」
お茶を勧める祖母に、絶対にわかっていないなぁとミレーヌは思いながらも、年長者への敬意のあるデュランの仕草に感謝の念を抱いた。
傭兵稼業もするのだと言いながら、物腰が賢人のようだ。
この人たちは、ただの双剣の使徒ではない。
英雄と共にいるだけのことはあって、世界の要となる人たちに違いない。
そう思った。
大丈夫、きっとうまくやっていける。
自分が少しでも力になれるなら、それはきっと世界を動かすに等しい僥倖に違いない。
ミレーヌは期待に胸を膨らませた。
「わたくし、精いっぱい努めますわ」
ふんっと気合を入れるミレーヌに、デュランはフッと表情を緩める。
前向きな姿勢を好ましいと思いながら、翌日の迎えに来る時間などに齟齬がないことを再度確認した。
ギルドへの手続きはこちらでやっておくと確約して、では、と左肩に右手を当てると、剣士の正規の礼を取ってデュランは出ていった。
その背中を玄関で見送って、ミレーヌは袖をまくりあげた。
すでに今月の家賃は払っている。
けれど、とにかく荷物をまとめて、明日からの仕事に専念できる体制を作っておこうと思った。
「おばあちゃん、がんばろうね」
片付けを始めた孫の姿に、「ハイハイ明日はいい天気だろうね」とサリはニコニコと笑っていた。
「いいことばかりがあるはずよ」と、ミレーヌもつられて笑った。
きっと亡くなった父さんと母さんが見守ってくれているのね、と心の中でつぶやいた。
二人のことは覚えていないけれど。
だって、こうして笑って生きていられるから。
この世界に産まれただけで幸せだった。
困ったものだと本気でぼやかれて、確かに厳しい武人らしい眼差しや表情をしていたとミレーヌは思い出した。
でも顔を見ただけで逃げられるほど凶悪な面相はしていない気がして内心いぶかしむ。
本当にそれだけかしら? と内心では思いつつ、王都に定住する傭兵や流派はいないので、慣れていない者は怖がるかもしれないとなんとなく納得する。
自覚はあってもさすがに顔は変えられないだろう? と力をこめられて、まぁそうですわね、とミレーヌはとりあえずうなずいた。
「だから、あなたしかいない」
頼む、と頭を下げられて、はぁ? と思ったもののおいしい話ではあった。
路頭に迷わなくてすむし、住み込みならば家賃も払わなくていいから、暮らしが楽になる。
東流派の長に関わる仕事であれば、理由のない解雇や賃金の不払いなどのトラブルも絶対にない。
「本当に祖母も一緒でよろしいの?」
目も耳もおぼろですのに、と言うとそのぐらいでちょうどいいのだとデュランは請け負った。
だいたい目や耳がいいから人がいつかないので、今現在、通っている三人の賄いもすべて老女だと腕を組んでいる。
仕事は確かだしよく働いてくれるが、老女だと毎日の労働はかなりこたえるのでローテーションを組むのも実に大変だと、思い出したのかデュランは眉根を寄せていた。
それからちょっと言いにくそうにはにかんで、頭をかいた。
「まぁそれに若い男ばかりなんで、祖母殿には一緒に来ていただいた方が都合もいいんだな。間違いを起こす者はいないが、世間体もある」
ホイホイ流れて歩く我々と違ってあなたの名誉にもかかわる、とあたりまえにつけ足した。
普通の青年みたいな顔をして、若い娘さんへの誘い文句にしてはあけすけな自覚はあるので、ちょっぴり恥じらっている。
まぁ! とミレーヌは口元を押さえた。
どうやら、年頃の女扱いされている。
衝撃の事実であった。
そういえば婚姻適齢期まっただ中の娘だったと、ミレーヌはいまさら思いだしていた。
働くのに忙しすぎて、すっかり自分の歳を忘れていた。
愛嬌はあると言われても美人ではないし、女として口説かれた経験がないので、冗談としか思えない。
それなのに、名誉とか、世間体とか、そんな言葉をかけられたのは初めてだ。
自分にはあんまり不似合いなので、思わずコロコロと笑いだした。
「よくわかりませんけど、流派を担う方がそんなつまらないマネをする訳がありませんのに」
ひとしきり笑った後で、ミレーヌは立ち上がった。
「家政婦ギルドに求職を申請したばかりだから取り下げなくてはいけませんわね」
いつからですの? と既にやる気満々の顔に、デュランも声をたてて笑った。
「では、正式にギルドも通すことにしよう。契約前に我々の家を見ておかなくて平気かい?」
住居を見てから気が変わっても遅いしねぇなどと、デュランが再び頭を悩ませているので、ミレーヌははじけるように笑いだす。
「必要ありませんわ! これも何かの導きでしょう? わたくし、そういう縁は信じますの」
なにしろ、助けてもらった命の恩を返すだけでなく、生活まで保証してもらえるのだ。
これを運命と呼ばなくてなんなのだろう。
きっと素晴らしい事が待っているに違いないと、ミレーヌはすっかり夢見る乙女だった。
「なんて素敵なんでしょう! これから何が起こるのかしら?」
指を組むうっとりした表情に、デュランは「なにもないさ」と苦笑した。
昨日の一件でしっかりした気丈な娘だと思っていたが、実際はのんきで夢見がちな性格であるらしい。
愚かではないが、賢くもない。
中流の商家の中でも、王宮には上がらない家庭に雇われていた、普通の下街娘なのだ。
まぁ、家政婦を雇うのも七人目なので、うまくいついてくれればもうけものだ。
前向きで陽気なのだから、それで充分だろう。
「では、明日にでも迎えに来るよ。家財道具はそろっているから必要ないけれど、引っ越しの荷物をまとめておいてほしい」
そしてデュランは、ニコニコしながらずっと座っている老女の手を取った。
今の話もすべては聞きとれぬほど耳が弱っているのは理解していたが、不思議と会話が成り立つ老女だった。
ミレーヌを待つ間の雑談で頭は非常にしっかりしていたので、ちゃんと伝わればいいと思いながらソッと語りかける。
「急な話だが、サリ殿。お孫さんと一緒に来ていただくことになった。しばらく不自由をかけるが、明日からよろしく頼みますよ」
「ハイハイ、いいですよ。お若い方、おかわりはいかがですか?」
お茶を勧める祖母に、絶対にわかっていないなぁとミレーヌは思いながらも、年長者への敬意のあるデュランの仕草に感謝の念を抱いた。
傭兵稼業もするのだと言いながら、物腰が賢人のようだ。
この人たちは、ただの双剣の使徒ではない。
英雄と共にいるだけのことはあって、世界の要となる人たちに違いない。
そう思った。
大丈夫、きっとうまくやっていける。
自分が少しでも力になれるなら、それはきっと世界を動かすに等しい僥倖に違いない。
ミレーヌは期待に胸を膨らませた。
「わたくし、精いっぱい努めますわ」
ふんっと気合を入れるミレーヌに、デュランはフッと表情を緩める。
前向きな姿勢を好ましいと思いながら、翌日の迎えに来る時間などに齟齬がないことを再度確認した。
ギルドへの手続きはこちらでやっておくと確約して、では、と左肩に右手を当てると、剣士の正規の礼を取ってデュランは出ていった。
その背中を玄関で見送って、ミレーヌは袖をまくりあげた。
すでに今月の家賃は払っている。
けれど、とにかく荷物をまとめて、明日からの仕事に専念できる体制を作っておこうと思った。
「おばあちゃん、がんばろうね」
片付けを始めた孫の姿に、「ハイハイ明日はいい天気だろうね」とサリはニコニコと笑っていた。
「いいことばかりがあるはずよ」と、ミレーヌもつられて笑った。
きっと亡くなった父さんと母さんが見守ってくれているのね、と心の中でつぶやいた。
二人のことは覚えていないけれど。
だって、こうして笑って生きていられるから。
この世界に産まれただけで幸せだった。
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