男の子だと思って拾ったガキが実は女の子で数年ぶりに再会したら団を仕切っていた

けんたん

文字の大きさ
4 / 10

離してくれない

しおりを挟む
 リックさんに案内されてしっかり手を洗い戻るとそこにはリックが話していた他のもう二人らしき人がいた。

「キャ~かわいい、あなたが、ミトが言っていたイリスね。こんなかわいい子がこれから一緒になるなんて幸せ以外何もないじゃない。ほらっおいでおいで一緒に座って待っていましょう?」

 このお姉さんはその勢いのまま私を捕まえてイスに一緒に座り私を抱きしめながらニコニコしていた。

「イリスっあ~遅かったか。悪いな、しばらくは諦めて抱きしめられといてくれ。しばらくすれば落ち着いて諦めて開放するだろうから。だよなメル?」

「もちろんよ、ご飯が出来るまで一緒におしゃべりするだけなんだからねー」

「あっそのことだがイリスはまだ声が出にくいらしくてなおしゃべりは厳しいかもしれないぞ」

「あっそうなの?それなら私のことをたくさん話すから大丈夫よ。イリスちゃんのことは後で教えてもらえばいいしね」

 どうやらこのお姉さんは、どうあっても開放してくれないらしい。仕方ない諦めよう。

「ところでレンはどこにいるんだ?メルがここにいるからあいつも」

「レンならミトの所よ、いつもながら健気よね~帰ってくるなりミトさんのとこに向かって行って叶わないとわかっていながら」

「レンもわかってはいるさ、それでもそばにいたいと感じるから行くんだろ?」

「それもそうね。静かに見守っておいてあげるわ。今は私もイリスちゃんを見るので忙しいし」

 リックさんはイスに座り料理が出来上がるのを待っていてメルさんは色々話ながらとにかく私を抱きしめ可愛がっていた。しばらくするとミトさんともう一人がきたのでこの人がきっとレンさんなのだろう

「はいっみんなおまたせご飯にしましょっそして夜は三人のお疲れ様会とイリスちゃんの歓迎会をやるから買い出し手伝ってね。」

「はい、ミトさんの買い出しに付き合わせてください」とレンさんはやる気満々の笑顔で応えていた。

 お昼は大きなオムライスを一つ作りみんなでとりわけ食べた。

「は~やっぱりミトさんの料理に外れ無しだな美味かったわ~」

「悪かったわね、当たり外れがある料理しか作れなくてそれなら今度からはあんたが作りなさいよ。」

「俺が作ったら炭になるんだから諦めろ」

 えっリックさんは炭にしちゃう人なんだ、それなら外れがあっても食べれる方がいいよね

「それじゃ私はレンと買い物をして来るから片付けはお願いね。イリスはゆっくりしてていいからね」

 ミトさんとレンさんが買い物に行ってしまった。ゆっくりしてと言われたがドウしたらいいものか

「イリスちゃんまだ部屋は決まらないはずだから決まるまで一緒に私の部屋を使おうか、部屋に案内してあげる。リックあんたは最期の片付けしなさいね、女の子は忙しいんだから」

「ちっ仕方ねぇな、おいメル、イリスのことは頼んだぞ」

 私はメルさんに再びなすがままに連れて行かれた
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活

昼寝部
ファンタジー
 この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。  しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。  そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。  しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。  そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。  これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。

セクスカリバーをヌキました!

ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。 国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。 ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……

男女比1対5000世界で俺はどうすれバインダー…

アルファカッター
ファンタジー
ひょんな事から男女比1対5000の世界に移動した学生の忠野タケル。 そこで生活していく内に色々なトラブルや問題に巻き込まれながら生活していくものがたりである!

最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。

MP
ファンタジー
高校2年の夏。 高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。 地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。 しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。

他人の寿命が視える俺は理を捻じ曲げる。学園一の美令嬢を助けたら凄く優遇されることに

千石
ファンタジー
【第17回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞】 魔法学園4年生のグレイ・ズーは平凡な平民であるが、『他人の寿命が視える』という他の人にはない特殊な能力を持っていた。 ある日、学園一の美令嬢とすれ違った時、グレイは彼女の余命が本日までということを知ってしまう。 グレイは自分の特殊能力によって過去に周りから気味悪がられ、迫害されるということを経験していたためひたすら隠してきたのだが、 「・・・知ったからには黙っていられないよな」 と何とかしようと行動を開始する。 そのことが切っ掛けでグレイの生活が一変していくのであった。 他の投稿サイトでも掲載してます。 ※表紙の絵はAIが生成したものであり、著作権に関する最終的な責任は負いかねます。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

勇者パーティーを追放されたので、張り切ってスローライフをしたら魔王に世界が滅ぼされてました

まりあんぬさま
ファンタジー
かつて、世界を救う希望と称えられた“勇者パーティー”。 その中で地味に、黙々と補助・回復・結界を張り続けていたおっさん――バニッシュ=クラウゼン(38歳)は、ある日、突然追放を言い渡された。 理由は「お荷物」「地味すぎる」「若返くないから」。 ……笑えない。 人付き合いに疲れ果てたバニッシュは、「もう人とは関わらん」と北西の“魔の森”に引きこもり、誰も入って来られない結界を張って一人スローライフを開始……したはずだった。 だがその結界、なぜか“迷える者”だけは入れてしまう仕様だった!? 気づけば―― 記憶喪失の魔王の娘 迫害された獣人一家 古代魔法を使うエルフの美少女 天然ドジな女神 理想を追いすぎて仲間を失った情熱ドワーフ などなど、“迷える者たち”がどんどん集まってくる異種族スローライフ村が爆誕! ところが世界では、バニッシュの支援を失った勇者たちがボロボロに…… 魔王軍の侵攻は止まらず、世界滅亡のカウントダウンが始まっていた。 「もう面倒ごとはごめんだ。でも、目の前の誰かを見捨てるのも――もっとごめんだ」 これは、追放された“地味なおっさん”が、 異種族たちとスローライフしながら、 世界を救ってしまう(予定)のお話である。

男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件

美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…? 最新章の第五章も夕方18時に更新予定です! ☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。 ※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます! ※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。 ※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!

処理中です...