6 / 41
第6話 深まる友情、3人のお泊まり会
しおりを挟む
「後、心の輝きは7800人分必要だ。そして、戦士も3人に増えてしまった。いつになったら、戦士の息の根を止められるのだ」
大魔王は、フェアーに怒りをぶつけた。フェアーはただじっと耐えていた。
3時間目の授業が終わった後の休み時間、希実が
「愛華、今度の土曜日、私の家でお泊り会やらない?」
と、愛華に提案してくる。
「いいね!せっかくだし、水川さんも誘おうよ」
愛華が希実に言うと、
「だね。早速、昼休みに誘いに行こう」
と希実が言い、2人で昼休みに水川さんのところに行くことになった。昼休み、302の教室に水川さんはいた。愛華が呼ぶと、廊下の方に来てくれた。
「何か用かしら?」
と、水川さんが愛華たちに言う。
「今度の土曜日、希実の家でお泊り会するんです。水川さんも、良かったらどうかなと思いまして……」
と愛華は水川さんに言う。水川さんは、
「私、そういうの初めてなの。誘ってくれて、とても嬉しいわ」
と嬉しそうな笑顔になった。そして、土曜日の16時、希実の家に3人は集まることになった。
そして待ちに待った土曜日、
「いらっしゃい」
希実の家のチャイムを押すと、希実が玄関で出迎えてくれた。
「お邪魔します」
愛華と、水川さんはそう言って、家の中に入る。
「ゆっくりしてね」
希実に言われて、愛華と水川さんは希実の部屋に入った。しばらくすると、希実がオレンジジュースをコップに注いで持ってくる。希実の部屋で、3人でゲームをしたり、映画を見たりしてたくさん遊び、たくさん喋って笑った。水川さんが、
「2人といるととても楽しいわ。2人のこと、愛華ちゃんと、希実ちゃんと呼んでもいいかしら?」
と言ってきた。愛華と希実も、
「もちろんです。私たちも優美さんって呼んでもいいですか?」
と聞いた。水川さんは、
「もちろんよ。後、私、運動は得意じゃないけど、勉強は教えてあげられると思うから、頼ってくれると嬉しいわ」
と言う。愛華が
「私、勉強苦手で…。今度聞いてもいいですか?」
と言うと、優美さんは笑顔で
「ええ、もちろんいいわよ」
と言ってくれた。愛華は、3人でこれから良い関係を築けそうな気がした。
夕ご飯を食べ、再び希実の部屋で愛華たちがくつろいでいたとき、突然大きな物音が鳴り、地響きが起きた。希実が窓から覗くと、トイフルが希実の家のすぐ側を横切る。外には心の輝きを奪われ、倒れている人々が見えた。
「愛華、希実、優美、変身するクク」
クォーツが愛華の鞄から出てきて、愛華たちに言う。
「行こう!」
愛華は、希実と優美さんに言った。
「ルビーパワーチャージ、シャイニング・フォルティッシモ」
「トパーズパワーチャージ、シャイニング・フォルティッシモ」
「サファイアパワーチャージ、シャイニング・フォルティッシモ」
「炎と愛の戦士、シャイニールビー」
「光と希望の戦士、シャイニートパーズ」
「水と誠実の戦士、シャイニーサファイア」
外に出ると、多くの人が逃げ惑っていた。
「もっと心の輝きをよこせ!」
フェアーの言葉が聞こえる。
「私は、まず逃げている人を安全な場所に誘導するわ。その間にルビーとトパーズで、トイフルをお願いします」
サファイアが、ルビーとトパーズに言う。サファイアに言葉に頷いて、ルビーは、トパーズとトイフルの方へ向かった。
「トパーズ・サンダー」
トパーズがコンパクトに力を込め、技を発動する。トイフルの動きが弱まる。
「ルビー・ファイアー」
そして、ルビーがコンパクトに力を込め、技を発動してトイフルは倒された。そこに誘導し終えたサファイアがやって来る。フェアーが、
「この際、3人まとめて息の根を止めてやる!」
と言い、襲いかかってくる。
「サファイア・フリージング」
とっさにサファイアがコンパクトに力を込め、技を発動した。フェアーの動きが止まる。しかし長くは持たず、ルビーが技を発動する前に逃げてしまった。3人は悔しく思いながらも、
「ルビー・パワー」
と、ルビーが愛の力で、とりあえず倒れていた人々は目を覚ました。変身を解除した愛華たちは、希実の家に戻り、3人で眠りについた。今日はとても楽しい1日だったと3人は思った。
大魔王は、フェアーに怒りをぶつけた。フェアーはただじっと耐えていた。
3時間目の授業が終わった後の休み時間、希実が
「愛華、今度の土曜日、私の家でお泊り会やらない?」
と、愛華に提案してくる。
「いいね!せっかくだし、水川さんも誘おうよ」
愛華が希実に言うと、
「だね。早速、昼休みに誘いに行こう」
と希実が言い、2人で昼休みに水川さんのところに行くことになった。昼休み、302の教室に水川さんはいた。愛華が呼ぶと、廊下の方に来てくれた。
「何か用かしら?」
と、水川さんが愛華たちに言う。
「今度の土曜日、希実の家でお泊り会するんです。水川さんも、良かったらどうかなと思いまして……」
と愛華は水川さんに言う。水川さんは、
「私、そういうの初めてなの。誘ってくれて、とても嬉しいわ」
と嬉しそうな笑顔になった。そして、土曜日の16時、希実の家に3人は集まることになった。
そして待ちに待った土曜日、
「いらっしゃい」
希実の家のチャイムを押すと、希実が玄関で出迎えてくれた。
「お邪魔します」
愛華と、水川さんはそう言って、家の中に入る。
「ゆっくりしてね」
希実に言われて、愛華と水川さんは希実の部屋に入った。しばらくすると、希実がオレンジジュースをコップに注いで持ってくる。希実の部屋で、3人でゲームをしたり、映画を見たりしてたくさん遊び、たくさん喋って笑った。水川さんが、
「2人といるととても楽しいわ。2人のこと、愛華ちゃんと、希実ちゃんと呼んでもいいかしら?」
と言ってきた。愛華と希実も、
「もちろんです。私たちも優美さんって呼んでもいいですか?」
と聞いた。水川さんは、
「もちろんよ。後、私、運動は得意じゃないけど、勉強は教えてあげられると思うから、頼ってくれると嬉しいわ」
と言う。愛華が
「私、勉強苦手で…。今度聞いてもいいですか?」
と言うと、優美さんは笑顔で
「ええ、もちろんいいわよ」
と言ってくれた。愛華は、3人でこれから良い関係を築けそうな気がした。
夕ご飯を食べ、再び希実の部屋で愛華たちがくつろいでいたとき、突然大きな物音が鳴り、地響きが起きた。希実が窓から覗くと、トイフルが希実の家のすぐ側を横切る。外には心の輝きを奪われ、倒れている人々が見えた。
「愛華、希実、優美、変身するクク」
クォーツが愛華の鞄から出てきて、愛華たちに言う。
「行こう!」
愛華は、希実と優美さんに言った。
「ルビーパワーチャージ、シャイニング・フォルティッシモ」
「トパーズパワーチャージ、シャイニング・フォルティッシモ」
「サファイアパワーチャージ、シャイニング・フォルティッシモ」
「炎と愛の戦士、シャイニールビー」
「光と希望の戦士、シャイニートパーズ」
「水と誠実の戦士、シャイニーサファイア」
外に出ると、多くの人が逃げ惑っていた。
「もっと心の輝きをよこせ!」
フェアーの言葉が聞こえる。
「私は、まず逃げている人を安全な場所に誘導するわ。その間にルビーとトパーズで、トイフルをお願いします」
サファイアが、ルビーとトパーズに言う。サファイアに言葉に頷いて、ルビーは、トパーズとトイフルの方へ向かった。
「トパーズ・サンダー」
トパーズがコンパクトに力を込め、技を発動する。トイフルの動きが弱まる。
「ルビー・ファイアー」
そして、ルビーがコンパクトに力を込め、技を発動してトイフルは倒された。そこに誘導し終えたサファイアがやって来る。フェアーが、
「この際、3人まとめて息の根を止めてやる!」
と言い、襲いかかってくる。
「サファイア・フリージング」
とっさにサファイアがコンパクトに力を込め、技を発動した。フェアーの動きが止まる。しかし長くは持たず、ルビーが技を発動する前に逃げてしまった。3人は悔しく思いながらも、
「ルビー・パワー」
と、ルビーが愛の力で、とりあえず倒れていた人々は目を覚ました。変身を解除した愛華たちは、希実の家に戻り、3人で眠りについた。今日はとても楽しい1日だったと3人は思った。
0
あなたにおすすめの小説
14歳で定年ってマジ!? 世界を変えた少年漫画家、再起のノート
谷川 雅
児童書・童話
この世界、子どもがエリート。
“スーパーチャイルド制度”によって、能力のピークは12歳。
そして14歳で、まさかの《定年》。
6歳の星野幸弘は、将来の夢「世界を笑顔にする漫画家」を目指して全力疾走する。
だけど、定年まで残された時間はわずか8年……!
――そして14歳。夢は叶わぬまま、制度に押し流されるように“退場”を迎える。
だが、そんな幸弘の前に現れたのは、
「まちがえた人間」のノートが集まる、不思議な図書室だった。
これは、間違えたままじゃ終われなかった少年たちの“再スタート”の物語。
描けなかった物語の“つづき”は、きっと君の手の中にある。
クールな幼なじみの許嫁になったら、甘い溺愛がはじまりました
藤永ゆいか
児童書・童話
中学2年生になったある日、澄野星奈に許嫁がいることが判明する。
相手は、頭が良くて運動神経抜群のイケメン御曹司で、訳あって現在絶交中の幼なじみ・一之瀬陽向。
さらに、週末限定で星奈は陽向とふたり暮らしをすることになって!?
「俺と許嫁だってこと、絶対誰にも言うなよ」
星奈には、いつも冷たくてそっけない陽向だったが……。
「星奈ちゃんって、ほんと可愛いよね」
「僕、せーちゃんの彼氏に立候補しても良い?」
ある時から星奈は、バスケ部エースの水上虹輝や
帰国子女の秋川想良に甘く迫られるようになり、徐々に陽向にも変化が……?
「星奈は可愛いんだから、もっと自覚しろよ」
「お前のこと、誰にも渡したくない」
クールな幼なじみとの、逆ハーラブストーリー。
笑いの授業
ひろみ透夏
児童書・童話
大好きだった先先が別人のように変わってしまった。
文化祭前夜に突如始まった『笑いの授業』――。
それは身の毛もよだつほどに怖ろしく凄惨な課外授業だった。
伏線となる【神楽坂の章】から急展開する【高城の章】。
追い詰められた《神楽坂先生》が起こした教師としてありえない行動と、その真意とは……。
独占欲強めの最強な不良さん、溺愛は盲目なほど。
猫菜こん
児童書・童話
小さな頃から、巻き込まれで絡まれ体質の私。
中学生になって、もう巻き込まれないようにひっそり暮らそう!
そう意気込んでいたのに……。
「可愛すぎる。もっと抱きしめさせてくれ。」
私、最強の不良さんに見初められちゃったみたいです。
巻き込まれ体質の不憫な中学生
ふわふわしているけど、しっかりした芯の持ち主
咲城和凜(さきしろかりん)
×
圧倒的な力とセンスを持つ、負け知らずの最強不良
和凜以外に容赦がない
天狼絆那(てんろうきずな)
些細な事だったのに、どうしてか私にくっつくイケメンさん。
彼曰く、私に一目惚れしたらしく……?
「おい、俺の和凜に何しやがる。」
「お前が無事なら、もうそれでいい……っ。」
「この世に存在している言葉だけじゃ表せないくらい、愛している。」
王道で溺愛、甘すぎる恋物語。
最強不良さんの溺愛は、独占的で盲目的。
【完結】キスの練習相手は幼馴染で好きな人【連載版】
猫都299
児童書・童話
沼田海里(17)は幼馴染でクラスメイトの一井柚佳に恋心を抱いていた。しかしある時、彼女は同じクラスの桜場篤の事が好きなのだと知る。桜場篤は学年一モテる文武両道で性格もいいイケメンだ。告白する予定だと言う柚佳に焦り、失言を重ねる海里。納得できないながらも彼女を応援しようと決めた。しかし自信のなさそうな柚佳に色々と間違ったアドバイスをしてしまう。己の経験のなさも棚に上げて。
「キス、練習すりゃいいだろ? 篤をイチコロにするやつ」
秘密や嘘で隠されたそれぞれの思惑。ずっと好きだった幼馴染に翻弄されながらも、その本心に近付いていく。
※現在完結しています。ほかの小説が落ち着いた時等に何か書き足す事もあるかもしれません。(2024.12.2追記)
※「キスの練習相手は〜」「幼馴染に裏切られたので〜」「ダブルラヴァーズ〜」「やり直しの人生では〜」等は同じ地方都市が舞台です。(2024.12.2追記)
※小説家になろう、カクヨム、アルファポリス、ノベルアップ+、Nolaノベル、ツギクルに投稿しています。
※【応募版】を2025年11月4日からNolaノベルに投稿しています。現在修正中です。元の小説は各話の文字数がバラバラだったので、【応募版】は各話3500~4500文字程になるよう調節しました。67話(番外編を含む)→23話(番外編を含まない)になりました。
極甘独占欲持ち王子様は、優しくて甘すぎて。
猫菜こん
児童書・童話
私は人より目立たずに、ひっそりと生きていたい。
だから大きな伊達眼鏡で、毎日を静かに過ごしていたのに――……。
「それじゃあこの子は、俺がもらうよ。」
優しく引き寄せられ、“王子様”の腕の中に閉じ込められ。
……これは一体どういう状況なんですか!?
静かな場所が好きで大人しめな地味子ちゃん
できるだけ目立たないように過ごしたい
湖宮結衣(こみやゆい)
×
文武両道な学園の王子様
実は、好きな子を誰よりも独り占めしたがり……?
氷堂秦斗(ひょうどうかなと)
最初は【仮】のはずだった。
「結衣さん……って呼んでもいい?
だから、俺のことも名前で呼んでほしいな。」
「さっきので嫉妬したから、ちょっとだけ抱きしめられてて。」
「俺は前から結衣さんのことが好きだったし、
今もどうしようもないくらい好きなんだ。」
……でもいつの間にか、どうしようもないくらい溺れていた。
生贄姫の末路 【完結】
松林ナオ
児童書・童話
水の豊かな国の王様と魔物は、はるか昔にある契約を交わしました。
それは、姫を生贄に捧げる代わりに国へ繁栄をもたらすというものです。
水の豊かな国には双子のお姫様がいます。
ひとりは金色の髪をもつ、活発で愛らしい金のお姫様。
もうひとりは銀色の髪をもつ、表情が乏しく物静かな銀のお姫様。
王様が生贄に選んだのは、銀のお姫様でした。
隠れ御曹司は、最強女子を溺愛したい
藤永ゆいか
児童書・童話
過去のある出来事から、空手や合気道を習うようになった私。
そして、いつしか最強女子と言われるようになり、
男子が寄りつかなくなってしまった。
中学では恋がしたいと思い、自分を偽って
学校生活を送ることにしたのだけど。
ある日、ひったくり犯を撃退するところを
クラスメイトの男子に見られてしまい……。
「お願い。このことは黙ってて」
「だったら、羽生さん。
俺のボディーガード兼カノジョになってよ」
「はい!?」
私に無茶な要求をしてきた、冴えないクラスメイトの
正体はなんと、大財閥のイケメン御曹司だった!?
* * *
「ボディーガードなんて無理です!」
普通の学校生活を送りたい女子中学生
羽生 菜乃花
×
「君に拒否権なんてないと思うけど?」
訳あって自身を偽る隠れ御曹司
三池 彗
* * *
彗くんのボディーガード兼カノジョになった
私は、学校ではいつも彼と一緒。
彗くんは、私が彼のボディーガードだからそばにいるだけ。
そう思っていたのに。
「可愛いな」
「菜乃花は、俺だけを見てて」
彗くんは、時に甘くて。
「それ以上余計なこと言ったら、口塞ぐよ?」
私にだけ、少し意地悪で。
「俺の彼女を傷つける人は、
たとえ誰であろうと許さないから」
私を守ってくれようとする。
そんな彗くんと過ごすうちに私は、
彼とずっと一緒にいたいと思うようになっていた──。
「私、何があっても彗くんのことは絶対に守るから」
最強女子と隠れ御曹司の、秘密の初恋ストーリー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる