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第六章
見張り、そして。
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数日が過ぎた。寝返ってからの仕事ぶりは、目覚ましい物……は特になく。同時に大きな問題とかもなく、ただ無意味に時間が過ぎていた。
それもそうだろう。ここの警備は、もう俺達が居る意味がないくらいに厳重なんだ。ネズミどころかホコリの一つだって、入ることは出来ない。
……多分、向こうも俺達を持て余しているんだ。クロがお願いしなければ、この前の時点で俺達は死んでいたんだし。
「二人とも、お疲れさま。……ご飯、持ってきたよ」
さらに当のクロは、今。俺達に食事を運ぶ仕事をしている。朝昼晩、ちゃんと。もちろんシロも付き添っているが。
クロの目がある分、シロも俺達に対して、下手な仕事を割り振ることが出来ないのだろう。まあそのお陰で、楽だからいいんだが。
「ありがとう、クロ」
「ううん。……さ、おいで。ぎゅって、してあげる」
クロはアイジスの側で座り、アイジスを抱きしめる。しかも、ひざまくらまで。……この羨ましい一連の動作も、もう見慣れてしまった。
だからなんとなく俺も、流れでいけるかなーと思って。シロに寄りかかってみたのだが、案の定とんでもない力で頬をビンタされ、失敗に終わった。
「働けクズ」
シロの目は、まるでゴミカスを見るかのような。まあこれももう慣れた。定期的にこういう刺激がないと、気が緩んでしまって仕方ないのだ。
だが流石に、俺が惨めに一人で缶詰を開けている一方で。本当の親子のように甘えまくっているアイジスたちを見ると、なんだか自分が悲しくなってくる。
「はあー。レジスタンス戻ろっかな。向こうならデートの相手が居るんだ」
「好きにしろ。僕は構わない」
「いやもうちょっとなんかさあ」
「黙れクズ」
なぜかは知らないが、ここ最近シロの言動が嫌に厳しくなっている。心当たりはない。少し前にちょっとふざけてキスしようとしただけだ。……。前言撤回。心当たりがあった。
「とにかく、しばらくはこのままだ。誰も来ないとは思うが、このまま見張ってろ」
「あいあい。でも、いいのかねえ。今頃レジスタンスが暴れてんじゃねえの?」
「そんなものどうとでもなる。……さ、クロ。もう帰ろう。マスターが待ってるよ」
シロが呼びかける。するとクロは、最後にアイジスを強く抱きしめて。別れのキスを、頬にした。
「……また、来るからね」
「うん、待ってるよ……クロ」
……客観的に見ればわかる。クロはアイジスに対して、恋愛感情を持っていない。それは本当に、親が子を愛するものに近いのだ。
確信に近い。クロはアイジスのことを、好きにはならない。恐らくアイジス自身も、それを受け入れているのだろう。アイジスの顔色は、少しだけ良くなりつつあった。
「もういっそのことママって呼んだらどうだ?」
「ま、ママ? …………」
「いやそんなマジで考え込むほどじゃ……。冗談で言ったんだぜ……」
そしてシロとクロは、立ち去っていった。俺の腹も、いくらか膨れたので。気を取り直して、先ほどまでやっていた”ハイパーエンドレスドメスティックしりとり”の続きをする。
「えー、確か『さ』だったよな。んー、『さっきまで居た女は誰なの!? あなたが浮気してることなんてとっくにわかってるのよ!!』で」
「俺ずっとレオが何言ってるかわかってないんだが。それどういう意味なんだ?」
「アイジスとシロの関係にインスパイアされたセリフさ」
「……。やっぱりわからん」
「次、オメーだぜ」
「……そうだな。じゃあ、『よくわかんないからもうしりとりは止める』で」
「マジか」
「ああ」
そうすると、もうやることがない。こうなったらいよいよ昼寝ぐらいしかないが。でもさすがにそれをすると、シロがキレるだろう。
「……。なあ、レオ」
「んー?」
「ちょっと、トイレ行って来ていいか?」
「おー。てか、最近オメートイレ近くなったよな。頻尿か?」
「……あ、ああ。ちょっとな」
そうしてアイジスは、いそいそとトイレへと向かった。何か妙な感じはしたが、深くは考えず。しばらく俺は、一人で警備を続けた。
だが十分が過ぎ、ニ十分が過ぎ。それでもなおアイジスは帰って来ない。ふと不安に駆られた俺は、アイジスの様子を見にトイレへと向かう。
「おーい。居るか?」
まるで、どこぞの学校にあるようなトイレ。小便器が五つに、個室が五つ。だがそのどこにもアイジスは居ない。全部がらんどう。
となると、奴はどこに行った? まさか仕事をさぼって、クロにでも会いに行ってるのだろうか。……まあ、んなわきゃないか。
とりあえず俺は、仕事場に戻りつつアイジスを探した。だがどこにも、見当たらない。まさかとは思うが、レジスタンスがここまで……?
「ん?」
すると、声がした。アイジスの声だ。この通路の奥には、確か使われていない部屋があったはず。俺は一安心とばかりに一息ついて、部屋の中に入った。
「おーい。サボってんのかアイジス。俺もまぜて――」
「うわあっ!!」
……そこには、部屋の隅でズボンを下ろしている、アイジスが居た。俺が部屋に入った瞬間に、アイジスは隠したが。右手で自分のモノを握っているのが見えた。
「れ、レオ!? どうして、ここに……」
まあ言うまでもないが。どうやらアイジスは、オナニーの途中だったらしい。それも堅物なコイツが、仕事をサボって。
「あー。うん。そうだな。なんの脈絡もねえというか、唐突だけどよ。俺は気にしないぜ」
「ち、違うんだ! これは、その。あの、ち、違う!」
床に落ちている精液の量。まいったねこりゃ。そういやクロと会った後は、必ずトイレに行ってたっけ。
「クロがオカズか?」
「い、いや……ち、違う。……違う」
「へへー。まあ、いいんでないの? オカズにするくらいならさ。手を出してるわけじゃないんだし」
慌てふためくアイジス。俺はコイツのこういうところが好きだ。この堅物らしからぬ、耳までも真っ赤にさせてる顔が。
「……ちがう、んだよ」
「ほお、何がだい? しこしこしてたんだろー? ふへへへ」
俺はニヤニヤしながら、アイジスに近寄った。そしてアイジスの顔を、覗き込む。
「ほれ、言ってみな。誰をオカズにしてたんだ? ん? んー?」
「……」
「んー聞こえないぜー」
「……ォ」
「ほれ、もう一声!」
「ああもう、お前だよ!! レオ!!」
それもそうだろう。ここの警備は、もう俺達が居る意味がないくらいに厳重なんだ。ネズミどころかホコリの一つだって、入ることは出来ない。
……多分、向こうも俺達を持て余しているんだ。クロがお願いしなければ、この前の時点で俺達は死んでいたんだし。
「二人とも、お疲れさま。……ご飯、持ってきたよ」
さらに当のクロは、今。俺達に食事を運ぶ仕事をしている。朝昼晩、ちゃんと。もちろんシロも付き添っているが。
クロの目がある分、シロも俺達に対して、下手な仕事を割り振ることが出来ないのだろう。まあそのお陰で、楽だからいいんだが。
「ありがとう、クロ」
「ううん。……さ、おいで。ぎゅって、してあげる」
クロはアイジスの側で座り、アイジスを抱きしめる。しかも、ひざまくらまで。……この羨ましい一連の動作も、もう見慣れてしまった。
だからなんとなく俺も、流れでいけるかなーと思って。シロに寄りかかってみたのだが、案の定とんでもない力で頬をビンタされ、失敗に終わった。
「働けクズ」
シロの目は、まるでゴミカスを見るかのような。まあこれももう慣れた。定期的にこういう刺激がないと、気が緩んでしまって仕方ないのだ。
だが流石に、俺が惨めに一人で缶詰を開けている一方で。本当の親子のように甘えまくっているアイジスたちを見ると、なんだか自分が悲しくなってくる。
「はあー。レジスタンス戻ろっかな。向こうならデートの相手が居るんだ」
「好きにしろ。僕は構わない」
「いやもうちょっとなんかさあ」
「黙れクズ」
なぜかは知らないが、ここ最近シロの言動が嫌に厳しくなっている。心当たりはない。少し前にちょっとふざけてキスしようとしただけだ。……。前言撤回。心当たりがあった。
「とにかく、しばらくはこのままだ。誰も来ないとは思うが、このまま見張ってろ」
「あいあい。でも、いいのかねえ。今頃レジスタンスが暴れてんじゃねえの?」
「そんなものどうとでもなる。……さ、クロ。もう帰ろう。マスターが待ってるよ」
シロが呼びかける。するとクロは、最後にアイジスを強く抱きしめて。別れのキスを、頬にした。
「……また、来るからね」
「うん、待ってるよ……クロ」
……客観的に見ればわかる。クロはアイジスに対して、恋愛感情を持っていない。それは本当に、親が子を愛するものに近いのだ。
確信に近い。クロはアイジスのことを、好きにはならない。恐らくアイジス自身も、それを受け入れているのだろう。アイジスの顔色は、少しだけ良くなりつつあった。
「もういっそのことママって呼んだらどうだ?」
「ま、ママ? …………」
「いやそんなマジで考え込むほどじゃ……。冗談で言ったんだぜ……」
そしてシロとクロは、立ち去っていった。俺の腹も、いくらか膨れたので。気を取り直して、先ほどまでやっていた”ハイパーエンドレスドメスティックしりとり”の続きをする。
「えー、確か『さ』だったよな。んー、『さっきまで居た女は誰なの!? あなたが浮気してることなんてとっくにわかってるのよ!!』で」
「俺ずっとレオが何言ってるかわかってないんだが。それどういう意味なんだ?」
「アイジスとシロの関係にインスパイアされたセリフさ」
「……。やっぱりわからん」
「次、オメーだぜ」
「……そうだな。じゃあ、『よくわかんないからもうしりとりは止める』で」
「マジか」
「ああ」
そうすると、もうやることがない。こうなったらいよいよ昼寝ぐらいしかないが。でもさすがにそれをすると、シロがキレるだろう。
「……。なあ、レオ」
「んー?」
「ちょっと、トイレ行って来ていいか?」
「おー。てか、最近オメートイレ近くなったよな。頻尿か?」
「……あ、ああ。ちょっとな」
そうしてアイジスは、いそいそとトイレへと向かった。何か妙な感じはしたが、深くは考えず。しばらく俺は、一人で警備を続けた。
だが十分が過ぎ、ニ十分が過ぎ。それでもなおアイジスは帰って来ない。ふと不安に駆られた俺は、アイジスの様子を見にトイレへと向かう。
「おーい。居るか?」
まるで、どこぞの学校にあるようなトイレ。小便器が五つに、個室が五つ。だがそのどこにもアイジスは居ない。全部がらんどう。
となると、奴はどこに行った? まさか仕事をさぼって、クロにでも会いに行ってるのだろうか。……まあ、んなわきゃないか。
とりあえず俺は、仕事場に戻りつつアイジスを探した。だがどこにも、見当たらない。まさかとは思うが、レジスタンスがここまで……?
「ん?」
すると、声がした。アイジスの声だ。この通路の奥には、確か使われていない部屋があったはず。俺は一安心とばかりに一息ついて、部屋の中に入った。
「おーい。サボってんのかアイジス。俺もまぜて――」
「うわあっ!!」
……そこには、部屋の隅でズボンを下ろしている、アイジスが居た。俺が部屋に入った瞬間に、アイジスは隠したが。右手で自分のモノを握っているのが見えた。
「れ、レオ!? どうして、ここに……」
まあ言うまでもないが。どうやらアイジスは、オナニーの途中だったらしい。それも堅物なコイツが、仕事をサボって。
「あー。うん。そうだな。なんの脈絡もねえというか、唐突だけどよ。俺は気にしないぜ」
「ち、違うんだ! これは、その。あの、ち、違う!」
床に落ちている精液の量。まいったねこりゃ。そういやクロと会った後は、必ずトイレに行ってたっけ。
「クロがオカズか?」
「い、いや……ち、違う。……違う」
「へへー。まあ、いいんでないの? オカズにするくらいならさ。手を出してるわけじゃないんだし」
慌てふためくアイジス。俺はコイツのこういうところが好きだ。この堅物らしからぬ、耳までも真っ赤にさせてる顔が。
「……ちがう、んだよ」
「ほお、何がだい? しこしこしてたんだろー? ふへへへ」
俺はニヤニヤしながら、アイジスに近寄った。そしてアイジスの顔を、覗き込む。
「ほれ、言ってみな。誰をオカズにしてたんだ? ん? んー?」
「……」
「んー聞こえないぜー」
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