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31話
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年々、冬の時期が長くなっている。
俺は〈モルメル〉の仕業だと勘違いし、討伐することを決意する。
だが、〈モルメル〉の主人(あるじ)と名乗る〈スノー=アイズ=ホワイト〉さんと出会う。
そして、事実を告げられる。
それは、この原因は〈モルメル〉ではないということだ。
その後、ホワイトさんの話を聞き、3年ほど前から見知らぬ魔力を感じていること聞かされる。
エイミーさんも3年ほど前から冬の時期が年々長くなっていると言っていた。
ホワイトさんとエイミーさんの話は一致した。
俺たちは7階層の奥にある魔力について知るべく、向かったのだった。
・
・
・
奥へと向かっている最中、俺はあることに気がつく。
それは、奥へと行くにつれ、冷気が増していることだ。
周りには、この冷気で固まったと思われる氷柱があちらこちらへと突き出ている。
それも、先は鋭く尖(とが)っており、まるで「近づくな...」と言っているかのようだった。
俺たちはその氷柱を潜り向け、奥へと進んだ。
だが、増した冷気が俺たちの身体へと容赦無く吹きつける。
あまりの寒さで手足の感覚が分からない。
身体が自由に動かない。
徐々に体力が奪われ、そこを尽きそうだった。
そういった悪循環が繰り返され、もう限界寸前だった。
俺はユニークスキル〈苦痛の加護〉によって、体力は削られていない。だが、〈苦痛の加護〉の追加効果に現在の寒さの倍以上に感じている。
これは、ダメージだけではなく、暑さや寒さも倍以上になるのだ。
「・・・寒い......」
と俺はやっとの思いで開いた口でボソっと言った。
すると・・・、
- ユニークスキル〈灼熱防御〉の獲得に成功しました -
- ユニークスキル〈寒冷防御〉の獲得に成功しました -
という聞き慣れた音声が俺の脳裏をよぎった。
俺は急いでスキルの説明の見た。
ユニークスキル〈灼熱防御〉とは、身体で感じている暑さといったあらゆる熱を無効化する。また、これを自分以外の人にかけることによって、その人も暑さを感じなる、というユニークスキルだった。
〈寒冷防御〉はだいたい〈灼熱防御〉と同じスキルで、熱ではなく、寒さから身を守ることが出来るユニークスキルだった。
急いで、自分とエマ、アリス、そして、トライドにユニークスキル〈寒冷防御〉を発動した。
すると、驚くことにみるみる内に寒さを感じなくなっていったのだ。
手足の感覚を感じることが出来る。
そして、身体も自由に動かせることが出来る。
俺たちはこの寒さから救われたのだ。
少し、その場で休憩した後、俺たちは奥へと進んでいった。
・
・
・
40分くらい歩いたところで7階層の奥へと着いた。
すると、なにやら、グーグーとイビキのような音が聞こえる。
ーー ここから近いな.....。
そう思った俺はゆっくりと起こさず気づかれないように歩いた。
そして、少し歩いたところでそのイビキの正体が分かった。
全長3mほどの大きさに、蛇のような長い身体。
そして、氷のようなその鱗は少しの光を吸収して無数の光を解き放っている。
俺たちは物陰に隠れ、様子を伺った。
- 1時間経過 -
そのモンスターは起きる気配がない。
俺たちは奇襲をかけることにした。
そして、俺は剣を片手にそのモンスターに飛びかかった。
ガッチィィィィインっっっっ!!!!!
というものすごく固そう音が周りに響き渡った。
そして、剣から振動が伝わる。
(・・・いってぇぇぇぇぇぇぇええっっ!!!!)
と心の中で泣き叫ぶ。
(・・・そういえば、俺の攻撃力は皆無に等しいんだった。エマやアリス、トライドに奇襲をさせればよかった....)
俺は悔いた。
・・・その音でそのモンスターは起きてしまった.......。
奇襲をかけるつもりがモンスターを怒られてしまった。
そして、その後、モンスターとの戦闘は避けられなかった。
俺は〈モルメル〉の仕業だと勘違いし、討伐することを決意する。
だが、〈モルメル〉の主人(あるじ)と名乗る〈スノー=アイズ=ホワイト〉さんと出会う。
そして、事実を告げられる。
それは、この原因は〈モルメル〉ではないということだ。
その後、ホワイトさんの話を聞き、3年ほど前から見知らぬ魔力を感じていること聞かされる。
エイミーさんも3年ほど前から冬の時期が年々長くなっていると言っていた。
ホワイトさんとエイミーさんの話は一致した。
俺たちは7階層の奥にある魔力について知るべく、向かったのだった。
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奥へと向かっている最中、俺はあることに気がつく。
それは、奥へと行くにつれ、冷気が増していることだ。
周りには、この冷気で固まったと思われる氷柱があちらこちらへと突き出ている。
それも、先は鋭く尖(とが)っており、まるで「近づくな...」と言っているかのようだった。
俺たちはその氷柱を潜り向け、奥へと進んだ。
だが、増した冷気が俺たちの身体へと容赦無く吹きつける。
あまりの寒さで手足の感覚が分からない。
身体が自由に動かない。
徐々に体力が奪われ、そこを尽きそうだった。
そういった悪循環が繰り返され、もう限界寸前だった。
俺はユニークスキル〈苦痛の加護〉によって、体力は削られていない。だが、〈苦痛の加護〉の追加効果に現在の寒さの倍以上に感じている。
これは、ダメージだけではなく、暑さや寒さも倍以上になるのだ。
「・・・寒い......」
と俺はやっとの思いで開いた口でボソっと言った。
すると・・・、
- ユニークスキル〈灼熱防御〉の獲得に成功しました -
- ユニークスキル〈寒冷防御〉の獲得に成功しました -
という聞き慣れた音声が俺の脳裏をよぎった。
俺は急いでスキルの説明の見た。
ユニークスキル〈灼熱防御〉とは、身体で感じている暑さといったあらゆる熱を無効化する。また、これを自分以外の人にかけることによって、その人も暑さを感じなる、というユニークスキルだった。
〈寒冷防御〉はだいたい〈灼熱防御〉と同じスキルで、熱ではなく、寒さから身を守ることが出来るユニークスキルだった。
急いで、自分とエマ、アリス、そして、トライドにユニークスキル〈寒冷防御〉を発動した。
すると、驚くことにみるみる内に寒さを感じなくなっていったのだ。
手足の感覚を感じることが出来る。
そして、身体も自由に動かせることが出来る。
俺たちはこの寒さから救われたのだ。
少し、その場で休憩した後、俺たちは奥へと進んでいった。
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40分くらい歩いたところで7階層の奥へと着いた。
すると、なにやら、グーグーとイビキのような音が聞こえる。
ーー ここから近いな.....。
そう思った俺はゆっくりと起こさず気づかれないように歩いた。
そして、少し歩いたところでそのイビキの正体が分かった。
全長3mほどの大きさに、蛇のような長い身体。
そして、氷のようなその鱗は少しの光を吸収して無数の光を解き放っている。
俺たちは物陰に隠れ、様子を伺った。
- 1時間経過 -
そのモンスターは起きる気配がない。
俺たちは奇襲をかけることにした。
そして、俺は剣を片手にそのモンスターに飛びかかった。
ガッチィィィィインっっっっ!!!!!
というものすごく固そう音が周りに響き渡った。
そして、剣から振動が伝わる。
(・・・いってぇぇぇぇぇぇぇええっっ!!!!)
と心の中で泣き叫ぶ。
(・・・そういえば、俺の攻撃力は皆無に等しいんだった。エマやアリス、トライドに奇襲をさせればよかった....)
俺は悔いた。
・・・その音でそのモンスターは起きてしまった.......。
奇襲をかけるつもりがモンスターを怒られてしまった。
そして、その後、モンスターとの戦闘は避けられなかった。
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