Infinity night

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モノローグ

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謎の2人の声が暗闇の中で対話する

「今年もあの館で開催するってことでいいのですねマスター」

「あぁ問題ない」

「では直ちに因縁深き15名を選抜致します」

「待て」

マスターと呼ばれる者が行動を起こそうとする付き人のような者を静止する

「13で構わん 今回は我らも参加しようぞ」

「13… まさか!?」

付き人のような者は自分たちも参加するということに疑問を抱いたがすぐに察しが着いたように驚いた

「今回の因縁は… 言わずとも分かるだろ?」

「はい承知致しました… ではに関わりのある人物へ招待状を贈ります」

「頼んだぞ」

付き人のような者がマスターと呼ばれる者の部屋を出た

扉の閉まる大きな音が部屋に響き渡る中、彼は不敵に笑う

「今年の聖夜は実に楽しみだ」


後日、選抜された者たちにこのような記述の一通の招待状が届いた


○○ ○○様

おめでとうございます

あなたは12月24日から25日に日本海の浮かぶ島のある館で開催されるクリスマス宿泊会に当選致しました

12月24日の午前10時に金沢港を出発しますので準備をよろしくお願いします

皆さんと最高の聖夜を過ごせることを楽しみにしております

             Mr.クリスマス

この招待を受けたのは

男子高校生 小説家 警察官 主婦 
主婦の息子 双子の姉妹 社長令嬢 
令嬢の執事 陸上選手 農夫 
目に障害を持つ者 その者の娘 医者
殺人犯

と性別も年齢も職業も違う多種多様な15名の宿泊者たち愚かなヒツジどもである
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