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双生の真実は末路を呼ぶ
最終回.Merry Xmas
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床に流れる鮮血がこのゲームの勝者の不敵な笑みを強調する
「白宮 もういいよ おつかれ」
詩音が白宮に言った
「しかし、まだ罪人が、」
「いやいいの もう私の勝ちなのは変わらないし、彼女に私を殺す勇気は無いから」
残る千鶴は何をする気も起きず、ただ自分の無力さと参加者の殺害を手引きしたことに責任を感じていた
「そうですか、、であればお疲れ様でした」
こめかみに当てられた銃口から銃弾が発射され、白宮の白髪を赤く染めた
あの日の罪人とその契機と関わり深い人物を狩り尽くしたオオカミは最後の1匹の肩に手を置く
「ありがとう あなたがいなかったら勝てていなかったかもしれないわ」
口を耳に近づける
「助かったわ 林道さんっ」
その瞬間、千鶴の脳内に過去のやり取りが浮かんだ
3年前 小波家
インターホンが鳴った
私たち双子を養子にとってくれた父親が家のドアを開くとそこには男がいた
「久しぶりだな 耕平」
父はその気軽な呼び方に顔を顰めた
「何しにきやがった 昂弥」
「感動の再会にそんな顔すんなよっ」
昂弥 と呼ばれる男が父の肩に腕を回す
「ちょっと話がある」
小声だったけど、確かに私には聞こえた
男は父を連れて玄関から外に出た
私が気づかれないように玄関の反対側のベランダから裸足のまま外に出ようとすると千鶴も着いてきた
「千鶴なにしてんのー」
「しっ!」
私は指を鼻の前に立てて呑気に声を出す妹を静めた
軒先で父と男の会話を聞く
「市島連合が解体されてもう2年か…」
「感嘆しに来たわけじゃねぇだろ 何しに来た」
「ホムラ の奴らももう世間に戻ってそれぞれの生活を送ってる中、お前は何してんだよ耕平」
連合…?ほむら…?なんだそれ
と思いながらふたりの会話を何一つ音を立てずに聞く
「家族を作ったんだ 俺は、いや俺たちは取り返しのつかないことをした だから死ぬまでに誰かを生かしてやりたいって思った それだけだ」
「じゃあ確認する 姉の方は本当にアイツの娘なのか」
「アイツと千鶴はもう関係ないんだ これ以上その話をするな」
「やっぱりか、姉の方は林道の娘なんだな」
その男の言葉を耳にした時、父がそれを知っていることよりも千雛にこれを聞かれてしまったという動揺が先に来た
それから少し会話は続いたけど動揺で内容を理解できなかった
男がいなくなって父が部屋に戻ってきたから私も千雛もいつも通り振舞ったけど、私はもちろん、千雛も驚いてるだろうなと思った
林道 千秋のニュースはテレビで散々放映されてるから千雛もそれとなく気づいているだろう
その日の夜、部屋が同じの私たちは向かい合うベッドの中でこんな会話をした
「千鶴 昼のあれって本当?」
私は確かに小さな声で「うん」と頷いた
「そっかー殺人鬼の娘か~」
軽快に言われたので気使われてるんだなっと感じた
「お、驚いたでしょ、言ってなかったし、」
「まぁね~ でも、私はどうでもいいかな」
殺人鬼の娘という肩書きだけで世間からは冷たい目で見られる
なのに、千雛はそれをどうでもいいと言った
「だって千鶴がやったことじゃないし、今じゃ、苗字違うし、私のお姉ちゃんなのは変わんないし、うん、本当にどうでもいいって感じ」
私は泣こうと思った
でも、涙は簡単に溢れ出なくて真っ暗の部屋に一筋の光が差し込んだような希望に思いを馳せることしかできなかった
でも、この感情をお姉ちゃんと思ってくれる千雛に少しでも伝えたくて、、
だから、私はものすごく震えた声で
「ありがとう」
と言った
返事はなかったけど多分、少しは伝わったと思った
そんな妹を私は、、好きな人と一緒に殺したんだ…
処刑人の前で大粒の涙を床に落としながら人生に終止符を打とうとしている
母親に裏切られて、父親に裏切られて、妹に信頼されて、その妹を裏切った
なんて最悪な人生だったんだろう
でも、もういいんだ、、私の生きる価値は今日、何もかもなくなってしまった
だから、、もう
千鶴の耳に発砲音が聞こえることはなかった
ただ、静かな胸部の痛みに耐えることもせず流れるように命を絶った
林道 千秋の娘という真実が千鶴を脅かし、処刑人への協力を強制させた
その協力によってこのゲームの終点は最悪の形となり、罪人側の末路を作った
双子、双生の真実は末路を呼んだ
最上 凑 喉を切られ、服を脱がされ死亡
小波 千鶴 最後の1人として胸に発砲され死亡
小波 千雛 最上 凑 と同様
倉宮 日向美 塩崎 隆明 殺害の会議にして死亡
倉宮 輝人 絞首の後、柵から吊るされ死亡
遠藤 新次郎 黒木 渡 殺害の責任から自殺
亜久里 刹那 両刃ノコギリの切断により斬殺
真部 仁一 倉宮 輝人 殺害の会議にて死亡
塩崎 隆明 スタンガンによる電殺
杉沢 遥 最上 凑 小波 千鶴殺害の会議にて死亡
三鷹 瑠愛 頭部を射撃され死亡
市島 一郎 館の外へ行ったため射殺
黒木 渡 コカインの異常摂取によって死亡
豊代 竜司 黒木 渡 殺害の会議にて死亡
12月25日の朝、Infinity nightは明けた
処刑人が罪人を狩り尽くし、誰もいなくなった館で1人、目を瞑る
お父さんが帰ってきたあの日から全ては始まった
お母さんもお父さんも私を見てくれなかった
妹の琴音にばっかり目を向けて、甘える素振りを見せれば
「お姉ちゃんなんだから我慢しなさい」
の一言
本当に死んで欲しいと心から思った
だから、あの商店街の事件は正直、嬉しかった
お母さんの運転で久々の家族揃ってのお出かけで商店街の前の信号に捕まった時だった
逆走で走ってきた車が私たちの前の車のフロントで乗りあがって私たちの車に落ちた
とてつもない爆発音を鳴らして炎上した
多分、それが大量殺人の始まりだったんだろう
私は車から弾き出されて眩む視界で前を向くと、そこには車に下敷きになっている家族の姿があった
お母さんの声が微かに聞こえた
「しおん……たす、、けて、、」
助けようと思った
いちばん近くにいたお母さんを引きずり出すためにお母さんの片腕を掴んで引っぱりぬこうとした
でも、頭によぎったんだ
このまま放置すればみんな死ぬんじゃない?
琴音は周りから見えなかったから車の中で潰れ死んでるかもだし、お父さんは今にも頭から車体が落ちてきて潰れそうだし、助けられるのはお母さんだけと思った
でも、その母を私は救おうとは思わなかった
妹ばかりに目を寄せて、私に拒絶するような態度を取る
なら私もお前を拒絶してやるよ!
消えろ…私の人生の舞台から…!
私は爆発で欠けた道路のアスファルトを片手に強く握りしめた
「しおん、、なに、、してるの、、」
私はその時、明確な殺意を持って手を上部から振り落とした
収拾が着いた
私は病院で検査されていた
琴音とお母さんは死んだ
でも、お父さんは生きていた
脳の神経系に傷が入り、失明と下半身の感覚を失った
私は生きてて嬉しい!とか 怪我で心配…
なんてことは何一つ思わず、ただ、
なんで生きてんだよ
そう思った
生き残った私が必然的に父親の介護をしなければならないという苛立ちがあって、虚無感で父親の体を洗ったり、服を着せたり、ご飯を食べさせていた
もう苦痛だった
だから、Infinity night で全てを終わらせた
私はMr.クリスマスとしてあの事件に関わり深く、因縁のある人物をこのゲームの運営側として迎えた
酒村、白宮、小路、草部
酒村には参加者をここまで連れてくることを、
白宮には会議の管理人と処刑役を、
小路には館外へ逃亡した者を射殺することを、
草部にはMr.クリスマスとしてのアナウンスを、
みんな、自分の役目を終えてから自殺するよう計画していた
アナウンスをしていた草部ももう自害してるだろう
あの事件に関わる人たちを探すのは苦労した
あらゆるコネと父親の金で情報を集めて、罪人どもに招待状を送った
その罪人どももみんな死んだ
残るは私だけ、、
さぁて、どう死のうかな、、私が吊るされた時の処刑内容は、鈍器による撲殺だったっけ、
じゃあ、こうしよう
武器庫にある重りと縄を持って自室に戻るとその重りの持ち手に縄を括りつけ、天井につけたフックに縄を通して下から縄を引っ張る
重りが天井付近まで上がるとその重りの真下に来るように立った
この縄を持った手を離せば、何もかも終わりだ
詩音は深呼吸して縄を離した
鈍い音が鳴った
全ての終わりの合図にしては呆気なさすぎる音だった
Merry Xmas
12月25日 8:15
日本の子供たちはもうクリスマスプレゼントを開けて幸せに満ちているだろうこの時間に15名に死という最高で最適なプレゼントが贈られた
「白宮 もういいよ おつかれ」
詩音が白宮に言った
「しかし、まだ罪人が、」
「いやいいの もう私の勝ちなのは変わらないし、彼女に私を殺す勇気は無いから」
残る千鶴は何をする気も起きず、ただ自分の無力さと参加者の殺害を手引きしたことに責任を感じていた
「そうですか、、であればお疲れ様でした」
こめかみに当てられた銃口から銃弾が発射され、白宮の白髪を赤く染めた
あの日の罪人とその契機と関わり深い人物を狩り尽くしたオオカミは最後の1匹の肩に手を置く
「ありがとう あなたがいなかったら勝てていなかったかもしれないわ」
口を耳に近づける
「助かったわ 林道さんっ」
その瞬間、千鶴の脳内に過去のやり取りが浮かんだ
3年前 小波家
インターホンが鳴った
私たち双子を養子にとってくれた父親が家のドアを開くとそこには男がいた
「久しぶりだな 耕平」
父はその気軽な呼び方に顔を顰めた
「何しにきやがった 昂弥」
「感動の再会にそんな顔すんなよっ」
昂弥 と呼ばれる男が父の肩に腕を回す
「ちょっと話がある」
小声だったけど、確かに私には聞こえた
男は父を連れて玄関から外に出た
私が気づかれないように玄関の反対側のベランダから裸足のまま外に出ようとすると千鶴も着いてきた
「千鶴なにしてんのー」
「しっ!」
私は指を鼻の前に立てて呑気に声を出す妹を静めた
軒先で父と男の会話を聞く
「市島連合が解体されてもう2年か…」
「感嘆しに来たわけじゃねぇだろ 何しに来た」
「ホムラ の奴らももう世間に戻ってそれぞれの生活を送ってる中、お前は何してんだよ耕平」
連合…?ほむら…?なんだそれ
と思いながらふたりの会話を何一つ音を立てずに聞く
「家族を作ったんだ 俺は、いや俺たちは取り返しのつかないことをした だから死ぬまでに誰かを生かしてやりたいって思った それだけだ」
「じゃあ確認する 姉の方は本当にアイツの娘なのか」
「アイツと千鶴はもう関係ないんだ これ以上その話をするな」
「やっぱりか、姉の方は林道の娘なんだな」
その男の言葉を耳にした時、父がそれを知っていることよりも千雛にこれを聞かれてしまったという動揺が先に来た
それから少し会話は続いたけど動揺で内容を理解できなかった
男がいなくなって父が部屋に戻ってきたから私も千雛もいつも通り振舞ったけど、私はもちろん、千雛も驚いてるだろうなと思った
林道 千秋のニュースはテレビで散々放映されてるから千雛もそれとなく気づいているだろう
その日の夜、部屋が同じの私たちは向かい合うベッドの中でこんな会話をした
「千鶴 昼のあれって本当?」
私は確かに小さな声で「うん」と頷いた
「そっかー殺人鬼の娘か~」
軽快に言われたので気使われてるんだなっと感じた
「お、驚いたでしょ、言ってなかったし、」
「まぁね~ でも、私はどうでもいいかな」
殺人鬼の娘という肩書きだけで世間からは冷たい目で見られる
なのに、千雛はそれをどうでもいいと言った
「だって千鶴がやったことじゃないし、今じゃ、苗字違うし、私のお姉ちゃんなのは変わんないし、うん、本当にどうでもいいって感じ」
私は泣こうと思った
でも、涙は簡単に溢れ出なくて真っ暗の部屋に一筋の光が差し込んだような希望に思いを馳せることしかできなかった
でも、この感情をお姉ちゃんと思ってくれる千雛に少しでも伝えたくて、、
だから、私はものすごく震えた声で
「ありがとう」
と言った
返事はなかったけど多分、少しは伝わったと思った
そんな妹を私は、、好きな人と一緒に殺したんだ…
処刑人の前で大粒の涙を床に落としながら人生に終止符を打とうとしている
母親に裏切られて、父親に裏切られて、妹に信頼されて、その妹を裏切った
なんて最悪な人生だったんだろう
でも、もういいんだ、、私の生きる価値は今日、何もかもなくなってしまった
だから、、もう
千鶴の耳に発砲音が聞こえることはなかった
ただ、静かな胸部の痛みに耐えることもせず流れるように命を絶った
林道 千秋の娘という真実が千鶴を脅かし、処刑人への協力を強制させた
その協力によってこのゲームの終点は最悪の形となり、罪人側の末路を作った
双子、双生の真実は末路を呼んだ
最上 凑 喉を切られ、服を脱がされ死亡
小波 千鶴 最後の1人として胸に発砲され死亡
小波 千雛 最上 凑 と同様
倉宮 日向美 塩崎 隆明 殺害の会議にして死亡
倉宮 輝人 絞首の後、柵から吊るされ死亡
遠藤 新次郎 黒木 渡 殺害の責任から自殺
亜久里 刹那 両刃ノコギリの切断により斬殺
真部 仁一 倉宮 輝人 殺害の会議にて死亡
塩崎 隆明 スタンガンによる電殺
杉沢 遥 最上 凑 小波 千鶴殺害の会議にて死亡
三鷹 瑠愛 頭部を射撃され死亡
市島 一郎 館の外へ行ったため射殺
黒木 渡 コカインの異常摂取によって死亡
豊代 竜司 黒木 渡 殺害の会議にて死亡
12月25日の朝、Infinity nightは明けた
処刑人が罪人を狩り尽くし、誰もいなくなった館で1人、目を瞑る
お父さんが帰ってきたあの日から全ては始まった
お母さんもお父さんも私を見てくれなかった
妹の琴音にばっかり目を向けて、甘える素振りを見せれば
「お姉ちゃんなんだから我慢しなさい」
の一言
本当に死んで欲しいと心から思った
だから、あの商店街の事件は正直、嬉しかった
お母さんの運転で久々の家族揃ってのお出かけで商店街の前の信号に捕まった時だった
逆走で走ってきた車が私たちの前の車のフロントで乗りあがって私たちの車に落ちた
とてつもない爆発音を鳴らして炎上した
多分、それが大量殺人の始まりだったんだろう
私は車から弾き出されて眩む視界で前を向くと、そこには車に下敷きになっている家族の姿があった
お母さんの声が微かに聞こえた
「しおん……たす、、けて、、」
助けようと思った
いちばん近くにいたお母さんを引きずり出すためにお母さんの片腕を掴んで引っぱりぬこうとした
でも、頭によぎったんだ
このまま放置すればみんな死ぬんじゃない?
琴音は周りから見えなかったから車の中で潰れ死んでるかもだし、お父さんは今にも頭から車体が落ちてきて潰れそうだし、助けられるのはお母さんだけと思った
でも、その母を私は救おうとは思わなかった
妹ばかりに目を寄せて、私に拒絶するような態度を取る
なら私もお前を拒絶してやるよ!
消えろ…私の人生の舞台から…!
私は爆発で欠けた道路のアスファルトを片手に強く握りしめた
「しおん、、なに、、してるの、、」
私はその時、明確な殺意を持って手を上部から振り落とした
収拾が着いた
私は病院で検査されていた
琴音とお母さんは死んだ
でも、お父さんは生きていた
脳の神経系に傷が入り、失明と下半身の感覚を失った
私は生きてて嬉しい!とか 怪我で心配…
なんてことは何一つ思わず、ただ、
なんで生きてんだよ
そう思った
生き残った私が必然的に父親の介護をしなければならないという苛立ちがあって、虚無感で父親の体を洗ったり、服を着せたり、ご飯を食べさせていた
もう苦痛だった
だから、Infinity night で全てを終わらせた
私はMr.クリスマスとしてあの事件に関わり深く、因縁のある人物をこのゲームの運営側として迎えた
酒村、白宮、小路、草部
酒村には参加者をここまで連れてくることを、
白宮には会議の管理人と処刑役を、
小路には館外へ逃亡した者を射殺することを、
草部にはMr.クリスマスとしてのアナウンスを、
みんな、自分の役目を終えてから自殺するよう計画していた
アナウンスをしていた草部ももう自害してるだろう
あの事件に関わる人たちを探すのは苦労した
あらゆるコネと父親の金で情報を集めて、罪人どもに招待状を送った
その罪人どももみんな死んだ
残るは私だけ、、
さぁて、どう死のうかな、、私が吊るされた時の処刑内容は、鈍器による撲殺だったっけ、
じゃあ、こうしよう
武器庫にある重りと縄を持って自室に戻るとその重りの持ち手に縄を括りつけ、天井につけたフックに縄を通して下から縄を引っ張る
重りが天井付近まで上がるとその重りの真下に来るように立った
この縄を持った手を離せば、何もかも終わりだ
詩音は深呼吸して縄を離した
鈍い音が鳴った
全ての終わりの合図にしては呆気なさすぎる音だった
Merry Xmas
12月25日 8:15
日本の子供たちはもうクリスマスプレゼントを開けて幸せに満ちているだろうこの時間に15名に死という最高で最適なプレゼントが贈られた
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