Я side The Assassin

文字の大きさ
68 / 68
赤き因縁編

67.時間

しおりを挟む
T.I.K.A.I愛知支部

支部内に大きなアナウンスが響く

『総指揮 ガガ様がいらっしゃいました』

大きな音同時に機械の扉が重みのある金属音を轟かせて開く

「来客を入れねぇとはとんだ管理システムだ」

アナウンスの声は全てAIが担当しており人間の関与はない

「あの、いいんですか」

課長が腰を曲げて戸惑うとガガは八重歯を光らせて笑う

「いいぜ~ あとで支部長には言っとくから」

ガガは振り向くとこちらに歩いてくる存在を視認する

「噂をすれば…」

袖にT.I.K.A.Iの腕章を付けた制服を纏い、メガネをかけた長い黒髪の端麗な女性がヒールの音を鳴らして現れた

「突然の訪問は困ります バンジョウ殿」

「硬ぇな 体は柔らけぇのに」

「セクハラです 訴えますよ」

「へっ!国務大臣とか最高裁判所の裁判官と同じくらいの格にいる俺がそんな簡単に訴訟起こされてたまるか」

彼の所有しているT.I.K.A.Iの総指揮者という資格は、天皇及び総理大臣の指名、任命により承認された国の最高レベル権限である

自衛隊よりも戦力を抱えているT.I.K.A.Iはその権威を濫用されることは到底許されず、七黒の撲滅という目的を遂行するためのみに使用される
よって、下手をすれば国家転覆を行える集団をまとめるが必要ありそのトップは絶大なる強さと発言権及び指揮権が必須なのだ

「そちらにいる方々は同件でしょうか」

「知らねぇ」

「え、今、なんと?」

「いやだから、知らねぇって」

「は?」

呆れと消沈で言葉も出ない支部長の前に課長が名刺を差し出す

「突然訪れてしまい申しございません」

「は、はぁ、いただきます」

支部長が名刺を見てハッとする

「愛知県警の特捜課…なるほど…」

察しがついた支部長は自身の名刺を受け渡す

「ようこそT.I.K.A.I愛知支部へ
わたくしは 月凪ツキナギ 紗綾サヤです」

頭を下げたので課長やイヴィンも礼を返す

「お二方はどのようなご要件で?」

「えっと…」

「おい待てぇ!!」

ガガが課長とツキナギの間に割って入り、極端な口調でツキナギに指差す

「俺の要件がどう考えたって先だろ!」

「うるさいです」

ベシッと叩かれたガガは腰を曲げて頭を落とす
すると、彼の服の内側にイヴィンは何かを見た

長い武器か…?コイツ、こんな感じなのに武器を隠し持ってやがる…

それは彼が常に戦闘態勢になれることを示唆しており油断ならぬ人物だと言うことだ


数分後、、

四人は支部のホールにある浮く椅子に腰を下ろして話していた

「なるほど…共同捜査ということですね…」

課長はツキナギに自身らの要件と要求を伝えた
ツキナギは首を捻らせて考える

「現状ではなんとも言えませんね…わたくしも捜査を主導で行ってはいますが、指揮命令は上からのもので、わたくしがどうにかできるものでは…」

隣でお茶を熱がっているガガをじとりと見つめる
それに気づいたガガは大きなため息をついた

「かなり厳しい 
何せ、七黒関連の調査とか問題解決は俺たちが責任を負うという法ができてしまっている以上、他組織を大々的に活用するのは世間の目が敏感になる
俺は部下たちからの文句にはめっぽう強いが、民主主義の根幹たる一般人どもからの主張は虚偽や間違いであろうと謙虚にならざるえないからな
強力な味方が増えることは嬉しいが、難しいところだな」

ガガが立場を加味した曖昧な結論を打ち出すとイヴィンは目を鋭く細め、勢いよく立ち上がり机に足底を振り下ろす

「伊坂!なんて無礼なことを…」

「T.I.K.A.Iのトップ様はビビりだなぁ!!」

課長が止める声よりも大きい、ホール全体に響く声だ
一瞬でガガの表情が曇る
そこに漬け込むように挑発を並べる

「そんなに自分の立場が大事か?腑抜け!
私、いや特捜課私たちは仕事失くしてでも千一家の奴らに食いつこうとしてるったのに、七黒対策の総本山がこんなんじゃ捕まえられるもんも捕まえられねぇな!」

その瞬間、水色の刀身が水流を切り裂く

カーーーーッン!!

ガガが背中から抜いた剣が瞬時に盾として展開された万能立方体キューブと衝突する

「バンジョウ殿!」「伊坂!!」

ツキナギと課長が声を上げるも2人は留まることを知らない

「気に触れたか?ゴミ集団のボス猿ッ!」

吸収された衝撃が反転しガガを吹き飛ばす
改めて、ガガの剣を見ると持ち手を中央として上下に水色の刀身が生えた双刃刀である

夏水かすい 」

「かすい…!?」

季刃きじんの内の一本か…!

ホールのど真ん中で2人が睨み合う

「伊坂とか言ったな いいぜ、俺に勝ったらお前らの要求を飲んでやる」

「へぇ~ そりゃ余裕だ」

「ケリが着いたとき、お前の命は補償されていないがなッ!」

二度振りかぶった刃から交差した水の斬撃が鋭く空気を切り裂く
イヴィンが盾を刀へ変形させ不可視の斬撃を放ち相殺する

「ナメてんのかお前!」

「こっちのセリフだ!! 波斬撃なみしぶき!」

床から立ち上った波が鋭くイヴィンの胴体を裂く 左股から胸の中心まで切り裂かれ血をあげる

マズった…!水の斬撃を囮かよ!

陽炎かげろうッ!」

イヴィンは煙に巻かれたように姿を眩ませる

「気配隠しか…せけぇな!!」

双刃刀を手の上で回転させると刃が裂いた空気が水飛沫となり、渦のように速度を増す

青散渦せいさんか!!」

渦の中心となっている刃から波打たれるように無数の斬撃が拡散される

ジャクッ!

布が切り裂かれた音を探知するとガガはその方向に刃を回した

「そこ!!」

水をまとった刃が見えない何かと衝突する
すると、そこに姿を消していたイヴィンが盾で剣を防いでいた

「見えない敵の対策してんの怖すぎだろ…w」

「俺の部下の1人はもっと上手く隠せるぞ!」

盾を弾き、下に向いていた刃を上部に打ち上げるとイヴィンは波に打ち上げられる感覚に堕ちる

波昇はしょう!!」

ガガは軽く跳び回転して刃を浮いたイヴィンの背中に叩きつける

滝没たきぼつ!!」

滝に撃ち落とされるように床に体を突き落とす

「グハッ…!」

なんだこれ…!剣でやられてんのに殴られたみたいな感覚…!

いつの間にかホールに人気はなくなり4人が残った状態、戦闘をしていない2人は呆気にとられている

「威勢だけかこの雑魚!」

刃先を地面に倒れるイヴィンに突き立てようとした瞬間、イヴィンは仰向けとなり盾を向けた

「衝撃反転!」

ブォーーーン!!

イヴィンの盾は先程の攻撃を受け止めておりその衝撃を吸収していたのだ

吹き上げられたガガは天井に背中を撃つ

「クッ!!」

天井に無防備な相手、イヴィンは刀を振り抜く

「居合・風切!」

ジャキンッ!ブシャッ!

「ブハッ…」

不可視の斬撃がガガの右肩から左脇下を切り裂く
落下するガガの着地にあわせて武器は形を変え拳に巻き付く

ゴリラの王シルバーバック!!」

ボコッ!!

「うっ……!!」

竜巻も雲散する衝撃の風圧を産むパンチがガガの腹に直撃し吹っ飛ばす
ガガは受付の建付けを破壊して転倒する

「痛てぇな クソがッ」

ガガは立ち上がると息を荒くしている
それはイヴィンも同じく、互いの思考を一致した

     俺
コイツ…   くらい強い…
     私

ガガが持ち手を強く握ると刀身が水を激しく纏い飛沫をあげる

夏水かすいよ 今、大海に荒波起す刻…」

その詠唱にイヴィンは咄嗟に万能立方体キューブの形を変える

季刃きじんの詠唱…!やべぇのがくる!

万能立方体キューブ全展開! モード大盾プロテクト!」

イヴィンの頭からつま先までを隠すまでの大きさの巨大な大盾が立ち塞がる

「物理どうなってんだそれ!!」

「知るか!!うちの技術者に聞け!!」

「まあ関係ねぇ!ぶち壊す!!」

水は渦を巻き形を長く、そして豪傑となっていく その荒波は二体の龍の体と成り、雄叫びをあげる

海龍かいりゅう咆哮ほうこう!!」

二体の龍が喉元から全てを破壊する大砲を放つとき、ガガの脳内に何者かのたくましい声が響いた

「まだ、早い」

「……!?」

ビキッ!ブシャーーーッ!!

「ガハッ!」

突如、ガガの身体から血飛沫が噴出し、膝を床に落とす
そして、体を成していた龍は波が静まるが如く形をなくし流れ落ちた

クソッ…!まだ…!まだ俺はコイツに認められていないのか…!

「バンジョウ殿!!」

ツキナギが倒れたガガに向かって走り出しその身を腕に支える
気を失っているガガの脈がまだあることを確認し安心を得る

「これはどういうことなのでしょう…」

大盾を立方体に戻したイヴィンが傍によって、ツキナギの質問に答える

「ソイツが持ってんのは季刃きじんの内の一振り 夏水かすい
世の中にはそれを含めた四振りの季刃きじんが存在する
それらは数百年前に打たれた剣で魂が宿ってるんだとか」

ムラカミもその内の一振り春風しゅんぷうを所持している

「魂は持ち主を選び図る 詠唱はそれの最たるもの それが持ち主の口から放たれる時、剣本体の魂が強く鼓動しポテンシャルを最大限引き出す
だが、その魂の鼓動は持ち主と共鳴しなければならない 鼓動が揃わず魂から見放されると、持ち主の身体は異常をきたす」

直前にガガの体に起きたことがまさにそれである

ヤマミさんも最初苦労したらしいしな…

「伊坂はなぜ、そんなことを知ってるんだ…」

課長が驚き顔で聞くとイヴィンはしまったという表情で誤魔化す

「学生の頃、そういうことが好きな歴史の先生から聞いたんすよ、、!」

危うく怪しまれるところであった

「と、とにかく!手当しましょう!」


その後、ガガは医療室に運ばれて行った その過程を見ている間、ツキナギは課長やイヴィンに取引を持ち出した

「アナタたちの提案乗りましょう」

「…!?ほんとですか!」

指を立てて条件を示す

「これは政府には隠して行います もしバレた場合、バンジョウ殿に負傷を負わせた後、私が攻撃を受けそうになり、調査の協力を強制させられたとして、上に報告します」

「え、えぇ~」

「その場合、即刻アナタたち愛知県警を訴訟にかけることになるでしょう
負傷しているバンジョウ殿がいるこちらが有利な裁判になるでしょう」

ゴクリッ…

「それでもやると言うのなら、協力することを認めます」

課長は躊躇いなく手を出した

「乗ります 何があってもいいという覚悟で私たちは来ているのだから」

ツキナギは「成立ですね」と言いながら手を握った


一方、、

キンドシエスタ オフィス

質問や症状の確認を終えたアサミが従業員に連れられて階段を上っていた

「今、アサミちゃんくらい子供っていなくてね」

「大丈夫ですよ ちっちゃな子たちの面倒もみれますから」

「そう?なら良かったわ」

階段からドアを開けると廊下があり、その目の前にはガラスで隔てられた大きな広間に幼い子供たちがそれぞれで遊んでいた

す、すごい数…

数十人の子供が乱歩する部屋を眺めていると、うち1人の男児が俯いて車の遊具を転がしているのが見えた

アサミは従業員に案内されその部屋に入ると、子供たちが好奇心旺盛な表情で足元を埋めつくした

「みんなー!今日からお姉ちゃんが新しく来てくれましたー!」

「「「やったーーーー!!」」」

「柴木 アサミちゃんでーす!」

偽装するため一時的にシバキの苗字を借りている

「アサミです!今日からよろしくお願いします!」

「かわいい!!」 「髪長ーい」 「赤色だぁ」

幼児が無作法に容姿の感想を発するのを嬉しそうに眺める

「じゃあよろしくねアサミちゃん」

「はい!任せてください!」

従業員が部屋から出ると子供たちがアサミの取り合いを始める

「お姉ちゃん おままごとしよー」

「えー!お絵描きするの!!」

自分の取り合いを聴きながら笑顔になり1人の幼児の頭を撫でる

「順番にね~」

その間も何故か寄ってこない俯いた男児を視界から離すことはせず全身をくまなく注視する

一般的な幼児の服装だったが、右手首に黒色のゴムバングルが付けてあるのが見える
改めて自分の元に集まっている幼児の手首を見ると赤色のゴムバングルを付けているのが分かった

あの子だけ違う色…なんで? いや、そんなの決まってる 人身売買する子としない子をくっきり区別するため…
つまり、あの子は千一家に売る対象ってこと

男児との迅速な接触を第一目標として潜入を始めた


同じオフィスでヒイマは組織長の部屋をノックした

「入りなさい」

ヒイマが扉を開けるとデスクのノートパソコンで文字を打っている坂野がいた

「作業中、申し訳ございません」

「なんだ派遣くん」

「提出しなければいけない資料を忘れておりました」

仮で作った契約書を差し出す

「印鑑か」

デスクから朱肉と印鑑を取り出してその資料に強く押し付けた
ヒイマは資料を手に持っていた透明のファイルに挟むと座っている坂野と視線を合わせた

「なんだ」

あまりにも不自然な行動に坂野は疑心する

「いえ、良いお顔だと思いまして」

そう言って、アイドルにも変装できる顔面で可愛らしく笑う

たぶらかしているのか? そんなことをするなら派遣元に報告するはめになるが」

「いいえ 本心からです」

敬語ではあるが先程までの堅苦しさはなく笑顔が多い

「従業員の皆さんから聞いてしまったことがありまして~」

そう言いながらデスクの内側に回り込んで坂野の横に歩いていくと、その様子を坂野も見つめる
ヒイマは歩いている間に腕を後ろに回し、おしりに付いているポケットからピンセットを取り出す

自身の口元を坂野の耳元に近づける

「お嫁さんと上手くいってないようで」

小声で呟くと坂野は勢いよく立ち上がる

「貴様、挑発行為か?」

疑心暗鬼に満ちた顔でヒイマを睨む

「違いますってば~!」

いきなり坂野に抱きつく

「……!?」

「私なら上手くやるのになぁと思っただけです」

また耳元で呟き、坂野が少々顔を赤らめたことを確認しながらピンセットで坂野のおしりのポケットから盗聴器を回収した

「なーんて!冗談ですよっ!」

勢いよく離れてその隙にピンセットごとポケットにしまい込む

「何事もないことを願ってます!」

そう言いながら扉に向かっていくヒイマに坂野は机を叩いた

「き、キミはなんなんだ!!」

部屋から出ていく寸前でヒイマは応える

「ただの派遣ですよ」

坂野のポカンとした表情に口角をあげた

指紋と盗聴器GET~~!

坂野の生体情報とイチゴが誘拐されてからの音声記録を手にすることができた


その日の夜

イチゴは未だに地下で拘束されておりベッドの上に座っていた

私の仕込み、気づいたかな…

イチゴは坂野に仕掛けた盗聴器が仲間に届いたかを懸念していた

すると、また勢いよくドアが開く
イチゴは素早く寝転がり目を瞑った

すぐに坂野の声がする

「今日は事件が起き、違う子供を連れて来ることは叶いませんでした」

その言葉に応える人物、イチゴが連れてこられた時に一度聞いた、50代程の男性の声がした

「言い訳はいい 俺を千一家の今の地位からそこまで落としたいらしい」

「ち、違います!!」

イチゴは千一家という単語に反応して思考を始める

この男…千一家と繋がりが? だとしたら名前と顔を見ておきたい…!

イチゴはこの任務にあたる際に、予め、判明している千一家構成員の名前と顔をリストで頭に入れている
それと照らし合わせて重要人物を把握しておきたいのだ

そんな考え事の間にも2人は会話を続けていた

「大体、あの時に珍しい赤い髪の子供2人を売り渡せなかったのが原因だ! お前らがちゃんとしていれば!俺はもっと出世していたというのに!」

怒鳴った後に地面を踏み鳴らした

「そ!そのことなのですが!!」

坂野が怯えた声を上げ、物申しを始めた

「本日、先程の事件にて、その赤い髪の少女が私の手に戻ってきました!!」

「なに?」

態度を一変させ静かに喋る

「確証はあるのか」

「はい!部下にDNA鑑定させた結果を過去の情報と照らし合わせた結果、一致しておりました!」

男は歓喜し満足げに応える

「そうか!ならば次の出荷日にはそいつを売り飛ばそう」

……!?

イチゴが事態を把握した
アサミがここに潜入したこと、過去に捕らわれたことがあることを…

「わ、わかりました!」

「次は、明後日だったな! よし!これで俺の汚名返上が成される!」

怒りは喜びと期待に代わり、意気揚々となっている

「ミスはするなよ わかったな」

「はい!匙山サジヤマさん!」

坂野の口からサジヤマという苗字が発せられるとイチゴは即座に脳内のリストから名前を導き出そうとする

な、ない…!判明してる千一家の構成員にそんな人はいない…!?偽名?それとも苗字が変わったとか…?
いや、それより…!次の人身売買が明後日のことの方が重大でしょ!

仲間に情報を伝える手段を持ちえないイチゴはあまり時間がないことを共有することができず、願うことしかできなかった

みんな…!急いで…!
しおりを挟む
感想 0

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

ちょっと大人な体験談はこちらです

神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な体験談です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

服を脱いで妹に食べられにいく兄

スローン
恋愛
貞操観念ってのが逆転してる世界らしいです。

冤罪で辺境に幽閉された第4王子

satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。 「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。 辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。

セクスカリバーをヌキました!

ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。 国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。 ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

処理中です...