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社長令嬢護衛編
43.各地戦場化
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爆破同刻、校舎は揺れを起こし、生徒や教師らが体勢を崩して転びかける
数秒もなくして物理実践室と生徒昇降口の火災報知器がチリリンと鳴り響く
瞬間、3年2組の教室のドアを蹴り壊して駆け出した男 少年隊隊長 基山 聡は生徒昇降口へ階段を飛び降り向かう
なんだ今の爆発…!2ヶ所とか聞いてねぇ!俺は分裂できねぇってのに!
一方、3階では第二教室棟3年7組の教室から遅れてヒュウとアバレが駆け出し、特別棟1階へ階段に向かったが、第一教室棟を繋ぐ廊下から黒いマントを羽織った何者かが2人の前に立ちはだかった
アバレがその者に荒い声をあげた
「なんじゃオラァ!!」
「誰か知らないけどそこをどけ」
ヒュウが冷静に退けるように指示するが黒マントはそこを動かず頭のみをこちらに向けた
「「……!」」
顔を『N』と描かれた仮面で隠していた
「お前…ただもんじゃ…」
アバレが呆気取られている隙に黒マントは接近し、アバレを外壁に殴り押した
設置されていた窓のガラスが割れ、アバレは3階から中庭の地面まで落下する
「アバレ!!」
ヒュウの心配も間もなくして割れた窓から黒マントは飛び降りた ヒュウも舌打ちをしながら飛び降りる
アバレは中庭に並んだボックスウッドに落ちる
上から黒マントが踏みつけようとしてくるのを転がって回避する
葉っぱで汚れた制服を払うと同時にヒュウが隣に着地する
「怪我は」
「これくらいでなるわけねぇだろ」
2人は目の前の黒マントに向き直し戦闘態勢をとる
「喧嘩売られてるってことでいいな」
「フィジカルは俺と同じくらいか」
ヒュウは推測をアバレに共有し首を鳴らした
体育館
セツナは体育の授業から抜け出し、最も近い特別棟に走ろうと飛び出したが、両扉を開いた瞬間にそこに水色のマントを羽織った『N』という仮面をつけた者がいた
「N…!やっぱり目的は…!」
問い詰めようとした瞬間、セツナは体育館へ蹴り戻される
冷たい床を転がると授業でバレーをしていたクラスメイトが爆発と違う驚きを見せる
「美川…!」
男の体育教師がこちらに向かって手を伸ばして寄ってきたが、それに対してセツナは手を突き出して指示する
「先生!!来ないでください!今すぐに生徒を裏口か…
ドスンッ!! ブシャャャ!!
「……!?」
体育教師の胸部に槍が貫通し鮮血をあげ、床に身体が倒れる
「キャァァア!!」
女子生徒の悲鳴が鳴り響き、男子生徒は強く息を飲んだ
「せ、セツナちゃ、、」
ミツキがこちらに寄ろうとしてきたがセツナは強く「来るな!!」と形相を変えて声を上げたため歩みを止めた
「今すぐ逃げて…ここはもう安全じゃないから」
「わ、わかった…」
ミツキはセツナに背を向けて走り出し、クラスメイトと共に避難を促した
のろりと体育館に足を踏み入れる水色マントをじっと見つめながらセツナは先日の夜に見た光景を思い出す
槍…一昨日、隊長を襲ったうちの1人か
「無関係な人の命を奪うなんて許さない」
「……」
水色マントは何も喋らず相手から見えない瞳で冷たい視線を送った
校庭 昇降口前
センドウは異なる場所で起こった爆発に若干の戸惑いを魅せる
そんなセンドウを置いて黒スーツの集団は校内に流れ込んだ
2ヶ所同時爆破なんて聞いてねぇな…別の組織か…
鋭い勘を研ぎ澄ましていると、両隣にいた細長い男と地面を這った男が横目でギロリと見つめた
「あぁそうだった…命令しねぇと動かねんだったな」
扱いにくさにため息をつきながらその人間とは思えない2人に指示する
「1人ずつ戦闘できるガキを殺してこい」
「「わ、わわわ…わ…わ…わかつた…」」
歪な返事をして2人は崩壊した昇降口から校内に侵入した
第一教室棟に向かった何者かの姿を視認したサトシは黒スーツの羽斑の人員を倒しながら階段を降り終える その2人を追おうとしたがちらりと見えた爆発跡に引きずられ昇降口に向かった
特別棟1階 物理実践室
野外に吹き飛ばされたシイナとカリンが灰色の煙の前にいた
「カリン!カリン!!」
ボヤけた視界が明けると頭から血を流したシイナが倒れている自身を揺さぶっていた
「シイナ…さん」
シイナはカリンの目が開いたことが分かるとホッとする素振りを見せた
「大丈夫そうね…」
「なにが…」
その質問に答えようとした瞬間、爆破された物理実践室の残骸の音と灰色の煙の中から不敵な笑みした白衣の影が浮かぶ
「これで殺れないか~めんどくさいな~」
シイナはこの語尾が不自然に伸びる喋り方と神経を逆撫でするような声質に聞き覚えがある
先程から頭に流れている声の正体は確かにずっと目の前にいた
「アンタがNなんてね 全く気づかなかった」
「え~アンタってひどくなーい?ウツノミヤ先生って呼んでよ~」
ウツノミヤは煙の中から姿を露わにして『N』と描かれた仮面で顔を覆った
「まぁ偽名なんだけどね~」
シイナが立ち上がって戦闘態勢に入るとカリンは手を強く胸の前で握った
それが見えたシイナは言葉をかける
「安心しなさい アンタを死なせないことが私の任務よ 大人しく後ろにいなさい」
素直に心配をする言葉は与えなかったがカリンには「安心して」と言われているように感じた
1階 第一教室棟第二教室棟間廊下
ランマルとハヤテが押し寄せる黒スーツの集団をなぎ倒しながら生徒に避難の声を上げる
「裏昇降口からグラウンドに出るんや!!」
生徒たちが慌てふためきながらグラウンドに繋がる裏昇降口まで走る
すると第二教室棟の廊下から現れた黒スーツの集団が生徒たちに襲いかかる
「死ね!!!」
1人の男が刃物を女子生徒に突き立てんとする
「させねぇ…」
瞬時に動いたランマルが男の刃物をテクニカルに強奪し逆に腕に刺し返した
「なぁ"ッ!」
刺された箇所から流れる血液を抑えながら後退する
「早く行け」
「あ、ありがとう!!」
女子生徒を横から裏昇降口へ逃がしランマルは集団に特攻しようとした しかしその瞬間、ランマルの足が掴まれた
「え……」
集団から伸びる細長い腕に掴まれているが誰の腕なのかが分からないほど離れているかつ集団の中心にいる人物から掴まれているように感じる
すると、集団の中心付近の天井が破壊され、そこに目を向けると自身の足を掴んでいる腕とは反対の腕が同じように伸び、2階との穴の縁を掴んだ
「いや待て待て待て!!!」
ランマルは掴まれた腕に引き寄せられ、2階に投げ入れられた
2階 第二教室棟 廊下
ランマルは華麗な着地を決めると自身をここへ連れてきた存在を視認して目を疑う
今にも餓死してしまいそうな体格をしている縦に細長い人物の腕が足元まである
「……!」
それだけでなく、その腕が肘を起点に伸び縮みしているのだ
「お前人間じゃないでしょ…」
「お、おおお俺は、、は、、くく、蛇長、、って、、いう、、うう、、に、にんげ、ん、だ」
「喋り方やばすぎ」
その異様な存在に戸惑いを隠せなかったがひとまず戦闘態勢をとった
一方、1階 第一教室棟第二教室棟間廊下ではハヤテも異様な存在と対峙した
「なんか数減った思たけど、、まともに相手したらあかん奴現れよった…」
地面に手をついた人物の舌が八又に伸び分かれ、一本一本に生徒や黒スーツの死体が突き刺さっている
「お、俺、、蜥蜴、、おれ、、まとも、、」
「どこがやねん8人も殺しよって」
「うる、うるうるうる、、うるさ、、うるさい、、お、俺、、おまえ、、こ殺すためなら、、なんで、もやる」
「俺がモテてることは嬉しいんやけど、あんたへの返事はノーや」
「か、かんけ、い、ない、ころ、、す」
八本の舌に突き刺さった死体を一気にハヤテへ飛ばした
「物騒やなぁ」
足を引いて速攻戦闘態勢をとった
表昇降口
「さて 俺も行くか」
センドウも部下たちに続いて校舎へ侵入しようとした瞬間、大きな瓦礫が直線的に迫ってきた
「……!」
それを拳で粉砕し殴り落とした
瓦礫の細かい破片が漂う先に見えたのは破れた制服のズボンから鋼鉄なブーツを見せた男だ
「お前がセンドウだな」
「ああ そうだが」
「うちの後輩が2回も世話になったらしいからな!!」
サトシが蹴りかかるとセンドウはその蹴りを腕を交差させて受け止める
「仕返しをしにきたんだよ!!」
「クソガキがっ」
その屈強な身体を勢いつけてサトシを払うと続けて急接近し撃たれれば一溜りもない拳を握る
「攻撃モード」
しかし、サトシは回避ではなく迎撃を選んだ
膝から足首に生えでた刃で拳を正面から叩き切るよう右足を振る
ドンッ!グシャッ…
ブーツの刃と拳が衝突し撃つ音と肉が食い込む音が同時に聞こえた
ボンッ!!
「……!」
拳と衝突した右足ブーツが破損し、脛から数センチの範囲の装備が機械的破片として舞った
「マジかよ」
あまりの破壊力に驚愕し、相手から距離をとる
さらけ出された生脛がやや黒くすんでいた
一方のセンドウも右手の人差し指から小指までに綺麗な一線傷がつきそこから血が滲み出ていた
「普通かわすだろ」
「すまんな まさか破壊されるとは思わなくて」
校内各地で戦闘が開始され、混乱に見舞われる
1人の少女を護る者たちとそれを欲する者たちの戦い
そこに思惑の交錯が生じ戦況は目まぐるしく変化していくこととなる
午前11時45分
北澤 夏鈴の賞金取り下げまで12:15:00
数秒もなくして物理実践室と生徒昇降口の火災報知器がチリリンと鳴り響く
瞬間、3年2組の教室のドアを蹴り壊して駆け出した男 少年隊隊長 基山 聡は生徒昇降口へ階段を飛び降り向かう
なんだ今の爆発…!2ヶ所とか聞いてねぇ!俺は分裂できねぇってのに!
一方、3階では第二教室棟3年7組の教室から遅れてヒュウとアバレが駆け出し、特別棟1階へ階段に向かったが、第一教室棟を繋ぐ廊下から黒いマントを羽織った何者かが2人の前に立ちはだかった
アバレがその者に荒い声をあげた
「なんじゃオラァ!!」
「誰か知らないけどそこをどけ」
ヒュウが冷静に退けるように指示するが黒マントはそこを動かず頭のみをこちらに向けた
「「……!」」
顔を『N』と描かれた仮面で隠していた
「お前…ただもんじゃ…」
アバレが呆気取られている隙に黒マントは接近し、アバレを外壁に殴り押した
設置されていた窓のガラスが割れ、アバレは3階から中庭の地面まで落下する
「アバレ!!」
ヒュウの心配も間もなくして割れた窓から黒マントは飛び降りた ヒュウも舌打ちをしながら飛び降りる
アバレは中庭に並んだボックスウッドに落ちる
上から黒マントが踏みつけようとしてくるのを転がって回避する
葉っぱで汚れた制服を払うと同時にヒュウが隣に着地する
「怪我は」
「これくらいでなるわけねぇだろ」
2人は目の前の黒マントに向き直し戦闘態勢をとる
「喧嘩売られてるってことでいいな」
「フィジカルは俺と同じくらいか」
ヒュウは推測をアバレに共有し首を鳴らした
体育館
セツナは体育の授業から抜け出し、最も近い特別棟に走ろうと飛び出したが、両扉を開いた瞬間にそこに水色のマントを羽織った『N』という仮面をつけた者がいた
「N…!やっぱり目的は…!」
問い詰めようとした瞬間、セツナは体育館へ蹴り戻される
冷たい床を転がると授業でバレーをしていたクラスメイトが爆発と違う驚きを見せる
「美川…!」
男の体育教師がこちらに向かって手を伸ばして寄ってきたが、それに対してセツナは手を突き出して指示する
「先生!!来ないでください!今すぐに生徒を裏口か…
ドスンッ!! ブシャャャ!!
「……!?」
体育教師の胸部に槍が貫通し鮮血をあげ、床に身体が倒れる
「キャァァア!!」
女子生徒の悲鳴が鳴り響き、男子生徒は強く息を飲んだ
「せ、セツナちゃ、、」
ミツキがこちらに寄ろうとしてきたがセツナは強く「来るな!!」と形相を変えて声を上げたため歩みを止めた
「今すぐ逃げて…ここはもう安全じゃないから」
「わ、わかった…」
ミツキはセツナに背を向けて走り出し、クラスメイトと共に避難を促した
のろりと体育館に足を踏み入れる水色マントをじっと見つめながらセツナは先日の夜に見た光景を思い出す
槍…一昨日、隊長を襲ったうちの1人か
「無関係な人の命を奪うなんて許さない」
「……」
水色マントは何も喋らず相手から見えない瞳で冷たい視線を送った
校庭 昇降口前
センドウは異なる場所で起こった爆発に若干の戸惑いを魅せる
そんなセンドウを置いて黒スーツの集団は校内に流れ込んだ
2ヶ所同時爆破なんて聞いてねぇな…別の組織か…
鋭い勘を研ぎ澄ましていると、両隣にいた細長い男と地面を這った男が横目でギロリと見つめた
「あぁそうだった…命令しねぇと動かねんだったな」
扱いにくさにため息をつきながらその人間とは思えない2人に指示する
「1人ずつ戦闘できるガキを殺してこい」
「「わ、わわわ…わ…わ…わかつた…」」
歪な返事をして2人は崩壊した昇降口から校内に侵入した
第一教室棟に向かった何者かの姿を視認したサトシは黒スーツの羽斑の人員を倒しながら階段を降り終える その2人を追おうとしたがちらりと見えた爆発跡に引きずられ昇降口に向かった
特別棟1階 物理実践室
野外に吹き飛ばされたシイナとカリンが灰色の煙の前にいた
「カリン!カリン!!」
ボヤけた視界が明けると頭から血を流したシイナが倒れている自身を揺さぶっていた
「シイナ…さん」
シイナはカリンの目が開いたことが分かるとホッとする素振りを見せた
「大丈夫そうね…」
「なにが…」
その質問に答えようとした瞬間、爆破された物理実践室の残骸の音と灰色の煙の中から不敵な笑みした白衣の影が浮かぶ
「これで殺れないか~めんどくさいな~」
シイナはこの語尾が不自然に伸びる喋り方と神経を逆撫でするような声質に聞き覚えがある
先程から頭に流れている声の正体は確かにずっと目の前にいた
「アンタがNなんてね 全く気づかなかった」
「え~アンタってひどくなーい?ウツノミヤ先生って呼んでよ~」
ウツノミヤは煙の中から姿を露わにして『N』と描かれた仮面で顔を覆った
「まぁ偽名なんだけどね~」
シイナが立ち上がって戦闘態勢に入るとカリンは手を強く胸の前で握った
それが見えたシイナは言葉をかける
「安心しなさい アンタを死なせないことが私の任務よ 大人しく後ろにいなさい」
素直に心配をする言葉は与えなかったがカリンには「安心して」と言われているように感じた
1階 第一教室棟第二教室棟間廊下
ランマルとハヤテが押し寄せる黒スーツの集団をなぎ倒しながら生徒に避難の声を上げる
「裏昇降口からグラウンドに出るんや!!」
生徒たちが慌てふためきながらグラウンドに繋がる裏昇降口まで走る
すると第二教室棟の廊下から現れた黒スーツの集団が生徒たちに襲いかかる
「死ね!!!」
1人の男が刃物を女子生徒に突き立てんとする
「させねぇ…」
瞬時に動いたランマルが男の刃物をテクニカルに強奪し逆に腕に刺し返した
「なぁ"ッ!」
刺された箇所から流れる血液を抑えながら後退する
「早く行け」
「あ、ありがとう!!」
女子生徒を横から裏昇降口へ逃がしランマルは集団に特攻しようとした しかしその瞬間、ランマルの足が掴まれた
「え……」
集団から伸びる細長い腕に掴まれているが誰の腕なのかが分からないほど離れているかつ集団の中心にいる人物から掴まれているように感じる
すると、集団の中心付近の天井が破壊され、そこに目を向けると自身の足を掴んでいる腕とは反対の腕が同じように伸び、2階との穴の縁を掴んだ
「いや待て待て待て!!!」
ランマルは掴まれた腕に引き寄せられ、2階に投げ入れられた
2階 第二教室棟 廊下
ランマルは華麗な着地を決めると自身をここへ連れてきた存在を視認して目を疑う
今にも餓死してしまいそうな体格をしている縦に細長い人物の腕が足元まである
「……!」
それだけでなく、その腕が肘を起点に伸び縮みしているのだ
「お前人間じゃないでしょ…」
「お、おおお俺は、、は、、くく、蛇長、、って、、いう、、うう、、に、にんげ、ん、だ」
「喋り方やばすぎ」
その異様な存在に戸惑いを隠せなかったがひとまず戦闘態勢をとった
一方、1階 第一教室棟第二教室棟間廊下ではハヤテも異様な存在と対峙した
「なんか数減った思たけど、、まともに相手したらあかん奴現れよった…」
地面に手をついた人物の舌が八又に伸び分かれ、一本一本に生徒や黒スーツの死体が突き刺さっている
「お、俺、、蜥蜴、、おれ、、まとも、、」
「どこがやねん8人も殺しよって」
「うる、うるうるうる、、うるさ、、うるさい、、お、俺、、おまえ、、こ殺すためなら、、なんで、もやる」
「俺がモテてることは嬉しいんやけど、あんたへの返事はノーや」
「か、かんけ、い、ない、ころ、、す」
八本の舌に突き刺さった死体を一気にハヤテへ飛ばした
「物騒やなぁ」
足を引いて速攻戦闘態勢をとった
表昇降口
「さて 俺も行くか」
センドウも部下たちに続いて校舎へ侵入しようとした瞬間、大きな瓦礫が直線的に迫ってきた
「……!」
それを拳で粉砕し殴り落とした
瓦礫の細かい破片が漂う先に見えたのは破れた制服のズボンから鋼鉄なブーツを見せた男だ
「お前がセンドウだな」
「ああ そうだが」
「うちの後輩が2回も世話になったらしいからな!!」
サトシが蹴りかかるとセンドウはその蹴りを腕を交差させて受け止める
「仕返しをしにきたんだよ!!」
「クソガキがっ」
その屈強な身体を勢いつけてサトシを払うと続けて急接近し撃たれれば一溜りもない拳を握る
「攻撃モード」
しかし、サトシは回避ではなく迎撃を選んだ
膝から足首に生えでた刃で拳を正面から叩き切るよう右足を振る
ドンッ!グシャッ…
ブーツの刃と拳が衝突し撃つ音と肉が食い込む音が同時に聞こえた
ボンッ!!
「……!」
拳と衝突した右足ブーツが破損し、脛から数センチの範囲の装備が機械的破片として舞った
「マジかよ」
あまりの破壊力に驚愕し、相手から距離をとる
さらけ出された生脛がやや黒くすんでいた
一方のセンドウも右手の人差し指から小指までに綺麗な一線傷がつきそこから血が滲み出ていた
「普通かわすだろ」
「すまんな まさか破壊されるとは思わなくて」
校内各地で戦闘が開始され、混乱に見舞われる
1人の少女を護る者たちとそれを欲する者たちの戦い
そこに思惑の交錯が生じ戦況は目まぐるしく変化していくこととなる
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