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第6話 入れ替わり?
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「クレアは生きている」と彼女が言ってきた。
正直、混乱するような言葉だったがその意味するところはとても重要な気がした。
そして、もう一つ確定したことがある。
彼女はやはりクレアではない誰かであることが。
彼女もそれを悟ったのか、神妙な顔になった。
「まずは謝罪を。この体の持ち主……クレアの体を勝手に借りたことを」
両手を握り、祈るように謝罪する姿はなんともいえない美しさを感じた。
堂に入っているというか……
クレアが絶対にしない仕草だった。
「そして、私は……天界より神に遣わされた天使の一人……セフィトスと申します。ロダン様に仕え、守護する任を命じられ、この世界にやってまいりました」
……????
意味が全く分からなかった。
「な、何を言っているんだ? セフィトス? 君はクレアではないの?」
「はい。私はクレアから体を借りている状態です」
借りている?
なるほど。そういうことなら、辻褄は合ってくる。
外見はクレアそのもの。
しかし、中身が違う人物ということになれば、得体の知れない違和感を説明することが出来る。
しかし、そんなことが出来るのか?
「天使……ってなに?」
「そんな……この世界には天使について伝わっていないのですか?」
そんな言葉、聞いたこともない。何
気なく頷いてみたが、天使は大きなショックを感じたみたいで、膝を崩してしまった。
「だったら、どうやって伝えれば……」
天使は何かを悩みながらブツブツと言っている。
その間にも魔獣は僕の手を頭に絡ませながら、何度も撫でることを要求してくる。
こうやって撫でてみると、可愛いものだな……
魔獣への認識が変わってしまいそうだ。
「分かりました!! 説明をさせてください」
「はい」
天使はフーっと息を吐き、妙に気合を入れ始めた。
「天使……いえ、天使族は神が作り出した原初の種族なのです。天使族は神に仕え、神に奉仕をするためだけの存在です。神の仕事を補佐し、高位の天使ともなれば神の代行すら行いうるのです!!」
神? 原初? 何を言っているんだ?
この世界の者ではないということか?
「聞いたことがあるんだ。人間に乗り移り、その者を操ることが出来る存在がいるって」
天使は首を傾げる。
「その存在を悪魔というらしいよ」
「ぜんっぜん!! ちがぁぁぁう!! なんで悪魔と一緒にされないといけないのよ。あいつらは……もういいわ。やっぱり説明なんて出来ないのよ。見たことも聞いたこともない存在を信じろって言う方が無理があるのよ」
ああ、魔獣が可愛い。
天使はなにやら激昂しているようだが、クレアの顔で凄まれても全然怖くないぞ。
「僕にとって、君が悪魔か天使かなんてどうでもいいことなんだ。クレアをいつ、返してくれるの? 出来れば、今すぐに返して欲しいんだけど」
「無理よ」
「……なんで? 君はさっき借りているって言ったよね? 返すことも出来るんじゃないの?」
「そんな期待に満ちた目で見ないでほしいんですけど。借りたというのは少し語弊がありまして……正確にはこの体の持ち主は死にました」
ますます意味が分からない。
「さっき、クレアは生きているって。つまり、君の体にはクレアがいるんだろ? それを返してくれれば……違うのか?」
天使は頭を掻き、悩む仕草をする。
「なんというか……信じられないかも知れませんが、クレアはロダン様の中にいます」
「意味がわからないよ。さっきから言っていること、全部が分からないよ。クレアが僕の中って……教えてくれ!!」
クレアに会いたい。
一杯話したいことがあるんだ。
クレアと離れて3年。色々なことがあったんだ。
どうやれば、会えるんだ?
「私もそれについては分かっていません。本来であれば、この体に入った私はクレアと一体になる予定でした。しかし、クレアと繋がることが出来なかったのです」
……。
「正直、こんなことは前代未聞でした。この体に本人がいなかったのです。もちろん、他の理由も考えましたが、それが一番しっくりときたのです。だとしたら、クレアはどこに? と思いましたが、正直、私にとってはあまり興味はありませんでした」
……。
「ところがこの者を発見したのです」
はっ? 魔獣が何の関係が?
「この者はロダン様が思っているような存在ではありません。この者も私と同じ存在。つまり、天使なのです!!」
そんなバカな。破れかぶれに嘘を言っているんじゃないのか?
さっきからどうも胡散臭くてならない。
「この世界に降りてきた天使は主となる者の死に瀕した親しい者の肉体に宿ります。そうすることで世界への干渉を最小限に抑え、なおかつ主からの信頼を得られるからです!!」
僕にとってはクレアはこの世界で一番、親しい間柄と言ってもいいだろう。
死に瀕している状況というのも分かる。
たしかに筋は通っているように見える。
それにクレアと一体になると言っていた。
本当にそうならば、僕は彼女を疑わなかったかも知れない。
「その者を発見した時、瀕死の状態でした。この世界に降りてきた天使が肉体を得ると、主から力をもらうようになります。治療もその力で行われます。しかし、その者は治療されていく様子はありませんでした。つまり、主が側にいないか、すでにいなくなっているかの、どちらかなのです!!」
百歩譲って、この魔獣が天使だとする。
主というのがいて、その者の側にいなければ回復もしない。
傷はすっかりと癒え、手の先で静かに寝息を立て始める魔獣。
「私はクレアこそが、その者の主ではないかと思ったのです。この者を使えば……いや、生かしておけば、必ずクレアに会えると。そして……」
彼女は僕を指差した。
「ロダン様こそ、クレアであると確信したのです!!」
どういうことだ?
話の流れとしては、魔獣の治療をしていることがクレアであるという証ということなのかな。
「その者は主しか治せません!!」
「君はどうして、この魔獣の主がクレアだと思ったの?」
状況は確かに彼女の言うとおりだけど、確信は持てないはずだ。
「分かりません。正直に言えば、確信と言ったものではありません。ですが……なんとなく思うのです。クレアは神の意志を受け継いた者だと。その超越した力がこのようなありえない奇跡を生み出したのだと。クレアはロダン様と共に生きたいと望んだのかも知れません」
もし……もし、彼女の言うことが正しければ……魔獣はクレアを主と認めていただろう。
魔獣はクレアから託された。
そして、クレアは言ったんだ。
これは僕とクレアを繋げるんだって。
また会うことが出来るって。
彼女はそのことを知らないはずだ。そ
れでも彼女はクレアが生きていると言ってくれた。
疑えば切りのないような話だけど……僕は信じてみたい。
クレアは生きているかもしれない。
そんな可能性を信じたいんだ。
クレアがいない世界なんて信じたくないんだ。
「クレアが僕の中にいるっていうのは、どういうことなの?」
「正直に言って、分かりません。どのような存在であるかも。しかし、希望はあります。この世界に時々やってくる高位天使様に聞いてみるのです。きっと、教えてくださいますよ!」
随分と淡い期待になってしまった。
時々やってくるって……いつ会えるかも分からないってことだろ?
それに、どこで会えるのかも。
それって……。
「ロダン様。旅に出ましょう!」
……ああ。
またその言葉を聞けるなんて。
なんとも不思議な感じだ。
まるでクレアが目の前にいるみたいだよ。
「ああ。クレアを取り戻すんだ。必ず、もう一度……会うんだ」
「その調子です!!」
「ん? 何か言った?」
「いえいえいえいえいえ。何でもありませんよ。旅に出てくれるだけで私はとても嬉しいのです」
なんか引っかかるような感じもするが、この村にいても何も始まらない。
彼女と共に旅をする決意を新たに固めた。
だが、その前にやることがある。
クレアのことについては少しは希望が見えてきた。
天使と名乗る彼女が本当のことを言っているのかどうかも定かではないから、信じられるかは旅をしながら判断しなければならない。
だけど、この一つは旅に出る前に片付けておかなければならない。
「旅に出る前に一つやりたいことがある」
「はい、なんでしょう? 旅の準備ですか? それとも私を誰かに紹介していただけるのですか? あとは……なんでしょうか?」
なぜそうなる。
この状況を見て、そんなことを言えるんだ?
やはり……悪魔なのかもしれない。
「この村を襲撃した者に復讐をするんだ」
「復讐……ですか? こう言っては何ですが、私が全員を焼き殺しましたけど?」
たしかに彼女の魔法であの場にいるすべての者が消し炭になったことは知っている。
「違うんだ。僕は聞いたんだ。兵士の一人から。まるで誰かに頼まれたかのようなことを。そいつが今回の襲撃の黒幕のはずだ。そいつを見つけるんだ」
「ああ。なるほど。そういうことでしたら手助けできるかも知れませんよ」
彼女には何か考えがあるのか、先程の村外れの小道に到着した。
やっぱり、クレアの姿はなかった。
血の跡だけが生々しく残っているだけだった。
彼女はそんなものに目もくれず、森の中で何かを探し始めた。
「ありました。ありましたよ」
一体何があったというのだ。
彼女が森から出てきた時に手にしていたのは……兵士の顔だった。
「よかったですね。これがなかったら、正直、お役に立てなかったかも知れませんでしたよ」
こいつは……やはり悪魔か?
なんで、死んだ人間の頭を持って笑っていられるんだ?
クレアの表情なのに、恐怖を感じてしまった。
彼女は頭を地面に置き、何かの魔法を唱え始めた。
「ふむふむ……ガノン……ビーゼル……店?……サルンの木?……この者はどうやら下っ端のようで黒幕とは直接会ったことはなさそうですね。だけど……ビーゼルというのは、どこかの街のようですね。心当たりは?」
……ビーゼル。この村から然程離れていない町の名前と同じだ。領都ビーゼル……。
正直、混乱するような言葉だったがその意味するところはとても重要な気がした。
そして、もう一つ確定したことがある。
彼女はやはりクレアではない誰かであることが。
彼女もそれを悟ったのか、神妙な顔になった。
「まずは謝罪を。この体の持ち主……クレアの体を勝手に借りたことを」
両手を握り、祈るように謝罪する姿はなんともいえない美しさを感じた。
堂に入っているというか……
クレアが絶対にしない仕草だった。
「そして、私は……天界より神に遣わされた天使の一人……セフィトスと申します。ロダン様に仕え、守護する任を命じられ、この世界にやってまいりました」
……????
意味が全く分からなかった。
「な、何を言っているんだ? セフィトス? 君はクレアではないの?」
「はい。私はクレアから体を借りている状態です」
借りている?
なるほど。そういうことなら、辻褄は合ってくる。
外見はクレアそのもの。
しかし、中身が違う人物ということになれば、得体の知れない違和感を説明することが出来る。
しかし、そんなことが出来るのか?
「天使……ってなに?」
「そんな……この世界には天使について伝わっていないのですか?」
そんな言葉、聞いたこともない。何
気なく頷いてみたが、天使は大きなショックを感じたみたいで、膝を崩してしまった。
「だったら、どうやって伝えれば……」
天使は何かを悩みながらブツブツと言っている。
その間にも魔獣は僕の手を頭に絡ませながら、何度も撫でることを要求してくる。
こうやって撫でてみると、可愛いものだな……
魔獣への認識が変わってしまいそうだ。
「分かりました!! 説明をさせてください」
「はい」
天使はフーっと息を吐き、妙に気合を入れ始めた。
「天使……いえ、天使族は神が作り出した原初の種族なのです。天使族は神に仕え、神に奉仕をするためだけの存在です。神の仕事を補佐し、高位の天使ともなれば神の代行すら行いうるのです!!」
神? 原初? 何を言っているんだ?
この世界の者ではないということか?
「聞いたことがあるんだ。人間に乗り移り、その者を操ることが出来る存在がいるって」
天使は首を傾げる。
「その存在を悪魔というらしいよ」
「ぜんっぜん!! ちがぁぁぁう!! なんで悪魔と一緒にされないといけないのよ。あいつらは……もういいわ。やっぱり説明なんて出来ないのよ。見たことも聞いたこともない存在を信じろって言う方が無理があるのよ」
ああ、魔獣が可愛い。
天使はなにやら激昂しているようだが、クレアの顔で凄まれても全然怖くないぞ。
「僕にとって、君が悪魔か天使かなんてどうでもいいことなんだ。クレアをいつ、返してくれるの? 出来れば、今すぐに返して欲しいんだけど」
「無理よ」
「……なんで? 君はさっき借りているって言ったよね? 返すことも出来るんじゃないの?」
「そんな期待に満ちた目で見ないでほしいんですけど。借りたというのは少し語弊がありまして……正確にはこの体の持ち主は死にました」
ますます意味が分からない。
「さっき、クレアは生きているって。つまり、君の体にはクレアがいるんだろ? それを返してくれれば……違うのか?」
天使は頭を掻き、悩む仕草をする。
「なんというか……信じられないかも知れませんが、クレアはロダン様の中にいます」
「意味がわからないよ。さっきから言っていること、全部が分からないよ。クレアが僕の中って……教えてくれ!!」
クレアに会いたい。
一杯話したいことがあるんだ。
クレアと離れて3年。色々なことがあったんだ。
どうやれば、会えるんだ?
「私もそれについては分かっていません。本来であれば、この体に入った私はクレアと一体になる予定でした。しかし、クレアと繋がることが出来なかったのです」
……。
「正直、こんなことは前代未聞でした。この体に本人がいなかったのです。もちろん、他の理由も考えましたが、それが一番しっくりときたのです。だとしたら、クレアはどこに? と思いましたが、正直、私にとってはあまり興味はありませんでした」
……。
「ところがこの者を発見したのです」
はっ? 魔獣が何の関係が?
「この者はロダン様が思っているような存在ではありません。この者も私と同じ存在。つまり、天使なのです!!」
そんなバカな。破れかぶれに嘘を言っているんじゃないのか?
さっきからどうも胡散臭くてならない。
「この世界に降りてきた天使は主となる者の死に瀕した親しい者の肉体に宿ります。そうすることで世界への干渉を最小限に抑え、なおかつ主からの信頼を得られるからです!!」
僕にとってはクレアはこの世界で一番、親しい間柄と言ってもいいだろう。
死に瀕している状況というのも分かる。
たしかに筋は通っているように見える。
それにクレアと一体になると言っていた。
本当にそうならば、僕は彼女を疑わなかったかも知れない。
「その者を発見した時、瀕死の状態でした。この世界に降りてきた天使が肉体を得ると、主から力をもらうようになります。治療もその力で行われます。しかし、その者は治療されていく様子はありませんでした。つまり、主が側にいないか、すでにいなくなっているかの、どちらかなのです!!」
百歩譲って、この魔獣が天使だとする。
主というのがいて、その者の側にいなければ回復もしない。
傷はすっかりと癒え、手の先で静かに寝息を立て始める魔獣。
「私はクレアこそが、その者の主ではないかと思ったのです。この者を使えば……いや、生かしておけば、必ずクレアに会えると。そして……」
彼女は僕を指差した。
「ロダン様こそ、クレアであると確信したのです!!」
どういうことだ?
話の流れとしては、魔獣の治療をしていることがクレアであるという証ということなのかな。
「その者は主しか治せません!!」
「君はどうして、この魔獣の主がクレアだと思ったの?」
状況は確かに彼女の言うとおりだけど、確信は持てないはずだ。
「分かりません。正直に言えば、確信と言ったものではありません。ですが……なんとなく思うのです。クレアは神の意志を受け継いた者だと。その超越した力がこのようなありえない奇跡を生み出したのだと。クレアはロダン様と共に生きたいと望んだのかも知れません」
もし……もし、彼女の言うことが正しければ……魔獣はクレアを主と認めていただろう。
魔獣はクレアから託された。
そして、クレアは言ったんだ。
これは僕とクレアを繋げるんだって。
また会うことが出来るって。
彼女はそのことを知らないはずだ。そ
れでも彼女はクレアが生きていると言ってくれた。
疑えば切りのないような話だけど……僕は信じてみたい。
クレアは生きているかもしれない。
そんな可能性を信じたいんだ。
クレアがいない世界なんて信じたくないんだ。
「クレアが僕の中にいるっていうのは、どういうことなの?」
「正直に言って、分かりません。どのような存在であるかも。しかし、希望はあります。この世界に時々やってくる高位天使様に聞いてみるのです。きっと、教えてくださいますよ!」
随分と淡い期待になってしまった。
時々やってくるって……いつ会えるかも分からないってことだろ?
それに、どこで会えるのかも。
それって……。
「ロダン様。旅に出ましょう!」
……ああ。
またその言葉を聞けるなんて。
なんとも不思議な感じだ。
まるでクレアが目の前にいるみたいだよ。
「ああ。クレアを取り戻すんだ。必ず、もう一度……会うんだ」
「その調子です!!」
「ん? 何か言った?」
「いえいえいえいえいえ。何でもありませんよ。旅に出てくれるだけで私はとても嬉しいのです」
なんか引っかかるような感じもするが、この村にいても何も始まらない。
彼女と共に旅をする決意を新たに固めた。
だが、その前にやることがある。
クレアのことについては少しは希望が見えてきた。
天使と名乗る彼女が本当のことを言っているのかどうかも定かではないから、信じられるかは旅をしながら判断しなければならない。
だけど、この一つは旅に出る前に片付けておかなければならない。
「旅に出る前に一つやりたいことがある」
「はい、なんでしょう? 旅の準備ですか? それとも私を誰かに紹介していただけるのですか? あとは……なんでしょうか?」
なぜそうなる。
この状況を見て、そんなことを言えるんだ?
やはり……悪魔なのかもしれない。
「この村を襲撃した者に復讐をするんだ」
「復讐……ですか? こう言っては何ですが、私が全員を焼き殺しましたけど?」
たしかに彼女の魔法であの場にいるすべての者が消し炭になったことは知っている。
「違うんだ。僕は聞いたんだ。兵士の一人から。まるで誰かに頼まれたかのようなことを。そいつが今回の襲撃の黒幕のはずだ。そいつを見つけるんだ」
「ああ。なるほど。そういうことでしたら手助けできるかも知れませんよ」
彼女には何か考えがあるのか、先程の村外れの小道に到着した。
やっぱり、クレアの姿はなかった。
血の跡だけが生々しく残っているだけだった。
彼女はそんなものに目もくれず、森の中で何かを探し始めた。
「ありました。ありましたよ」
一体何があったというのだ。
彼女が森から出てきた時に手にしていたのは……兵士の顔だった。
「よかったですね。これがなかったら、正直、お役に立てなかったかも知れませんでしたよ」
こいつは……やはり悪魔か?
なんで、死んだ人間の頭を持って笑っていられるんだ?
クレアの表情なのに、恐怖を感じてしまった。
彼女は頭を地面に置き、何かの魔法を唱え始めた。
「ふむふむ……ガノン……ビーゼル……店?……サルンの木?……この者はどうやら下っ端のようで黒幕とは直接会ったことはなさそうですね。だけど……ビーゼルというのは、どこかの街のようですね。心当たりは?」
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