41 / 45
貴族編
第41話 メイドの仕事
しおりを挟む
マリアが目の前に立っている。報告にやって来たのだ。
「どうだった?」
マリアは首を横に振った。
「残念ですが、ノーマンの妹と思われる人物は本邸の屋敷にはおりませんでした。その周囲も探りましたが、収穫はありません」
てっきり兄弟のうちの誰かがノーマンの妹を幽閉していると思っていたが、甘く見すぎたか? やはり首謀者をノーマンに……いや、口を割ることはないだろう。やっぱり、僕達の手で探さないとな。
「とにかく、これから兄弟と会うことになるはずだ。そのときに探りを入れてみて欲しい。もしかしたら、なにかしらの糸口が見つかるかも知れないからね」
「分かりました。では、私は別の場所で待機しておきます。護衛はララに任せてありますので、余程の相手ではない限り対処は出来ると思います。ニッジは……正直、宛にはしないでください。出来れば、逃げるように命令をしてください」
それが良さそうだな。しかし、十歳のララに護衛を委ねるのは危険ではないかな? 確かに長身になって、見た目は大人と代わりはないんだけど、やっぱり十歳っていうのがな……。
「大丈夫ですよ。彼女は……天性の肉体強化魔法の使い手ですから。あれほど体に馴染んだ魔法使いも珍しいと思いますよ」
ん? 初めて聞く話だな。ララが魔法使い?
「ええ。あの歳であれほどの怪力を変だと思いませんでしたか? あれは魔法による強化された力なのです。もっとも、彼女には魔法を操ることは出来ません。ただただ、魔力を消費して肉体を強化しているのです。そういう者が時々いるんですよ。それゆえ天性。ちなみに私もそれなんですよ」
んん? よく分からないな。魔法はイメージをして魔力を練り上げて使うものだ。それをしなくても魔法が使えてしまうってこと? なんか、凄いことなんじゃないのか?
「そんな事はないですよ。意図せず魔力が流れ出ているのと変わらないですからね。効率が悪いんですよ。本来は必要な時に、必要な量の魔力を放出するのが理想ですから。まぁ、戦闘中はタイムラグがないですからね。そこだけは有利になるところですね」
なるほどね。なんでも一長一短ってわけか。
「それゆえ、先手必勝。ララにはその技術は叩き込んでいますから。大抵のことは大丈夫なのはそういうことです。ただ、後手に回ると弱いので、そこだけは注意が必要ですね」
「マリアも、なの?」
「私は……ふふっ。いつか戦場でお見せできると思いますよ。ララとは歩んできた経験というものが違いますから。それでは私は別行動をさせていただきます。そうそう……妹さんを見つけられたら、ご褒美くださいね」
マリアは片目をウインクして、再び外に出ていってしまった。
「ララ。すまないが、エアを呼んできてくれ。これからの話がしたい」
「押忍」
その返事、止めてくれないかな。まぁ、本人は至って真面目だから言うに言えないんだよな。
「お呼びでしょうか? ロラン様」
「ああ。これからのことを話したくてね。それよりもノーマンの一件を秘密にすることに協力してくれて、ありがとうね」
「滅相もありません。私はロラン様のメイドでございます。ご主人様の秘密を漏洩するなど、あってはないこと。当然のことをしたまでです」
どうやら僕は彼女を馬鹿にしていたようだ。今までメイドというものが何なのか分からなかったが、なるほど、そういうものなのか。
「分かった。ところで確認をしたいんだけど、エア達の仕事を教えてくれないか?」
「畏まりました」
エアの話は実に単純明瞭。分かりやすいの一言だな。メイドと執事は基本、屋敷の管理を任せられている。掃除や洗濯、給仕が主たる仕事となる。また、僕が遠征などする場合は、身の回りの世話をするために一人か二人が随行することになっている。最低でも一人は屋敷に残るようだ。
「人がいないと、屋敷が痛みますから」
尤もな理由だな。この屋敷もかなりきれいに使われていると思うけど、実際はかなり年季の入った建物だと思う。柱の一本一本は黒ずみ、歴史を感じる。これもメイド達がしっかりと管理してきたから、今でも普通に使えているのだろう。
スラムのガーフェの屋敷もかなりボロかったな。あれはメンテナンスをしていなかったせいなんだな。もっともスキンヘッド達がみんなで掃除とかしていたら、なんか笑えちゃうけど。
「ありがとう。引き続き、仕事を頼む。それとノーマンの様子はどうだ? あれから変化はあったか?」
「特には。仕事をしっかりとこなしておりますよ。どうしますか? 私とニーチェで見張りをしましょうか?」
まぁ、ノーマンには首謀者の意図した行動を取り続けるように言ったのは僕だしな。今、監視をつけても意味があるとは思えない。むしろ、自由にさせておいたほうがいいだろう。
「いや、いらない。普通に仕事をやれせてやってくれ。それと君たちにこれをあげるよ。是非、つけてほしい」
金のブレスレットをエアに手渡した。マリアたちに渡したものと全く同じものだ。
「これは?」
「うん。僕の身の回りの世話をしてくれるんだから、身につけてほしいんだ。マリアたちも付けていたのを見ただろ? 僕の信頼の証みたいなものだよ」
「しかし、我々は信頼を与えるほどの仕事をしているとは思えません。ノーマンなんかはロラン様に手を加えようとしたくらいですし……」
「僕はまず信頼をする。甘いと思うかも知れないけど、今までそれで上手くいってきたし、これからもなんとかなると思うんだ。それとも物を貰うのは不服かい? もし、要らなければ売るといいよ。一応、金で出来ているからね」
「そんな……ご主人様から受け取ったものを売るなど……ありがたく受け取らせていただきます。そして、ご主人様の信頼に応えるようにメイド一同、心よりお仕えいたします」
どうやら受け取ってくれるようだ。人に物をあげるってことが行為はどうも苦手だ。師匠なら何も言わずに受け取ってくれるけど、他の人は理由が必要だからね。エアはじっと金のブレスレットを見つめていた。
「ご主人様って、変わっておられますね」
あれ? なにか変なことをしちゃったかな? それとも変顔でもしてた?
「なんというか貴族らしくないと言うか……いいえ。ご主人様こそ……本物の貴族というものかも知れませんね。私はそんなご主人様にお仕えできたことは幸運だったのかも知れません」
「僕こそ、まだ何もしていないからね。エアの期待には添えないかも知れないよ。でも、エア達の協力は不可欠なんだ。色々と教えてくれると助かるよ」
「私で出来ることでしたら。なんでしたら、夜の……」
エアが恥ずかしそうにモジモジしているが、夜? 何のことだろう? まさか、この地域には夜に何かする事でもあるのかな? その辺りも知っておかないといけないかな……
「今は何でも知りたい。エアが夜の事を教えてくれるの?」
「えっ⁉ いや、私も経験がなくて……でも、ご主人様がおっしゃるのであれば……いえ!! やっぱり、私も勉強してから出直します。不甲斐ない私をご主人様に見せるわけには。それにご主人様にはマリア様がおられますから、足りていると思うんですけど」
マリア? なんで、急にマリアのことが? まさか……なるほど、何となく分かってきたぞ。さすがは魔法で有名なシャンドル領だな。おそらく、魔法の稽古か何かなんだろうな。しかし、そうなると気になってくるな。
「マリアは多分、詳しくはないと思うぞ。だからエアだけが頼りだ。是非、勉強をしてきて、僕に教えて欲しい」
エアは真っ赤な顔をしながら、小さく頷いた。
「そのときになったら、お教えいたします。それにしても……ご主人様って、その歳で随分とその……お盛んなんですね」
当たり前だ。魔法は僕にとって重要なものだ。それが上達するためだったら、どんな知識でも欲しい。それが新たな魔法へと飛躍するかも知れないんだ。
「当たり前だろ。僕はそれで世界で一番になるんだ。せっかくシャンドル家として生まれたんだから、それくらい目指してもいいだろ?」
「世界一……まぁ、たしかにシャンドル家の男子はお盛んと聞いたことがありますが……どうやら私が見くびっていたようです。私もその一端にお加えされるように、精進させてもらいます」
ん? ああ、エアも魔法が使えるのか。メイドでも使えるとは、シャンドル領は本当に凄いところなんだな。
「もうすでに一端に入っていると思うけど。まぁ、実際にやってみないとダメだよね。その時を楽しみにしているよ。エアの実力も見てみたいしね」
「が、頑張らせてもらいます!!」
いい話が聞けたな。夜の秘密の魔法特訓……教えてもらえる日が楽しみだな。
エアと話していると、ニーチェが静かな佇まいで来客を告げてきた。
「ロラン様。当主様より集まるようにと使者が参っております」
ついに来たか。僕以外の後継者候補と会う時が。
「すぐに行くと伝えてくれ。エア、すまないが服を用意してくれ。ニッジとララも着替えを」
「畏まりました」
着替えはエアとニーチェの二人がすべてやってしまった。僕は立っているだけ。最初は抵抗したんだよ? でも、エアが「これはメイドの仕事ですから」と譲る気を一切見せなかった。それにニーチェも「ロラン様は本当にきれいなお顔をしていますね」と着替えとは関係ないことをずっと呟いていた。
スラムから持ってきた服と下着をすべて剥ぎ取られて、シャンドル家が用意した服に身を包んだ。上質な服だな……とてもスラムでは着ることの出来ない服だろうな。それにしても寸法がぴったりなのが気になる。いつ、測られたんだ?
「これは魔法糸という特殊な糸で作られた服なんですよ。ですから、どんなサイズでも魔法で調整されるんです」
衝撃的だった。そんな服が存在するとは……やっぱり僕の知らないことがこの世界には満ちているようだ。なんだか、すごく楽しくなってきたな。きっと、これから先も色々な発見が出来るんだろうな。
「どうだった?」
マリアは首を横に振った。
「残念ですが、ノーマンの妹と思われる人物は本邸の屋敷にはおりませんでした。その周囲も探りましたが、収穫はありません」
てっきり兄弟のうちの誰かがノーマンの妹を幽閉していると思っていたが、甘く見すぎたか? やはり首謀者をノーマンに……いや、口を割ることはないだろう。やっぱり、僕達の手で探さないとな。
「とにかく、これから兄弟と会うことになるはずだ。そのときに探りを入れてみて欲しい。もしかしたら、なにかしらの糸口が見つかるかも知れないからね」
「分かりました。では、私は別の場所で待機しておきます。護衛はララに任せてありますので、余程の相手ではない限り対処は出来ると思います。ニッジは……正直、宛にはしないでください。出来れば、逃げるように命令をしてください」
それが良さそうだな。しかし、十歳のララに護衛を委ねるのは危険ではないかな? 確かに長身になって、見た目は大人と代わりはないんだけど、やっぱり十歳っていうのがな……。
「大丈夫ですよ。彼女は……天性の肉体強化魔法の使い手ですから。あれほど体に馴染んだ魔法使いも珍しいと思いますよ」
ん? 初めて聞く話だな。ララが魔法使い?
「ええ。あの歳であれほどの怪力を変だと思いませんでしたか? あれは魔法による強化された力なのです。もっとも、彼女には魔法を操ることは出来ません。ただただ、魔力を消費して肉体を強化しているのです。そういう者が時々いるんですよ。それゆえ天性。ちなみに私もそれなんですよ」
んん? よく分からないな。魔法はイメージをして魔力を練り上げて使うものだ。それをしなくても魔法が使えてしまうってこと? なんか、凄いことなんじゃないのか?
「そんな事はないですよ。意図せず魔力が流れ出ているのと変わらないですからね。効率が悪いんですよ。本来は必要な時に、必要な量の魔力を放出するのが理想ですから。まぁ、戦闘中はタイムラグがないですからね。そこだけは有利になるところですね」
なるほどね。なんでも一長一短ってわけか。
「それゆえ、先手必勝。ララにはその技術は叩き込んでいますから。大抵のことは大丈夫なのはそういうことです。ただ、後手に回ると弱いので、そこだけは注意が必要ですね」
「マリアも、なの?」
「私は……ふふっ。いつか戦場でお見せできると思いますよ。ララとは歩んできた経験というものが違いますから。それでは私は別行動をさせていただきます。そうそう……妹さんを見つけられたら、ご褒美くださいね」
マリアは片目をウインクして、再び外に出ていってしまった。
「ララ。すまないが、エアを呼んできてくれ。これからの話がしたい」
「押忍」
その返事、止めてくれないかな。まぁ、本人は至って真面目だから言うに言えないんだよな。
「お呼びでしょうか? ロラン様」
「ああ。これからのことを話したくてね。それよりもノーマンの一件を秘密にすることに協力してくれて、ありがとうね」
「滅相もありません。私はロラン様のメイドでございます。ご主人様の秘密を漏洩するなど、あってはないこと。当然のことをしたまでです」
どうやら僕は彼女を馬鹿にしていたようだ。今までメイドというものが何なのか分からなかったが、なるほど、そういうものなのか。
「分かった。ところで確認をしたいんだけど、エア達の仕事を教えてくれないか?」
「畏まりました」
エアの話は実に単純明瞭。分かりやすいの一言だな。メイドと執事は基本、屋敷の管理を任せられている。掃除や洗濯、給仕が主たる仕事となる。また、僕が遠征などする場合は、身の回りの世話をするために一人か二人が随行することになっている。最低でも一人は屋敷に残るようだ。
「人がいないと、屋敷が痛みますから」
尤もな理由だな。この屋敷もかなりきれいに使われていると思うけど、実際はかなり年季の入った建物だと思う。柱の一本一本は黒ずみ、歴史を感じる。これもメイド達がしっかりと管理してきたから、今でも普通に使えているのだろう。
スラムのガーフェの屋敷もかなりボロかったな。あれはメンテナンスをしていなかったせいなんだな。もっともスキンヘッド達がみんなで掃除とかしていたら、なんか笑えちゃうけど。
「ありがとう。引き続き、仕事を頼む。それとノーマンの様子はどうだ? あれから変化はあったか?」
「特には。仕事をしっかりとこなしておりますよ。どうしますか? 私とニーチェで見張りをしましょうか?」
まぁ、ノーマンには首謀者の意図した行動を取り続けるように言ったのは僕だしな。今、監視をつけても意味があるとは思えない。むしろ、自由にさせておいたほうがいいだろう。
「いや、いらない。普通に仕事をやれせてやってくれ。それと君たちにこれをあげるよ。是非、つけてほしい」
金のブレスレットをエアに手渡した。マリアたちに渡したものと全く同じものだ。
「これは?」
「うん。僕の身の回りの世話をしてくれるんだから、身につけてほしいんだ。マリアたちも付けていたのを見ただろ? 僕の信頼の証みたいなものだよ」
「しかし、我々は信頼を与えるほどの仕事をしているとは思えません。ノーマンなんかはロラン様に手を加えようとしたくらいですし……」
「僕はまず信頼をする。甘いと思うかも知れないけど、今までそれで上手くいってきたし、これからもなんとかなると思うんだ。それとも物を貰うのは不服かい? もし、要らなければ売るといいよ。一応、金で出来ているからね」
「そんな……ご主人様から受け取ったものを売るなど……ありがたく受け取らせていただきます。そして、ご主人様の信頼に応えるようにメイド一同、心よりお仕えいたします」
どうやら受け取ってくれるようだ。人に物をあげるってことが行為はどうも苦手だ。師匠なら何も言わずに受け取ってくれるけど、他の人は理由が必要だからね。エアはじっと金のブレスレットを見つめていた。
「ご主人様って、変わっておられますね」
あれ? なにか変なことをしちゃったかな? それとも変顔でもしてた?
「なんというか貴族らしくないと言うか……いいえ。ご主人様こそ……本物の貴族というものかも知れませんね。私はそんなご主人様にお仕えできたことは幸運だったのかも知れません」
「僕こそ、まだ何もしていないからね。エアの期待には添えないかも知れないよ。でも、エア達の協力は不可欠なんだ。色々と教えてくれると助かるよ」
「私で出来ることでしたら。なんでしたら、夜の……」
エアが恥ずかしそうにモジモジしているが、夜? 何のことだろう? まさか、この地域には夜に何かする事でもあるのかな? その辺りも知っておかないといけないかな……
「今は何でも知りたい。エアが夜の事を教えてくれるの?」
「えっ⁉ いや、私も経験がなくて……でも、ご主人様がおっしゃるのであれば……いえ!! やっぱり、私も勉強してから出直します。不甲斐ない私をご主人様に見せるわけには。それにご主人様にはマリア様がおられますから、足りていると思うんですけど」
マリア? なんで、急にマリアのことが? まさか……なるほど、何となく分かってきたぞ。さすがは魔法で有名なシャンドル領だな。おそらく、魔法の稽古か何かなんだろうな。しかし、そうなると気になってくるな。
「マリアは多分、詳しくはないと思うぞ。だからエアだけが頼りだ。是非、勉強をしてきて、僕に教えて欲しい」
エアは真っ赤な顔をしながら、小さく頷いた。
「そのときになったら、お教えいたします。それにしても……ご主人様って、その歳で随分とその……お盛んなんですね」
当たり前だ。魔法は僕にとって重要なものだ。それが上達するためだったら、どんな知識でも欲しい。それが新たな魔法へと飛躍するかも知れないんだ。
「当たり前だろ。僕はそれで世界で一番になるんだ。せっかくシャンドル家として生まれたんだから、それくらい目指してもいいだろ?」
「世界一……まぁ、たしかにシャンドル家の男子はお盛んと聞いたことがありますが……どうやら私が見くびっていたようです。私もその一端にお加えされるように、精進させてもらいます」
ん? ああ、エアも魔法が使えるのか。メイドでも使えるとは、シャンドル領は本当に凄いところなんだな。
「もうすでに一端に入っていると思うけど。まぁ、実際にやってみないとダメだよね。その時を楽しみにしているよ。エアの実力も見てみたいしね」
「が、頑張らせてもらいます!!」
いい話が聞けたな。夜の秘密の魔法特訓……教えてもらえる日が楽しみだな。
エアと話していると、ニーチェが静かな佇まいで来客を告げてきた。
「ロラン様。当主様より集まるようにと使者が参っております」
ついに来たか。僕以外の後継者候補と会う時が。
「すぐに行くと伝えてくれ。エア、すまないが服を用意してくれ。ニッジとララも着替えを」
「畏まりました」
着替えはエアとニーチェの二人がすべてやってしまった。僕は立っているだけ。最初は抵抗したんだよ? でも、エアが「これはメイドの仕事ですから」と譲る気を一切見せなかった。それにニーチェも「ロラン様は本当にきれいなお顔をしていますね」と着替えとは関係ないことをずっと呟いていた。
スラムから持ってきた服と下着をすべて剥ぎ取られて、シャンドル家が用意した服に身を包んだ。上質な服だな……とてもスラムでは着ることの出来ない服だろうな。それにしても寸法がぴったりなのが気になる。いつ、測られたんだ?
「これは魔法糸という特殊な糸で作られた服なんですよ。ですから、どんなサイズでも魔法で調整されるんです」
衝撃的だった。そんな服が存在するとは……やっぱり僕の知らないことがこの世界には満ちているようだ。なんだか、すごく楽しくなってきたな。きっと、これから先も色々な発見が出来るんだろうな。
0
あなたにおすすめの小説
侯爵家の愛されない娘でしたが、前世の記憶を思い出したらお父様がバリ好みのイケメン過ぎて毎日が楽しくなりました
下菊みこと
ファンタジー
前世の記憶を思い出したらなにもかも上手くいったお話。
ご都合主義のSS。
お父様、キャラチェンジが激しくないですか。
小説家になろう様でも投稿しています。
突然ですが長編化します!ごめんなさい!ぜひ見てください!
辺境貴族ののんびり三男は魔道具作って自由に暮らします
雪月夜狐
ファンタジー
書籍化決定しました!
(書籍化にあわせて、タイトルが変更になりました。旧題は『辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~』です)
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
大根令嬢の雑学無双、王弟殿下を添えて。~ 前世を思い出したので、許婚をほったらかして人助けしまくります!!
古森真朝
恋愛
気弱な伯爵令嬢のカレンは、自分勝手な婚約者レナートに振り回されていた。耐え続けていたある日、舞踏会で何者かに突き飛ばされ、階段から落ちてしまう。
その傷が元で儚く……なるかと思いきや。衝撃で前世を思い出したカレンは一転、かの『ド根性大根』みたいな超・ポジティブ人間になっていた。
『モラハラ婚約者の思惑なんぞ知るか!! 今度こそ好きなことやって、目いっぱい幸せに長生きするんだから!!!』
昔ひたすら読書に耽って身に着けた『雑学』を武器に、うっかり採れ過ぎた作物や、開墾しようとすると不幸に見舞われる土地、不治の病にかかった王族、等々の問題をどんどん解決。
領地の内外で心強い友人が出来たり、いつの間にかものすごく有名になっていたり、何かと協力してくれる王弟ヴィクトルから好意を寄せられたり(注:気付いてない)する中、温かい家族と共に仕事に励んでいく。
一方、前世から因縁のある人々もまた、こちらに転生していて――
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
3点スキルと食事転生。食いしん坊の幸福無双。〜メシ作るために、貰ったスキル、完全に戦闘狂向き〜
幸運寺大大吉丸◎ 書籍発売中
ファンタジー
伯爵家の当主と側室の子であるリアムは転生者である。
転生した時に、目立たないから大丈夫と貰ったスキルが、転生して直後、ひょんなことから1番知られてはいけない人にバレてしまう。
- 週間最高ランキング:総合297位
- ゲス要素があります。
- この話はフィクションです。
疲れきった退職前女教師がある日突然、異世界のどうしようもない貴族令嬢に転生。こっちの世界でも子供たちの幸せは第一優先です!
ミミリン
恋愛
小学校教師として長年勤めた独身の皐月(さつき)。
退職間近で突然異世界に転生してしまった。転生先では醜いどうしようもない貴族令嬢リリア・アルバになっていた!
私を陥れようとする兄から逃れ、
不器用な大人たちに助けられ、少しずつ現世とのギャップを埋め合わせる。
逃れた先で出会った訳ありの美青年は何かとからかってくるけど、気がついたら成長して私を支えてくれる大切な男性になっていた。こ、これは恋?
異世界で繰り広げられるそれぞれの奮闘ストーリー。
この世界で新たに自分の人生を切り開けるか!?
悪役令嬢に転生したので、ゲームを無視して自由に生きる。私にしか使えない植物を操る魔法で、食べ物の心配は無いのでスローライフを満喫します。
向原 行人
ファンタジー
死にかけた拍子に前世の記憶が蘇り……どハマりしていた恋愛ゲーム『ときめきメイト』の世界に居ると気付く。
それだけならまだしも、私の名前がルーシーって、思いっきり悪役令嬢じゃない!
しかもルーシーは魔法学園卒業後に、誰とも結ばれる事なく、辺境に飛ばされて孤独な上に苦労する事が分かっている。
……あ、だったら、辺境に飛ばされた後、苦労せずに生きていけるスキルを学園に居る内に習得しておけば良いじゃない。
魔法学園で起こる恋愛イベントを全て無視して、生きていく為のスキルを習得して……と思ったら、いきなりゲームに無かった魔法が使えるようになってしまった。
木から木へと瞬間移動出来るようになったので、学園に通いながら、辺境に飛ばされた後のスローライフの練習をしていたんだけど……自由なスローライフが楽し過ぎるっ!
※第○話:主人公視点
挿話○:タイトルに書かれたキャラの視点
となります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる