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第2話:反転ロボット【短編】
パピー
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ポポは、長い首を揺らせながら、やって来る。とびきりの美人もいっしょだ。ロビンとノア、そしてアンジェラは、服や帽子の雪をはらって、三人そろってあいさつをした。
「「「ポポさん、お久しぶりです」」」
ポポは、「来てくれてありがとう」と、メガネの奥の細い目をいっそう細めて「私の新しい友達を紹介します。パピーです」
アンジェラが、パピーに「こんにちは」とあいさつしたので、ロビンとノアも、ペコリと頭を下げた。
完璧に美しいパピーは、とてもしとやかにおじぎをすると、長いまつ毛をパチパチさせながら「はじめまして。パピーと申します」そして「私は、ポポの友達では、ありません。正確に言えば、友達以上です」と言い足した。
ポポは、パピーの言葉にほほを赤らめながら、「さぁー、会場にご案内しましょう」
ロビンとノアもあとをついて歩き出す。
「にいちゃん、友達以上って、なに?」
「知らねぇ……」とロビンはひそひそ声で「ひょっとして、親戚かも……」
ノアが、「親戚?なわけないじゃん。だって、あの二人、ぜんぜん似てない」
「だよなぁー。よくわかんないけど、親しい間柄だよ。いいな、あんなきれいな人と知り合いで」
ノアが、前を歩いているポポに追いついて聞いた。
「ポポさん、友達以上 って何?」
「えーと……」
ポポは困ったように考え込んで、隣にいるパピーと顔を見合わせる。
パピーは、はにかんで
「どんなお友達より、ポポが好きなのよ」とノアにささやいた。
ホテルの玄関に入ると、すぐにイベント会場の受付になっていた。ちょうど、車イスに乗ったおじいさんが、受付を済ませた所だった。おじいさんの乗った車イスを押しているのは、身長が150センチぐらいの人型ロボットだ。ヒューマンロボットだけれど、体のラインは、直線的でひと目でロボットだとわかる古い型をしている。
ロボット犬の親子を連れた太ったおばさんがやって来た。大きな親犬と可愛い子犬は、おそろいの茶色の毛並み。目は、ぱっちりしているけれど、まばたきはしない。目を見なければ、本物とそっくりで、とっても可愛らしい。
ロボット好きのノアは、犬の親子に見とれてしまう。親犬は、子犬の体を優しく毛づくろいしていて、子犬は気持ちよさそうに クーン、クーン と甘えた声を出している。
ポポが「キッズコーナーに行ってみよう」と言った時だった。
キャン キャン キャン
子犬が泣き叫んだ。みると、しっぽがちぎれている。おどろいたことに、親犬が、子犬のちぎれたしっぽをくわえていた。そして、親犬はバリバリと音を立ててしっぽを食べてしまった。
車椅子を押していた人型ロボットが、いきなり車椅子をけとばした。椅子がものすごい勢いですっ飛んでいった。そして、壁に激突。ロビンは急いで車イスに走り寄った。
「大丈夫ですか?」
ロビンがおじいさんに聞く。
「ああーーびっくりした。腕をぶつけたけど、大丈夫だ。
ありがとう。
介護ロボットのやつ、いったいどうしたんだろう」
「「「ポポさん、お久しぶりです」」」
ポポは、「来てくれてありがとう」と、メガネの奥の細い目をいっそう細めて「私の新しい友達を紹介します。パピーです」
アンジェラが、パピーに「こんにちは」とあいさつしたので、ロビンとノアも、ペコリと頭を下げた。
完璧に美しいパピーは、とてもしとやかにおじぎをすると、長いまつ毛をパチパチさせながら「はじめまして。パピーと申します」そして「私は、ポポの友達では、ありません。正確に言えば、友達以上です」と言い足した。
ポポは、パピーの言葉にほほを赤らめながら、「さぁー、会場にご案内しましょう」
ロビンとノアもあとをついて歩き出す。
「にいちゃん、友達以上って、なに?」
「知らねぇ……」とロビンはひそひそ声で「ひょっとして、親戚かも……」
ノアが、「親戚?なわけないじゃん。だって、あの二人、ぜんぜん似てない」
「だよなぁー。よくわかんないけど、親しい間柄だよ。いいな、あんなきれいな人と知り合いで」
ノアが、前を歩いているポポに追いついて聞いた。
「ポポさん、友達以上 って何?」
「えーと……」
ポポは困ったように考え込んで、隣にいるパピーと顔を見合わせる。
パピーは、はにかんで
「どんなお友達より、ポポが好きなのよ」とノアにささやいた。
ホテルの玄関に入ると、すぐにイベント会場の受付になっていた。ちょうど、車イスに乗ったおじいさんが、受付を済ませた所だった。おじいさんの乗った車イスを押しているのは、身長が150センチぐらいの人型ロボットだ。ヒューマンロボットだけれど、体のラインは、直線的でひと目でロボットだとわかる古い型をしている。
ロボット犬の親子を連れた太ったおばさんがやって来た。大きな親犬と可愛い子犬は、おそろいの茶色の毛並み。目は、ぱっちりしているけれど、まばたきはしない。目を見なければ、本物とそっくりで、とっても可愛らしい。
ロボット好きのノアは、犬の親子に見とれてしまう。親犬は、子犬の体を優しく毛づくろいしていて、子犬は気持ちよさそうに クーン、クーン と甘えた声を出している。
ポポが「キッズコーナーに行ってみよう」と言った時だった。
キャン キャン キャン
子犬が泣き叫んだ。みると、しっぽがちぎれている。おどろいたことに、親犬が、子犬のちぎれたしっぽをくわえていた。そして、親犬はバリバリと音を立ててしっぽを食べてしまった。
車椅子を押していた人型ロボットが、いきなり車椅子をけとばした。椅子がものすごい勢いですっ飛んでいった。そして、壁に激突。ロビンは急いで車イスに走り寄った。
「大丈夫ですか?」
ロビンがおじいさんに聞く。
「ああーーびっくりした。腕をぶつけたけど、大丈夫だ。
ありがとう。
介護ロボットのやつ、いったいどうしたんだろう」
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