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第一部
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「おーい、誰か残ってるか?」
物品管理室の入口から呼びかけられ、奥の作業台で書類を仕分けしていたテオドアとゾイド准尉は同時に顔を上げた。
「俺、ちょっと行ってきます」
「ああ頼む」
入口にはクリフトン中尉が苦笑いして立っていた。すでに四十過ぎだというが、引き締まった体に鋭い目付きは若々しく、下の者の面倒見もいい頼りがいのある上官の一人だ。
しかし意外にも不注意なところがあり、よくペンやらインクやらを失くしてしまうそうで、この物品管理室の常連でもあった。
「やあ、仕事中に呼び立ててすまない」
「今日は何をご入用ですか」
「えーと、ペンを1ダースにメモ帳を一束、それにファイルを五つほどくれるか」
テオドアは言われた文具を、倉庫の方々の棚を回ってかき集めると、近くにあった小振りの空き箱に入れてクリフトンの元へ戻る。
「秘書の方に頼んだりしないんですか」
「いやあ、こう度々だとロニーに悪くてね……怒られてしまう」
そう言って肩をすくめる上官は、どちらかというと怒られるのが嫌でこっそり夜を狙ってやってきたのだろう。テオドアが知っているだけで、すでに三度目になるから、相当ここには通っているはずだ。
「ところで、まだ帰らないのか。もう二十時を過ぎているぞ」
「あとはリストと帳簿の付け合わせをするだけです。それにゾイド准尉にもお手伝いいただいてるので、それほどかからないはずです」
「そうか。あまり無理するなよ? でも残っていてくれて助かった。今度昼飯でもおごらせてくれ」
クリフトンが礼を口にしながら去っていくと、テオドアは小さく欠伸をして首を回した。たしかに疲労は溜まっているが、いろいろ作業をしていると学ぶことも多い。また知り合いも、少しずつだが増えてきて何かと心強い。特に仕事仲間のゾイドは世話焼きな上、業務で一緒になることも多く、今ではすっかり打ち解けていた。
「やっぱクリフトン中尉でしたよ」
「またかー、ロニー君も大変だよな」
ゾイドは笑いながらリストの束をまとめ、机の上でトントンと端を揃えている。あとはこの物品リストと帳簿を付け合わせるのだが、一番面倒なリストの仕分けを終えたため幾分気が楽だ。
「ところで、本当に一人で大丈夫か?」
「ええ。小一時間で終わります、楽勝ですよ」
今日はゾイドの三歳になる愛娘の誕生日だそうで、夕食には間に合わないがせめてケーキを一緒に食べるのだと言う。
「すまないな、途中で押し付ける形になって……」
「いえ、娘さん待ってますから、早く帰ってあげてください」
テオドアは、快く倉庫からゾイドを送り出した。もっと早く教えてくれたら、リストの仕分けも一人でやったのにと思う。だが仕分け作業の大半が終わったところで切り出したのは、テオドアに気を遣わせない為だろう。
どんなに疲れていても、周囲の人間に恵まれていると、それほど辛さは感じない。睡眠不足は休日にまとめて寝ればなんとかなる。そう信じて、近ごろ慢性化している頭痛を無視することにした。
思ったより早めに作業を終えたテオドアは、帰り支度をするため一旦プラント准尉の執務室へ戻った。
プラントはすでに帰ったらしく、彼の執務机には未処理の書類の束がいくつか放置されている。機密性はそれほど高くはないとはいえ、不用心なことこの上ない。片づけてから帰ろうと、束のひとつを手に取って愕然とした。
(なんだよ、これ……明日が期日の書類ばっかじゃねーか)
上官の仕事が滞りなく回るよう、常日頃から気をつけてチェックしているものの、たまに机の引き出しにしまい込まれて分からないときがある。補佐官とはいえ、さすがに人様の引き出しを勝手に開けることはできない。
恐らく今回も、引き出しに放りこんだまま忘れていたに違いない。大方、今日の帰り際になって偶然発見してしまい、明日の朝一でやろうとあわてて机の上に出しておいたのだろう。
(仕方ないな、急ぎのやつだけ今やっとくか)
大した量ではないと高をくくっていたが、いざ手を出してみると意外に面倒な書面で、過去の資料を引っ張り出して付け合わせをしていたら、思いの外時間がかかってしまった。せっかく帳簿作業が早めに片付いたというのに、これではいつもと変わらない時間ではないか。
どうにか書類を纏め終える頃には、予想通り日付をまたいでしまった。最後に、各書面には中尉以上のサインが必要だが、うちひとつは明日の朝一で提出しなくてはならないため、できれば今夜中になんとか欲しい。
(たぶんクリフトン中尉なら残ってるだろう)
ワーカホリックで有名なクリフトンは、執務室に寝泊まりすることも多い。テオドアは資料を片づけると、書類を手にさっそくクリフトンの執務室へ向かった。
「すいません。中尉はまだ会議中なんですよね……」
扉の前で応対してくれた秘書のロニーは、申し訳なさそうに眉尻を下げた。何でも予定では一時間前に終わるはずだったが、いつものように長引いているらしい。
「もし急ぎのご用でしたら、第三会議室ですので訪ねてみてください」
「しかし、会議の邪魔するわけには……」
「どうせ議題はとっくに話し終えて、その延長で雑談まがいの話をしてるに決まってます。あの方はすぐ思いついたアイデアを人に話したがるので。昼間なら構わないのですが、夜とかやめて欲しいんですよね。付き合わされるこちらの身にもなってもらいたいものです」
なかなか辛辣な物言いだが、ロニーとしても自分の上官が戻ってこない限り家に帰れないのだろう。どこも苦労がつきものだと、テオドアは内心苦笑を漏らす。
「では、ちょっと会議室をのぞいてきます」
「ええ、ついでに早く戻るようお伝えくださいね」
テオドアは神妙な顔で承諾すると、足早に第三会議室へと向かった。だが、いざ部屋に着いてみたら後悔する羽目に陥ってしまった。
(なんで大佐がいるんだ……)
会議室の長テーブルの端で、ロニーが言うところの打ち合わせ後の雑談だろうか。クリフトン中尉の話し相手がリンドグレーン大佐と分かると、テオドアは回れ右して戻りたい衝動に駆られる。
しかし出入り口に向かって座っていたクリフトンは、すぐに扉の隙間からうかがうテオドアに気づき、小さく笑って手招きをした。
「何だ、俺のサインが必要なのか?」
「あ、はい。ここのところに……」
クリフトンに書面を差し出すと、背を向けて座っていた大佐が肩越しに振り返った。できるだけ目を合わさないよう努めるものの、大佐から無遠慮なほどの視線を感じて落ち着かない。
大佐と会うのは、一週間ほど前に下級士官用の食堂で会った時以来だ。
あの時、結局大した話をしないまま、それぞれの執務室へ戻った。後から振り返っても、何の意図があって迎えにきたのか理解に苦しむ。
居心地の悪い空気の中、クリフトンがようやく書類に目を通し終えてサインをしてくれたときには、これでこの場から解放されると心底ホッとした。
「ほら、これでいいか」
「はい、ありがとうございました……その、お邪魔しました」
最後の言葉はクリフトンだけではなく、大佐にも向けて言ったつもりだ。そのまま急いで部屋を出ようとするものの、残念ながら大佐に呼び止められてしまう。
「テオドア、君の仕事はもう終わったのか」
「……はい」
仕方なく足を止めると、畳みかけるように告げられた。
「では、今から私の部屋に来てくれ。やってもらいたいことがある」
「は……」
「聞こえなかったか。部屋に来いといったんだ……クリフトン、今夜はこれで失礼する」
「はい、遅くまでお付き合いいただき、ありがとうございました」
クリフトンは礼を述べながら、テオドアと大佐を交互に見やる。その視線には、遅いのに本気で今から仕事を頼むのか、といった疑問が込められているようだ。
大佐は視線だけでテオドアに着いてくるよう促した。当然、テオドアに拒否権はない。
おそらく大佐の意見一つで、テオドアは昇進もすれば失脚もする。失脚なんて大層な言い方は、准尉補佐に過ぎないテオドアにはそぐわないだろうが、とにかく今のポストを失うのは想像に難くない。
(まさか……また体を要求するつもりか?)
テオドアは急に疲労感が増した気がした。寝不足で体力があまりない中、あの夜みたいに無体を強いられたら、翌日の仕事に差し障るだろう。
だがテオドアには、大佐に従う以外に選択肢は無かった。
物品管理室の入口から呼びかけられ、奥の作業台で書類を仕分けしていたテオドアとゾイド准尉は同時に顔を上げた。
「俺、ちょっと行ってきます」
「ああ頼む」
入口にはクリフトン中尉が苦笑いして立っていた。すでに四十過ぎだというが、引き締まった体に鋭い目付きは若々しく、下の者の面倒見もいい頼りがいのある上官の一人だ。
しかし意外にも不注意なところがあり、よくペンやらインクやらを失くしてしまうそうで、この物品管理室の常連でもあった。
「やあ、仕事中に呼び立ててすまない」
「今日は何をご入用ですか」
「えーと、ペンを1ダースにメモ帳を一束、それにファイルを五つほどくれるか」
テオドアは言われた文具を、倉庫の方々の棚を回ってかき集めると、近くにあった小振りの空き箱に入れてクリフトンの元へ戻る。
「秘書の方に頼んだりしないんですか」
「いやあ、こう度々だとロニーに悪くてね……怒られてしまう」
そう言って肩をすくめる上官は、どちらかというと怒られるのが嫌でこっそり夜を狙ってやってきたのだろう。テオドアが知っているだけで、すでに三度目になるから、相当ここには通っているはずだ。
「ところで、まだ帰らないのか。もう二十時を過ぎているぞ」
「あとはリストと帳簿の付け合わせをするだけです。それにゾイド准尉にもお手伝いいただいてるので、それほどかからないはずです」
「そうか。あまり無理するなよ? でも残っていてくれて助かった。今度昼飯でもおごらせてくれ」
クリフトンが礼を口にしながら去っていくと、テオドアは小さく欠伸をして首を回した。たしかに疲労は溜まっているが、いろいろ作業をしていると学ぶことも多い。また知り合いも、少しずつだが増えてきて何かと心強い。特に仕事仲間のゾイドは世話焼きな上、業務で一緒になることも多く、今ではすっかり打ち解けていた。
「やっぱクリフトン中尉でしたよ」
「またかー、ロニー君も大変だよな」
ゾイドは笑いながらリストの束をまとめ、机の上でトントンと端を揃えている。あとはこの物品リストと帳簿を付け合わせるのだが、一番面倒なリストの仕分けを終えたため幾分気が楽だ。
「ところで、本当に一人で大丈夫か?」
「ええ。小一時間で終わります、楽勝ですよ」
今日はゾイドの三歳になる愛娘の誕生日だそうで、夕食には間に合わないがせめてケーキを一緒に食べるのだと言う。
「すまないな、途中で押し付ける形になって……」
「いえ、娘さん待ってますから、早く帰ってあげてください」
テオドアは、快く倉庫からゾイドを送り出した。もっと早く教えてくれたら、リストの仕分けも一人でやったのにと思う。だが仕分け作業の大半が終わったところで切り出したのは、テオドアに気を遣わせない為だろう。
どんなに疲れていても、周囲の人間に恵まれていると、それほど辛さは感じない。睡眠不足は休日にまとめて寝ればなんとかなる。そう信じて、近ごろ慢性化している頭痛を無視することにした。
思ったより早めに作業を終えたテオドアは、帰り支度をするため一旦プラント准尉の執務室へ戻った。
プラントはすでに帰ったらしく、彼の執務机には未処理の書類の束がいくつか放置されている。機密性はそれほど高くはないとはいえ、不用心なことこの上ない。片づけてから帰ろうと、束のひとつを手に取って愕然とした。
(なんだよ、これ……明日が期日の書類ばっかじゃねーか)
上官の仕事が滞りなく回るよう、常日頃から気をつけてチェックしているものの、たまに机の引き出しにしまい込まれて分からないときがある。補佐官とはいえ、さすがに人様の引き出しを勝手に開けることはできない。
恐らく今回も、引き出しに放りこんだまま忘れていたに違いない。大方、今日の帰り際になって偶然発見してしまい、明日の朝一でやろうとあわてて机の上に出しておいたのだろう。
(仕方ないな、急ぎのやつだけ今やっとくか)
大した量ではないと高をくくっていたが、いざ手を出してみると意外に面倒な書面で、過去の資料を引っ張り出して付け合わせをしていたら、思いの外時間がかかってしまった。せっかく帳簿作業が早めに片付いたというのに、これではいつもと変わらない時間ではないか。
どうにか書類を纏め終える頃には、予想通り日付をまたいでしまった。最後に、各書面には中尉以上のサインが必要だが、うちひとつは明日の朝一で提出しなくてはならないため、できれば今夜中になんとか欲しい。
(たぶんクリフトン中尉なら残ってるだろう)
ワーカホリックで有名なクリフトンは、執務室に寝泊まりすることも多い。テオドアは資料を片づけると、書類を手にさっそくクリフトンの執務室へ向かった。
「すいません。中尉はまだ会議中なんですよね……」
扉の前で応対してくれた秘書のロニーは、申し訳なさそうに眉尻を下げた。何でも予定では一時間前に終わるはずだったが、いつものように長引いているらしい。
「もし急ぎのご用でしたら、第三会議室ですので訪ねてみてください」
「しかし、会議の邪魔するわけには……」
「どうせ議題はとっくに話し終えて、その延長で雑談まがいの話をしてるに決まってます。あの方はすぐ思いついたアイデアを人に話したがるので。昼間なら構わないのですが、夜とかやめて欲しいんですよね。付き合わされるこちらの身にもなってもらいたいものです」
なかなか辛辣な物言いだが、ロニーとしても自分の上官が戻ってこない限り家に帰れないのだろう。どこも苦労がつきものだと、テオドアは内心苦笑を漏らす。
「では、ちょっと会議室をのぞいてきます」
「ええ、ついでに早く戻るようお伝えくださいね」
テオドアは神妙な顔で承諾すると、足早に第三会議室へと向かった。だが、いざ部屋に着いてみたら後悔する羽目に陥ってしまった。
(なんで大佐がいるんだ……)
会議室の長テーブルの端で、ロニーが言うところの打ち合わせ後の雑談だろうか。クリフトン中尉の話し相手がリンドグレーン大佐と分かると、テオドアは回れ右して戻りたい衝動に駆られる。
しかし出入り口に向かって座っていたクリフトンは、すぐに扉の隙間からうかがうテオドアに気づき、小さく笑って手招きをした。
「何だ、俺のサインが必要なのか?」
「あ、はい。ここのところに……」
クリフトンに書面を差し出すと、背を向けて座っていた大佐が肩越しに振り返った。できるだけ目を合わさないよう努めるものの、大佐から無遠慮なほどの視線を感じて落ち着かない。
大佐と会うのは、一週間ほど前に下級士官用の食堂で会った時以来だ。
あの時、結局大した話をしないまま、それぞれの執務室へ戻った。後から振り返っても、何の意図があって迎えにきたのか理解に苦しむ。
居心地の悪い空気の中、クリフトンがようやく書類に目を通し終えてサインをしてくれたときには、これでこの場から解放されると心底ホッとした。
「ほら、これでいいか」
「はい、ありがとうございました……その、お邪魔しました」
最後の言葉はクリフトンだけではなく、大佐にも向けて言ったつもりだ。そのまま急いで部屋を出ようとするものの、残念ながら大佐に呼び止められてしまう。
「テオドア、君の仕事はもう終わったのか」
「……はい」
仕方なく足を止めると、畳みかけるように告げられた。
「では、今から私の部屋に来てくれ。やってもらいたいことがある」
「は……」
「聞こえなかったか。部屋に来いといったんだ……クリフトン、今夜はこれで失礼する」
「はい、遅くまでお付き合いいただき、ありがとうございました」
クリフトンは礼を述べながら、テオドアと大佐を交互に見やる。その視線には、遅いのに本気で今から仕事を頼むのか、といった疑問が込められているようだ。
大佐は視線だけでテオドアに着いてくるよう促した。当然、テオドアに拒否権はない。
おそらく大佐の意見一つで、テオドアは昇進もすれば失脚もする。失脚なんて大層な言い方は、准尉補佐に過ぎないテオドアにはそぐわないだろうが、とにかく今のポストを失うのは想像に難くない。
(まさか……また体を要求するつもりか?)
テオドアは急に疲労感が増した気がした。寝不足で体力があまりない中、あの夜みたいに無体を強いられたら、翌日の仕事に差し障るだろう。
だがテオドアには、大佐に従う以外に選択肢は無かった。
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